2015/03/16 - 2015/04/07
251位(同エリア592件中)
さいたまさん
従来、日本のパスポートを持っていれば、観光目的の場合は、VISAが免除され、ベトナムへの入出国は自由でした。しかし、今年の1月1日から、30日以内に出国し、再度入国するた場合は、VISAの発給を受けなければならなくなりました。そのVISAも、種類にもよりますが16,000〜20,000円もするのです。
安価なベトナム航空を利用し、インドシナ半島内は陸路を移動して来た関係上、その影響は、とても大きいものがあります。
ベトナム航空で詳しい条件等を確認しようとしましたが、ベトナム航空も、VISA等の入出国関連については、責任を持って回答できないので、大使館に聞いて欲しいとの回答でした。
また、隣国カンボジアも、VISAの発給手数料が、約50%以上値上がりしていますし、タイでも、陸路で入出国する場合は、審査が厳しくなってきたそうです。
そこで、VISAに関する事項を確認するためベトナム大使館、カンボジア大使館やその他の情報を得るため、アセアンセンターそして日本ベトナム文化交流協会等を訪ねました。
写真は、ベトナム大使館の正門から見た大使館の玄関です。
玄関の上部にベトナムの国章が掲示されています。
また、写真の右側に、金色の大使館の標識が見えます。
ベトナム大使館は、代々木公園の西側に在り、山手通りから、西に約150m入った閑静な住宅地にあり、最寄りの駅は、小田急の代々木八幡駅です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
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ベトナムは、アセアン諸国連合の一員であるので、アセアンの旗が、ベトナム国旗とともに掲揚されています。
カンボジア大使館の紹介記事の中に述べましたように、アセアン諸国連合の加盟各国と同様、自国旗を上位に置きつつも、アセアン諸国連合の旗も掲揚しています。
写真では、青地に赤のアセアンマークが入ったアセアン旗の左側の木間越しに、赤色のベトナム国旗が見えます。 -
写真は、門柱の右側に掲げられているベトナム大使館の標識です。
標識には、ベトナム社会主義共和国との正式名称が書かれています。
標識の左下には、ベトナム語も入った受付の呼びボタンと領事部は、右側である旨の案内が矢印とともに入っています。 -
正門から、石垣に沿って右側に進むと、黒色地に領事部と書かれた標識が石垣に設置されています。
この標識のすぐ右手に、VISA発給等を担当する領事部に上がっていく階段があります。
階段を上がりきるとVISAを申請する人達や発給を受けようとする人達が多数待っていました。
写真撮影禁止との標示があるため、写真撮影はできませんでした。
ベトナム出国後30日以内に再入国する場合は、VISAが必要である旨の説明を受けました。
また、帰路、ホーチミンやハノイ空港において入国手続き等をしないで単に乗り継ぎのために空港に、一時的に立ち寄る場合は、VISAが不要であることを確認しました。 -
ベトナム大使館で貰ったVISA発給申請書です。
記入すべき項目が、日本語と英語が併記されていますので、解り易くなっています。大使館のホームページからもダウンロードすることが出来ます。
ただし、VISAが必要であるか、またどのようなVISAを取るべきなのかが解りにくい面があります。
大使館の説明文では、原則的な事項のみが記述してあり、個別の事情に当てはめるのが難しいのが実態です。またVISAの発給を受けたからといって入国が保証されるものではなく、入国審査官の判断によるところがかなりの部分を占めます。
ベトナムにおける入出国審査が厳しくなった理由は、観光VISAで入国し、その後、何回も入出国することにより観光VISAで長期滞在する等の不法もしくは法の間隙をすり抜けようとする者が数多くいるためのようです。
カンボジアでも、タイでも、そのようなものが多数いるようで、入国審査が厳しくなってきているようです。 -
写真は、霞が関の大同ビル6階に入っているベトナム航空の日本支社の入口の状況です。
大同ビルは、日比谷公園の西側に位置しており、経済産業省の西隣りのビルです。
エレベーターで6階まで上がり、エレベーターから出ると入口が確認できます。
VISA発給に関して、細部の事項について聞くために訪れました。 -
写真は、入口ドアーに掲げられた標識です。
ベトナム航空会社 日本支社の文字が確認できます。 -
入口から入りますと、正面の壁にベトナム航空のロゴマークが掲げられており、職員がカウンターで対応してくれます。
航空券の購入のほか、いろいろな情報を提供してくれます。
平成27年1月1日から、ベトナム出国後30日以内に再入国する場合は、VISAが必要になる旨の注意喚起の情報を、このカウンターで教えて貰いました。
日本からベトナムに入る安価な格安航空券を購入し、ベトナム〜カンボジア〜タイ〜ベトナムと陸路を中心に周遊する計画を立てていたため、大きな影響を受けることとなり、確実な情報を確認する必要性を感じました。 -
写真は、国際機関日本アセアンセンターの正面玄関の写真です。
各種の資料が準備され、広い会議室では、各種セミナーや会議が催されています。
参加者が多人数に及ぶ場合は、隣接する会議場を利用する場合が有ります。
場所は、新橋と浜松町の中間にあり、日比谷通りの地下鉄御成門駅のそばにあります。
ここでベトナム情報センターについて紹介を受けました。
その他、ベトナムに関するセミナーに参加し、全般的な状況について勉強を進めました。 -
写真は、国際機関日本アセアンセンターで貰ったベトナム情報センターの名刺です。所在地は、有楽町から東の方向に約15分くらい歩いた入舟町にありました。
AABという会社と同居していました。 -
写真は、ベトナム情報センターの入口の状況です。
ガラス越しにいろいろな展示物が見えます。
事務所は、中の方に有って、道路からは見ることはできません。 -
ベトナム情報センターを兼務しているというAABの職員の方から頂戴した名刺の抜粋です。
AABという会社は、ベトナムの旅行代理店スケッチの日本支社でもあるという位置づけのようです。
AAB社の旅行関係の企画部門が、ベトナム情報センターの業務を担当しているとのことでした。
ベトナム語に堪能な方に、いろいろ教えて貰いました。
特に、ベトナム統一鉄道の予約に関して懇切丁寧に教えて頂きました。 -
写真は、入口の右側に設置されていた手書きの説明標示です。
「ベトナム情報誌SKETCHをはじめ、ベトナム関連の雑誌など閲覧できます。ビジネス・旅行に関するお問い合わせは、お気軽に。」とありました。
いろいろ質問し、いろいろなことを教えて頂きました。 -
長崎ビルという別の建物の2階に、AABの開発部門が入っています。
最初、長崎ビルに行ったのですが、「ベトナム情報センターとは、別の部門です。」と言われ、親切にも、わざわざ企画部門を案内して頂きました。 -
写真は、財団法人の日本ベトナム文化交流協会という団体があり、その団体の事務所が入居している油脂工業会館の正面玄関です。
簡単な資料等が準備されていました。 -
写真は、油脂工業会館の各階入居団体等の案内板です。
財団法人日本ベトナム文化交流協会は、油脂工業会館の6階に入っていることがわかります。
キャピタルパートナーズという団体と一緒の部屋に入っていました。 -
カンボジア大使館にも行ってきました。
ベトナムから、陸路、バスでカンボジアに入国する予定ですので、値上がりしたというVISA発給手数料を確認するためとVISAの制限について聞こうと思ったからです。
カンボジア大使館は、赤坂にあります。
赤坂5丁目の赤坂小学校方向から、道なりに北に向かうと右側にカンボジア大使館があります。
壁に大きなアンコールの像が設置されていますのですぐ判ります。
周りは、閑静な住宅街ですので、アンコールの像は、とても目立っていました。 -
玄関の右の門柱には、紋章とカンボジア大使館の標識が掲げられていました。
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カンボジア大使館の右手には、大使公邸の標識の付けられた建物がありました。
構造的には、大使館と大使公邸は一体となっており、内部で区切られているようです。 -
カンボジア大使館の領事部の中に貼ってあったVISAの発給手数料の表です。
一次の観光VISAは、3,900円との記述があります。
昨年、入国した折に支払った2,000円から見ると、確かに値上がりしています。
ベトナムの旅行代理店に確認したところ、VISA発給手数料は、30US$とのことでした。
どうも、場所によって手数料の額が異なるようです。
ホーチミンからプノンペンに乗り入れているバス会社の係員に依頼すると、事務手続き代行料は、5US$との情報です。
日本国内の旅行代理店に頼むと約5,000円以上取られるようです。
昨年、ベトナムからカンボジアに入国した際には、写真も要らなかったので、随分、事情が違うのだなあとびっくりしたものでした。 -
昨年、プノンペン空港で20US$を払ったVISA発給の領収書です。
今年4月、メコン川に日本のODA援助により建設された「つばさ橋」が完成しましたので、カンボジアに入国する観光客も増加することが予想されるため、VISA発給料本体の値上げは別として、バス会社に支払う手数料の急激な値上げは、無いのではないかと期待しています。 -
インターネットでベトナム観光局を調べると、観光局の事務所が新橋に開設されたとの記事が見つかりましたので、早速行ってきました。
しかしながら、西新橋1丁目にあるはずの、その事務所は見当たりませんでした。
どうも別の場所に移ったようでした。 -
タイへの陸路による入国が厳しくなっていると聞きました。
どうも空路を経由した入出国に比し、陸路による入出国に対しては、より厳しくなってきているようです。
VISAランといってVISA免除の期間もしくは観光VISA等の期間が経過する間際に、一旦、他国に出国し、またすぐに入国する手法で長期間、タイに滞在する者が多く見られる実態を踏まえ、多用される陸路による入出国が注視されているようです。
私も、陸路で何回も、タイ、カンボジア及びベトナムの間をバスで往復しているため、気になり、有楽町のタイ王国観光庁東京事務所に確認のため行ってきました。
インターネットで言われている年間4回以上の入出国する陸路移動者が対象となっているのではないかと、質問しました。
回答は、基準が明確にされていないので良く解らないとのことでした。
確かに、厳しく審査する基準を明確にすると、それを避けるような手法が案出されるため、イタチごっこになってしまうので、明確にしないとの理由付けには理解できる一面があります。
帰国のための航空便の購入済みの証明書や第3国での宿泊ホテルへの支払証明書を提示してVISAランのための入出国ではないことを証明することしか無いと思っています。
特に、タイの場合、約3,000万人の労働人口のうち、約1割の約300万人が外国人労働者が占めています。タイ人は、単純労働に就くことは極力、避けたいと思っていますので、外国人労働者の流入はやむを得ないと考えており、後は、外国人労働者の長期にわたる在留を制限しようと躍起になっています。
従って、予定された旅行終了後は、直ちに帰国する旨の証明ができれば、歓迎される観光客として扱われると確信しています。 -
日比谷公園の南側にあるタイ王国の航空会社の日本支社です。
タイへの入出国が厳しくなっていることに関して、実態はどうか質問しました。
結論としては、あまり切実感をもって受け取っていませんでした。
タイ航空は、航空券の安売りをあまりしない比較的高価な航空運賃の会社であり、VISAランを常習的に目的とする者が利用する交通手段ではないためのようです。
私の質問する相手会社ではなかったようです。
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