2014/01/02 - 2014/01/02
70位(同エリア3770件中)
とーりさん
遂に前々から行きたかったヨーロッパ観光の真髄、イタリアに行ってきました。
ひとくちにイタリアといっても魅力ある都市が目白押しですが、今回は時代的には逆行しますが、ルネサンスの中心となったベネチア、ローマ、フィレンツェの順にメジャーどころを回りました。
また、途中、地中海を横断し、カルタゴ遺跡のあるチュニジアのチュニスにも行ってきました。こちらもアフリカ大陸初上陸ということで、自分的には感動ひとしおです。
航空券ほかホテルや鉄道切符、それに一部施設も事前予約した「雁字搦め日程」ではありますが、その中での自由度を楽しみました。
全体の日程は以下のとおりです。
1日目 (12/27)1/16 ボローニャの街燈
2日目前半(12/28)2/16 ベネチアの群青?
2日目後半(12/28)3/16 ベネチアの群青?
3日目前半(12/29)4/16 悠遠のローマ?-1
3日目後半(12/29)5/16 悠遠のローマ?-2
4日目前半(12/30)6/16 バチカンの荘厳
4日目後半(12/30)7/16 悠遠のローマ?
5日目 (12/31)8/16 ローマ帝国からカルタゴ遠征
6日目前篇( 1/ 1)9/16 シディブサイドの白と青
6日目中篇( 1/ 1)10/16 カルタゴの屹立
6日目後篇( 1/ 1)11/16 チュニスの雑踏
7日目前半( 1/ 2)12/16 フィレンツェの実力?-1
7日目後半( 1/ 2)13/16 フィレンツェの実力?-2
8日目前半( 1/ 3)14/16 朝靄の斜塔
8日目後半( 1/ 3)15/16 フィレンツェの実力?
9日目 ( 1/ 4)16/16 ミュンヘンの寒空
10日目 ( 1/ 5) 帰国日
※2〜4日目・7〜8日目は2つに分け、6日目は3つに分けました。
今回は7日目前半(フィレンツェの実力?-1)です。大まかな動きは、
ホテル ⇒ ローマ(テルミニ駅) ⇒ フィレンツェ(SMノヴェッラ駅) ⇒ アカデミア美術館 ⇒ サンマルコ美術館 ⇒ メディチ家礼拝堂 ⇒ ジョットの鐘楼 ⇒(ヴェッキオ宮) です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
いよいよ中抜け1日を含む5泊したローマを後にします。
狭いこの部屋ともお別れです。 -
お世話になったホテルテティです。
何しろ狭かったですが、駅から近いのが何よりも魅力でした。またローマに来たら泊まってもいいかなと思いました。 -
さあ出発、フィレンツェへ移動するため駅へ向かいます。
6時なので辺りはまだ夜のたたずまいです。
(ホテル6:00 ⇒ 6:05テルミニ駅) -
テルミニ駅も何度もお世話になりました。名残惜しいです。
-
乗車するのはトレニタリアのフレッチャロッサです。
イタロも考えましたが時間が合わないのとテルミニ駅に乗り入れていなかった(当時)ことからこちらにしました。フィレンツェまで約1時間半の行程です。
(ローマ6:20⇒7:51フィレンツェ) -
「ビジネス」クラスだったので、車内ではコーヒーとお菓子が出ました。
-
ローマ出発時、車内はガラガラでした。
ちなみにトレニタリアは早期に購入するととても安いです。webで約2カ月前に購入したら「ビジネス」で29ユーロでした。 -
8時前、ようやく外は明るくなりましたが、どんより曇っています。
6日前慌しく電車に乗ったフィレンツェ・サンタマリアノヴェッラ駅に再びやって来ました。 -
とりあえず予約しておいたホテルに荷物を預けます。
駅の近くのホテルを押さえられました。 -
色々なホテルの入っている建物で、各ホテルの案内板があります。
私の泊まったホテルは電気がついていない上段真ん中のホテル「デジレ」です。
う〜ん、何となくヤバい予感? -
上階なのでエレベーターを利用しましたがこんなクラッシックなエレベーターで少し感動しました。
ホテルはちゃんとしていて、フロントの人もとても親切でした。入口だけでは判断できません。 -
さあ観光開始です。名にし負う観光都市フィレンツェなので、目いっぱい時間をかけて色んなところを回るつもりです。
とりあえずインフォメに「フィレンツェカード」を入手しに行きます。72ユーロ、高額ですが元は充分取るつもりです。
市内各所で入手は可能ですが、8時からの早朝営業はメディチリッカルディ宮殿近くにあるインフォメとの情報を掴んでいたので急いで行きました。
写真は途中で通ったサンロレンツォ教会です。 -
インフォメに到着、先客は日本人女性の2人組のみ。
早速購入しようとすると現金は不可とのこと。やむを得ずカードで購入しようとするも今度はカード読み取り機が不調で売れないといい、駅前のインフォに行くよう言われました。
駅前は9時オープンだし、行列が予想されるのでがっかり。
やむを得ず行くと案の定9時まで待ち+行列で、ようやく購入できました。
ちょっとイライラしましたが個人の海外旅行とはこんなもの、これも旅の醍醐味と割り切り気持ちを入れ替えました。 -
とりあえずフィレンツェカードは手に入れたので、観光前に腹を満たすべく、中央市場に来ました。
(中央市場9:15〜9:34) -
狙いは中央市場内にある、有名な「ネルボーネ」です。
ランプレドットというモツのサンドイッチがおいしいと評判のお店です。幸いなことに空いていてすぐ注文できました。 -
これがそのランプレドット、3.5ユーロでした。
味は薄味で日本人好みですが、正直激賞するほどではないと思いました。
市場内を散策がてら食べ歩きました。 -
さて観光を始めます。
まずは遠くにあるサンマルコ美術館から行こうと思いましたが、隣のアカデミア博物館がそれほど混雑していないようだったので先に入ることにしました。 -
混んでいないといっても行列はありました。
しかしここでフィレンツェカード威力発揮!優先入場なので全く待ちません。
(アカデミア博物館9:42〜10:07) -
ここは何といってもこれ、ミケランジェロのダヴィデ像です。
私は彫刻はそれほど興味はないのですが、それでもこれだけは見ないわけにはいきません。他の人も言っていますが、生で見るとホントでかいです。
(写真撮影はダメらしいのでいただいた写真で紹介します。) -
単純にポーズをとっているのかなと思っていましたが、敵対するゴリアテ陣営に向かって、左手に持った投石袋を肩に掛け、憤怒の表情で睨みつけているそうです。
アップで見ると怒っているようにも見えます。決して穏やかな場面ではないのですね。 -
アカデミア美術館はダヴィデ像だけ見ればよかったのでさっと見て次に行きます。
当初最初に行く予定だったサンマルコ美術館です。
(サンマルコ美術館10:10〜10:35) -
アカデミア美術館同様ここサンマルコ美術館もフィレンツェカードが使えます。
受付から入館すると目の前に中庭が広がります。また、それを廻る回廊が優雅に設えているのが目に入ります。 -
とりあえず1周してみました。
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館内に入り、二階への階段を登ると付きあたりにいきなりありました。フラアンジェリコといえばこれ。「受胎告知」です。
フラアンジェリこは同じ主題で他にも何点か作品を残しています。
画中のアーチは先程中庭を廻る回廊と同じもののように見えます。見たかった画なので暫く見惚れてしまいました。
なお、写真撮影は不可なのでいただいた写真で紹介します。 -
ここはフラアンジェリコ美術館といっていいほどアンジェリコの作品が充実しています。
これは「キリストの変容」。 -
つづいて「我に触れるな」。
門外漢には解りませんがキリスト教の教えの重要な部分だそうです。
他の画家の作品もありますが、やはりここは「フラアンジェリコ美術館」です。 -
サンマルコ美術館を出て、当初行くつもりはなかったのですが、フィレンツェカードが使えて、通り道にあったメディチリッカルディ宮殿に入ってみました。
(メディチリッカルディ宮殿10:44〜10:53) -
有名な「ベツレヘムに向かう東方三博士」もありましたが、私が印象に残ったのがこれ、フィリッポリッピ「聖母子像」です。
涼しい顔の女性を画かせたらリッピの右に出るものはないと思っています。 -
再びサンロレンツォ教会の脇を通り.....
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メディチ家礼拝堂です。ここもフィレンツェカード活用施設です。
外からみると何のことない建物ですが、中はとてもゴージャスでした。写真撮影は不可だったと思います。
(メディチ家礼拝堂11:05〜11:15) -
銘版です。
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次に本日のフィレンツェ観光前半の白眉、ドゥオーモ広場に来ました。
まずは手前の洗礼堂に入ろうと思いましたが並んでいます。当然ドゥオーモにも長蛇の列が。
どうせ並ぶならとドゥオーモに並んで、後で空いてきたら洗礼堂に入ろうと思いドゥオーモの列に並びます。 -
ドゥオーモの列は洗礼堂より長いです。
ただ、異常に回転が早くあっと言う間に入館できました。ラッキー!
(ドゥオーモ11:40〜11:50) -
中はこんな感じ、天井が高く広々とした印象です。
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最奥のクーポラの下にあたる部分でしょうか、天井がさらに高く日が差し込んでいます。
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行列なので辛抱強く順番を待って真下まで来てパチリ、天井画もなかなかのものです。
クーポラには登らずいったん表に出ます。 -
洗礼堂は後にして、続いてすぐ脇のジョットの鐘楼に来ました。
本来ならクーポラとジョットの鐘楼両方登るべきでしょうが、体力的にきついので片方、クーポラ入りの写真が撮れるジョットの鐘楼に登ることにしました。
ここは構造上大人数が入れないため、入口で入場制限しています。フィレンツェカード活用施設ですが、行列に並び順番を待ちます。
(ジョットの鐘楼12:17〜12:45) -
暫く順番を待って入場し、階段昇降を譲り合いながら登り、ようやく頂上に到着です。
クーポラが眼前にバッチリ見えます。また、赤い街並みも素晴らしいです。残念ながら天候はイマイチでした。 -
角度を変えて街並みを見てみます。
ヴェッキオ宮やサンタクローチェ教会が見えます。 -
フィレンツェ駅やサンタマリアノヴェッラ教会も見えます。
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真下に目を転ずれば、洗礼堂を上から見下ろすことができます。
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予定が押してきたので、次の目的地ヴェッキオ宮を見定めて塔を降ります。
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鐘楼内の階段はこんな細いのが続きます。所々に待避所程度のスペースはあるので活用しながら無理なく登れると思います。
【イタリア・バチカン・チュニジア旅行(2013~2014年末年始:7日目後半フィレンツェの実力①-2)13/16編へ続きます】
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