2015/03/21 - 2015/03/28
34位(同エリア3278件中)
RTW2015さん
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- クチコミ3件
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【はじめに】
「一筆書き」という旅のコンセプト上、長くなりますが一度に掲載させていただきます。スマートフォンでページが多く読みに難い部分もありますが何卒ご容赦ください。また複数の地域を回っているため興味を持たれたエリアの内容ではないことをお詫びします。
【タダ飯とは?】
「世界一周タダ飯の旅」と聞いて、皆さんは何を想像されるだろうか。もちろん無銭飲食ではない。ここでの「タダ飯」とは「オールインクルーシブ=料金に含まれる」という意味で使わせていただく。飛行機やラウンジ、そしてホテルのビュッフェなどの食事を最大限楽しみながら旅をする。
決してかっこいい旅ではなく、どちらかと言えば少しセコいかなと思われるだろう。でも、一度、試してみたかった。
以下は、筆者が家族や周囲の冷ややかな視線も顧みず決行した、旅行会社風に例えるなら「ファーストクラスで回る!7日間世界一周の旅!全行程食事付き」的な旅行記である。残念ながらグルメではないので食事に関する詳しい事は書けないが、食べた食事をカメラに収めたのでそれをご覧いただき推測して欲しい。
最終的には24回の食事で会計したのはわずか2回。食事代として使った金額は日本円で約8000円となった。「タダ飯」の目的はほぼ達成できただろう。
【行程のテーマ】
今回の旅で最大の目的は、世界最大の旅客機エアバスA380の4社(マレーシア航空、カタール航空、カンタス航空、ブリティッシュエアウエイズ)の乗り比べと、最新鋭旅客機エアバスA350XWBの初搭乗である。そして1週間の休みとチケットの制約がある中、出来るだけ多くの楽しみを盛り込みたいと9カ国、13の空港を経由して12回搭乗する旅のルートを選択した。
ストップオーバー=途中降機の2回はそれぞれ、ドバイとサンフランシスコを選んだ。
全日程7日(約170時間)のほぼ半分にあたる88時間がフライトタイム。空港の外に出たのは約55時間(約2日+α)であった。残りは機内泊である。
トムハンクスの映画「ターミナル」とまではいかないが、全行程の2/3以上を機内と空港で過ごしたことになる。
【ルート】
1日目(2フライト)
成田(NRT)→ジャカルタ(CGK) 日本航空(JL)
ジャカルタ(CGK)→クアラルンプール(KUL) マレーシア航空(MH)
2日目(2フライト)
クアラルンプール(KUL)→パリ(CDG) マレーシア航空(MH)
パリ(CDG)→ドーハ(DOH) カタール航空(QR)
3日目(3フライト)
ドーハ(DOH)→フランクフルト(FRA) カタール航空(QR)※ビジネスクラス
フランクフルト(FRA)→ドーハ(DOH) カタール航空(QR)※ビジネスクラス
ドーハ(DOH)→ドバイ(DXB) エミレーツ航空(EK)※エコノミークラス別手配
(ドバイ泊)
4日目(ドバイ滞在)
5日目(3フライト)
ドバイ(DXB)→ロンドン(LHR) カンタス航空(QF)
ロンドン(LHR)→ロサンゼルス(LAX) ブリティッシュエアウエイズ(BA)
ロサンゼルス(LAX)→サンフランシスコ(SFO) アメリカン航空(AA)
(サンフランシスコ泊)
6日目(サンフランシスコ滞在)
7日目(2フライト)
サンフランシスコ(SFO)→香港(HKG) キャセイパシフィック航空(CX)
香港(HKG)→羽田(HND) キャセイパシフィック航空(CX)
合計のフライト数は12回(ファーストクラス8回、ビジネスクラス3回、エコノミークラス1回)、利用した航空会社は7社となった。
【旅のきっかけ】
この旅は、今年の正月休みに2014年に発行された雑誌「航空旅行 vol.10中東のエアラインと vol.12 エアバスA380の旅」(イカロス出版)に触発されたものである。15年ほど前にスターアライアンス世界一周航空券を利用したビジネスクラスで旅をした経験はあったが、この2冊の特集を読んで再び違うアプローチで空の旅を楽しみたい気持ちが湧き起こった。
これらの本を創ってくれた、編集者、ライター、カメラマンの皆さんに心から感謝を申し上げたい。
決して人に勧められる旅では無いかもしれないが、ちょっとだけクレイジーな旅の話を、少しの間楽しんでいただければ幸いである。
またこの旅は、決して実現不可能な旅でもない。船旅のように「飛行機をホテル代わりに利用しながら各地を巡る」といった空の旅も、工夫次第で可能かもしれないからだ。
【費用】
今回の旅にかかった費用は
①航空券をのぞく諸税・サーチャージ 122,190円
②ホテル代 63,000円(ドバイ、サンフランシスコ)
③交通費 13,500円(タクシー、メトロ、自宅~空港間など)
④市内観光 9,200円=80ドル(砂漠ツアー、SF観光バス)
⑤食事 8,000円(2回)
の約216,000円ほどであった。(航空券、お土産代などをのぞく)
文と写真 RTW2015
※トップ画面はカタール航空A380の機内ラウンジ
- 旅行の満足度
- 2.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空 ブリティッシュエアウェイズ キャセイパシフィック航空 エミレーツ航空 JAL マレーシア航空 カンタス航空 カタール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【ルート】
1日目(2フライト)
成田(NRT)→ジャカルタ(CGK) 日本航空(JL)
ジャカルタ(CGK)→クアラルンプール(KUL) マレーシア航空(MH)
2日目(2フライト)
クアラルンプール(KUL)→パリ(CDG) マレーシア航空(MH)
パリ(CDG)→ドーハ(DOH) カタール航空(QR)
3日目(3フライト)
ドーハ(DOH)→フランクフルト(FRA) カタール航空(QR)※ビジネスクラス
フランクフルト(FRA)→ドーハ(DOH) カタール航空(QR)※ビジネスクラス
ドーハ(DOH)→ドバイ(DXB) エミレーツ航空(EK)※エコノミークラス別手配
(ドバイ泊)
4日目(ドバイ滞在)
5日目(3フライト)
ドバイ(DXB)→ロンドン(LHR) カンタス航空(QF)
ロンドン(LHR)→ロサンゼルス(LAX) ブリティッシュエアウエイズ(BA)
ロサンゼルス(LAX)→サンフランシスコ(SFO) アメリカン航空(AA)
(サンフランシスコ泊)
6日目(サンフランシスコ滞在)
7日目(2フライト)
サンフランシスコ(SFO)→香港(HKG) キャセイパシフィック航空(CX)
香港(HKG)→羽田(HND) キャセイパシフィック航空(CX)
合計のフライト数は12回(ファーストクラス8回、ビジネスクラス3回、エコノミークラス1回)、利用した航空会社は7社となった。 -
旅の始まりは成田空港のJALファーストクラスラウンジから。すでに多くの人にレポートされているので詳細は割愛するが、静かで居心地も良く、これらか旅が始まるという期待感が湧いてくる。もはや義務にも近くなってきた特製カレーをいただき10分の無料ヘッドマッサージを受け、リラックスしたところで搭乗ゲートに向かう。今日からの3日間で7フライトを一気に飛ぶ。心なしか力が入ってくる。
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いよいよ最初のフライト。機材はボーイング777-300ERでJALの国際線の主力機だが、機材変更のため7月からはファーストクラスの設定がなくなってしまう。787などの新しい機材が投入されることと思うが、片道8時間の路線なのでファーストクラスの選択肢がなくなるのは少し残念だ。
【11/8追記】
と、投稿の際には6月30日で成田⇔ジャカルタ線からはファーストクラスがなくなるとのことだったのだが、11月8日時点では2016年3月26日のスケジュールまではファーストクラス(JAL SUITE)が設定されている。利用者にとってはアジア路線でのファーストクラスと個室タイプのビジネスクラス(JAL SKY SUITE 777)が選択できるのは嬉しい限りだ。 -
●フライト1 成田→ジャカルタ
(日本航空 JAL25便 ボーイング777-300ER)
現時点でJALのアジア線では最後のファーストクラス搭乗となった。そういう意味でも感慨深い。ファーストクラスの定員8席に対しこの日の乗客は2名と少し寂しいが、いよいよ8時間のフライトが始まる。 -
ウエルカムドリンクはシャンパンをチョイス。空の上ではJALのファーストクラスでしか味わえないという貴重なシャンパーニュ「SALON 2002」。あまり酒が得意ではない筆者であるが、素晴らしい香りと味だった。たった2人の乗客に切れ目のないサービスが展開されるので、グラスが空く時間はごく僅かである。
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もはやキャビアの説明は不要であろう。
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これからしばらく和食からは離れるだろう。「日本料理 龍吟」の山本征治シェフの監修によるメニューが始まる。
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椀物の蛤が美味しい
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桜の香りも食欲をそそる。
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噂のQueen of Blue deluxe(クイーン オブ ブルー デラックス)というファーストクラスのみで提供されるワインボトルに入った高級日本茶。聞いたことはあっても飲んだことはなく、人に贈ることはあっても自分が買うことは滅多にない。大きめのワイングラスに注いでくれるのだが、思わず「芳醇」という文字が頭に浮かぶ。CAさんによれば、この日の乗客2人でその便に搭載されていた3本は飲み干してしまったらしい。
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左から日本茶QUEEN OF BLUE、おいしい水、シャンパーニュSALON 2002
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早くも日本に帰りたくなってしまうくらい、美味しいコースの流れ。
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デザートが3種類なのは想定外で、もう食べられないと思いつつも食べてしまう。
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欧米のエアラインではあまり経験ないが、JALもANAも空いている時に隣の席をベッドで利用させてくれる心遣いは嬉しい。
マットレス(エアウィーブ)を敷いた寝心地も本当に素晴らしい。 -
目覚めるとやはりお腹が空く。軽食の蕎麦は薬味も美味しく2ついただいた。
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ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港。成田から8時間で南国ムード満載。
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ビジネスクラスの共同ラウンジは一昔前の雰囲気だが、シャワー設備もあり快適だ。
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ラウンジを出て、クアラルンプール行きの搭乗ゲートに向かう。美しい夕陽に思わず足が止まる。1回目のトランジットは2時間。東京との気温差は約20度の別世界だ。
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●フライト2 ジャカルタ−クアラルンプール
(マレーシア航空 MH722便 ボーイング737−800)
ジャカルタからクアラルンプールまでは約1時間半。ほとんど国内線の感覚だがビジネスとエコノミーの2クラスで食事も提供される。残念ながら満腹なので食事はパスする。 -
クアラルンプール国際空港。ジャカルタとは違った近未来的なデザインだ。
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マレーシア航空「ゴールデンラウンジ」の入口。ビジネスクラスのエリアとファーストクラスのエリアがあるが、どちらも広くて新しい。
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ファーストクラスラウンジの中は広い空間にソファがゆったりと配置されている。静かで居心地満点。
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今回の旅はホテルの滞在が2回で連泊もないので、洗濯をするタイミングがない。それで古い下着やTシャツを持って旅に出て、シャワーを浴びたり着替えたりするたびに着ていた服を捨てて荷物を徐々に軽くする。という方法をとった。1回目のシャワーはクアラルンプールのラウンジ。
ただ残念ながら、シャワールームは清掃が行き届いておらず、あまり清潔ではない。 -
成田からすでに3食ほど食べ、このあとも機内食なので、ここではサラダのみにした。
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●フライト3 クアラルンプール→パリ
(マレーシア航空 MH20便 エアバスA380)
今回の旅で最初のハイライトであるマレーシア航空のA380は、2012年に導入され現在はロンドンやパリ線などマレーシアとヨーロッパを結ぶ長距離路線に就航している。F8席、C66席、Y420席の計497席の仕様。
現在マレーシア航空でファーストクラスの設定があるのはA380のみ。苦難の続くマレーシア航空だが、この便ではフラッグシップキャリアの威信をかけて最高ランクのサービスを提供する。23時55分の出発であるが、多くの乗客が搭乗ゲートに並ぶ。この便のファーストクラスは満席。小さい子供2人をつれた家族連れもいた。
クアラルンプールからパリまでは約13時間半のフライトである。 -
扉はないがパーテーションが高く、個室のような座席。
直線的なデザインで隅々まで利用でき、使い勝手が良い。流行のデザインホテルの様な雰囲気だ。 -
シャンパンはドンペリニョン。これも説明は不要だろう。
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サテー。やはり東南アジアのエアラインには欠かせない。
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キャビア。引き続き説明不要。
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見た目は素晴らしかったが、ウエルダンの焼き加減で、レアに慣れた筆者には固すぎて完食できず残念。
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南国らしいフルーツの盛り合わせは美味しい。
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広さは申し分ないが、JAL便で提供されたマットレス(エアウィーブ)の寝心地に軍配が上がる。
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目が覚めたのでフルーツをお願いした。
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続いて出てきたフルーツとヨーグルト。見た目も良く今回の旅で一番美味しく感じたデザート。
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席の入り口にあるサインがかっこいい。
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依然、紛争地帯の上空を避けたルートを通る。この地域に平和が訪れるのはいつになるのだろう。
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早朝6時半にパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に到着。あまりにも有名だが本当にわかりにくい空港で、パリが目的地でないのならば、この空港での乗換えはできるだけ避けたいものだ。
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特にコメントはない。シャルル・ド・ゴール空港の共同ビジネスラウンジ
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●フライト4 パリ−ドーハ
(カタール航空 QR42便 エアバスA380)
A380の2機目はカタール航空(QR)。2014年10月より導入された新造機で、現在はドーハとパリ、バンコクを結ぶ路線に就航している。F8席、C48席、Y479席の計535席仕様。筆者にとっては中東エアラインの初体験だ。パリでの3時間半のトランジットの後、いよいよ初めての中東の都市、ドーハに向けて出発する。 -
かっこいいデザインだが、正直、だだっ広いだけという気がしないでもない。
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この日のファーストクラスの乗客は自分を含めて2名。
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トイレはここで生活が出来そうなくらいに広い。
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午前8時55分発なのでシャンパンを飲む気分にはなれず、お水とアラビアコーヒーを飲む。
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サービスされるシャンパーニュはKRUG。
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アラビアテイストの料理で、パイ生地と野菜の食感が素晴らしく美味しかった。
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2階席ビジネスクラスの後方にあるラウンジスペース。20人以上が集えるくらいの広さ。デザインも良く、この飛行機の中で一番好きな場所となった。いずれ長距離路線に就航するときには一段と華やかな場となるだろう。
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この日はファーストクラスとビジネスクラスを合わせても3割くらいの搭乗率だったので、新人客室乗務員のトレーニングに力を入れていた。皆フレンドリーで感じが良い。
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カタール航空A380のファーストクラスはこれからが楽しみだ。
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エンジン2基のショットは巨大機ならでは。
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この日は乗客が少なく、1階席最前部のエコノミーエリアはクローズされていた。
だれも居ない空間というのもあまり体験できない貴重な機会だ。 -
約6時間半のフライトの後、2014年5月にオープンしたばかりの、真新しいドーハ・ハマド国際空港に到着。
次のフランクフルト行きまでは約9時間あるが、カタール航空では乗り継ぎが長い場合には、無料でトランジットホテルの提供もあるとのことだ。 -
空港のマスコット、巨大なテディベアがターミナルの中央に鎮座する。
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地上の係員に誘導され着いたラウンジはイミグレーションの外。しばらくの間は気づかなかったが、何も説明がなければ、これが通常の出発客用のビジネスクラスラウンジだと思うかもしれない。シャワーなどの設備も整っている。
数時間後にはその規模の違いに驚くのだが。出発客用というよりは到着客用のラウンジの位置付けだろうか。 -
小腹が空いたので、少しだけビュッフェをつまんでみる。
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ドーハ・ハマド国際空港では乗り継ぎ客に無料で2時間半程度の市内観光ツアーを提供している。カタール航空の係員にお願いして参加させてもらった。マイクロバスに隙がないほど詰め込まれるが、ネパール出身のガイドによる丁寧な案内は無料とは思えないほどの充実感があった。
噂には聞いていたが、ガソリン1ガロン(約3.8リットル)が1ドル(US$)、ミネラルウォーター1リットルが4ドル(US$)というのは凄まじい。試しに空港でREDBULLを購入してみた。日本の自販機では210円で販売されているが、空港では日本円で460円だった。
そして市内にある標準的なアパートの家賃は月7000ドル(US$)、カタール人の最低賃金は月4000ドル(US$)とも話していた。※外国人が同じかどうかはわからない。 -
ドバイ、アブダビと共に急速な発展を続けるドーハ。昔ながらの景色と真新しいビル群がここでも混在する。
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ドーハ旧市街(スーク)の散策では、まるで夢の世界に舞い込んだような錯覚を覚える。2時間半の無料市内観光は、コンパクトながらもドーハの見所を教えてくれた。
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とにかく巨大としか形容しがたいカタール航空のビジネスラウンジ「アル・ムルジャン ビジネス ラウンジ」カタール航空のHPによれば、1万平方メートル(3000坪)以上もあるとのこと。巨大なだけでなく、デザインも洗練されていて素晴らしい空間だ。個人的には香港のキャセイラウンジや、ロサンゼルス空港新ターミナルのアライランスラウンジに並ぶ寄ってみたいラウンジになった。
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シャワールームは部屋数も多く、真新しいだけあって広くて清潔。
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このラウンジの代名詞ともいえそうな洒落たデザインのイス。
座り心地も良い。 -
これはダイニングエリアのごく一部で、反対側にも巨大なダイニングエアリアがある。
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レストランスタイルであるが、食べ過ぎなので大人しく野菜のみとする。
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●フライト4 ドーハ→フランクフルト
(カタール航空 QR69便 エアバスA350−900)
今回の旅で最大のハイライトとなった、カタール航空のドーハ/フランクフルト線。旅行した時点では世界で唯一、2015年1月に就航したばかりの最新鋭機エアバスA350XWBが就航する路線でもある。今回はこの最新鋭機に乗ることを目的に、ドーハ⇔フランクフルト間をとんぼ返りすることとした。座席はC36席、Y247席の計283席で、ほぼ満席。ビジネスクラスのシートは最新型のヘリンボーンスタイルだ。
すでに日本を発って3日近くが経過し、さらに午前2時の出発便であったため、離陸後はベッドモードにし、フランクフルトまで熟睡することとした。 -
フランクフルト国際空港(FRA)に着陸する寸前の尾翼カメラ画像。
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初めて乗ったエアバスA350XWB。雑誌の記事によればエアバス社のスタッフは、個性的な機首部分の顔つきを「怪傑ゾロ」に例えるらしい。しかし日本人の筆者にはやはり「パンダ」の方がしっくりくる。
ドーハから約7時間のフライトで朝の7時前にフランクフルトに到着した。 -
カタール航空ビジネスクラスの乗客が利用できるフランクフルト国際空港のエアカナダビジネスクラスラウンジ。ゆったりとした空間に一面が滑走路に面した窓で、飛行機好きには時間が経つのを忘れてしまうくらいずっと居たい場所だ。ここで次のフライトまで約4時間を過ごす。
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落ち着いたインテリアの仮眠コーナーも用意されている。
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ドーハからのフライトは深夜発の早朝着だったので何も食べず、ラウンジで朝食をとる。ビュッフェのメニューはハムやチーズが充実しているのがヨーロッパらしい。
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シャワールームは広くて清潔。天井から雨のように降り注いでくるお湯は、旅の疲れをしばし忘れさせる。
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●フライト5 フランクフルト→ドーハ
(カタール航空 QR70便 エアバスA350−900)
ドーハから乗ってきた機内に再び戻る。今のところこの路線でしか乗れない飛行機だと思えば、無理矢理なトンボ返りも苦にはならない(はずだ)。 -
シャンパーニュはビルカール・サルモン BRUT(BILLECART SALMON BRUT)
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A350XWBのビジネスクラスは、カタール航空の新鋭機787やA380と同じ新型ヘリンボーンシート。個室タイプ、フルフラットベッド、スタッガードタイプなど、近年ビジネスクラスの競争は激しいが、筆者の個人的意見としてはこの新型ヘリンボーンタイプが現時点のビジネスクラスのシートで一番完成度が高いと思う。
ドーハ行きのフライトもエコノミーを合わせ、9割ほどの搭乗率だった。 -
引き出し式の靴入れが前の席の下部にあるのも使いやすい。
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ビジネスクラスの最後方からみたキャビンの様子
中央座席上の荷物入れとギャレーが取り払われた広い空間は、一見して機内であるとは思えないほど。 -
窓側のシートには3個の窓があり、やや窓側に向いた座席レイアウトが更なるプライベート感を演出してくれる。
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テーブルや窓の横のスペースも大きく、物が置きやすい。
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写真では判りにくいが、エアバスA350EWBの特徴ともいえる、先端が鳥の羽のようにカーブした主翼。
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このフライトでは完食するつもりだ。
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メインはビーフをチョイス。ポテトの上に肉がのって一見ヘビーに思えるが、ジューシーで柔らかく、あっという間に胃袋に消えてしまった。
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見た目も味も良いボリュームたっぷりのデザート。
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シートをフルフラットにした状態。通路に対して斜めの配置なので、寝ていても通路を歩いてる人と視線が合いにくく、見た目以上にプライベート感が保たれる。
新型ヘリンボーンシートはこのところ、キャセイパシフィック航空、エアカナダ、エールフランス、デルタ航空、エヴァ航空などに導入が進んでいる。 -
再びドーハ・ハマド国際空港。次は約3時間半後にエミレーツでドバイまでのフライトなのだが、ここで計画が狂った。エコノミーを予約したので、プライオリティパスを利用してラウンジで過ごそうと計画していたところ、向かったラウンジ(THE ORYX LOUNGE)の受付で「プライオリティパスとの契約が終了したので利用できない」との事。アメリカンエクスプレスのプロパーカードのみ利用できるとのことだった。ワンワールド加盟のカタール航空を選択していれば、あの素晴らしいラウンジが再び利用できたのだが、と後悔することしきり。
仕方がないので適当に過ごすことにしたが、新しく設備が良いので無料のwifやi仮眠エリアなども随所にあり、思いのほか過ごしやすかった。 -
●フライト6 ドーハ→ドバイ
(エミレーツ航空 EK882便 エアバスA330-200 )
久しぶりにかなり古い飛行機に乗った印象。エミレーツといえば最新で豪華というイメージもあるが、近距離線(ドーハ=ドバイ間は1時間のフライト)では、古い機体も頑張っている。とはいってもファースト、ビジネス、エコノミーの3クラス仕様で国際線なので機内食が提供される。ただし水平飛行は20分くらいなのですぐに片付けに来る。筆者はパンを1個食べたところで食器を下げに来たので、食べきれなかったものは、翌日のおやつにするためバッグに入れて持ち帰った。
それにしても驚いたのは、シャツがズボンからはみ出したままの男性客室乗務員が、離着陸時に自分のスマホでメールに熱中していたこと。21時台のフライトでもあり、1日中働いてかなり疲れていたのかもしれないが、長距離線のエミレーツのイメージからはだいぶ印象が違う感じだった。そして安全要員であるスタッフの教育体制にも不安に感じる場面だった。 -
とにかく巨大なドバイの空港では飛行機を降りてから延々と歩かなくてならず、動く歩道はなぜか停まったまま。10分ほど歩いたのち10人くらいが並んだ入国審査に1時間近く並ばされる。そういうわけで初めてのドバイの印象は、ネガティブからのスタートだ。
-
タクシーの列に並ぶと係員に黒タクシーを案内された。
結局、普通のタクシー(25ディルハム=約800円)の3倍(80ディルハム=約2600円の料金だという。さらに事前に確認したにもかかわらず運転手が新しいホテルの場所を間違えたため、空港から約15分ほどのホテルに到着したのは、2つのホテルを彷徨った後の1時間後だった。クレームを言うと次から次に言い訳をするので、こちらは全て日本語で返すことにした。 -
日本を出発してから約3日。空の上での寝泊まりを経てやっと地上に泊まる。
ドバイのホテルは出来たばかりのハイアットリージェンシー ドバイ・クリーク&ハイツ。オープニングキャンペーンで通常レートの約半分、35000円程度で宿泊することができた。新しいホテルだけあって設備は素晴らしく足りない物はない。ただし翌日に乗ったタクシーのドライバーは一人もホテルの名前と場所を知らなかった。 -
ここまでのフライト集めたファーストクラス&ビジネスクラスのアメニティ。
お土産に持って帰ろうと思ったが、後にヒースローのセキュリティで引っかかり、全て手放してしまったので、この写真が遺影となってしまった。 -
ホテルの朝食は広く明るく、メニューも多く、ラスベガスのホテルのバフェに近い。
-
航空専門雑誌で知ったドバイモールにあるエアバスA380のシュミレーター。
料金は30分で1万円強とやや高いが、本物と同じ大きさでマニアにとってはたまらない 空いていたので新旧2つの香港、羽田、サンフランシスコなど6回程度の離着陸を体験した。日本で紹介された記事を見せたら自分のスマホで写真を撮って喜んでくれた。 -
エアバス機特有の操縦桿に相当するジョイスティックは不思議な感触。
操縦桿というよりはゲーム機の感覚に近い。
スタッフの助けで何とか滑走路手前には達したが、激しくバウンドしてしまうインシデント(重大事故)状態を何度も繰り返す。
操縦とは難しいものだ。 -
午後は中東観光における基本ともいうべき砂漠ツアー。
鷹狩りの実演、4輪駆動車(ランドクルーザー)での砂漠オフロード走行、夕食などがセットになって、6時間で360ディルハム=約11500円。参加した感想はお得なツアーだった。 -
ラクダがどこかに向かって祈っているのか、何かに悩んでいるのかは不明だ。
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夜のキャンプではベリーダンスのショーも楽しめ、アラビアンナイトのような一時のタイムスリップを味わえる。
午後の砂漠ツアーは午後4時の集合で始まり、午後10時頃にホテルに到着する。筆者は午前2時のフライトだったので、そこからタクシーで空港へと向かった。 -
24時間のストップオーバー(途中降機)の後、ロンドンに向かうため、ドバイ国際空港にエミレーツがエアバスA380専用として作ったターミナルAに向かう。チェックインをすませてエレベータを上がると、巨大なコンコースのワンフロアを使ったファーストクラス専用のラウンジがある。ラウンジ設備だけでなく、免税店などもあり、改めて出発フロアに降りることなくラウンジから搭乗口まで直行できる
今や世界の巨大エアラインとなったエミレーツ航空を利用し、世界中の旅行者がドバイを経由して目的地に移動してることをまざまざと実感させられる。 -
シャワールームは新しい施設にしてはやや狭く、深夜だからか清掃もいまひとつ。
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ダイニングエリアでは、オーダーを取りに来たスタッフに食べたいもののイメージを伝えると、的確に解釈して持ってきてくれる。
もはやダイニングエリアというレベルではなく、高級なレストランというべきレベル。 -
さあ、そろそろお会計・・・?という錯覚に陥る
いやいや、今回は「タダ飯」がコンセプトだったのを忘れるところだった・・・。 -
旅の途中の靴磨きサービスは嬉しい。本当に丁寧に磨いてくれる。
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どこかのブランドモールではなく、見渡す限りのファーストクラスラウンジの通路。この写真の5倍は広い。
-
●フライト8 ドバイ−ロンドン
(カンタス航空 QF001便 エアバスA380)
3番目のA380は、南半球に行ったことのない筆者が初めて乗るカンタス航空。ワンワールドに加盟するカンタス航空のエアバスA380にどうやって搭乗するかは、今回の一番の悩みどころでもあったところ、「カンガルーフライト」が思い浮かんだ。(カンガルールートとはオーストラリアとヨーロッパを結ぶ超長距離路線のこと)カンタスのカンガルールートはシンガポールが長く中継地点として役割を担ってきたのだが、数年前から中継地点がドバイに変わっていたのだ。そういう事情で今回、カンタスに乗ることができた。
カンタスのA380はF14席、C64席、PY35席、Y371席の計484席。午前2時の出発にもかかわらず、この日のフライトは1階にあるファーストクラスが満席。2階のビジネスクラス、後方のエコノミークラスもほぼ満席とのこと。オーストラリアとヨーロッパを繋ぐ路線の需要は依然高い。 -
ファーストクラスのシートは半個室タイプで、通常は前に向き、寝るときは斜めに向くレイアウト。
使い勝手が良いのか悪いのか興味があったが、残念ながら「使い勝手は悪い」という結論に落ち着いた
無駄になってしまうスペースも多く、このレイアウトは中途半端で残念だ。
次回のプロダクトに期待したい。
ちなみにビジネスクラスのシートはフルフラットで、こちらはシンプルだが使いやすそうだった。 -
それでもベッドにした状態は申し分ない。
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眠気もピークに達してきてうつらうつらしていると、いきなり「こんばんわ。この便の機長Petter JCroftです」とキャプテンが座席にやって来た。慌てて起きるも語学力もなく困ったと思ったが、持ち歩いていた航空旅行のA380特集記事を見せ、世界一周をしている旨を伝えサインをお願いしたところ、こころよく応じてくれた。ただし午前3時過ぎである。
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早朝のロンドンに到着したカンタスのA380。筆者が乗ったのはドバイだが、始発のシドニーからは23時間55分(丸一日)の超ロングフライトである。長旅を飛んだ機体に、お疲れ様と伝えたい。
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ヒースローではターミナル5にあるブリティッシュエアウエイズ、ファーストクラス用の「コンコルドラウンジ」を利用する 6年間に初めて来たときにはその凄さに驚いたが、今やそのレベルがスタンダードとなった 思い起こせばビジネスクラスのフルフラット化、ファーストクラスの個室化など、ブリティッシュエアウエイズは常に革新の先端にいる。
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ラウンジのシャワールームの呼び出しに遅れてついたらユニバーサルルームをアサインされた。昔、入院したときのことを思い出して、ちょっと懐かしい気分になる。
こういう設備が整っていること航空会社に求められるサービスなんだろう。 -
時間を忘れてのんびりしてると、フライトに乗り遅れそうになる。
ターミナルから最も離れた場所に搭乗するC57ゲートはあった。
ファーストラウンジからの移動には約15分程度みておいた方が良い。 -
●フライト9 ロンドン−ロサンゼルス
(ブリティッシュエア BA283便 エアバスA380)
座席はシンプルだがセンスが良く機能的で、コンパクトなオフィスというかヨーロッパ車の様だ。座席はF14席、C97席、PY55席、Y303席の計469席。ビジネスクラスが1階と1階の両方に設定されていて、PYも55席と高収益を狙う座席配置だ。
機内を1周したが、ファースト、ビジネス、エコノミーを含め満席でひとつの空席も見当たらない。 -
今回の旅では4番目かつ最後となるエアバスA380の翼。青く塗装されたエンジンカウルがBAならではのルックス。ロンドンからロサンゼルスまで11時間15分のフライトである。
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午前発のフライトではあるが、今日は飲ませていただく。
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サーモンも食べさせていただく。
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シーフードをミックスした美味しい食べ物ではなかったかと。
記憶は曖昧。 -
ヴォリュームたっぷりのサラダはメインコースでも遜色ないくらい。
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たぶん、、、美味しい肉料理だったと思う。
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アイスクリーム2個をサービスしてくれたのだが、氷の様に固まっていたので、
撮影した後に放っておいたら眠ってしまった。
目覚めた時には目の前から消えていたので、味はわからない。 -
軽食だけあって、とてもシンプル。
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座席の模様を上から撮る。
一見狭く見えるかもしれないが、肩周りに収納や物を置くスペースが充実しているので、コンパクトなオフィスのように使えて便利だ。 -
通路から見た景色もなんとなくオフィス感が漂う。
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午後2時半頃、ロサンゼルス国際空港(LAX)に到着。エールフランスのA380の横を通り過ぎる。
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アメリカン航空のラウンジ「アドミラルズクラブ」は明るくて開放的で、人が多い割には静かな印象。長時間の乗り継ぎもこれなら苦痛ではない。
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シャワールームは部屋数が多く、待ち時間も少ない。
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●フライト10 ロサンゼルス→サンフランシスコ
(アメリカン航空 AA219便 ボーイング737−800)
一般的な米国内線のファーストクラスで特筆すべき事はない。ロサンゼルスとサンフランシスコは高需要の路線だが、近年は格安航空会社も多く競争が激しい。ユナイテッドやアメリカン、デルタなどはアライランス加盟のパートナーとの間に乗換客に向けたコードシェアを拡大している。ひとつのフライトに5つくらいの便名が付いていることも多く、気をつけないと自分が乗るフライトがどれだかわからなくなってしまいそうで、十分注意が必要だ。 -
右手に1位時間ほど海岸線を見ながら北上すると、やがてサンフランシスコ国際空港(SFO)に向けて降下が始まる。
この旅で2番目の滞在地となるサンフランシスコだ。 -
【有料食その1】
この旅行で初めて財布からお金を払ったユニオンスクエアの近くにある「堂島亭」のきつねうどん。飲み物とチップを合わせてUS17ドル(約2,000円) -
ホテルはニッコーサンフランシスコ。駅からの立地も良く、スタッフも親切でここ数年はこのホテルしか選んでいないのだが、無料のレイトチェックアウトが難しいのが難点。最近のアジア線は夜〜深夜にかけての出発時間も多いので、日系ホテルとしては何らかのアイデアを考えて欲しいところ。
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ホテルニッコーサンフランシスコの朝食は魅力のひとつ。ザ・日本人の味覚を刺激してくれる。
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午後は初めての市内観光バスに乗る。一周で2時間半ほどだが、好きなところで乗り降りできるので、15〜20分おきに回ってくる別のバスに乗り換えながら、好きな場所をゆっくりと散策できる。US45ドル(約5,400円)
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ガイドの英語はかなり早口。
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ユニオンスクエアにたたずむ桜の木。
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【有料食その2】
サンフランシスコでは決して外せないGreat Eastern Restaurantの茹でたエビ。
これさえあれば筆者は満足。野菜やチャーハンも頼んで。約6000円の会計。
お腹もいっぱいになったところで、電車に乗って空港に向かう。 -
●フライト11 サンフランシスコ−香港
(キャセイパシフィック航空 CX873便 ボーイング777-300EB)
今回の旅行としては最長の飛行時間となるフライト。現在キャセイの北米就航地は9都市。全て13時間以上フライトタイムだ。驚くのはその便数でニューヨーク便だけでも1日に4便が飛んでいる。日本国内の地方都市の路線かと思うくらいの便数だ。搭乗した便も満席で、ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミー、全ての座席が埋まっていた。 -
座面は一人分としては余るくらいに広い。左側にある大型のアームレストを引き出して使うと便利。
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前方にも小さいが一人腰掛けられるスペースがあり、向かい合って食事をしたり、お茶を飲むときに重宝する。
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食事は市内で軽く済ませてきたのだが、渡されたメニューを見た途端、お腹が減ってきた。「いやいやすでに満腹だ」と思い直そうとするが、やはり食欲が湧いてきてしまう。
結局、ご飯をのぞいたコースをいただく事とした。スタートはシャンパンKRUGとキャビアから。 -
今回の旅では最後となるキャビアなので、大切に食べるつもりだったが・・・・。あっという間に食べしてしまい反省。
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医食同源の象徴のような、体に染み入るスープ。
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キャセイに乗ったら迷わず中華をチョイスしようと決めている。
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深夜に日本の上空を飛ぶという経験はなかなかない。
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真ん中より少し上に見えるのが東京と東京湾。真夜中にもかかわらず、南関東の明るさは驚きだ。
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アジアに帰って来たことを実感させてくれる、雲呑麺の美味なること。
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到着前の朝食はフルーツにした。外はまだ暗いが果物を摂ると少しずつカラダが目覚めてゆく。
もうすぐ香港、15時間近い今回最後のロングフライトが終わる。 -
キャセイパシフィック航空ラウンジ「WING」
午前5時半の空港ラウンジはまだ眠りから覚めていない。 -
ラウンジの奥にある「カバナ」と呼ばれるバスタブ付の部屋を予約して、部屋が空くまでの時間にダイニングエリアで軽食をとることにした。
ちなみにカバナのバスタブにお湯を溜めるのには約50分近くかかるので、時間に余裕が必要だ。筆者は出発時間の都合で、湯船に浸かれたのが7〜8分だったのが心残り。 -
シックなデザインのダイニングエリア。
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セルフサービスでサラダとお粥を食べる。
本日2度目の朝食なので、このくらいで丁度良い感じ。 -
●フライト12 香港→東京/羽田
(キャセイパシフィック航空 CX548便 ボーイング777-300ER)
ついに今回の旅で最後のフライトとなるキャセイパシフィック航空の羽田行きだ。キャセイのラウンジは3時間半のトランジットがあっという間に過ぎてしまうほどで、今回の旅ではドーハ国際空港と並ぶ居心地の良さだった。機材も先ほどの北米線と同じボーイング777-300ER。キャセイの長距離線機材は深夜早朝の発着便が多いので、昼間の時間帯はアジア内の路線を飛ぶことが多い。おかげでファーストクラスの設定があり、またビジネスクラスでも最新型のヘリンボーンシートを利用できる機会がある。サンフランシスコからの便と同様に満席で、デッドヘッドのCAたちはコクピット後部の天井裏にあるクルーレストの急階段を登っていった。 -
ファーストクラスの座席はやはり素晴らしく、今回の乗り比べでも群を抜く。
BAと似て少し斜めに配置された座席は肩周りのスペースが広く、足置きのオットマンは同行者と向かい合って食事ができるほどの余裕がある。またかなりの収納力がある専用のクローゼットや広いテーブル周りには、小物類、カメラ、PCなどが楽にしまえて使い勝手が良い。BAとの印象の違いは配色も大きい。
BAはヨーロッパ車のようにややシャープな印象だったが、キャセイは柔らかい色の革とテーブルトップが木目で目に優しい。窓も3つが並び実際のスペース以上に広く感じられ長距離のフライトではストレスを和らげてくれる。
そしてキャセイといえば常にエアラインランキングの上位をキープするサービスの良さ。ハード面だけでなくソフト面でのレベルの高さに、改めてアジア系エアラインの心地よさを再確認する。欧米流のフランクなサービスも悪くは無いが、ギャレーで自分たちの会話に花が咲いて頼んだことを忘れたり、人によって応対にばらつきのあることも多い。世界のエアラインランキングでもアジア系は常に上位に来るが、世界中を飛び回るビジネスマンにとって長い時間を過ごす機内でのキャセイのサービスは、彼らの疲れを癒やし、次の仕事への活力を与えてくれるものなのだろう。 -
朝なのでオレンジジュース。健康的な気分に浸る。
-
旅の最後を飾る機内食はもちろん中華。本日3度目の朝食は点心と鉄観音茶で締めくくった。
今回の旅を通しての個人的ベストエアラインは、やはりキャセイパシフィック航空。シート、ラウンジ、機上のサービス、どれをとっても最高のクオリティだった。 -
すでに駿河湾の上空にさしかかる。1週間でほぼ5日間を空の上で過ごしたが、予想以上に疲れのない旅だった。あと20分ほどで88時間以上に及んだ空の旅も終わる。
-
少しぼかしているが、この7日間で乗りまくった搭乗券。
どのフライトにも思い出がある。 -
午後1時25分、成田を発ってから7日間(約170時間)で羽田に到着。
15年ぶりの世界一周が無事に終えられた。
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この旅行記へのコメント (12)
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- TKさん 2023/01/28 12:36:24
- ファーストクラスでの世界一周旅行記、大変楽しませていただきました。
- RTW2015さん
こんにちは!
ファーストクラスでの世界一周旅行記、大変楽しませていただきました。ありがとうございます。
豪華で美味しい機内食、ゆったりした機内のシート、フライト前のラウンジでのワクワク感。夢のような旅行ですよね。
私達も、RTW2015さんと同じようにワンワールドでの世界一周体験しました。いつまでも思い出に残る素晴らしい体験でした。でも、前半と後半に分けて行ったのですけど、後半旅行を開始する前に、コロナ発生。そのため、後半のハイライトであるキャセイのファーストクラスと、香港のラウンジ体験ができませんでした。香港空港での美味しい担々麺食べたかったです。残念!しかし、今回RTW2015さんの旅行記の写真でキャセイフライト疑似体験を楽しませていただきました。ありがとうございます。
サンフランシスコの堂島庵のうどん、ニッコーサンフランシスコのお写真、懐かしかったです。シリコンバレー生活時にも、2010年に行ったスターアライアンスでの世界一周時に行ったときもお世話になったところです。
RTW2015さんの旅行記で楽しい思い出がよみがえりました。
ありがとうございます。
TK
- RTW2015さん からの返信 2023/01/28 13:28:05
- Re: ファーストクラスでの世界一周旅行記、大変楽しませていただきました。
- TKさま
コメントをいただきありがとうございます。
拙い旅行記を読んでいただきありがとうございます。
ワンワールドの世界一周はとても価値ある旅でした。国際線の運行状況ももかなり戻りつつありますので、TKさまの後半戦の旅の再開を願っております。
昨年(2022年)に旅行した際にも香港のキャセイラウンジを10時間ほど利用しましたが、空港内はほぼ閉店状態、キャセイラウンジも4つのうち3ヶ所がクローズで多くのスタッフの方が解雇されたとのことで厳しい状況でした。
少しでも多くの皆さんが利用して以前のような活気が戻ることを願うのみです。
改めてご拝読ありがとうございます。
-
- 悠久クルーザーさん 2015/06/17 20:45:05
- ワンワールド世界一周について
- ワンワールドで世界一周を計画しています。A-380の記事は非常に参考になります。星組だとサービスチャージがあるのでワンワールドで決まりかなと。
サラリーマンですので、チケットを4分割に考え、1大陸1週間で周り、ストップオーバー地点で別手配のチケットで帰国を考えています。日本3往復分のチケットが必要ですが、目下検討中です。
そこで質問なのですがサーチャージは幾らぐらいかかりましたか?
- RTW2015さん からの返信 2015/06/18 12:24:51
- RE: ワンワールド世界一周について
- コメントありがとうございます。
世界一周、4分割で各大陸に特化した旅は、それぞれ楽しそうですね。
お問い合わせの件ですが、私のチケットを確認したところ、ドーハ→ドバイ間(エミレーツ)を除いた11フライト(JALで発券)についてはサーチャージ、空港使用料・諸税、発券手数料等で122,190円でした。
サーチャージのみですと正確ではありませんが、10万〜11万円くらいかと思います。参考になりますでしょうか。
RTW2015
> ワンワールドで世界一周を計画しています。A-380の記事は非常に参考になります。星組だとサービスチャージがあるのでワンワールドで決まりかなと。
>
> サラリーマンですので、チケットを4分割に考え、1大陸1週間で周り、ストップオーバー地点で別手配のチケットで帰国を考えています。日本3往復分のチケットが必要ですが、目下検討中です。
>
> そこで質問なのですがサーチャージは幾らぐらいかかりましたか?
>
>
-
- ノムさん 2015/06/12 21:16:40
- フォロー申請していただき、ありがとうございます
- はじめまして、ノムといいます。
また、フォロー申請していただき、ありがとうございます。
ワンワールドで、一週間で世界一周されたんですね!
ファーストクラスでの世界一周、うらやましいです。
僕にとっては現状ではかなりハードルが高いので、キャビン内&ラウンジの様子etc.のフォトを覗かせていただいて、ファースト気分を堪能させていただきました。
ファーストは、シートやお食事etc.のサービスがやはり最高ですね!
いつかぜひファーストクラスで贅沢に旅してみたいです。
また旅のテーマがA380&A350の搭乗体験ということで、僕もすごく興味がありますので、じっくり拝見させていただきました。
カンタスとブリティッシュエアウェイズは、ついこの前まったく同じ路線で搭乗しましたが、方向が逆でしたので、違う路線のような気分が体験できました。
フライトスケジュールを見てみると、ブリティッシュエアウェイズは1日2便A380で運航しているんですよね。
僕が搭乗したときも、空席は見かけなかった気がしましたので、やはりLAX〜LHRは高需要路線ですね。
マレーシア航空とカタール航空にも機会があったら乗ってみたいです。
A350はドーハ〜フランクフルト線で運航されているんですね!
こちらもぜひB787とのコラボで、ハマド国際空港散策も兼ねて、近いうちに搭乗してみたいです。
7日間で12回のフライト数というのも、、飛行機好きになり始めた僕にとってはうらやましいです。
ワンワールド世界一周航空券は唯一、必要旅行日数の制限がないという点で、機会がありましたら、僕もワンワールドで1回弾丸で世界一周してみたいです。
とても参考になりました。
そして、重ねてフォロー申請していただき、ありがとうございました。
また旅行記、覗かせていただきます。
ノム
- RTW2015さん からの返信 2015/06/16 04:43:06
- RE: フォロー申請していただき、ありがとうございます
- こちらこそありがとうございます。
ノムさんの旅行記、特に飛行機系は気になるタイトルが多く、
自分以外にも、近い趣味の方がいらっしゃるのだと嬉しく思いました。
(特に旅程表を作成されるところなどは、自分と同じで笑ってしまいました)
今回はワンワールドを利用しましたが、次の機会にはまた別のテーマで挑戦してみたいと思います。
それにしても仰るとおり、最近の国際線は空席を見かけることがめっきり少なくなりしました。路線展開や機材も含め、需要と供給にたいして細かくマネジメントされているのでしょう。
その中で、経済的なチケットを手に入れながら、乗りたい飛行機、乗りたい路線、行きたい目的地に向かう。ことを考えるのも、旅の楽しみにの第一歩ですね。
ちなみにマレーシア航空はA380を売却する話が出ています。
またカタール航空A350はシンガポールにも就航し始めました。ドーハ国際空港は快適で素晴らしい空港です。一度立ち寄られることをオススメします。
ノムさんの弾丸旅行、是非とも実現して下さい。
by RTW2015
> はじめまして、ノムといいます。
>
> また、フォロー申請していただき、ありがとうございます。
>
> ワンワールドで、一週間で世界一周されたんですね!
>
> ファーストクラスでの世界一周、うらやましいです。
>
> 僕にとっては現状ではかなりハードルが高いので、キャビン内&ラウンジの様子etc.のフォトを覗かせていただいて、ファースト気分を堪能させていただきました。
>
> ファーストは、シートやお食事etc.のサービスがやはり最高ですね!
>
> いつかぜひファーストクラスで贅沢に旅してみたいです。
>
> また旅のテーマがA380&A350の搭乗体験ということで、僕もすごく興味がありますので、じっくり拝見させていただきました。
>
> カンタスとブリティッシュエアウェイズは、ついこの前まったく同じ路線で搭乗しましたが、方向が逆でしたので、違う路線のような気分が体験できました。
>
> フライトスケジュールを見てみると、ブリティッシュエアウェイズは1日2便A380で運航しているんですよね。
>
> 僕が搭乗したときも、空席は見かけなかった気がしましたので、やはりLAX〜LHRは高需要路線ですね。
>
> マレーシア航空とカタール航空にも機会があったら乗ってみたいです。
>
> A350はドーハ〜フランクフルト線で運航されているんですね!
>
> こちらもぜひB787とのコラボで、ハマド国際空港散策も兼ねて、近いうちに搭乗してみたいです。
>
> 7日間で12回のフライト数というのも、、飛行機好きになり始めた僕にとってはうらやましいです。
>
> ワンワールド世界一周航空券は唯一、必要旅行日数の制限がないという点で、機会がありましたら、僕もワンワールドで1回弾丸で世界一周してみたいです。
>
> とても参考になりました。
>
> そして、重ねてフォロー申請していただき、ありがとうございました。
>
> また旅行記、覗かせていただきます。
>
> ノム
- ノムさん からの返信 2015/06/18 15:41:46
- RE: RE: フォロー申請していただき、ありがとうございます
- ご返信、ありがとうございます。
TGのA380利用での旅行記も拝見させていただきました。
ファーストでのご利用、うらやましいです。
僕にとっては、現実的にはちょっとハードルが高いため、また搭乗気分をご堪能させていただきました。
ファーストに関しては、地道にマイルをためて、いつかアップグレードで搭乗しようかと検討中です。
飛行機旅に限りませんが、旅程表の作成はやはり一番重要な作業ですよね。
僕としましては、自分で旅程を把握する以外に、4トラを利用するようになってから、旅行記を見てくださる方にもわかりやすくできればな、と思ってつくりはじめたのがきっかけでして。
複雑な旅程になると、ただeチケットの控えや予約確認書を持っているだけでは、自分でプランをつくっておきながら、把握し切れていない部分もあったりしますので(^-^;
ちなみに、搭乗率に関してですが、この前のカンタス(LHR → DXB)とTG(BKK → NRT)ではそれほど高くありませんでしたので、ほとんどエコノミー利用の僕にとっては、シートを独占できましたので、ラッキーでした。
マレーシア航空のA380、売却ですか!
では、機会をつくって近々乗っておかないと、チャンスがなくなってしまいますね(-_-;)
それはちょっと検討しなくては。
A350はシンガポールにも就航開始したんですね!
有益な情報、ありがとうございます。
こちらは、選択肢が増えたということで、ハマド国際空港散策も組み込んで、プランをさっそく練ってみたいと思います。
飛行機の旅は、全世界を対象にすると、やはり楽しみが無限大ですね。
特に、世界一周に関しては、ルートの選択肢が無数で、プランニングも醍醐味ですね。
カンタスのLHR〜DXB間のように、この区間でこのエアラインにも乗れるんだ、という発見もまたおもしろいですよね。
RTW2015さんのオリジナルな飛行機旅の旅行記も、また拝見させていただきます。
ご返信、およびお役立ち情報、ありがとうございます。
ノム
- RTW2015さん からの返信 2015/06/19 14:49:44
- RE: RE: RE: フォロー申請していただき、ありがとうございます
- ノム様
自分は他に趣味らしい趣味もないので、ほぼこれのみです。
今回の世界一周はノムさん同様、航空旅行A380特集がきっかけでした。
しかしながらノムさんの行程表や写真のポイントなど、諸データには感服するばかりです。(私は写真を撮るのを後回しにしていつも後悔します)
今後もノムさんのチャレンジを楽しみに、また参考にさせていただきます。
よろしくお願いします。
RTW2015
> ご返信、ありがとうございます。
>
> TGのA380利用での旅行記も拝見させていただきました。
>
> ファーストでのご利用、うらやましいです。
>
> 僕にとっては、現実的にはちょっとハードルが高いため、また搭乗気分をご堪能させていただきました。
>
> ファーストに関しては、地道にマイルをためて、いつかアップグレードで搭乗しようかと検討中です。
>
> 飛行機旅に限りませんが、旅程表の作成はやはり一番重要な作業ですよね。
>
> 僕としましては、自分で旅程を把握する以外に、4トラを利用するようになってから、旅行記を見てくださる方にもわかりやすくできればな、と思ってつくりはじめたのがきっかけでして。
>
> 複雑な旅程になると、ただeチケットの控えや予約確認書を持っているだけでは、自分でプランをつくっておきながら、把握し切れていない部分もあったりしますので(^-^;
>
> ちなみに、搭乗率に関してですが、この前のカンタス(LHR → DXB)とTG(BKK → NRT)ではそれほど高くありませんでしたので、ほとんどエコノミー利用の僕にとっては、シートを独占できましたので、ラッキーでした。
>
> マレーシア航空のA380、売却ですか!
>
> では、機会をつくって近々乗っておかないと、チャンスがなくなってしまいますね(-_-;)
>
> それはちょっと検討しなくては。
>
> A350はシンガポールにも就航開始したんですね!
>
> 有益な情報、ありがとうございます。
>
> こちらは、選択肢が増えたということで、ハマド国際空港散策も組み込んで、プランをさっそく練ってみたいと思います。
>
> 飛行機の旅は、全世界を対象にすると、やはり楽しみが無限大ですね。
>
> 特に、世界一周に関しては、ルートの選択肢が無数で、プランニングも醍醐味ですね。
>
> カンタスのLHR〜DXB間のように、この区間でこのエアラインにも乗れるんだ、という発見もまたおもしろいですよね。
>
> RTW2015さんのオリジナルな飛行機旅の旅行記も、また拝見させていただきます。
>
> ご返信、およびお役立ち情報、ありがとうございます。
>
> ノム
- ノムさん からの返信 2015/06/22 15:23:20
- RE: RE: RE: RE: フォロー申請していただき、ありがとうございます
- RTW2015さま
そうでしたか。
航空旅行は、A380情報が盛りだくさんですね。
眺めているだけでも、楽しいです。
僕は、この本とgoogle mapのおかげで、今回、A380での世界一周を思いつきましたので、ホントに感謝したいと思っています。
僕の旅行記は、データの羅列ばかりで、うっとおしく感じられる部分もあるかと思いますが、ご覧いただきありがとうございます。
また弾丸トラベルにもいくつかトライしてみようと思っていますが、複数都市を短期間で訪問するとなると、それなりに体力も必要ですね(^-^;
今回、最終地点のバンコクでは、市内まで行くのがダルくなってしまいまして、結局、ちょこちょこ休憩しながら、スワンナプーム空港内で滞在を終えてしまいました。
もう少し、余裕のあるスケジュールを組まなきゃな、と実感した旅でもありました。
また何かテーマを決めて、次回の旅のプランを練ってみたいと思います。
飛行機旅の醍醐味である機内の様子やラウンジのフォトetc.に関しましては、RTW2015さんの旅行記を拝見させていただいて、フォトの撮り方をもう少し勉強しなきゃと思いましたので、また参考にさせていただきます。
RTW2015さんの旅行記もまた楽しみにしています。
ノム
-
- RTW2015さん 2015/04/20 22:24:14
- lovesatoさんへ
- コメントいただきありがとうございます。
決して豪華絢爛というほどでもないのですが、目的地・経由地のセレクトがハマれば、かなり楽しめると思います。ただし「ズバリ体力勝負」です。
-
- lovesatoさん 2015/04/20 13:39:54
- ステキですね!
- 初めまして!
旅行記拝見させていただきました^^
こういう世界一周の方法もあるのですね!
豪華絢爛!うらやましい!
私もまねしたい!
機内食も美味しそうですね!
おじゃましました、ありがとうございました★
lovesato
- RTW2015さん からの返信 2022/05/13 23:56:56
- 返信が遅れて失礼しました。
- lovesatoさま
ごめんなさい、サイトのシステムに慣れておらず、7年ほどいただいたコメントに気づいていませんでした。
平成から令和に変わってしまいましたが、御礼を込めて遅ればせながら返信させていただきます。
世界一周旅行としては単に飛ぶだけ(乗るだけ)ですので一番シンプルかと思います。
こういう楽しさを感じられる方は少ないと思いますが、私は本当に健康の秘訣でございます(笑)
豪華絢爛とはお恥ずかしい限りで、本当はタダ飯狙いのケチケチ、せこい旅行なのです。
また機会がありましたらご覧ください!
from RTW2015
> 初めまして!
> 旅行記拝見させていただきました^^
> こういう世界一周の方法もあるのですね!
> 豪華絢爛!うらやましい!
> 私もまねしたい!
> 機内食も美味しそうですね!
> おじゃましました、ありがとうございました★
>
> lovesato
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