2014/12/29 - 2014/12/29
1位(同エリア13件中)
昆虫博士さん
熱帯の森と野生動物を見るため、中米のコスタリカに行ってきました。
9日目は、トルトゲーロ国立公園でジャングル・クルーズを楽しみました。
トルトゲーロ国立公園は海亀の産卵地として有名ですが、熱帯雨林の中に作られた運河を利用してボートで動物観察をする “ジャングル・クルーズ” でも有名です。
この国立公園はラムサール条約に登録されている湿地でもあり、多種多彩な水鳥を観察することができました。さらに、猿もたくさんいて、コスタリカの昼行性の猿 3種類すべてを短時間で見ることができました。
■ コスタリカ 生物多様性&熱帯林 11泊12日 ■
1日目: 準備編, 往路, サンホセ着
http://4travel.jp/travelogue/10967421
2日目: サンホセ → ポアス火山 → タマリンド 海亀の産卵
http://4travel.jp/travelogue/10967424
3日目: タマリンド ビーチリゾート&サーフィン見学
http://4travel.jp/travelogue/10967465
4日目: タマリンド → モンテベルデ 雲霧林 夜行性動物の楽園
http://4travel.jp/travelogue/10967569
5日目: モンテベルデ 昆虫学者と虫探し 新種カミキリムシ発見
http://4travel.jp/travelogue/10967702
6日目: モンテベルデ コーヒー農園 → アレナル 温泉リゾート
http://4travel.jp/travelogue/10968027
7日目: アレナル → サラピキ 野生動物の宝庫 熱帯研究所
http://4travel.jp/travelogue/10968036
8日目: サラピキ → トルトゲーロ 密林奥地の村&カリブ海
http://4travel.jp/travelogue/10968063
★9日目: トルトゲーロ 猿と水鳥の楽園 ジャングル・クルーズ
http://4travel.jp/travelogue/10968220
10日目: トルトゲーロ 海亀の孵化 → サンホセ
http://4travel.jp/travelogue/10968249
11日目: サン・ヘラルド・デ・ドータ 幻の鳥ケツァール → サンホセ 市内観光
http://4travel.jp/travelogue/10968267
12日目: 帰路, 総集編(自然保護区, 熱帯の野生動物)
http://4travel.jp/travelogue/10968955
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 船
PR
-
5時に起床し、砂浜に行ってみます。
少し探しましたが、孵化した海亀の赤ちゃんはいませんでした。 -
プール横のカエル園に行ってみます。
今日も赤目ガエルがいました。
英名: Red-eyed tree frog
和名: アカメアマガエル (赤目雨蛙)
学名: Agalychnis callidryas
分布: メキシコ南部〜パナマ
特徴: 中米の固有種、虹彩が赤く捕食者を驚かせる -
子どもガエルが必死に葉っぱを登っています。
このカエルも赤目ガエルだと思いますが、子どものうちは目の虹彩は黒色です。 -
朝6時に早朝ボートツアーが出発です。
2泊3日のツアーの場合 午後のボートツアーは含まれていますが、早朝のボートツアーは含まれていないので 別料金が必要です。
大人1人25ドル、小人20ドルです。
エリカのグループは人数が多いので、ボート2台です。
もう一方のボートは国立公園の事務所に入園料を払いに行くので、その間 水鳥を観察しながら、ゆっくり進みます。 -
木に白い鳥がたくさん留まっています。
-
昨日も見たユキコサギです。
ボートが近づくと、飛んでいきました。
英名: Snowy Egret
和名: ユキコサギ (雪小鷺)
学名: Egretta thula
分布: アメリカ南部〜中南米全域
特徴: くちばしが黒色、肉食(魚、甲殻類、昆虫) -
トルトゲーロ村の近くで別の水鳥を発見。
トラフサギの成鳥と幼鳥です。
英名: Bare-throated tiger heron
和名: ハゲノドトラフサギ (禿喉虎斑鷺)
学名: Tigrisoma mexicanum
分布: メキシコ〜コロンビア北部
特徴: 中米の固有種、長い首、短い脚、禿げた黄色の喉、成鳥と幼鳥で羽根の色合いが異なる、成鳥は頭頂部が黒色・頬が灰色・胸が赤褐色 -
トラフサギの幼鳥。
-
トラフサギの成鳥。
成鳥は頭頂部が黒色、頬が灰色、胸が赤褐色の3点で、幼鳥と見分けがつきます。 -
アンヒンガのメスが羽根を広げて乾かしています。
英名: Anhinga
和名: アメリカヘビウ (亜米利加蛇鵜)
学名: Anhinga anhinga
分布: アメリカ南部〜ブラジル
特徴: 羽根に油脂分が少ないので 濡れた羽根を広げて乾かす、オスは首が黒色、メスは首が茶色 -
オナガクロムクドリモドキ という長い和名をもつ鳥のオスです。
眼光が鋭いです。
英名: Great-tailed grackle (Mexican grackle)
和名: オナガクロムクドリモドキ (尾長黒椋鳥擬)
学名: Quiscalus mexicanus
分布: アメリカ南部〜コロンビア
特徴: 尾が長い、目の虹彩が黄色、オスは黒色、メスは茶色
太平洋側のタマリンドにも、たくさんいました。
■ 参考旅行記 ■
3日目: タマリンド ビーチリゾート&サーフィン見学
http://4travel.jp/travelogue/10967465 -
遠くてわかりにくいのですが、こちらは オナガクロムクドリモドキのメスだと思います。
-
クイナの仲間。
英名: Grey-necked wood rail
和名: ハイクビモリクイナ (灰頸森水鶏)
学名: Aramides cajaneus
分布: メキシコ南部〜アルゼンチン
特徴: 首〜頭が灰色、脚は紅色 -
「世界一美しいトカゲ」 と言われるグリーン・バシリスクのオスです。
頭の上のクレストがまだ小さいので、若い個体だと思います。
英名: Green basilisk (Jesus Christ lizard, Plumed basilisk)
和名: グリーン・バシリスク
学名: Basiliscus plumifrons
分布: ホンジュラス〜パナマ
特徴: 中米の固有種、“世界一美しいトカゲ” と言われる、オスは頭・背・尾にクレスト(とさか)、水の上を走る(→ キリスト・トカゲ)、泳ぐのも上手 -
これも、トラフサギの幼鳥です。
-
トルトゲーロ村を通り過ぎます。
国立公園に入る前に、たくさんの野鳥を観察できました。 -
国立公園の事務所前の水路にはボートが集まっています。
国立公園の入園料を払うためです。トルトゥゲロ国立公園 国立公園
-
トルトゲーロ国立公園の入園料は、大人15ドル、小人5ドルです。
これは外国人料金で、コスタリカ人は格安で入園できます。
1日有効なので、午後のボートツアーでは支払う必要はありません。 -
手漕ぎのボートで動物観察をする人もいます。
遠くには行けなさそうです。 -
ここにも、ユキコサギ。
-
グリーン・イグアナのオスです。
婚姻色のオレンジ色を薄く呈しています。
英名: Green iguana
和名: グリーン・イグアナ
学名: Iguana iguana
分布: メキシコ〜南米
特徴: コスタリカ最大のトカゲ、オスは繁殖期にオレンジ色の婚姻色、水辺に住む、植物食 -
アメリカレンカクの幼鳥です。
英名: Northern Jacana
和名: アメリカレンカク (亜米利加蓮鶴)
学名: Jacana spinosa
分布: アメリカ南部〜パナマ、カリブ海諸島
特徴: 成鳥と幼鳥で羽根の色が異なる、成鳥は額と羽根の一部が黄色で 頭頚部が黒色、幼鳥は頭頚部〜全胸部が白色 -
ここにも、グリーン・バシリスクのオス。
-
トラフサギが巣で卵を温めています。
-
ホエザルがいました。
英名: Mantled howler
和名: マントホエザル (マント吠え猿)
学名: Alouatta palliata
分布: メキシコ南部〜コロンビア・エクアドルの海岸沿い
特徴: 中米の固有種、背中の毛が茶色で長いので“マント”の名、昼行性、樹上性、群れで生活、オスは明け方と夕暮れに大音量の遠吠え -
アンヒンガ(ヘビウ)のオス。
-
パキラの花です。
猿などの好物です。
英名: Pachira
和名: パキラ
学名: Pachira aquatica
分布: 中南米
特徴: コスタリカで唯一のパキラ、高さ10メートル以上、花は猿などのエサになる -
ちょうど建物の屋根から、猿が残飯を取りに下りてきました。
-
ノドジロオマキザルです。
地面に降りてくるコスタリカ唯一のサルです。
英名: White-headed capuchin (white-faced capuchin)
和名: ノドジロオマキザル (喉白尾巻猿)
学名: Cebus capucinus
分布: ホンジュラス〜エクアドル
特徴: 中米の固有種、顔〜肩が白色、コスタリカの4種の猿のうち 地面に下りることがある唯一の種、群れで生活、昼行性、雑食 -
同じ場所にクモザルもいます。
絶滅危惧種ですが、サラピキでも見ました。
英名: Central american spider monkey (Geoffroy's spider monkey、Black-handed spider monkey)
和名: チュウベイクモザル (中米蜘蛛猿)、ジェフロイクモザル (ジェフロイ蜘蛛猿)
学名: Ateles geoffroyi
分布: メキシコ南部〜コロンビア
特徴: 中米の固有種、絶滅危惧種(EN)、主に果物を食べる、昼行性
コスタリカには下記の4種のサルがいますが、生態学的に競合しないそうです。
1) マントホエザル
2) クモザル
3) ノドジロオマキザル
4) リスザル
この短いボートツアーで、コスタリカに住む4種類のサルのうち3種類のサルを見ることができました。
残り1種類 リスザルは夜行性なので、このボートツアーでは見れません。 -
グリーン・イグアナのメス、もしくはオスの幼獣。
-
絶滅危惧種 ヒワコンゴウインコが木の上にいます。
鳴き声が特徴的です。
そして、雄大な飛翔姿です。
サラピキでも見ましたが、写真に撮れなかったので、遠いですが 写真に収められてよかったです。
英名: Great Green Macaw
和名: ヒワコンゴウインコ (鶸金剛鸚哥)
学名: Ara ambiguus
分布: ホンジュラス〜エクアドル
特徴: 中米の固有種、絶滅危惧種(EN)、カァーと大声で鳴く、ペットとして人気があり違法乱獲されている -
ここにもホエザル。
-
トゥーカン。
英名: Collared aracari
和名: ムナフチュウハシ (胸斑中嘴)
学名: Pteroglossus torquatus
分布: 南メキシコ〜パナマ
特徴: 中米の固有種、トゥーカンの1種、群れで生活 -
コスタリカでよく見るタイランチョウ。
英名: Great Kiskadee
和名: キバラオオタイランチョウ (黄腹大太蘭鳥)
学名: Pitangus sulphuratus
分布: アメリカ南部〜ウルグアイ
特徴: ヒロハシコビトドリモドキ (Boat-billed flycatcher)に似る、目の上の白い部分がうなじで完全には交わる -
黄の上には別のインコ。
遠くて色までは見れません。
ガイドが種名まで同定できるのは、双眼鏡で見ているためです。
英名: Red-lored parrot (Red-lored amazon)
和名: キホオボウシインコ (黄頬帽子鸚哥)
学名: Amazona autumnalis
分布: メキシコ〜エクアドル
特徴: 中米の固有種、全体的には緑色、額に赤色 -
ヤマセミ。
英名: Ringed Kingfisher
和名: クビワヤマセミ (首輪山翡翠)
学名: Megaceryle torquata
分布: アメリカ南部〜南米
特徴: 胸全体が赤茶色 -
アンヒンガ(ヘビウ)のメス。
雨が降ってきましたが、羽根を乾かしています。 -
8時半にロッジに戻って、朝食です。
オムレツは希望を聞いて、作ってくれます。
1泊2日の人は、朝食後に帰路につきます。
ここまで来て1泊2日はもったいないので、2泊3日を強くお勧めします! -
9時半からロッジ内のウォーキング・ツアーです。
ロッジ内には、たくさんの植物が植えてあります。
また、2つの蝶園、2つのカエル園があります。 -
蜂の巣。
-
オオツリスドリ(大吊り巣鳥、Montezuma oropendola)の巣です。
上手に草木で編まれています。
昨日、バスの中から見ました。
■ 関連旅行記 ■
8日目: サラピキ → トルトゲーロ 密林奥地の村&カリブ海
http://4travel.jp/travelogue/10968063 -
“歩く植物 (Walking Plant)”。
気根を使って移動するようです。
しかし、すごくゆっくりしか歩けなさそうです。 -
幹にトゲトゲがある木。
“Silk Tree”か。 -
スターフルーツの実がなっています。
こんな大きな木になるとは知りませんでした。
この木はコスタリカ原産ではありません。
英名: Starfruit
和名: スターフルーツ、五歛子(ごれんし)
学名: Averrhoa carambola
分布: 原産は東南アジア〜インド亜大陸
特徴: 果実の横断面が五芒星型 -
スターフルーツの木にシロアリの巣があります。
-
カシューナッツの実。
コスタリカでも栽培されていて、実の大部分は日本に輸出されるようです。
この木もコスタリカ原産ではありません。
英名: Cashew
和名: カシューナットノキ (勾玉の木)
学名: Anacardium occidentale
分布: ブラジル原産 (現在は世界中の熱帯・亜熱帯地方で栽培)
特徴: ウルシ科、常緑高木、種(カシューナッツ)は勾玉型 -
パイナップルの木。
現在、コスタリカの農産物の輸出額1位はパイナップルです。
※ コスタリカの農産物の輸出額
1位) パイナップル
2位) バナナ
3位) コーヒー -
立派なクモが巣を作っています。
-
軒下にコウモリが休んでいます。
英名: Greater white-lined bat (Greater sac-winged bat)
和名: オオシマサシオコウモリ (大縞挿尾蝙蝠)
学名: Saccopteryx bilineata
分布: メキシコ南部〜ブラジル
特徴: 背中に2本の白いジグザグ線、夜行性、エコロケーションを使って昆虫を取る、ハーレム形成(オス1匹、メス数匹)、オスの翼には小さい袋があり 尿や分泌物を貯め求愛や縄張りのマーキングに用いる -
バナナの木。
バナナは1回しか実がならないらしく、バナナ農園では1度実がなった木は切り倒してしまうとのことです。 -
アチョーテという色素が取れる木です。
アチョーテはコスタリカ料理には欠かせない色素で、アロス・コン・ポジョ などのご飯料理に使われます。
英名: Achiote
和名: ベニノキ (紅の木)
学名: Bixa orellana
分布: 中南米原産
この色素が使われた料理をタマリンドで食べました。
■ 参考旅行記 ■
3日目: タマリンド ビーチリゾート&サーフィン見学
http://4travel.jp/travelogue/10967465 -
ハイビスカスの仲間。
-
早朝ボートツアーでも見たタイランチョウ。
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マワンバ・パークに入ります。
-
このロッジでは、環境にやさしい汚物処理システムを採用しています。
人間の糞尿をこのタンクに貯めて、特殊なバクテリアを入れてメタンガスを発生させ、そのガスを調理などに使っています。 -
マワンバ・パークの一角にカエル園1つと蝶園2つがあります。
無料で、朝から夕方まで自由に見学できます。 -
このカエル園には2種類のカラフルなカエルが飼育されています。
イチゴヤドクガエルがいます。
想像していたよりも小さいです。
英名: Strawberry poison-dart frog (Blue Jeans)
和名: イチゴヤドクガエル (苺矢毒蛙)
学名: Dendrobates pumilio
分布: ニカラグア〜パナマ
特徴: 中米の固有種、有毒、体長2〜2.5センチ、動物食(小型昆虫、ダニ)、幼生を背中に背負って水場まで運ぶ、無精卵を幼生に食べさせる(エッグフィーダー)、体色にはかなりのバリエーション
もう1種類のマダラヤドクガエルは翌朝に見つけました。
■ 参考旅行記 ■
10日目: トルトゲーロ 海亀の孵化 → サンホセ
http://4travel.jp/travelogue/10968249 -
続いて、蝶園の1つに入っています。
ここにはモルフォ蝶が飼育されています。
まずは、モルフォ蝶の幼虫。
とても地味です。 -
続いて、モルフォ蝶の蛹。
1ヶ所に集められています。
蛹は、枯れ葉に擬態しています。 -
モルフォ蝶の成虫。
モルフォ蝶もいろんな種類がいるので、種を同定するのが難しいです。 -
ロッジ内を歩いていたグリーン・イグアナのメス。
イグアナは草食なので、人を襲うことはないです。 -
12時半から昼食です。
今日はパスタです。 -
早朝ボートツアーから帰ってきてから、ずっと雨です。
湿度100%で、洗濯物もまったく乾きません。
地元ガイドいわく、トルトゲーロで雨が降らない日は年に2〜3日だけだそうです。
午後のボートツアーは2時からでしたが、雨のためか2時半まで待たされました。 -
ボートツアーのボート。
屋根がないので、上下のレインコート、サンダルなど完全防備でツアーに臨みます。
朝からずっと雨なので 途中で天気がよくなるのでは、という期待を込めてカメラは持参します。 -
午後のボートツアーに出発です。
遠くで、局地的にスコールが降っています。 -
飼われている牛。
-
遠くにダイサギがいます。
英名: Great Egret
和名: ダイサギ (大鷺)
学名: Ardea alba
分布: 南北アメリカ、ユーラシア、アフリカの熱帯〜温帯に広く分布
特徴: くちばしが黄色、黒い脚、首をS字型に縮める -
アジサシの群れがいます。
英名: Royal tern
和名: アメリカオオアジサシ (亜米利加大鯵刺)
学名: Thalasseus maximus
分布: 南北アメリカ沿岸、アフリカ東海岸
特徴: 繁殖期には目から上の頭全体が黒い羽になる -
スミレサギが魚を捕まえました。
英名: Little Blue Heron
和名: スミレサギ (菫鷺)
学名: Egretta caerulea
分布: アメリカ南部〜ブラジル
特徴: くちばしの基部が青灰色、先端が暗色 -
ごくっと一口で飲み込みます。
首が魚の形になっています。 -
前のボートが何か見つけたようです。
-
何が隠れているか、わかりますか?
-
大きなアリゲーターでした。
カイマンという種類のワニです。
英名: Spectacled caiman
和名: メガネカイマン (眼鏡カイマン)
学名: Caiman crocodilus
分布: メキシコ南部〜アマゾン流域、
特徴: アリゲーター科、クロコダイルに比べると獰猛でない、動物食(魚類、甲殻類、小型哺乳類) -
アンヒンガ(ヘビウ)のオスが羽根を広げて乾かしています。
英名: Anhinga
和名: アメリカヘビウ (亜米利加蛇鵜)
学名: Anhinga anhinga
分布: アメリカ南部〜ブラジル
特徴: 羽根に油脂分が少ないので 濡れた羽根を広げて乾かす、オスは首が黒色、メスは首が茶色 -
まさに、ジャングル・クルーズです。
雨もやみました。 -
グリーン・バシリスクのオス。
確かに、世界一美しいと言われるだけのことはあります。
英名: Green basilisk (Jesus Christ lizard, Plumed basilisk)
和名: グリーン・バシリスク
学名: Basiliscus plumifrons
分布: ホンジュラス〜パナマ
特徴: 中米の固有種、“世界一美しいトカゲ” と言われる、オスは頭・背・尾にクレスト(とさか)、水の上を走る(→ キリスト・トカゲ)、泳ぐのも上手 -
前のボートが何か見つけたようです。
-
トゥーカンでした。
英名: Collared aracari
和名: ムナフチュウハシ (胸斑中嘴)
学名: Pteroglossus torquatus
分布: 南メキシコ〜パナマ
特徴: 中米の固有種、トゥーカンの1種、群れで生活 -
黒い実を宙に浮かして食べる瞬間を撮ることができました!
-
少しずつ日が照ってきました。
木漏れ日が美しいです。 -
そして、ついに晴れました!
本当に、熱帯雨林の地域に入ると、天気が猫の目のように変わります。 -
ここにも、スミレサギ。
-
ササゴイ。
英名: Green Heron
和名: アメリカササゴイ (亜米利加笹五位)
学名: Butorides virescens
分布: アメリカ〜中米
特徴: 英語では “緑色の鷺” だが 緑色ではない -
トラフサギが卵を温めています。
英名: Bare-throated tiger heron
和名: ハゲノドトラフサギ (禿喉虎斑鷺)
学名: Tigrisoma mexicanum
分布: メキシコ〜コロンビア北部
特徴: 中米の固有種、長い首、短い脚、禿げた黄色の喉、成鳥と幼鳥で羽根の色合いが異なる -
小さい水鳥が泳いでいます。
これで成鳥です。
英名: American finfoot (Sungrebe)
和名: アメリカヒレアシ (亜米利加鰭脚)
学名: Heliornis fulica
分布: メキシコ南部〜アルゼンチン
特徴: 体長30センチ、本種をのみでアメリカヒレアシ属、近縁種はアジアとアフリカに1種類ずつのみ -
竹やぶに、オマキザル。
折れた竹の上を走っていきました。
英名: White-headed capuchin (white-faced capuchin)
和名: ノドジロオマキザル (喉白尾巻猿)
学名: Cebus capucinus
分布: ホンジュラス〜エクアドル
特徴: 中米の固有種、顔〜肩が白色、コスタリカの4種の猿のうち 地面に下りることがある唯一の種、群れで生活、昼行性、雑食 -
猿を見たところで、ロッジに引き返します。
トラフサギの幼鳥。 -
木の上にナマケモノ。
毛が緑色なのは、毛に藻が生えているからです。
ナマケモノは、藻と共存しています。
英名: Hoffmann's two-toed sloth
和名: フタユビナマケモノ (二指怠け者)、ホフマンナマケモノ (ホフマン怠け者)
学名: Choloepus hoffmanni
分布: 中米〜南米
特徴: 指が2本、地上に下りるのは週1回排泄時のみ、頚椎が6個(ほとんどの哺乳類は7個)、草食性、毛に藻が生えているため緑色に見える -
運河を疾走して、ロッジに戻ります。
-
夕方5時に日没です。
-
夜7時頃にビーチに行って、孵化した海亀を探してみます。
海亀の卵の殻は いたるところに散乱していますが、赤ちゃん海亀は見つけられませんでした。 -
マワンバ・パークに行ってみると、カエル園の横の池が カエルの楽園になっていました。
ヒキガエルがたくさんいます。
英名: Giant Toad
和名: オオヒキガエル (大蟇蛙)
学名: Bufo marinus
分布: アメリカ南部〜南米
特徴: 耳下腺が発達、有毒、強い繁殖力、オーストラリアや日本などでは侵略的外来種 -
夜7時半から夕食です。
-
メインはチキンでした。
今日はトルトゲーロ国立公園内を朝・昼2回クルーズし、3種類の猿、たくさんの水鳥が見れました。
さらに、遠かったのですが、珍しいヒワコンゴウインコも何とか写真に撮れて満足です。
翌日は、早朝に海亀の孵化が見れました↓
http://4travel.jp/travelogue/10968249
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