のこのことのこのしまを散策す

2014/09/22 - 2014/09/22

毎朝みるテレビ番組中に福岡の街の様子が映し出されます。その中に博多湾に浮かぶ能古島が気になり一度行ってみることにしました。
調べてみると能古島は有人島で福岡市の姪浜から船が出ているようです。
まずは、博多へGO!

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 JRローカル 徒歩

博多へはJRで行きます。
その途中、折尾駅で前から気になっていた「アレ」を買い求めましょう。

ここでは昔はどこの駅でもやっていた懐かしい駅弁の立売をやっています。とても大きくて通る声で「おいしいかしわめしはいかがですか〜」

で、買ったのはこれ、かしわめし、大と小。能古島で食べましょう。

折尾駅は北九州が石炭で栄えていたころからの大動脈で、ホーム下の通路はレンガ造りで、当時の面影を残しています。

ホームも何となくレトロチック。

かしわ弁当を買い求め博多駅に到着、今度はバスターミナルから能古島行きの船が出る姪浜の船着き場に到着。バスで30分強かかります。

切符を購入。身障者と介助者は半額です。

この日は平日で1時間に一本、船が出ていました。

船着き場の向かいには観覧車が。

11:15発の船がやってきました。姪浜と能古島を行ったり来たりのピストン運行です。

さて、乗り込みましょう。

船はフェリー。もちろん自転車も積み込めます。

定刻で出港。

だんだん能古島に近づいてきました。

約10分で能古島に到着。

桟橋を渡り、能古島アイランドパーク行きのバス乗り場へ。

能古島アイランドパーク行きのバスに乗り込みましょう。平日なのに結構たくさんのお客さんで、車内は満席でした。

10分ほどで能古島アイランドパークに到着。
フェリーのほとんどのお客さんはここが目的のようでした。

ここは入場料一人1,000円必要です。民間の公園のようで、身障者割引はありません。

こんなのを見ると、何となくパラダイスを彷彿させられます。

ちょうどお午なので折尾で買ったかしわめしを食べましょう。ちなみに「かしわ」とはニワトリのことです。手前の茶色いのがトリのそぼろ、真ん中が錦糸卵、向こうの黒いのが海苔という三色弁当です。

売店でビールもゲット。ちょっと高い。(400円位だったか)
ヨッ、いい飲みっぷり。

こんな景色を見ながらの弁当は最高でした。

さて、ここはコスモスが評判だそうで、もらった園内地図を見ながらぶらぶら歩きましょう。
サルビアも綺麗に咲いています。

気品のある花。

結構いろんな花が咲いています。

突然ハリボテのレトロな街並みが現れます。やはり、パラダイスか?　ちょっと不安がよぎります。

これは現役の公衆電話です。

そんなレトロ街を抜けて行くと・・・

芙蓉でしょうか。

おっ、見晴らしのいいところに出てきました。

こちらは松本清張の点と線の舞台になった香椎方面。

この石で囲われたものは・・・

狼煙台。防人の時代、敵が見えたら煙を炊いたそうです。

で、お目当てのコスモスですが、あれれ、咲いてません。

緑一色。

時は2014年9月22日13時。ちょっとフライングでした。

それでもせっかくコスモスが評判のアイランドパーク、辛うじて咲いていた一輪に接近しました。

コスモスにがっかりしながら、とぼとぼと戻りましょう。
体を花粉だらけにしてみつを吸うクマバチ。

再びレトロ街を抜け・・・

玄界灘に面した恋観音。

今のところこういうのは間に合っています。

玄界灘。水平線の向こうは韓国。あ〜、行ってみたいな〜。

糸島方面。結構急峻な断崖がありそうです。

おっ、ヤギさん。ここが沖縄でなくてよかったね。

ウサちゃんも。

コスモスには裏切られましたが、サルビアには癒されます。

この紫の花も可憐です。

さて、アイランドパークを後にし島中央の展望台へ行きましょう。残念ながらバスは出た直後。次のバスまで一時間あるので歩いて行きましょう。

途中、森の中を歩きます。そんなに急な坂はありません。

途中、道に迷いながら、30分ほどで展望台に到着。

展望台横の鉄塔。

展望台からの眺めは・・・
福岡市の西の松林。

能古島の対岸の福岡市西区。団地がたくさんあります。

その東側の福岡タワー付近。

北に目を転じると海の中道。

海の中道の先端の志賀島。金印が発見されたので有名ですね。

さらにその西側の玄海島。こうしてみると博多湾にはこの能古島も含めて、たくさん島があります。

バスの時間が迫って来たので下りましょう。

ほぼ満員のバスで再び船着き場に戻ってきました。

土産物屋、食堂もありました。

次の船まで時間があるので付近をぶらり。

漁港。

船着き場から5分ほどの永福寺。

ダルマ像に誰が供えたか彼岸花。彼岸花の赤が鮮やか。

本堂。

能古島の街並み。島の人によるとこの島にはドロボーはいないそうで。カギをかける必要もないそうです。

平和な空気が漂っていました。

フェリーの改札が始まりました。
往きもそうだったのですが、なぜか外国人の姿が見られました。この島、外国人の間では有名なのでしょうか。

フェリーから見る福岡タワーとヤフオクドーム。
今、福岡ではソフトバンクホークスの日本一で大騒ぎです。

姪浜に近づいてきました。今度機会があったらこの観覧車にも乗ってみましょう。

博多駅へはバスで戻ります。
アイランドパークは当初パラダイスかと心配しましたか、平日にも関わらず臨時バスも満席になり、外国人も多数訪れて、結構賑っていて安心しました。

新聞によると、この10日後にコスモスが満開になったそうで、事前に情報を収集してから行きましょう。
今度は菜の花の季節が狙い目です。