2015/03/18 - 2015/03/19
16位(同エリア129件中)
eme10さん
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ACLで北京国安対浦和レッズとの試合を観に行ったついでに一度行ってみたかった万里の長城に行くことにしました。最初は有名な八達嶺長城に行こうかと思いましたが、写真を見る限り観光客が多すぎて雰囲気も商業化しすぎている感もあり何だかなーという感じでイマイチな気がしたので、どうせ泊まりがけで行くなら長城の中の長城と言われる金山嶺(ジンシャンリン)長城と麓の古北口村に良さ気なホステルがあって未修復の長城が見れる古北口(グベイコウ)長城に行くことにしました。
金山嶺長城に行くには北京発着の現地ツアーに参加するかタクシーをチャーターするのが主流のようですが、それだと時間的にじっくり見れない上に結構ツアー料金やタクシー代も高いので、金山嶺からほど近い古北口に外国人も泊まれるホステルを見つけたのでそこに2泊して万里の長城を徒歩で回る旅程を組みました。
古北口長城は結構マイナーな長城なのか現地ツアーの類は見つけられず、あったとしても万里の長城を1週間位かけてトレッキングするツアーの一部に組み込まれている位で日本語の情報もほとんどない状態なのでどんなところか若干不安でしたが思い切って行ってみました。
この日のために登山用のある程度ちゃんとした靴やウェアを揃えて来ました。
果たして万里の長城は楽しめたのでしょうか?
写真が多いため旅行記を古北口エリアの前編と金山嶺と司馬台エリアの後編に分けました。この旅行記は前編の古北口長城編です。
後編の金山嶺長城の旅行記はこちら↓
古北口村のホステルに滞在し、念願の万里の長城へ【後編:長城の中の長城と言われる金山嶺長城エリアと司馬台長城エリア】
http://4travel.jp/travelogue/10995364
この前後の北京の旅行記はこちら↓
【ACL2015】北京国安対浦和レッズを観に北京へ、そしてリアルな中国に触れた一人旅
http://4travel.jp/travelogue/10994211
【旅程】★が付いているのがこの旅行記に該当するスケジュール
3/16:JALで成田から北京へ。[Prime Hotel Beijing泊]
3/17:ACLの試合観戦。[Prime Hotel Beijing泊]
★3/18:路線バスを乗り継いで北京→古北口へ。[The Greatwall Box House泊]
★3/19:古北口長城→金山嶺長城→司馬台長城を歩く。[The Greatwall Box House泊]
3/20:路線バスを乗り継いで古北口→北京へ。[Prime Hotel Beijing泊]
3/21:北京を観光。[Prime Hotel Beijing泊]
3/22:JALで北京から成田へ帰国。
【使用機材】
カメラ:Sony DSC-RX1
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
北京に滞在して3日目です。前日ACLの試合を見に行ったのでこの日は楽しみにしていた万里の長城へと向かいます。
古北口という万里の長城の麓の町のホステルにあらかじめ予約を入れているので、そこまでバスを乗り継いで向かいます。
一番アクセスが楽なのは八達嶺長城ですが、観光客が多すぎるのと、写真を見る限り金山嶺長城が一番良さそうな景色を見れそうなので今回は金山嶺長城を満喫すべく、金山嶺長城からほど近い古北口に宿を取っています。
また、古北口も古北口長城という未修復の万里の長城があるのでそこも見れれば良いかなという感じでした。
写真は東直門駅近くのバスターミナルです。
古北口に行くにはまず密云に行ってそこでバスを乗り換える必要があります。
北京から密云まではいくつかのバスルートがありますが、一番わかりやすそうなこの写真の東直門のバスターミナルから出発する「980快」のバスで密云まで向かいます。
バスは長距離バスっぽい感じの5列シートで狭いです。イーカートンは問題なく使えました。
荷物はバス下のトランクに入れれば良いのでスーツケースがあっても大丈夫でした。
東直門から密云までは大体1時間半位の道のりです。 -
密云の街に入ると街の中心部のバス停を何箇所も停車しますが、終点の1個手前位にある大通り沿いのバス停で降りました。
そこのバス停から古北口まで行く「密25路」バスが出ています。
密云から古北口までのバスは本数が少ないのでいつ来るかわからずドキドキでしたが、運が良かったのかそれほど待たずに乗れました。
古北口行きのバスは小さめの路線バスで、イーカートンも使えましたが荷物入れのスペースは無さそうなのでスーツケースは車内に持ち込みましたが荷物代として7元を取られました。最初中国語で言われたので意味がわかりませんでしたが、「パオ(包)」(恐らく荷物という意味ですね)と言ってスーツケースを指さしてくれた人がいたので理解した次第。英語のアナウンスもないので結構難易度は高めですが、スマホアプリの百度地図を入れておいたので何とかなりました。
百度地図の北京市のオフライン地図を予めダウンロードしていましたが、古北口周辺でも問題なく地図が表示できていました。
密云からは司馬台行きの「密51路」バスも出ていました。古北口行きのバスに乗ってからも何本かすれ違ったので、個人で安く司馬台に行きたい人は要チェックです。 -
密云から古北口までは1時間位で北京から古北口までは大体3時間〜4時間位の道のりです。密云から古北口までのバスは終バスが早いので北京市内を早めに出ることをおすすめします。私は14時半位に東直門からのバスに乗り、16時半位に密云からのバスで17時過ぎに古北口に到着しました。
バスを降りる際、北京のバスはブザーのような便利なものは無いので降りるバス停が近づいてきたら降車口に近づいて降りたそうにすると次のバス停で止まって降りれます。降りる際にイーカートンをタッチするのを忘れないようにしましょう。
The Greatwall Box Houseというホステルに泊まるので、古北口のトンネルの手前でバスを降り、バスを降りると右側にこのような景色が広がっています。パッと見はいい感じの綺麗な村です。
ホステルのサイトの写真では目印になる岩がありますが、2015年3月現在ではその岩はなくなっていました。
なので、トンネルの手前でバスを降りてからは10メートルか20メートル位戻った所に片側1車線の舗装された車が通れる道があるのでその道を進みます。 -
綺麗な村です。
ホステルの入り口に続く高台の車道から取っています。 -
人混みだらけの北京からこんな田舎まで来てしまいました。
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中国の普通の村って感じがいいですね。
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バスを降りて300メートルか500メートル位歩いたらホステルの看板がありました。
ホステルはこの先です。 -
到着してチェックインして部屋に案内されると、6人部屋で先客は1人のアメリカ人女性がいました。
何気にホステルは初めてなのでちょっと戸惑い気味。
夕飯は含まれていたので夕飯を食べに行くと、他に2名のアメリカ人が泊まっていました。彼らと喋りながら中国の家庭料理を食べました。
料理はベジタリアンフードで肉や魚はありませんがそれなりに美味しかったです。
翌日にそのアメリカ人ゲストと別のアメリカ人ゲストがこのホステルから北京空港まで早朝と昼に別々でタクシーで行っていましたが、両方とも料金は550元との事でした。The Great Wall Box House - Beijing ホテル
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部屋はこんなかんじで綺麗でした。
トイレは中国製のウォッシュレットでしたが、ノズルにホースが繋がっていないのか知りませんがノズルから水は出ませんでした。まあ便座は暖かかったのでこれはただのウォームレットだと思いこむことにします。
シャワーブースは清潔でしたが、水圧がかなり弱いです。お湯は途中で水になるようなことはなかったです。全体的にかなり清潔感のあるホステルでした。
初日はやることもないので早々に就寝し、翌日のトレッキングに備えます。The Great Wall Box House - Beijing ホテル
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このホステルはとても多くの人懐っこい猫がいて、猫好きにはたまらないかもしれません。逆に猫嫌いや猫アレルギーの人は絶対避けた方が良いですw
この辺りの水質は北京と比べると良かったです。
WiFiも無料で繋げて速度もそれほど問題ありませんでした。The Great Wall Box House - Beijing ホテル
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翌朝、有料の朝食を食べてからホステルのスタッフにこの周辺エリアの万里の長城の行き方などを英語で教えてもらいました。
さらにはぐれても良いように携帯まで無料で貸してくれました。
ここのホステルのスタッフは英語も堪能で、いろいろ助けられました。
ホステル周辺の地図を撮影しておきました。The Great Wall Box House - Beijing ホテル
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準備が出来たら万里の長城へ出発です。割とゆっくり準備をしたので9時過ぎに出発しました。
ホステルの裏はこんな感じでまさに中国の村って感じです。
この村をちょっと歩いた感じとしては衛生面は意外と綺麗にしてあって結構普通でした。 -
古北口村には川が流れていました。
田舎だから水は綺麗だろうと思いきや、よく見るとそこまで綺麗でもありませんw -
村人が木材を加工していました。村の外れの方まで歩きます。
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この先の寺の手前に古北口長城へと続くあぜ道があると教わって来ました。
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ホステルのスタッフは「Temple」と言っていましたが、寺って言うよりは門ですね。
北門とありました。この門のすぐ横に長城へと続くあぜ道があったのでそれを登ります。 -
長城へと続くあぜ道の途中から撮った古北口村です。
村なので周りにはコンビニとかは皆無です。小さいスーパーくらいはあるかもしれませんが全然見なかったので、もしここに来るなら事前に食料や水分は持参して来ることを強くおすすめします。
ホステルでもミネラルウォーターとかジュースはありますが、10元位したので予め北京や密云で調達してくるか、日本から持参してきた方が良いでしょう。
私は日本から1.5リットルのポカリとカロリーメイトを持って行きました。それを登山用のバックパックに入れてこうやって登ってきています。 -
ちょっと登るともう長城が見えます!
ついに万里の長城を自分の目で見る時が来ました。 -
こうして万里の長城を自分の足で歩けるというのは素晴らしい体験だと思います。
古北口長城はまだ修復されていない長城で昔のまま風化しているある意味貴重な遺跡です。
八達嶺長城や金山嶺長城の一部みたいに修復されていないので昔の時代のロマンを感じるには古北口長城は最適だと思います。 -
ホステルを出る前に古北口長城は大体3時間程度歩くということを聞いていました。
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古北口長城の良いところはほとんど観光客がいません。観光客というか人が全然いないので、長城を独り占めしている感があります。
時折聞こえるのは遠くを走る列車の汽笛位です。 -
ホステルを出て45分位経って結構高くまで歩いてきました。
後ろの景色はこんな感じで下に広がるのが古北口村です。 -
目指すは10km位先にある金山嶺長城なので、更に歩き続けます。
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時折長城からこのような森の中を抜けたりしつつ歩きます。
基本的に長城の城壁の上を歩きますが、長城が壊れている箇所なんかはこういうふうに横道に入って迂回していきます。 -
こんな道でも一応迷わないように矢印や点なんかが目印として付けられています。
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古北口長城は入場券が必要なようですが、入場券売り場もないし係員もいないのでチケット無しで歩いています。ホステルで昨晩アメリカ人2人もチケットなしで歩いたと言っていたのでそんなに問題は無いのかもしれません。
観光客が少なすぎて商売にならないのでしょうかw
ちなみに1時間以上歩いていますが、ここまで誰ともすれ違っていませんw
この奥に見える長城は古北口長城ではなくまた別の長城です。 -
古北口長城は見ての通り未修復の長城で足場はそれほど悪くはありませんが、舗装された箇所は無いので歩きやすい靴が必須です。
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途中、こういう崩れかけの場所もありました。
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そして、万里の長城は平地にひたすら長い城壁があるわけではなく、山々の頂上を結んでいるのでアップダウンが激しいので結構体力を使います。
街歩きというよりも普通に山歩きって感じです。
つまづきそうなデカイ石もゴロゴロあるので捻挫しないように気をつけながら歩いていましたが、それでも足首を捻りそうになってヒヤッとしたことが何度かありました。
もし怪我で歩けなくなっても周辺に人自体がいないので助けが呼べませんw
怪我だけはしないように気をつけながら歩きました。 -
景色はやっぱり綺麗です。
3月後半という草木がほとんど枯れている時期と曇りだったのでそんなに景色は良くない条件でしたが、それでも連なる山々が見渡せて気持ち良い景色でした。 -
ホステルを出発して1時間半位経過しました。
後ろを見るともう古北口村が見えなくなっています。
自分の足で着実に万里の長城を歩いています。 -
イチオシ
更に先へと歩みを進めました。
高いところに行くと流石に万里の長城が見渡せる絶景が広がっています。
この辺は歩いてきた古北口側の景色が綺麗です。 -
もう4km位は歩いたでしょうか。結構遠くまで来ました。
遠くに古北口村が見えます。 -
楼が見えてきました。
流石に疲れたのであの楼でちょっと休憩です。 -
それにしても絶景です。
この辺りに来るとひたすら絶景の中を歩けます。 -
先ほどの楼を超えてすぐに欧米人観光客のツアーグループとすれ違いました。
古北口長城を歩き始めて約2時間でやっと人とすれ違いましたww -
長城はまだまだ続きます。
この靄が水墨画のような雰囲気を醸し出していますが、この靄は本当に靄なのか、それともPM2.5の影響なのだろうかとか想像してしまいます。
お、奥にも人がいます。 -
あの楼の上に3人位人がいました。
行ってみましょう。 -
楼は補強してありますが、それでも崩れそうな感じ。
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楼の中はこんな感じです。もはや遺跡ですね。
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楼の上に登る階段があったので登ってみました。
こんな穴から登りました。 -
奥の方に先ほどすれ違った欧米人ツアーグループが見えます。
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イチオシ
古北口の村もかなり遠くに見えるようになってしまいました。
結構歩いてきましたよ。 -
イチオシ
そして目指すのはこの遥か先です。
多分ここから10km以上歩きます。 -
楼からの景色がとても良かったです。
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イチオシ
さあ、金山嶺長城はまだ先なので頑張って行きましょう。
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時折、ルートが長城の上から脇道に逸れます。
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楼で会った3人組が後ろに来ていますが、後ろの道を左に行けば長城から降りられると思います。
未確認ですが多分古北口村の端の方に出るルートかと思います。
もし3泊していたらここで今日は終わりにして明日は金山嶺長城までタクシーで行って金山嶺長城をトレッキングしていたかもしれませんが、今日はこのまま徒歩で金山嶺長城を目指します。 -
先月、ACLで韓国の水原に行った時も万里の長城のような全長6km近い水原華城を歩いたりしてこの万里の長城に向けた準備をしていました。
なので気合十分です。
一人旅なので止めるも続けるも自分次第。流石に小さい子連れの旅行だとこんなに歩けないし、もうここに来る機会も早々無いだろうから今日はまだまだ歩きます。 -
延々と歩きます。
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時折持参したポカリを飲んでちょっと休みつつ、歩きます。
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イチオシ
こんな感じの道を延々と歩きます。
古北口はこんな感じの長城です。 -
先へ先へと目指し進みます。
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修復されていないので石の積み重ね方なんかもよくわかります。
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時折後ろを振り返ることで景色もより楽しみつつ歩きます。
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それにしても万里の長城という名前の通り延々と城壁が続きます。
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この楼は今にも崩れそうです。
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こうして見ると単純に石を積み重ねた所だけではなく、地面を削ったり土を重ねたりして作った箇所もあるんですね。
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未修復の長城は歴史を感じさせてくれます。
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古北口長城を歩き始めてから約2時間半、後ろを振り返っても出発地点の古北口村はもう見えなくなってしまいました。
もう6km位は歩いているはずです。 -
ここまで結構歩きましたが、思っていた以上に疲れていないので自分の体力にもちょっと驚いています。
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イチオシ
後ろを振り返ると蛇の様にうねうねと長城が続いています。
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こういう看板があったら脇道から回り道する必要があります。
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城壁の横に道がありました。
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こういう朽ち果てた感じが時の流れを感じさせてくれて良いですね。
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それにしてもこの辺りから見る古北口側の景色は絶景です。
約3時間歩いてすれ違ったのは2組だけ。
これだけ人がいないと本当に万里の長城を貸し切った感さえあります。 -
楼からの眺めです。
古北口方面の景色です。 -
イチオシ
こうして見ると古北口長城でも金山嶺に近い方から見た古北口側の景色が綺麗なので、次に行くなら金山嶺→古北口と歩いた方が景色が良さそうです。
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進行方向の反対側の景色ばかり撮っています。
私は西(古北口)から東(金山嶺)へ歩くルートを取っていますが、こうして写真を見直すとやはり東(金山嶺)から西(古北口)へ歩く方が景色は綺麗だと思います。 -
イチオシ
これも反対側の景色です。
この長城が延々と続くのはまるで龍が地上に降り立ったかのようです。
本当に素晴らしい景色です。 -
せっかくなのでパノラマ写真も撮ってみました。
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この辺りの古北口長城の東端側から金山嶺の西端側にかけては軍事禁区になっていて立ち入り禁止になっているので古北口長城の上を歩くのはこれで終了となります。
古北口長城を無事制覇しました。
9時半位に古北口から長城を歩き始めて今は12時半過ぎです。ここまで約4時間かかりました。
ここまでトイレも売店も全く無かったので水や食料の持参はしていきましょう。携帯の電波は普通に飛んでました。 -
一旦長城を降りて、目印を頼りにあぜ道を進みます。
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こんな感じの道を延々と歩きます。
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木に目印がありますね。こういう感じの目印を頼りに進みます。
古北口から金山嶺まで1時間半位こういう長城からそれた脇道を歩きました。 -
このような鳥の巣は北京から密云に行くバスの車窓からも良く見ました。
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古北口から金山嶺までのあぜ道の途中に廃屋もありました。
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途中にとうもろこし畑がありました。
しかし凄い所まで来てしまいました。 -
こういう感じで延々と長城に登れないまま結果的に1時間半位歩くことになります。次はいよいよ金山嶺長城エリアに到着です。この続きは後編の金山嶺編の旅行記をご覧ください。
最初は1つの旅行記にしようと思いましたが、写真が多すぎるので前編と後編で分けました。
古北口長城は全区間未修復なので、とても遺跡的な雰囲気がある長城でした。ここを自分の足でしっかりと歩けるというとても貴重な体験が出来て良かったです。
この続きの旅行記の後編はこちら↓
古北口村のホステルに滞在し、念願の万里の長城へ【後編:長城の中の長城と言われる金山嶺長城エリアと司馬台長城エリア】
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