2014　ホームの下は海！海に一番近い都会の秘境駅　海芝浦駅と昭和30年代レトロすぎる国道駅

2014/10/25 - 2014/10/25

たぶん日本一海に近い駅と思われる海芝浦駅に行ってきました。

ここは、出発駅の鶴見駅以外は終点、海芝浦駅まで5駅4.7km約12分の短い路線で全て無人駅。

終点の海芝浦は東芝工場内ということで一般の人は改札を通れない、つまり駅から出られない。
駅員さんも駅員さんでは無く、守衛さんが改札にいる不思議な駅で、まさに都会の中の秘境駅、見える景色もローカル線のようなのどかさを味わえます。

エリア 鶴見(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

鶴見線のホーム。
ここから京浜工業地帯行きのローカル線が出ています。

鶴見線80周年の年表。

乗り場です。

海芝浦行きに乗車。

約12分で終点海芝浦駅に到着。

ホーム前は東芝工場内。

海に近いなんてもんじゃない、ホームの下は海です。

防波堤が駅みたいなもんです。

津波きたら完全OUTです。

関東の駅百選？

そういうものがあるようですが一応選ばれています。

東芝の人の勤務時間に合わせたと思われる時刻表。

日中は2時間に1本程度しかない。

乗ってきた電車が20分後折り返します。

使われていない乗車駅証明書発券機。

駅自体が東芝の私有地にある珍しい駅です。

逆に言えば東芝のためだけの駅、それでも採算合うんですね。

駅から出られない駅のここだけのルール。

ホームの中にICカードの改札機あります。

駅から出られませんが、一旦出場のICタッチが必要となります。
忘れて往復すると鶴見駅で引っ掛かります。

ここで出場タッチ。

残額表示されますね。

ここが駅の本来なら改札口。

駅名の代わりに『東芝京浜事業所』となっています。

撮影も禁止です。

このゲートのタッチはパスモやスイカでは無く、おそらく社員証。

出られない駅構内にある公園。

東芝だから海芝。

海芝公園 公園・植物園

奥行き100mも無い細長い公園です。

公園と柵で仕切られた東芝。

公園内はベンチがあるくらい。

救命浮輪もありました。

鶴見つばさ橋が見えます。

鶴見つばさ橋 名所・史跡

扇島方面。

東扇島東公園 公園・植物園

自販機とトイレは完備されています。

東芝内にあるので綺麗に手入れされてました。

到着した電車の折り返し発車まで20分程度しかありませんが、普通にぐるっと見ても間に合います。

ホームの壁は木製。

下は空間があります。

冬は海風で寒そう。

帰りはここで入場のタッチをします。

駅から出ていないのに出入場のタッチするのも日本でここだけかと…

乗ってきた電車の折り返しに乗車。

行きも帰りも始発。

ホームの横は海！

鶴見行きになってます。

物珍しさで訪れる自分のような人が多いんですね。

もちろん単線。

車内も空いてます。

吊り広告は通常電車と同じ。

首都圏の路線図。

自分のいる駅を探すだけでも大変な複雑さです。

鶴見線だけだと駅もこれだけ。

鶴見駅に向かって発車、左手は東芝敷地内。

引きこみ線路があります。

東芝正門がある新芝浦駅。

その次の『あさの駅』は一般の人も乗り降りできます。

鶴見駅1つ手前の国道駅で下車。

ホームは鉄骨アーチが…

電車が去った後は駅散策。

カーブに駅があります。

海芝浦方面。

国道15号沿いにあるから国道駅（http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%81%93%E9%A7%85）です。

薄暗い階段を下ります。

トンネル状になった薄暗い高架下。

都会では見られない入出タッチ方法。

ここも簡易改札機設置。

途中下車してタッチせずに来た電車に乗っても多分スルーできそうですが、頭上には防犯カメラが設置してあるんでご注意を…

と言うことでパスモでタッチ。

昭和レトロだ！

高架下は薄暗いトンネルみたいです。

そんな暗い場所にお店があります。

同じようにカメラを持った女性が撮影しまくってました。

映画のセットみたいですが、営業しているお店。

まさに昭和30年代にタイムスリップしたようなレトロ感。

小さな街灯。

駅を利用している人が置いている自転車。

旧国道架道橋の古いプレートが…

人が住んでいるんですかね？

高架下の外側。

高架下に入る通路。

この両側の壁面にも昔はお店があったんだろう。

駅入口。

こちらは新国道架道橋となってます。

JR駅名看板だけが駅の存在を知らせています。

再び駅から電車に乗って鶴見駅に向かいます。

電車到着、1区間のみの乗車でした。