2014/12/21 - 2014/12/21
8位(同エリア103件中)
昆虫博士さん
熱帯の森と野生動物を見るため、中米のコスタリカに行ってきました。
旅行の目的は、以下の4つ。特に、1)がメインです。
1) 熱帯の多様な動物を見ること (海亀、ケツァールを含む)
2) 熱帯の3種類の森を歩くこと
3) ビーチと温泉で遊ぶこと
4) コーヒーについて学ぶこと
1日目は移動日です。バンクーバーを朝8時40分の飛行機で出発し、アメリカを経由し、夜10時にコスタリカ 首都サンホセのホテルに着きました。
1日目の旅行記の前に、コスタリカ旅行の 「準備編」 をまとめています。
※ カバー写真は、トルトゲーロで見つけた中米の固有種 アカメアマガエル(Red-Eyed Tree Frog)です。
■ コスタリカ 生物多様性&熱帯林 11泊12日 ■
★1日目: 準備編, 往路, サンホセ着
http://4travel.jp/travelogue/10967421
2日目: サンホセ → ポアス火山 → タマリンド 海亀の産卵
http://4travel.jp/travelogue/10967424
3日目: タマリンド ビーチリゾート&サーフィン見学
http://4travel.jp/travelogue/10967465
4日目: タマリンド → モンテベルデ 雲霧林 夜行性動物の楽園
http://4travel.jp/travelogue/10967569
5日目: モンテベルデ 昆虫学者と虫探し 新種カミキリムシ発見
http://4travel.jp/travelogue/10967702
6日目: モンテベルデ コーヒー農園 → アレナル 温泉リゾート
http://4travel.jp/travelogue/10968027
7日目: アレナル → サラピキ 野生動物の宝庫 熱帯研究所
http://4travel.jp/travelogue/10968036
8日目: サラピキ → トルトゲーロ 密林奥地の村&カリブ海
http://4travel.jp/travelogue/10968063
9日目: トルトゲーロ 猿と水鳥の楽園 ジャングル・クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/10968220
10日目: トルトゲーロ 海亀の孵化 → サンホセ
http://4travel.jp/travelogue/10968249
11日目: サン・ヘラルド・デ・ドータ 幻の鳥ケツァール → サンホセ 市内観光
http://4travel.jp/travelogue/10968267
12日目: 帰路, 総集編(自然保護区, 熱帯の野生動物)
http://4travel.jp/travelogue/10968955
- 旅行の満足度
- 3.0
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- アメリカン航空
PR
-
まずは、準備編です。
● なぜコスタリカか?
コスタリカは日本ではあまり有名な旅行先ではありませんが、欧米では熱帯の大自然を満喫できる国として人気の旅行先です。
1) 生物多様性が特に高い (ホットスポット)
生物多様性が特に高い “ホットスポット(Biodiversity Hotspot)” と呼ばれる場所が、世界に34ヶ所あります。メソアメリカ(中米)もそのうちの1ヶ所で、コスタリカ全体がそのホットスポットに含まれます。北米と南米の地峡にあたり、さらに低地から高山まであるため、多種多彩な生物が生息しています。ヤドクガエル、ケツァール、ホエザルなど固有種が多いことでも有名です。
特に、コスタリカは世界全体の0.03%の面積の国土に、地球上の約5%の種類の生物が生息していると言われています。単位面積あたりで、生物の多様性が最も高い国の1つです。
2) エコツーリズム先進国
中米の小さな国(九州+四国くらいの面積)ですが、国土の約25%が国立・私立の自然保護地域に指定されています。古くから観光を国の産業にしているので、ガイドの質が高く、かつ 多くのガイドが英語を話せます。
3) 中米の他国に比べると、政情が安定し、治安が良好
以上に加え、北米の冬季がコスタリカの旅行シーズン(乾季)にあたるので、フロリダ、ハワイ、メキシコ、カリブ海に次ぐ北米からの避寒地の1つです。
● いつ行くか? 乾季か雨季か?
結論から言うと、一般の観光客には 「乾季」 が無難です。
コスタリカは乾季(ドライシーズン、12〜4月)と雨季(グリーン・シーズン、5〜11月)の大きく2つの季節があります。乾季はハイシーズン(観光シーズン)で、ホテル代などが上がりますが、それなりの理由があります。
乾季がハイシーズンの理由は下記です。
1) 増水や土砂崩れによって、移動や観光が妨げられる恐れが少ない
2) 雨の中で野生動物を観察したり、写真を撮ったり、アクティビティをするのは大変
3) 雨季よりも動物が活動する (と言われている)
4) 尾の長い、美しいケツァールを見ることができる
雨季はホテル代などが安いですが、高い航空料金と長い移動時間をかけて行くのであれば、リスクの少ない乾季をお勧めします。
乾季だからといって雨が降らない訳ではなく、カリブ海側では乾季でもけっこう雨が降ります。しかし、雨季の方がもっと降り、トルトゲーロのガイドは雨季には2ヶ月間の長期休暇が取れると言っていました。
逆に、雨季でもずっと雨が降るわけではなく、午前中は晴れていることが多いそうです。そして、特別な目的があれば、雨季がよい場合もあります。例えば、昆虫が見たければ雨季の始まる5〜6月、トルトゲーロで海亀の産卵が見たければ、7〜10月がよいです。 -
● 航空券とマイレージ
往路: バンクーバー(YVR) → ダラス(DFW) → サンホセ(SJO)
帰路: サンホセ(SJO) → マイアミ(MIA) → ダラス(DFW) → バンクーバー(YVR)
獲得マイル: 往復で8,522マイル
アメリカン航空(AA)のホームページで上記の航空券を3月に購入し、1人往復 12万6,570円でした。安い時期の2倍の価格ですが、勤労者が長期休暇が取れる年末は 1番の繁忙期なので仕方ないですね。その後、25万円以上になっていたので、早めの予約をお勧めします。
また、アメリカン航空では英語サイトと日本語サイトで値段が違うことがあり、今回は日本語サイトの方が安かったです。
今回からアメリカン航空でマイレージ(AAdvantage)を貯めることにしました。
あえてアメリカの航空会社のマイレージ・プログラムを選んだのは下記の理由です。
1) 18ヶ月間で貯めたマイル数に変化があれば、マイルは消滅しない。
飛行機に乗るのは多くて年に2〜3回なので、期限がきれば消滅する日系のマイレージ・プログラムだと不利です。
2) JALと提携しているので、マイルが貯めやすく、かつ使いやすいだろう。 -
● ホテルや移動手段を自分で手配するか、旅行業者に頼むか?
航空券は自分で取りましたが、それ以外の旅行の手配はコスタリカにある日系旅行会社 ゴジツアーズ(Goyi Tours, http://www.goyitours.com/) にお願いしました。
空港への送迎、全ての移動(ほとんどが貸し切り)、全てのホテル、各地でのツアーを手配してもらいました。自分で手配するよりは割高ですが、それでも良心的な値段でした。ほぼ完璧な手配で、効率よく移動し、たくさんの野生動物を見ることができました。
まず初めに行きたいところ、見たいもの、泊まりたいホテルのランク、ガイドなどについてホームページから入力すると、オーナーの加瀬さんからすぐにプランの提案があります。その後、何度もやりとりをしてプラン決定になります。旅行の1週間前に、ホテルやツアーのバウチャーが送られてきます。
旅行開始の1ヶ月前まではキャンセル料は発生しません。支払いはドル建てで、旅行開始の1ヶ月前にコスタリカに送金または日本の口座に入金します。 -
● どこに行くべきか?
現地の日系旅行会社のホームページが最もわかりやすいです(特に①さくらツーリスト)。「地球の歩き方」 は情報量が少なく、偏っています。
① さくらツーリスト: http://www.sakuracostarica.com/zonasturisticas/index.php
② ゴジツアーズ: http://www.goyitours.com/Area.htm
今回は、太平洋に面するタマリンドから中央の山脈を越えて、カリブ海に面するトルトゲーロまで、途中モンテベルデ、アレナル、サラピキに寄りながら横断しました。
● “コスタリカの7つの大自然 (7 Natural Wonders of Costa Rica)” とはどこ?
コスタリカ人が誇る7つの自然景観が、新聞社主催の投票によって2007年に決定されました。ココ島以外は訪問が難しくないので、ルートに入れるのもよいと思います。
1) ココ島 (ココ島国立公園)
2) アレナル火山 (アレナル火山国立公園)
3) チリポ山 (チリポ国立公園)
4) クレステ川 (テノリオ火山国立公園)
5) トルトゲーロ運河 (トルトゲーロ国立公園)
6) ポアス火山 (ポアス火山国立公園)
7) モンテベルデ自然保護区
今回は、この7ヶ所のうち4ヶ所(アレナル、トルトゲーロ、ポアス、モンテベルデ)を訪問しました。
● コスタリカには熱帯雨林しかないの?
コスタリカの植物相は、湿地帯を除くと 大きく3つの森林に分けられます。各植物相によって生息する動物も異なります。
1) 熱帯雨林 (熱帯多雨林, Lowland Rain Forest)
カリブ海側と太平洋側の南部の低地にできる森林です。
代表例: トルトゲーロ、サラピキ、コルコバード
2) 熱帯雲霧林 (Montane Cloud Forest)
標高1,000メートル以上の山地にできる森林です。ケツァールが生息することでも有名です。
代表例: モンテベルデ、サン・ヘラルド・デ・ドータ
3) 熱帯乾燥林 (Dry Forest)
コスタリカ北部の太平洋側の低地にできる森林です。落葉樹林です。
代表例: ニコヤ半島、サンタ・ロサ
今回、ニコヤ半島で熱帯乾燥林、モンテベルデとサン・ヘラルド・デ・ドータで熱帯雲霧林、アレナル、サラピキ、トルトゲーロで熱帯雨林を見ることができました。
※ 写真は上から熱帯雨林、熱帯雲霧林、熱帯乾燥林です。 -
● 野生動物を見るには?
ガイド付きのツアーに参加することを強くお勧めします。コスタリカの動物は、北米やアフリカの大きな野生動物とは違って、小さい生き物がカモフラージュして潜んでいるので 見つけるのが難しいです。素人がガイドなしで歩いても、その1割も見つけられないと思います。 -
● 夜行性動物も見れる?
夜の動物観察ツアーもあり、かなりお勧めです。昼間とは全然違う動物が見れます。夜行性の哺乳類はもちろん、カエルも多くが夜行性です。
夜のツアーは日中のツアー以上にガイドが重要です。モンテベルデとサラピキで、夜のツアーに参加しました。ともに素晴らしいガイドで、次々と動物を見つけ出してくれました。 -
● 海亀の産卵はいつどこで見れる?
コスタリカは海亀の産卵と孵化が見れることでも有名です。太平洋側ではニコヤ半島、カリブ海側ではトルトゲーロが有名です。今回は、ニコヤ半島でアオウミガメの産卵が見れました。
1)プラヤ・グランデ: オサガメ 10〜2月
アオウミガメなども産卵しますが、時期はわかりません (少なくとも12月は多数のアオウミガメが産卵していました)。国立海洋公園に指定されていますが、最近ではオサガメは激減しています。私が聞いたところでは、オサガメの産卵を見るツアーは中止でした。
2) プラヤ・ヘスス (Playa Nombre De Jesus): アオウミガメ
少なくとも12月はたくさんのアオウミガメが産卵に上がってきていましたが、いつからいつまで見れるかは知りません。オサガメが上記の状態だったので、今回はタマリンド発のこのツアーに参加しました。
3) オスティオナル: ヒメウミガメ 8〜11月 (アリバダと呼ばれる集団産卵現象)
4) トルトゲーロ: アオウミガメ 7〜10月
● 海亀産卵ツアーで持参した方がよいものは?
プラヤ・ヘススでのアオウミガメ産卵ツアーで持参した方がよいものは下記です。
1) 運動靴またはトレッキングシューズ (山を1つ越えて、人里離れたビーチに行くため)
2) 虫除け
3) 懐中電灯 (なければ貸してくれます)
4) カメラ、ビデオ (産卵し始めると、フラッシュなしで撮影可です) -
● 海亀の孵化はいつどこで見れる?
どの海亀も産卵の約2ヶ月後に孵化をします。今回、トルトゲーロで孵化した子亀が海に帰るところが見れました。
トルトゲーロでは産卵見学ツアーはありますが、孵化見学ツアーはありません。なので、ビーチに面した宿泊施設(今回泊まったマワンバロッジなど)に宿泊し、探しに行くのがよいです。子亀が出てくる時間帯は夜7時くらいと早朝5時くらいがよいようです。 -
● ケツァールはいつどこで見れる?
ケツァール(和名:カザリキヌバネドリ)は中米の熱帯雲霧林にしかいない鳥です。手塚治虫の火の鳥のモデルとも、世界で一番美しい鳥とも言われています。なぜ緑の鳥なのに火の鳥なのかと思っていましたが、飛ぶと真っ赤に見えるのです。
その鳥を世界で一番見やすい場所がサン・ヘラルド・デ・ドータです。サンホセから東に2時間ほど行った標高2000メートルくらいの山の中です。「水曜どうでしょう」というテレビ番組でも、ここでケツァールが見れました。この地域に50〜80つがいが生息しています。
ここでもガイドを雇うことを強くお勧めします。ケツァールはリトルアボカドの実を食べるので、現れる場所と時間帯がだいたい決まっています。そして、地元のガイドはお互いに情報交換をしているので、どこかで見えるとすぐ情報が入り そこに移動できます。ゴジツアーズの加瀬さんもこのネットワークに入っています。サン ヘラルド デ ドータ サファリ・動物観察
-
● 持って行くお金は何がよい?
結論から言うと、米ドルの現金(キャッシュ)がよいです。
コスタリカの現地通貨はコロンですが、米ドルのキャッシュもたいていの場所で使えます。
ただし、お釣りはコロンで返ってくることが多いです。
厳密なレートは 1ドル=540コロンですが、1ドル=500コロンとして計算してくることが多いです(良心的な場所では1ドル=520コロン、530コロン、540コロンのことあり)。
なので、コロン表示のものには、コスタリカ到着後にレートのよい場所で米ドル→コロンに両替し、コロンで払うのが少し得なのかも知れません (手間なので、今回はすべて米ドルで払いました)。
また、観光にかかる料金は、ドル表示のみのことがほとんどです。この場合は、ドルで払ったら、お釣りもドルでもらえます。
米ドルの現金が唯一使えなかったは、サンホセ中央郵便局で切手を買ったときだけで、そのときはクレジットカードで支払いました (モンテベルデの郵便局ではドルで払えましたが)。
コロンの硬貨はどれも大きて分厚いので、財布がすぐにパンパンになります。なので、機会を見つけては コロン硬貨を使うようにしていました。 -
● ガイドブックは何がよい?
コスタリカに持っていった本は、下記の6冊です。
写真の左上から時計周りに、
1) 地球の歩き方 中米 '14-15 [日本語]
中米7カ国が1冊になっているため、コスタリカに関する情報は少ないです。しかし、日本語のガイドブックは実質これしかないので、時間つぶしに、他の中米の国を含めて読んでいました。
2) ロンリープラネット コスタリカ 第10版 [英語]
旅行会社に手配してもらった旅行だったためか、ほとんど読みませんでした。写真も少ないので、パラパラっと見るには適していません。正直、持って行く必要はありませんでした。
3) アイウィットネス・トラベル コスタリカ (Eyewitness Travel Costa Rica) [英語]
お勧めです。カラー写真がたくさんあり、わかりやすいです。パラパラめくるだけでも、楽しめます。
4)コスタリカを知るための55章 (国本伊代 編著) [日本語]
コスタリカの歴史、政治、経済、産業などの勉強になります。今回お世話になったゴジツアーズの加瀬さんもコラムを書いています。コスタリカの子供の半数以上が未婚の母から生まれるというのは驚きでした。一読しておく価値はあります。
※ この本はウェンディさん(http://4travel.jp/traveler/mayuponmayupon/) に教えてもらいました。
5) The Bird of Costa Rica (2nd Edition) [英語]
バードウォッチャー(バーダー)には必携の本として有名です。私自身はバードウォッチャーではありませんが、ガイドが言った鳥の名前を確認するのに役立ちました。野鳥に関しては、下記の野生動物全般を扱う本では足りない部分がありました。野鳥が多く見られる場所に行く場合は、持参して損はないです。
6) The Wildlife of Costa Rica [英語]
お勧めです。コスタリカの代表的な野生動物が網羅されています。哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、節足動物の5章に分かれていて、説明も充実しています。動物ツアーの終了後に、この本でガイドと見た動物について確認するとよいと思います。 -
● 現地の食事はどんな料理?
コスタリカの主食は米(インディカ米)と豆で、日本人の口に比較的合います。メキシコ人とは違い、コスタリカ人は辛いものが苦手らしく、スパイシーな料理はなかったです。
また、熱帯なので果物も豊富です。訪問時はパパイヤ、パイナップル、スイカを毎日食べました。それらのジュースも美味しいです。さらに、カス(Cas, コスタリカ・グアバ)のジュースも気に入りました。 -
● 現地で役だったものは?
1) 懐中電灯
夜に動物観察をする場合に必須です。夜行性動物を写真に撮る場合、フラッシュが禁止の場合があります。その場合は、懐中電灯で照らして、フラッシュなしで撮影する必要があります。今回は2つ持って行きましたが、ライトの強さがもう少し強いものを持参してもよかったです。 -
2) ビーチ・サンダル
すぐに乾くサンダルがよいです。熱帯雨林の地域は乾季でも雨が振ります。そして、湿度が100%で 一度濡れると乾きません。バックストラップの付いたスポーツサンダルを持参しましたが、ストラップの部分が濡れて乾かず、気持ち悪かったです。途中で写真のサンダル(5ドル)を購入しました。
3) 上下の雨具
雨季はもちろん、乾季でも必須です。先に述べたように、場所によっては乾季でもかなり雨が降ります。
雨の中、ボートツアーや動物観察などのアクティビティに参加する場合、雨具は上下あった方がよいです。雨具の上着は、ポンチョでもレインコートでもよいと思います。 -
4) 虫除け
現地で買うのがよいです。“Deep Forest (深い森)” が最も強力です。このスプレー1本 17ドルでした。コスタリカにはデング熱やマラリアがあるので、虫さされ予防の他にも、それらの感染症の予防にもなります。 -
● 魔法の言葉 “プラ・ビーダ (Pura Vida)”
コスタリカでは欠かせない言葉です。
英訳すると “Pura Life (純粋な人生)” ですが、コスタリカでは ポジティブな意味での挨拶によく使われます。 -
ここからが本編です。
朝8時40分の飛行機に乗るために、5時起床、6時過ぎに自宅を出発し、7時前にバンクーバー国際空港(YVR)に到着です。
タワーの1つがイルミネーションで七色に照らされています。バンクーバー国際空港 (YVR) 空港
-
カナダからアメリカに飛行機で行く場合、アメリカの入国審査がカナダの空港で行われます。
空路でのアメリカ入国になるので、ESTAの事前取得が必要です。
無事に入国審査を終えると、まだバンクーバーなのに 「アメリカにようこそ (Welcome to the USA)」 の表示があります。 -
まだバンクーバーである証拠に、アイスホッケーNHLの地元チーム “バンクーバー・カナックス (Vancouver Canucks)” の店があります。
-
朝霧が滑走路の低い位置に出てます。
-
日が昇るにつれて、朝霧も晴れてきました。
アメリカン航空で、定刻通りにダラスに向けて出発です。 -
アメリカ西部っぽい風景が、眼下に広がります。
-
予定通りに、ダラス・フォートワース国際空港(DFW)に到着です。
バンクーバーとは時差が2時間あります。ダラス フォートワース国際空港 (DFW) 空港
-
この空港は、アメリカン航空のハブ空港のうち、一番大きいものです。
アメリカン航空の本社もこの空港に隣接しています。 -
空港内は驚くほど広大です。
-
ターミナルが5つあり、モノレールでつながっています。
バンクーバー国際空港 5つくらいの大きさです。 -
“スカイリンク (Skylink)” という無料モノレールが頻繁に走っています。
同じターミナルでも端から端までは遠いので、このモノレールを利用します。スカイリンク 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
入国審査はバンクーバーで済んでいて、乗り継ぎ便の搭乗まで少し時間があるので、昼食です。
空港内なのでコスト・パフォーマンスはよくないです。
このチキンテンダーが12ドルもしました。 -
ダラスからサンホセへの便が40分遅延しました。
-
空の上からの夕焼けがきれいです。
まるで流氷の上を飛んでいるようです。 -
コスタリカのファン・サンタマリア国際空港(SJO)に到着です。
厳密には首都サンホセにあるのではなく、隣りのアラフェラ州にあります。
ダラスとの間に時差はありません。
入国審査は、窓口がたくさんあるので ほとんど待ちませんでした。
さすが、観光立国です。
出国の航空券を提示する必要もなかったです。ファン サンタマリア国際空港 (SJO) 空港
-
空港にはゴジツアーズが手配してくれていたタクシーが待っていてくれました。
フアンというコスタリカ人の好青年で、明日の移動も彼が担当してくれるとのことです。
母親が英語教師で、英語がかなりできる人で途中いろいろと説明をしてくれました。
国際空港から30分ほどで首都サンホセに着きます。
この時期、クリスマスのイルミネーションで飾られています。 -
今日の宿 バルモラル・ホテル(New Balmoral Hotel)に夜10時に到着です。
サンホセの中心にあり、観光に便利な立地です。
受付けのすぐ近くに、ゴジツアーズのデスクがあります。ホテル バルモラル ホテル
-
部屋は小ぎれいです。
ただ、4つ星のホテルとのことですが、実際は3つ星のビジネスホテルという印象です。
翌日は、快晴のなか ポアス火山の火口を見て、太平洋側のタマリンドに移動、海亀の産卵が見れました↓
http://4travel.jp/travelogue/10967424
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- ウェンディさん 2015/01/10 10:06:30
- Pura Vidaの国
- お帰りなさい!
乾季のコスタリカ旅行記の始まりですね。
昆虫博士さんの旅行記は、旅の準備編からあり、これから計画する方に役立ちそうですね。
Pura Vidaの国、コスタリカ。
これからの旅行記で、雨季とは異なる植物相・動物が出てくるのを楽しみにしています。
ウェンディ
- 昆虫博士さん からの返信 2015/01/11 07:28:09
- RE: Pura Vidaの国
- ウェンディさん
コメントありがとうございます。
コスタリカ旅行、ウェンディさんの旅行記も参考にさせて頂きました。
おかげさまで 多種多彩な野生動物が見れ、素晴らしい経験ができました。
今回 コルコバード国立公園は行けなかったので、もう一度コスタリカに行く機会があれば、コルコバードでぜひ獏が見たいです。
今回の旅行記は全12編で長丁場ですが、ぜひお付き合い下さい。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
昆虫博士さんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
-
ホテル バルモラル
3.33
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
サンホセ(コスタリカ) の人気ホテル
コスタリカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
コスタリカ最安
831円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
2
34