【ACL2015】北京国安対浦和レッズを観に北京へ、そしてリアルな中国に触れた一人旅

2015/03/16 - 2015/03/22

先月の水原（韓国）に続いて2度目のレッズのACLのアウェー参戦です。正直中国にはPM2.5やら食の安全面やら反日やら色々ネガティブな印象がありわざわざ中国本土に足を運ぼうとは思っていなかったのですが、ACLでレッズが北京国安と対戦するのでこれは中国に行くいい機会と思ってこの際北京と万里の長城をじっくり観光してきました。

ACL等の海外アウェー参戦の場合、いつもは個人で直接スタジアム入りしてチケットは現地調達または事前に購入して行きますが、中国での試合は両国関係や警備上の都合で現地ツアー参加が義務化されているようなので今回は西鉄旅行主催のチケット付きの現地ツアーに参加しての参戦です。

実は以前北京へは飛行機の乗継で1泊ずつ計2泊したことがあるのですが、空港ホテルだったので街へ出るのはこれが初めてです。
香港や台湾には何回も行ったことがありますが、中国本土へはほぼ初めてです。中国語もほぼ全くわからない状態で行きましたが果たして北京の街で楽しめたのでしょうか？

万里の長城（前編）の旅行記はこちら↓
古北口村のホステルに滞在し、念願の万里の長城へ【前編：未修復の古北口長城エリア】
http://4travel.jp/travelogue/10995083

万里の長城（後編）の旅行記はこちら↓
古北口村のホステルに滞在し、念願の万里の長城へ【後編：長城の中の長城と言われる金山嶺長城エリアと司馬台長城エリア】
http://4travel.jp/travelogue/10995364

【旅程】★が付いているのがこの旅行記に該当するスケジュール
★3/16：JALで成田から北京へ。[Prime Hotel Beijing泊]
★3/17：ACLの試合観戦。[Prime Hotel Beijing泊]
★3/18：路線バスを乗り継いで北京→古北口へ。[The Greatwall Box House泊]
3/19：古北口長城→金山嶺長城→司馬台長城を歩く。[The Greatwall Box House泊]
★3/20：路線バスを乗り継いで古北口→北京へ。[Prime Hotel Beijing泊]
★3/21：北京を観光。[Prime Hotel Beijing泊]
★3/22：JALで北京から成田へ帰国。

【使用機材】
カメラ：Sony DSC-RX1

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 1.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の初めは成田から。
自宅から成田までのちょうどいい時間の電車をギリギリ逃し、まさかの成田空港着が出発50分前というギリギリに。
出発ターミナルでJALの地上係員を捕まえてJGCカウンターでチェックイン。
18時5分発の便なので結構混雑している時間帯でしたが、プライオリティレーンと出国の自動化ゲートですんなり制限エリアへ。ラウンジで軽くご飯を食べる余裕もありました。

乗ったJL869便が成田での混雑で北京への到着が遅れ、エアポートエクスプレスに乗った時は既に23時近く。
東直門に到着した時には地下鉄の終電が終わっていました。

ちなみに、エアポートエクスプレスのT3の駅でイーカートンを買えるか聞いてみましたがソールドアウトだと言われて買えませんでした。
運が良ければ買える日もあるのかもしれません。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

ホテルは王府井の外れにあるプライムホテルを事前予約して行きました。
東直門駅から最寄り駅の東四駅までは乗り換え含めて3駅。歩けない距離でもないですが初めての北京で夜歩く勇気が無かったのでタクシーでホテルまで行くことに。

「京B」から始まるナンバーが正規のタクシーということは調べていたので駅前のタクシー乗り場にたむろっていたタクシーに乗るとなんと先客が座っていて相席でした。

ホテルの場所をスマホの百度地図に入れていたので、そこに行ってほしいと伝えたらなんと50元とふっかけてきたのでメーターを回せと言ったら鼻で笑われ、値切ったら後部座席にいた中国人の先客に北京ではこの時間タクシーが捕まらないからしょうがないと諭されましたｗ

結局35元で交渉成立し（それでもかなり高いけど）、タクシーが走り出したらすんなりホテルまで辿りつけました。ホテルへのチェックインも英語ですんなりOKでしたが初日から疲れた。
この日は夜に結構もや（PM2.5）が掛かっていて、短時間外に居ただけなのに喉がちょっと痛かったので、明日はマスクをしようと決意しました。

ホテル自体は英語も通じるし、設備も立地も悪くありません。ベッドの寝心地も中々。400元位で泊まれる割には良いホテルだと思いました。

部屋は広めで1人で泊まるには十分です。NHKも映りました。
WiFiは無料ですが速度が遅いです。なのでビジネスユースにはきついかな。スマホのIPSecのVPN設定を使ってWiFi経由で自宅のVPNサーバーに接続をしようと試みましたが、極稀に繋がる位でほとんど繋げなかったのでGMailなんかの受信が出来ずにかなり不便でした。VPNに繋がらないのはホテル側の問題というよりは中国自体の規制の影響かも知れませんが。

中国はご存知かもしれませんが、Google系のサービスやSNS系が中国政府のグレートファイアーウォールのせいで規制されているのでAndroidのスマホは結構不便でした。後日、万里の長城の近くのホステルに泊まった時に出会ったハワイ人の旅行者もFBもインスタグラムも繋がらねーとぼやいてました。

トイレは普通のトイレです。
紙を流せるかは不明ですが、試しに流してみたら流せました。

北京の水道水は飲用不可なので、コンプリメンタリーの500mlのミネラルウォーターが2本部屋にありました。

シャワーブースの横に小さめのバスタブがありました。
お湯も安定して出るし、湯量も普通だったので良かったです。

初日は風呂に入って就寝です。
しかしまさか飛行機の遅れもあって終電を逃すとは。タクシーでホテルに行くなんて想像すらしてなかったｗ

2日目。この日はACLの北京国安と浦和レッズの試合がある日です。
試合自体は19:30キックオフですが、日本人が試合観戦するには事前に西鉄旅行の現地ツアーに申し込む必要があったので事前に申し込んで行きました。
そのツアーの集合時間が16:30なので午前中は観光する時間があります。

まずは天安門広場のエリアに行くことに。
ホテル最寄りの地下鉄駅は東四駅なので、そこまで歩いて駅でイーカートン（北京のSUICAみたいな交通カード）を入手しました。

エアポートエクスプレスの駅とは違い、駅員に英語が通じません。
イーカートンと言って100元札とパスポートを渡したら通じたみたいでしたが、いくらチャージするかまでは通じなかったので、イーカートンを無事受け取ったら60元のお釣りが来たので、20元のデポジットと20元のチャージがされていましたが、とりあえず英語表示が可能な自動券売機でもう20元チャージしておきました。

そして地下鉄を乗り継いで天安門東駅へ。

天安門東駅から天安門広場というか故宮までは徒歩5分位ですが、主に中国人観光客がうじゃうじゃいてセキュリティチェックのエリアまで長蛇の列ができていました。

セキュリティチェックを受けるまでに30分かそれ以上位並んだ気がします。
入場するには身分証明証（外国人はパスポート）を見せる必要がありました。

セキュリティチェックを抜けると「これぞ中国」という景色が迎えてくれます。

それにしても結構な人混みです。スリに狙われないように結構警戒しつつ歩きました。周りの人々を見るとリュックは前に背負って、ショルダーバッグは体の前に持ってきて歩いている人が多かったので、ショルダーバッグで来た私もそれに見習いました。

天安門広場です。
ぱっと見道路の渡り方がわからなかったので、とりあえず後日でいいやと後回しです。

それにしてもPM2.5の影響か奥の毛主席記念堂が霞んで見えます。この日は「中度汚染」レベルでした。なので日本から持参したPM2.5のマスクを着用して観光しています。

現地人はマスクをしていない人がほとんどでしたが、マスクをしている人も見かけました。これに関しては人民が公害に対して無知だったり興味がないからマスクをしないだけだと思います。

とりあえず故宮（紫禁城）へ。

故宮博物院 城・宮殿

建物のスケールがデカイです。

故宮博物院 城・宮殿

門がでかい。

故宮博物院 城・宮殿

写真を撮りつつ先へと進みます。

故宮博物院 城・宮殿

そして観光客も多い。

故宮博物院 城・宮殿

この門の手前に入場ゲートがあるので、ここまでは無料で見れます。

故宮博物院 城・宮殿

先ほどのセキュリティチェックの長蛇の列で予想外に時間がかかってしまい、じっくり故宮を見ると昼飯を食べる時間が無くなりそうなので引き返して昼飯を食べるか、最悪昼飯を抜いて故宮を見るか迷いました。

故宮博物院 城・宮殿

結論はせっかくここまで来たのと、またあの長い列には並びたくないので入場券を買って観光することに。

チケット売り場も結構な行列で買うまで15分位はかかりました。

故宮博物院 城・宮殿

無事チケットを買って中へと入ります。

故宮博物院 城・宮殿

流石に入場料40元だけあって見応えがあります。

故宮博物院 城・宮殿

もっとじっくり見たかったですが、時間もないので結構早足で見ています。

故宮博物院 城・宮殿

建物の装飾も龍の柄が入っていたりと結構細かいです。

故宮博物院 城・宮殿

こういうところは昔の中国っぽくていいですね。

故宮博物院 城・宮殿

スケールがでかいというか。流石です。

故宮博物院 城・宮殿

大和殿の辺りでやっとレッズサポを発見。
特に声はかけなかったけど、今日は勝ちましょう！という感じ。

故宮博物院 城・宮殿

時間が無かったからこの辺の解説も見てないし、オーディオガイドも借りてなかったからとりあえず見るだけ見ています。

故宮博物院 城・宮殿

この霞んだ景色は中国ならではか。

故宮博物院 城・宮殿

それにしても故宮は広いし観光客もすごく多いです。

故宮博物院 城・宮殿

じっくり見るなら数時間は必要かも。
ただやたらと広いので飽きる前に疲れそうですが。

故宮博物院 城・宮殿

奥の建物も気になりますが、あまり時間がないのでスルーします。

故宮博物院 城・宮殿

正面の建物の中をチラ見しました。
人が多すぎてじっくりは見れません。

故宮博物院 城・宮殿

龍の柄の装飾です。

故宮博物院 城・宮殿

正面は人だかりがすごいので、横から写真を撮りました。

故宮博物院 城・宮殿

それにしても故宮はどんだけ広いんだ。

故宮博物院 城・宮殿

中華はスケールが違いますな。

故宮博物院 城・宮殿

なかなか北京に観光で来ようと思うことが無かったのでいろいろなことが新鮮です。
天安門からここ故宮に至るまでの人の多さなんかは中国の人口が物凄いことを実感レベルで感じさせてくれます。

故宮博物院 城・宮殿

これだけ見たのにまだ立派な建物があるのか・・・

故宮博物院 城・宮殿

故宮はオーディオガイドを借りて後日じっくり見るのも悪くないかな。

故宮博物院 城・宮殿

事前知識はあまりない状態でこうやって実際に見てから興味を持つのも旅の醍醐味の一つかな。

北京では英語がほぼ全然通じないのと、付け焼刃的に覚えた中国語だと発音が全然違って全く通じてなかったので中国を旅するなら中国語も覚える必要がありそうです。

故宮博物院 城・宮殿

ここらへんで故宮の正面ではなく脇道に逸れてみました。

故宮博物院 城・宮殿

こういう何気ない場所もいい感じでした。

故宮博物院 城・宮殿

中国は対日感情はともかく、空気と食や水に不安があるからなあ。
腹が弱い自分的には結構勇気のいる場所です。

故宮博物院 城・宮殿

中国ではこういう感じの変わった岩が珍重されているようです。
ここ以外でも同じような岩はちょっとした観光スポット化してました。

故宮博物院 城・宮殿

今回北京とその近郊に6日間いて危ない目には会いませんでしたが、地元の人は地下鉄やバスに乗る時やこういう人混みの多い場所を歩くときは写真の女性のようにリュックを前に背負って歩いている人が多くいました。

故宮博物院 城・宮殿

奥の建物の中に入ってみます。

故宮博物院 城・宮殿

建物に入って上を見上げると中国らしい美しい装飾の天井でした。

故宮博物院 城・宮殿

変わった形の幹です。
先ほどの岩といいこの木といい、盆栽的な美しさがありますね。

故宮博物院 城・宮殿

運搬用の自転車がいい感じです。

故宮博物院 城・宮殿

やっと故宮から脱出しました。正面に見えるのは景山公園でそこから望む景色は素晴らしいと思いますが、時間的にこの日に行くことは難しいので後日行くことにします。

故宮博物院 城・宮殿

後ろを振り返ると故宮博物院の門がありました。
こちら側から入れるならこちら側から入ったほうが空いているし、何よりホテルすぐ近くのバス停から直行できるので次に来るならこっち側から入場する予定です。

故宮博物院 城・宮殿

故宮の周りはお堀で囲まれています。
この辺の作りは日本と変わらないというか、中国から日本に伝わってきたのでしょう。

お堀の角のあたりは結構良い写真スポットかもしれません。
そしてホテルまでよさ気な飲食店を探しつつ戻ってみましたが、なんということかツーリスト向けの麺の店がちょっとあるだけで美味しそうな店がなかったのでホテルまで戻ってきてしまいました。

ホテルに戻ったらちょっと休憩して、それからレッズのグッズを持参して今回参加した西鉄旅行の試合観戦の現地ツアーの集合場所のチャイナワールドホテルへと向かいます。

スマホに入れた百度地図だと58番バスで直行出来るのでバスで向かいました。

とりあえずホテルまで地下のショッピングモールを通って行きましたが、北京の割と高級なショッピングモールを歩いていると普通に洗練されていてここは中国という感じがせず、感覚的には日本と変わりません。

集合場所に近づくとレッズか旅行会社のスタッフがいて詳細な場所を教えてくれました。

集合場所に到着して受付を済ませたらちょっとだけ時間が余ったので、昼食を食べに近場のマックに行きました。
中国で初めて口にしたチーズバーガーは美味しかったですｗ
昨夜22時位に到着して、初めて飯を食べたのが翌日の16時近くでしたｗ
ちなみに私はかなり空腹には強い方だと思います。

China World Hotel, Beijing ホテル

スタジアムに入るための荷物検査はここチャイナワールドホテルのホールで行われました。
飲食物や液体類、旗などは一切持ち込み禁止で持込禁止物は預かって貰えます。
なおJリーグでの検査とは比較にならない位手荷物検査はかなり厳しかったです。女性警官にバッグの隅々まで見られるので空港での検査よりも厳しかったです。

なお、ボディチェックの類は全て女性警官が対応していました。
逆にスタジアムの警備は全員男性という感じで、ソフトな対応が期待される場所は女性、ガチに警備したいところは男性と役割分担がされているようです。

China World Hotel, Beijing ホテル

今回の旅行で非常に役に立ったイーカートンです。
SUICAみたいな使い方で地下鉄やバスに使えました。
バスは北京市内だけではなく密雲から古北口のような郊外路線の中でも普通にイーカートンが使えました。

バスだと北京は渋滞が凄いので時間がかかる時間帯もありますが、地下鉄のように乗り換えで長い距離を歩かなくて良いのがメリットでした。
スマホアプリの百度地図でバスや地下鉄込のルートが検索できたのでこの旅でバスや地下鉄をかなり活用しました。

ホテルのホールで荷物チェックが終わってしばらく経ってから観光バス5台で試合会場の北京工人体育場へと向かいます。

スタジアムに到着すると公安の方々がお出迎えしてくれましたｗ
彼らは基本的に表情一つ変えないので、彼らの横に彼らと同じように列に並んで同じポーズをして記念撮影している方々もいましたｗｗ

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

北京工人体育場に入場しました。
アウェーゴール裏エリアに売店の設備はありませんでしたが、簡易的なブースで水や甘いお茶とインスタントのバーガーを各10元で売っていました。

お茶を買った人はくっそ甘いと言っていたのでとりあえず水を10元で確保しましたが、その買った水を口に含んでみて臭みや硬度を確認すると水はちゃんとしたミネラルウォーターのようで水道水ではありませんでしたｗ

スタジアムのトイレは結構臭かったです。大の方はちゃんと扉もあって噂のニーハオトイレではなかったですｗ

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

スタジアム入りがキックオフ2時間前位だったのでまだあまり観客が入っていません。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

このスローガンが書いてある看板が邪魔で、この看板の裏にある電光掲示板が見えずに試合中に今何分かが確認出来ず不便でした。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

これが試合のチケットです。一応指定席っぽいですが誰も気にしてませんでした。
15元だと約3千円で高いです。ゴール裏で3千円だと日本よりも割高感がある。
1CNYが19.3円位のレートだと物価が安いと思ったのは交通費と一部の飯代位で後は日本とそんなに変わらないし、品質込のコスパを考えると日本の方がお得感があります。
それに、日本で着れるレベルのまともな服なんかは日本で買うより高かったりと中国人観光客が日本に押し寄せて爆買いする気持ちがよく理解出来ました。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

座席はこの写真のようにぶっちゃけ汚いです。
ドリンクホルダーはありません。また、通路に行くのも階段が1箇所しかないので不便でした。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

選手たちが練習に入ってくる前にスプリンクラーでの散水がありました。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

ひたすらキックオフ時間が来るのを待ちます。
北京はこのくらいの日が落ちる時間帯になると急激に冷え込んできます。
日中は18℃位あったのに、夜は気温が一桁になる位急激に冷え込むので気候は日本とは随分異なるようです。

もしこの時期の北京のナイトゲームを見に行くなら日中暖かくても夜は冷えるので防寒具を持って行くことを強くお勧めします。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

この電光掲示板が手前にあるスローガンの看板が邪魔で見えずに不便でした。
アウェーゴール裏以外からは電光掲示板が見えると思います。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

選手が練習のためにピッチに入ってきました。
レッズサポの人数は少ないですが、精一杯の声で出迎えます。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

北京は基本的に風がない日はPM2.5の濃度が高いので私はコールする時以外はマスク着用で喉を痛めないようにしていました。

昨年、イタリアのアオスタに滞在している際に工場が近くにあって空気が悪く、それが原因で喉を痛めて旅行中だけでなく日本に帰国してからも更に1ヶ月間位風邪というか多分気管支炎で苦しんだ事があるので、その反省を踏まえて今回空気の悪い中国に行くためにPM2.5対応のマスクを持参したりして喉のケアはしっかりしました。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

この試合もそうですが、それにしても試合前のシュート練習で枠を外しすぎ。
試合前の練習でノープレッシャーの状態でシュートを打ってるのになぜほとんど枠内に飛ばないのか。お前らプロだろちゃんとやれよと。そんなんだから点取れないんだよとぼやきたくなります。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

センターサークルにACLのロゴが被さるとああ、ACLだなーという実感が湧いてきます。

そしていつの間にかスタメン発表が始まっていました。
レッズの選手名はまさかの中国語読みでの発表で最初は全然気付かなかったｗ
何か言ってるけど誰だか分からない状態が続く超微妙な感じでスタメン発表が終わります。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

選手が入ってきました。
そろそろ試合が始まるので写真撮影は終わりにしてサポートに力が入ります。
みんなレッズを勝たせたいためにわざわざ北京まで来ています。もちろん私もそうなのでサポートに熱が入ります。少人数なのでなおさら気合も入ります。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

試合は結局2-0で負けてしまいました。
失点するまでは審判もフェアだし実力も拮抗したかなり面白い試合だったのですが、失点してからは前がかりになってミスからのカウンターで追加点を入れられて沈むという定番の負け方でした。
試合後の選手の挨拶時には自分的には拍手も出来ないけどブーイングまでは行かないという感じで静観しました。

それにしても2007年にACLを獲った時と比べると随分アジアのクラブのレベルが上がっています。アジアで勝てて当たり前という時代は終わったんだなと今年のACLで実感しました。まあ3試合で1勝も出来ないレッズやガンバ、鹿島が不甲斐なさすぎるというのもありますが、本気でACLを獲ろうという野心のあるクラブが国内に存在しないのが残念でならない。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

北京国安の観客はチャンスになるとすごく沸いて日本とは違う感じで結構新鮮でした。また、応援を仕切るサポーターグループがゴール裏とバックスタンド中央に別々にあってその状況はなんとなく昔の駒場を思い出しました。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

スタジアムに来場した北京国安の観客が全員いなくなってからバスで集合場所のチャイナワールドホテルまで戻ってツアーは解散しました。

その後、バスの隣に座っていた人とバス停まで話しながら帰りましたが、ちょうど行きに乗ってきた58番のバスが来たのでお別れしてホテルへと戻り、王府井のマックに行って夕飯を確保して風呂に入って就寝です。本当はまとものものが食べたかったのですが、店を探したエリアが悪かったのか23時近くでほとんど店が開いていませんでしたｗ

試合結果は残念ですが、自分的には中国アウェーを体感出来たり、中国のスタジアムの雰囲気を体験したりと貴重な経験が出来たので来て良かったと思いました。

北京工体 スタジアム・スポーツ観戦

3日目。
この日は曇りですがPM2.5の濃度は軽度汚染〜中度汚染とそこまで悪くありません。
ホテルの窓から見る景色も前日よりも遠くの方が見えています。

なので万里の長城に行く前に景山公園に行くことに。ホテルをチェックアウトして荷物を預けてから路線バスで行きました。

景山公園 広場・公園

景山公園の入場料は2元と安かったです。
目的は上から見る故宮の景色。それだけです。

入って正面にある階段をひたすら登ります。
このくらいでバテていては万里の長城なんて歩けないと思いつつも体は正直でゼエゼエ言ってますｗ

景山公園 広場・公園

最短距離で登ったので数分で頂上に到着しました。

景山公園 広場・公園

さてどんな景色が待っているのか楽しみです。

景山公園 広場・公園

これは中々の絶景ですね。

景山公園 広場・公園

故宮以外の方も中々の眺めです。

景山公園 広場・公園

でもやっぱり故宮側の眺めが一番見応えがありました。

景山公園 広場・公園

こうして高台から街を眺めると北京の街の大きさがよくわかります。

景山公園 広場・公園

横からも高台に上がれるようなので、横から降りてみました。

景山公園 広場・公園

下に降りるとこんな感じの公園になっています。

景山公園 広場・公園

入場ゲートです。
入場料がたったの2元なので、高台からの景色を見たいなら是非行きましょう。

景山公園 広場・公園

昼食は東四駅近くの丼ものを出すファーストフードで食べました。
こういう丼と飲み物とサラダのセットで25元位です。

評価：★★★
価格なりの味でした。セットの豆乳は美味しかったです。サラダはちょっと勇気が無かったので食べませんでしたｗ

この後ホテルに戻って荷物を受け取り、地下鉄で東直門駅へ行き、そこから密云行きの980快のバスに乗って密云へ。そこからさらに密25路のバスに乗って古北口まで行き、そこで2泊して万里の長城（古北口、金山嶺、司馬台の一部）を見てきました。

万里の長城編は別旅行記で。
万里の長城（前編）の旅行記はこちら↓
古北口村のホステルに滞在し、念願の万里の長城へ【前編：未修復の古北口長城エリア】
http://4travel.jp/travelogue/10995083

万里の長城（後編）の旅行記はこちら↓
古北口村のホステルに滞在し、念願の万里の長城へ【後編：長城の中の長城と言われる金山嶺長城エリアと司馬台長城エリア】
http://4travel.jp/travelogue/10995364

万里の長城を見た後は古北口から行きと同じバスで北京へ戻ってきました。
また2泊するホテルも2日前まで泊まっていたプライムホテル王府井に再び宿泊しました。

部屋の場所は変わっていましたが、快適性は変わっていません。
相変わらずWiFiが遅い欠点は健在です。古北口村のホステルよりネットが遅いってどんだけだよｗ

王府井の繁華街です。
LINEのキャラクターが飾られていましたが、LINEも繋がったり繋がらなかったりという感じでした。

王府井は外国人も多いですが、日本に住んでいる人にとっては特別面白い場所でもないです。

まだ北京ダックを食べていなかったので、一人でも入れる全聚徳の王府井店に行ってみました。

私は過去に香港でインターコンチネンタル香港のレストラン「ヤントーヒン」とK11というショッピングセンターに入っている「大都烤鴨」というレストランと台北でシャーウッド台北の「怡園」レストランで北京ダックを食べて美味しかったので本場北京で食べる北京ダックを楽しみにしていました。

全聚徳 (王府井店) 中華

17時過ぎ位の早い時間に行ったので客もそれほど多くなくて一人でも大丈夫でした。メニューに英語表記もあったので外国人でも安心です。

北京ダックを半羽オーダーしたので、目の前でダックを切り分けるパフォーマンスもありました。

全聚徳 (王府井店) 中華

シェフが慣れた手つきで切り分けてくれます。味がどんな感じか楽しみだ。

全聚徳 (王府井店) 中華

皿に盛りつけられた北京ダックと付け合せで頼んだネギを荷葉餅で巻いてタレをつけてから口に運びます。期待の瞬間です。香港で食べた絶品の北京ダックを超えられるのか、果たして？

評価：★
・・・油っこすぎてまずい。皮の旨味が全然伝わってこない。これ本当に老舗かよ。レストランの雰囲気は良いけど、この味はね・・・
正直全然口に合いませんでした。まさか本場で食べる北京ダックが一番まずいとは！！
会計も182元もしたし、失敗したｗｗ

うーん、油っこすぎてホテルに帰って胃薬と整腸剤を飲んでおかないと夜に吐きそうです。次に北京に来て北京ダックを食べるなら違う店で食べよう。

全聚徳 (王府井店) 中華

屋台が軒を連ねる王府井小吃街があったのでチラ見。

王府井小吃街 その他の料理

サソリなんかが売ってました。
今変なもの食べたら吐くのでスルーです。

ここの店の写真だけ撮って早々に退散。

王府井小吃街 その他の料理

王府井は北京の銀座的な所なので、日本人旅行者にしてみればそれほど引きつけられる場所ではなかったです。

翌日に王府井のショッピングモールを歩いてみましたが、日本でも売っているブランドの服なんかが日本以上の値段で売られていたりで全く購買意欲が湧きません。賢い人はそりゃ日本に爆買いしに行きますわ。

教会がちょっとした休憩スポットになっていました。
この日はホテルに戻って休みました。
流石に前日に万里の長城を20km近く歩いたので1晩経っても疲れています。

それにしても前日にホステルに泊まっているせいか、4つ星クラスのホテルに1人で滞在しましたがやはりホステルと比べると超快適だと身にしみました。
泊まったホステル自体も中国にしてはとても清潔で決して悪い設備ではないのですが、快適性はやはりホテルの勝ちです。

翌朝、ホテルからの景色です。
この日は風が強く青空が見えます。
PM2.5の濃度を確認するとなんと「良」でした。これは日本とあまり変わらない数値です。この日は土曜で絶好の観光日和です。

中国で良かった点の1つはこのコンセントの形状です。
大抵の国のコンセントがアダプター無しでも使えます。

まだ天安門広場に行っていなかったので、まずは天安門広場に行くために前門へバスで行きました。

前門付近はかなり観光客で賑わっています。

中国っぽい町並みと、日本を出てから5日目にして初めて見る青空と結構中国慣れしてきたことから普通にテンションが上がります。

北京って意外と穴場かもしれません。
日本から3時間位と近く、人気が無いから航空券も安いし見どころは中国の首都だけあって多いし。しかも日本語も英語もほぼ通じないから「旅してる感」もありますｗ

まずは昼食を食べるのに良さそうな店を探しつつ前門まで歩いてみることにしました。

この辺は飯屋は少なく、ユニクロとかそういう系の店が多かったです。

結局門の近くまで来てしまいました。

門の横にスタバがあったくらいで良さそうな店が無かったので引き返します。

戻る途中にトラムが来ました。完全に観光用です。

屋台というかほぼフードコートがあるエリアに行ってみましたが、食べたいものが無かったので引き返します。

ちょっと奥まったエリアはローカル色が強いので遠慮してまた引き返します。
この辺は羊肉の焼き肉的な店が多かったです。

そして牛肉麺のファーストフードへ入ってみました。
オーダーしたのは経典私房紅焼牛肉麺（シェフの牛肉麺的な名前だったと思う）という牛肉麺とホットの豆乳です。

評価：★★★★★
味は程よく辛くて超美味しい！
日本でこれが食べれたら通いたいレベルです。店内も清潔だし、メニューには中国語の下に英語表記もあったし、麺と豆乳で23.8元と結構安いしいやこれは本当に美味しい！

今回の旅行で食べたものの中で一番美味しかったです。

入ったのは康師博というお店です。

帰国後調べてみたら台湾系の有名な即席麺メーカーなんですね。いや本当に美味しかった。

お腹が満たされた後は前門へ行きます。ここから天安門広場へ歩いて向かいます。

空が青いといい写真が撮れる気がする。

なかなか天安門広場へたどり着けません。
地下道を通って大回りしていく必要がありそうです。

毛主席紀念堂が正面に見えます。
しかし道路はこのように柵で囲まれているため渡ることが出来ません。

地下道から行けるようなので地下道に行くとセキュリティチェックがありました。我々外国人はパスポートが必要です。

外国人は結構あっさり通れましたが、中国人は全員IDを照合して何か機械に登録していてそこそこ時間が掛かっていました。

しかしまあでかい門が2つあります。
昔は故宮のようにこの門の周りにも城壁があったのでしょうか。

毛主席紀念堂をパシャリ。

あの西洋風の建物は中国鉄道博物館です。
今回は地下鉄とエアポートエクスプレス以外は鉄道に乗っていません。

奥の方にチラッと故宮の建物が見えてきました。
更に先へと歩みを進めます。

観光客も結構います。
天安門広場が広いのでそんなに居ないように感じますが、かなりの中国人観光客がいました。

天安門広場 広場・公園

大分近づいてきました。
結構歩きます。

天安門広場 広場・公園

天安門広場はご覧の通りかなり広いです。共産圏はこういう馬鹿でかい建築物なんかが多いですね。大きさで威圧するというか威厳を示すというか。

天安門広場 広場・公園

これは「ザ・中国」というという写真が撮れました。

天安門広場 広場・公園

これもまさに「ザ・北京」という感じの1枚です。
この日は風が強いのでPM2.5の濃度も薄くてとても良い日でした。この旅行記の前半の空とは全然違いますね。

天安門広場 広場・公園

天安門広場を見た後は地下道を超えて故宮の方へ。

天安門広場 広場・公園

天安門地区はこんな感じになっています。
この日私が来たように前門から天安門広場を通って故宮を目指すのが一番良いルートだと思います。
北京2日目に私が来たように地下鉄で天安門西駅や東駅から直接入ろうとするとセキュリティチェック待ちの凄い行列に巻き込まれるのでご注意を。

天安門広場 広場・公園

それにしてもこの日は絶好の写真日和です。

天安門広場 広場・公園

故宮へ近づいてきましたが、故宮は入場料も40元するし、数日前に見たばかりなので入りませんでした。

天安門広場 広場・公園

天安門広場もよく見えました。
ここから王府井まで歩いてショッピングモールをチラ見して疲れたので一旦ホテルに戻って休憩しました。

天安門広場 広場・公園

ホテルで一休みしてから向かったのは雍和宮です。
北京最大のチベット仏教のお寺ということでとりあえず行ってみました。

雍和宮 寺院・教会

この前にお寺があります。

雍和宮 寺院・教会

しかし、16:00で入場締め切りということで入れず！！
しまったー。これは明日空港に行く前に来よう。

雍和宮 寺院・教会

せっかくなので雍和宮周辺をちょっと散策しました。成賢街という路地に入ってみます。

北京孔子廊という観光スポットですが、ここも閉まっていました。
ここで久々に日本人観光客っぽい人を見かけました。

そういえば北京ではレッズサポ以外ほとんど日本人観光客を見ていません。このご時世にわざわざ北京に観光に行くという日本人はほとんどいないようです。

孔子廟 寺院・教会

この辺りは雰囲気があって良かったです。

治安も細い道に入っていないせいか全然普通でした。
大分北京慣れしてきたので初日や2日目はややビビっていた街歩きも流石に5日目になると全然余裕です。ですが油断はしていません。

雰囲気の良かった建物は博物館でした。入らずに写真だけ撮りました。

雍和宮から景山公園に行こうと思っていて直行するバスがあるようなのでそのバス停を探します。

結構探しても見当たらないので景山公園は諦めて東四駅近くまで戻り、夕飯を食べることにしました。

夕飯は李先生の牛肉麺です。

評価：★★★
パクチーの香りが強い牛肉麺です。普通に食べられてそこそこ美味しかったです。ホットのピーナッツ豆乳も美味しかった。これで25元位でした。

この後ホテルまで歩いて帰ってこの日は終了。
翌日はいよいよ帰国日です。

6日目、最終日です。
15:30の北京発成田行きのフライトなので午前中は余裕がありました。
お腹の調子が微妙だったのである程度ゆっくりしつつチェックアウトして荷物を預けてから昨日入場出来なかった雍和宮へリベンジです。

この日も風が強かったので、PM2.5の濃度はなんと「優」でした。日本と変わらない感じです。

マスクが余っていたのと、機内でもマスクをした方が快適なので一応マスクはしていますが、これくらいの濃度ならマスク無しでも全然余裕です。

雍和宮 寺院・教会

入場料は25元でした。
サクッと買えたので入場ゲートでチケット見せてお寺の方へと歩きます。

雍和宮 寺院・教会

門に入る手前に線香を無料で配っているのでそれを貰ってから入りました。

雍和宮 寺院・教会

チベット仏教のお寺に来るのは初めてなので楽しみです。
建物はすごくいい感じで、北京最後の思い出づくりとしてはかなり良い選択をしたのかもしれないと思いました。

雍和宮 寺院・教会

あそこでみんな線香に火を着けています。

雍和宮 寺院・教会

これがもらった線香。この箱のなかに線香が何本も入っています。

雍和宮 寺院・教会

線香を取り出してみました。

失敗したのが、線香全部に火をつけてしまったことです。
中国人の参拝客は1回に3本の線香に火をつけて、各建物の仏像等に祈りを捧げていました。

雍和宮 寺院・教会

左下の灯籠にコインを投げて乗れば良いことがある的な感じだったので、手持ちのコイン2枚でやってみましたが乗らずｗ

でも楽しいです。このお寺は中国の良さに触れられる場所の一つだと思います。

雍和宮 寺院・教会

線香に火をつけて祈りを捧げてというのが正しい参拝方法なのだと思いますが、既に誤って全ての線香を使い果たしてしまったので建物に入って仏像などに手を合わせてお祈りをしたり、膝を着いて3回土下座のような感じの礼を見よう見まねでやりました。

雍和宮 寺院・教会

線香の煙がいい感じです。
雍和宮はかなりお勧めです。北京で一番気に入りました。

雍和宮 寺院・教会

来る前は中国に対してある程度偏見とかもあったけど、ここに来たらそういうのはとりあえずおいておいてとにかく今この素晴らしい空間に居られることに感謝の気持ちを抱きつつ参拝しました。

雍和宮 寺院・教会

チベット仏教の素晴らしさを感じられたので、いつかチベットにも行ってみたくなりました。
ただ、今はチベットへの個人旅行が実質出来ないので当分先の話になるのかな。

雍和宮 寺院・教会

雍和宮では素晴らしい時間を過ごせました。

雍和宮 寺院・教会

また北京に来る機会があればここはじっくり参拝したいと思いました。

雍和宮 寺院・教会

このような素晴らしい文化に触れることが出来ると「来てよかったな〜」と思います。

雍和宮 寺院・教会

建物の中は撮影禁止だったので撮影しませんでした。

雍和宮 寺院・教会

このお寺はギネスの記録も持っているのか。

雍和宮 寺院・教会

チベット仏教のことは全然詳しくない状態でここ雍和宮を訪れましたが、日本の仏教とはちょっと違う感じに戸惑いつつも素敵な時間を過ごすことが出来ました。

雍和宮 寺院・教会

建物も良い状態に保たれています。

雍和宮 寺院・教会

空の感じや線香の煙が合わさってかなり良い写真が撮れました。

雍和宮 寺院・教会

それにしても最初にACLの北京国安戦を見に行こうと思った時は1泊2日の最短で帰ろうかなんて思っていましたが、せっかくの機会だから北京をじっくり見てみようと思って6泊7日の長めの旅程に変えて本当に良かったです。

リアルな中国を色々見れて貴重な体験も出来て結果的に大満足でした。

雍和宮 寺院・教会

そろそろ帰ろうかという時にマニ車を見つけました。
マニ車を回すことでその分のお経を唱えたことと同じ効果があると言われるあれです。

マニ車の存在は知っていましたが、ここで初めて見ました。
ええ、もちろん何回か回しましたよ。

雍和宮 寺院・教会

マニ車も回してやることはやった感じがあり、もう思い残すことはありません。

雍和宮 寺院・教会

もう3時間後には飛行機が出発しているので、あんまり時間の余裕がないので急いでホテルへ預けた荷物を取りに戻ります。

雍和宮 寺院・教会

入口近くのこのブースで線香を配っているので参拝時は貰うのを忘れないようにしましょう。

雍和宮 寺院・教会

地下鉄で雍和宮から東四に戻り、一旦荷物を引き取ってまた地下鉄で東四から東直門へと向かいます。

これは東四駅付近の歩道橋からの景色。

これも東四駅付近の歩道橋からの景色です。お寺がありますね。

東直門から北京空港のターミナル3まではエアポートエクスプレスで向かいます。
時間があればイーカートンの払い戻しも考えましたが、残額が多分2.5元しかない上時間も無かったので結局払い戻しもせずにイーカートンはそのまま持って帰りました。

イーカートンは6泊7日で60元か80元チャージしてほぼ使いきりました。かなり便利だったので買って良かったです。

北京空港には出発の1時間半位前に到着出来ました。
ただ、手荷物検査が非常に厳しかったので制限エリアまで来るのに30分位かかった気が。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

これがこの後乗るJL864便です。やっと帰れます。長かった。
ネットが規制されているのは一人旅でホテルにいる時に暇を持て余し気味な私にはやっぱり辛かったです。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

ちょっとだけ時間があったのでラウンジで昼食を食べました。

評価：★★★★
ジャージャー麺も焼売もあんまんも美味しかったです。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

BGSプレミアムラウンジにいたのは日本人ビジネスマンばかりでした。

北京に行く前はいろいろ不安なんかもあったし、来たら来たで苦労した事もあったしACLの試合も完敗だったりしましたが、それでも万里の長城をトレッキングしたり、雍和宮で参拝したりととても貴重な体験も出来て良い経験になりました。北京に来て本当に良かったです。

北京首都国際空港 (PEK) 空港

この旅行記へのコメント （3）

• 楊錦さん 2019/03/29 23:35:48

  これも面白い旅行記ですね。

  確かに観光地の全聚徳は美味しくないの可能性があります。この店一番おすすめのはやはり全聚徳和平門総店です。でもね、普通のいい店もたくさんあります、私よく行くのは北平楼というの店です。実は北京の美味しい店は結構たくさんがありますよ～呷哺呷哺よりもっと美味しいの火鍋、康师傅よりもっと美味しいの牛肉麺…今度来るならいっぱい食べてください。私普段フォートラベルよく使いませんですが、Twitterがよく使います。中国にVPNあれば、TwitterもOKです。私のTwitterIDはnishiki1897、もしeme10さんもTwitter垢あれば、そこで連絡もいいです。また来る時、旅行情報欲しいなら是非私と連絡くださいね。

  eme10さん からの返信 2019/03/29 23:46:20

  Re: これも面白い旅行記ですね。

  コメントありがとうございます。
  一人旅だと中々高い店に入りにくいのでどうしても入りやすいチェーン店で食べることが多くなってしまいます。
  全聚徳和平門総店ですか、今度北京にまた行くことがあれば試してみたいです。
  その時は連絡するのでよろしくお願いしますね。

• ﾚｯﾄﾞﾚﾄﾘﾊﾞｰURAWAさん 2018/12/26 18:26:11

  2019.3 ACL 北京国安参戦！

  eme10 様
  初めましてレッドレトリバーと申します。来る３月のACL北京国安参戦に向けeme10さんの旅行記を楽しく読ませて頂き参考になりました。北京は乗り継ぎで何回か降りましたが市内に出たことが有りません。400元位のホテルを捜してましたのでPrime Hotelに泊まろうかと考えてます。
  青島、上海、厦門には15年来仕事で通ってますが初めての土地は何かと不安一杯のヘタレです。チケットは現地の友人に買って貰うつもりでしたが、今回もツアー参加の必要があるのか調べてみます。
  中国の食には慣れましたが、お粥と蘭州拉麺が有れば食の不安はありません。
  これからシャングリ・ラの旅行記を読ませて貰います。