2014/09/19 - 2014/09/23
3位(同エリア97件中)
MARIELさん
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- 旅行記336冊
- クチコミ18件
- Q&A回答20件
- 4,502,911アクセス
- フォロワー1124人
飛び石は基本有休を取ることができるので9月後半は4連休。
3連休じゃ厳しくて、4連休なら行けるとこ。久々にTK(トルコ航空)に乗りたいな。スタバも買わなきゃだし。
そんな流れで浮上したのがアルジェリアでした。
ちょうど5年前の同じシーズン、モロッコの砂漠でラクダに揺られていた時、同行していたベドウィンが「あの向こうはアルジェリアだよ」と地平線を指差しました。その瞬間から私は砂丘の先にある未知の国に憧れていたのです。
と言ってもアルジェリアのどこに行くのか。皆目見当も付きません。
早い段階でムザブの谷が候補に上がりましたが、暴動が頻発していて治安的に厳しそう。取り敢えず国内線は手配せず最悪アルジェとその近郊のローマ遺跡を巡ろうと様子を伺いましたが、トラベラーのsunnyさんもムザブが一押しのようだし心は完全にムザブに・・・。
出発1カ月を切った頃、ムザブの谷を含むツアーを催行している旅行社に客を装って電話し状況を確認。
何とか大丈夫そうなのでアルジェリア航空のHPからアルジェ⇔ガルダイアの国内線を購入しました。
それでも治安が良くないことには変わりは無いし、ビザは面倒という話だし、とにかく情報が無いし、さすがの私もいつものように「現地着いてから考えよう」とは行きませんでした。
よって、これからアルジェリアを個人旅行される方の参考になればと思い、普段の旅行記よりテクニックの部分をやや丁寧に記しておきます。
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- アルジェリア航空 ターキッシュ エアラインズ
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【ビザについて】
結論から言うと、噂に聞いていたような難しいことは何もありませんでした。方法はhttp://www.algerianembassy-japan.jp/consular/files/VISA-Nihongo.pdfに載っていますが、気付いた点をシェアします。
・ムザブの谷(ガルダイア)に行くと申し出るとビザは下りませんので、日程表からは省きます。
・ホテルの予約確認書は予約サイトの確認メールでOKです。(直接ホテルから確認書を貰う必要はありません)当然、ムザブの谷のホテルではダメです。
・上のサイトによると引き取りは平日15:30〜16:30となっていますが、実際は9:30〜11:00でした。また所要2営業日となっていますが、月曜に申請して最短金曜受け取りと言われました。
・ビザ担当のアルジェリア人のおばさん(ドリさん?)、かなり性格に難アリです。イラっとしますが堪えましょう(笑)。 -
【ガイドブックについて】
日本語のガイドブックと呼べるものは無いと思います。Lonely Planetの2007年最新版は絶版となっているため、ネットで高値で取引されています。フランス語が流暢であれば、選択肢は広がるでしょう。
私が購入したのはBradtの2008年最新版。出発2週間前に日本のAmazonで注文しましたが、発送の目処が立たないのでキャンセル。Amazon.comで再注文し、1週間後にハワイで受け取りました。(送料を安く上げるため)
ちなみにBradtはマイナーなデスティネーションをカバーしてることで有名なガイドブックです。例えば、「韓国」は無いけど「北朝鮮」はアリ、キプロスは「北キプロス」の一部に紹介されている、など。(2008年時点)
今後お世話になることが多いかもしれません(笑)。 -
【お金について】
闇両替です。アルジェ空港の銀行は日本円も受け取るようですが、正規レートで替えるのはアホらしいので、ユーロかドルを持参しましょう。
1ユーロ=150ディナール(以下、DA)で交渉して下さい。私は1ユーロ≒100円のキャッシュから替えたので、1DA≒0.67円という感覚でしたが、現在のレートだと1DA≒1円というイメージかもしれません。円→ユーロのレートは変動的ですので、本文の物価概算はユーロで記載します。再両替は不可なので要注意です。
ディナールはめちゃくちゃカワイイです。色々な動物が描かれていたり、100ディナールの1の中にヤシの木が描かれていたり。 -
【ムザブの谷のホテルについて】
オンライン予約できる宿はありません。メールのやり取りで問題なく予約できる宿は以下の2つが有名です。2軒ともベニイスゲンのオアシスにあります。共にこちらは英語で書いても返事はフランス語で来ます。HPもフランス語のみ。
飛び込みならば、もっと安い宿もあります。
■Mzab Tours http://www.mzabtours.com/
すべて込み(シングルHB2泊、空港往復送迎、観光1日)で200ユーロ。一度の交渉で180まで下がりましたが、それ以上は交渉していないのでどこまで下がるかは不明です。
■MAISON TRADITIONNELLE AKHAM http://www.akham.biz/cms/m-zab.html
別名Chez Said。CONTACTから連絡しても返事が無いのでRESERVATIONからコンタクトを取って下さい。写真の価格表を送ってくれます。
シングル3000DA ダブル4000DA トリプル5000DA(朝食込み)
ディナー1500DA
ガイド3000DA
専用車&ドライバー4000DA
空港送迎(往復)2600DA
私は車を3000DAに、ガイドをタダに(但し、本人に2000DAお礼の気持ちで渡しました)、空港送迎を往復1200DAにまけてもらいました。
これをトータルすると(ディナーも2回食べたと仮定して)、15200DA≒101ユーロであり、Mzab Toursよりだいぶお得だったと思います。 -
〜ここから本編〜
金曜の夜は早め仕事を切り上げて、18時過ぎの電車で成田へ向かう。
これからシンガポールに向かうWakabunさんファミリーをゲートで見送ってからANAラウンジへ。
シャワーを浴びてスッキリした後は、サラダで一度目のディナー。 -
22:30発のTKは今日も30分繰り上げ出発。
バルクは真ん中シートしか空いてなくて渋々普通のアイルシート。
私は9割方バルクor非常口なのでとっても辛いんだけど、レッグレストあるし、スライドとリクライニングを併用した快適シートなので何とか耐えられそう。 -
映画はStalingradを。(Jude LawのEnemy at the Gatesの方じゃないよ)
2013年のロシア映画なんだけど、日本未公開(だよね?)なのがマジ勿体ない!ってくらい良かった。
一度目の機内食は和食をチョイス。
相変わらずTKのミールは素晴らしい♪と思うけど、映画に集中しててあんま覚えてないや(^^;;
日本発は名物のフレッシュオレンジジュース載って無いので、名物その2のチェリージュースで。 -
Yでもアメニティとスリッパが付いてるのもいい☆
TKのアメニティはポーチが定期的にチェンジするから楽しみなんだよね。
今日のはペンケースにできそうな黒いポーチ。フライトによっては色違いもあるよ。
今回は厳格なイスラム圏につきビーサンではないので、スリッパはホテルで履く用にお持ち帰り。 -
結構よく寝られて到着2時間前の朝ご飯。
おお、良かった。オムレツじゃない!
スクランブルエッグもチーズトーストも合格点なお味。
6時間戻って、予定より20分早い4:40にはアタテュルク。
早すぎるから入国してベンチで二度寝。アライバルラウンジはTKの上級会員しか使えないのよね。 -
お化粧して7:45には活動開始!
とりあえずいつものコースでメトロでアクサライなんだけど、久々に来たら何とメトロ&トラムが4リラに値上がってた!!
1.1→1.3→1.5と計画的に0.2刻みでupしていることは知ってたけど、何でいきなり4リラまで!?
カードにチャージする場合は2リラだかで乗れるみたいなので、イスタンブール旅行の人は確実にトークンは避けた方がいいね。 -
合計8リラもかけてトラムでエミノニュまで。
ただいま、イスタンブール!な光景。
トルコは5回目、イスタンブールは4回目だけど、またまた乗り継ぎ観光になっちゃった。
ガラダ橋を渡れば、新市街の中心・タクシム広場へと道は通じてるけど、私が橋を渡ることは決してない(笑)。
ああ、いつかは新市街へ・・・。 -
ここに来たからにはサバサンド。
数日前ココにいた母から、「鯖サンド、6リラに値上がりしてました。高いわよね」ってLINEが届いた。
私が今日ここに来ることは言っていなかったけど、「大枚はたいて食べました」とだけ、このボートの写真と共にLINEを返す(笑)。 -
おお、確かに6リラだ。
長らく4リラだったと思うんだけど。
でも現在リラが安すぎる。前回来た時が1L=62円で、その前なんか1L=90円弱。今回は1ユーロ≒100円のユーロを介していて、尚且つアクサライの高レートで替えているとは言え、何と1L=35円ちょっと。円から直接替えても50円くらいでしょ。
300円でこの味なら悪くないんじゃ?? -
食後は観光名所目白押しの旧市街トラムルートを歩いてぶらぶら。
イスタンブールって本当イイ街だよな。
東西の文化が見事融合してエキゾチックすぎる☆ -
アヤソフィアの前で、「自称ガイド」系の怪しいおじさんに話しかけられ、しばらくお喋り。
日本人だと分かると、
「代々木公園のデング熱はどんな状況?」
って、どんだけ日本ツウなんだよ! -
ブルーモスクも写真だけ撮って、中には入らず。
今日もここに変わらずブルーモスクがある。
それだけで満足。 -
次にやって来たのはイスタンブールでも特にお気に入りの通りの一つ、ヌルオスマニエ。
目的は勿論この通りにある品揃えの良いスターバックス。
今回IST経由にしたのは、TKに乗りたかったというのもあるけど、前回来た時はまだ未発売だったデミを買うのが最大の理由なんだから。 -
・・・。
やられた、マグしかない(>_<)
事前に連絡して取り置きすべきだったかな。
しかも10日後には入荷するって。(私が凄い形相で「たった10日!?」と叫んだら、「15日かも・・・」と店員はひるんだ)
まあ、またTK乗るわ。 -
せっかくヌルオスマニエに来たから、ヌルオスマニエ門からグランドバザールに入場。
今回もハンドバッグ一つで荷物は増やせないから、何も買えないんだけどねー。
てか、アフリカにハンドバッグで行くって自分でもビビるわ。 -
世界で雑貨がかわいい街(国)はいっぱいあるけど、私的にはイスタンブールがNo.1!!
カラフルでキラキラしてて、エキゾチックで本当にツボ☆
いつかゆっくりお買いものしてみたい(^^♪ -
帰りはアクサライまで歩いて戻って来ちゃった。
4リラの節約!
ローカル感溢れるケバブ屋さんに入ってザクロジュース。5リラ。
オレンジジュースより高いけど、せっかくシーズンだし。
アレッポ出身だというイケメン店員とシリアについて語りながら暫しのんびり。
トルコ人店主が「サービスだよ」と言って、ケバブ用のチキンを削いでくれる。 -
次のフライト2時間前の12:00には空港に戻り、FAST TRACKからサクっと出国してTKラウンジへ。
私的に現在世界NO.1かもしれないラウンジ。ホント何でもある(笑)。
特に下の階がのんびりできてお気に入り。 -
プールは暇潰しにいいよね!
映画ルームには入り口にポップコーン機まであって完璧だし、いくらでも居れそう。 -
お食事もトルコ料理中心に本当色々あるけど、私の一番のお気に入りはその場で焼いているピデ(トルコ風ピザ)。
焼き立てをシェフが小さいピースに切り分けてくれるので何種類も食べられちゃう。 -
ってことで全4種類をソーヴィニヨン・ブランと共に。
他にも数種類のスープ、お肉料理、トルコのお惣菜類などとにかく色んな種類があって毎月来ても飽きないと思う。 -
デザートだってこんなにいっぱい!!
左のはトルコ菓子コナーで右のが洋菓子コーナーね。
あとここでおススメなのが、フレッシュミントのたっぷり入ったレモネードとかベリージュース。 -
普通のコーヒーも美味しいんだけど、ターキッシュコーヒーを注文すれば、こんな素敵なカップで淹れたてをサーブしてくれるよ♪
苦〜いターキッシュコーヒーに合うかと思ってザッハトルテを持ってきてみたけど、甘過ぎて無理だった。 -
14:00発のアルジェ行き。
ゲートでインボラ来たー!!!!!
直前で大型機材に変更になったらしく、☆Gだからというよりは、Y最前列を押さえてあったから押し出されてUGしたっぽい。
旧型シートだけど革張りで立派だし、何気に3時間超えのフライトだから嬉しい(^^)v -
急遽C席が増えたため、スタッフが慌ててCミールを追加搭載してた^^;
まずは出発前のウェルカムドリンク。
ラウンジもあるフレッシュレモネードだけど、コレ本当に美味しくて大好き♪ -
TKもOS(オーストリア航空)同様、CはFlying Chefがサーブしてくれる。
ケータリングもOSと同じ、DO&CO社。
ウィーンに拠点を置き、ザッハトルテで有名なDEMELも傘下に治める大手食品産業だね。 -
短距離便なので、メインディッシュ以外は前菜からデザートまでワントレイで。
典型的なトルコの前菜が嬉しい。
トルコ旅行じゃないのに、こんなにトルコ料理が楽しめるなんて!
この便にはちゃんとフレッシュオレンジユース搭載してた。 -
メインはチキン・シュリンプ・パスタからのチョイスだったのでシュリンプ。
普通に美味しかった☆
映画は7月にNH便でも観たDivergent再び。
一度もう観てるので、日本語吹き替えやスペイン語吹き替えで観てみる・・・。 -
更に2時間戻って(日本からは-8時間)、15:45にアルジェリアの首都アルジェのウアリ・ブーメディアン空港に着陸。
Cだったのでイミグレも並ばずあっさり入国。
到着ロビーで闇両替をしようとATM付近をウロついてるのに声を掛けられないので、今度は銀行付近へ。
すると直ぐに話しかけられて、カフェのテーブルの下から札束をやり取りして(笑)、120ユーロが18,000DAに。 -
国際線ターミナルを出て、右に300mほど歩くと国内線ターミナル。
あっと言う間にチェックインを終え暇になる。
元々2:45も乗り継ぎ時間があるのに、更に国内線が1時間半のディレイ。
結局アルジェリア航空のガルダイア行きは20:00の出発。
スナックとお水が出た。チケットにはシート番号が記載されてるのに自由席。
ガイドブックによると、この路線は外国人いっぱいとのことだったけど、見た限り私しかいない。
やっぱガルダイア、今ヤバいのかな・・・。
ちなみに航空券代は往復で9451DA=88.85ユーロ=12399円。カード払いだと正規レートになってしまうのが痛い。
この区間、バスなら片道900DAらしい。夜行アリ。 -
到着もそのままズレ込んで、21:30ガルダイア。
「じゃあエアポートでね!」「いや、迎えは要らないって。タクシーは600DAって聞いたよ。往復2600って高すぎでしょ」というところでメールのやり取りが切れていたんだけど、お迎え来てた。
この時間、タクシーなんていなかった。
それが分かってたから来てくれたんだ。しかも片道600DA≒4ユーロにしてくれるって。
30分ほどで今日のお宿、MAISON TRADITIONNELLE AKHAMに到着。
名前の通り伝統的な建物を利用したホテルにヒトメボレ☆ -
一律3000DA=20ユーロのシングルルーム。
のはずだけど、何と4人泊れるお部屋だった。
ゴージャスではないけれど、内装もトラディッショナルなデザインで旅人としては嬉しい限り。
エアコン、液晶TV、冷蔵庫完備。
冷蔵庫には1.5Lのコンプリメンタリーなお水が入っている。 -
一息ついたら中庭でディナー。
お腹いっぱいで夕飯はスキップしたかったけど、予約しちゃったので仕方ない。
メニューはスープ、サラダ、ラムの煮込み料理、フルーツ。
アルジェリアは外食でローカル料理を食べるのは難しいらしいから嬉しい(≧∇≦)
でも一人じゃこんな食べられない・・・。4分の1くらいで限界。
1500DA=10ユーロって高っ!って思ったけど、私だけの為に作ってくれて1500なんて申し訳ない。 -
食後にはステキな銀製ポットに入ったミントティーとデーツも。
でもお腹がいっぱい過ぎて、デーツ一つとお茶を専用の小さなカップで一杯飲むのがやっと・・・。
何だかんだ言って疲れているので、今日はこのままお休みなさい。 -
日曜の朝は7:30起床。
シャワーは「水ではない」というレベルのぬるま湯が安宿レベルの水圧で出るというカンジ。
まあ、ここは砂漠の真ん中なんだから仕方ないね。
部屋数は相当ありそうだけど、昨晩のお客さんは私とアルジェリア人カップルのみ。今日も別のアルジェリア人が一組チェックインするのと、明後日はスペイン人グループが来るだけらしい。
オフシーズンとは言え、明らかに旅行者が激減してる。
普段はフランス人が多いのだと思うけど、みんな渡航を自粛しているのね。 -
8:00には中庭で朝ご飯。
これは宿泊料に含まれている。
クロワッサンにふかふかのフランスパン、チーズ、ヨーグルト、オレンジジュース、カフェオレという定番のご当地メニュー。 -
9:00にドライバーさん&ガイドさん到着。
ガイドを付けるなんて全く以て私らしい旅じゃないけど、さすがに今回ばかりは安全性を重視。
ガルダイアでは原住ムザブ人とアラブ人の民族間闘争が定期的に勃発していて、2カ月前も死者を出して泥沼化している。
何かあった時、「一人でウロウロしてて事件に巻き込まれました」じゃ言い訳できない状況ってこと。 -
うわぁ・・・。
この光景に惹かれて遥々来たのよ。
最初にベニイスゲンの全景を見た時の感動は筆舌に尽くし難い。
頂きのミナレットを中心に小高い丘に張り付く無数の乾いたレンガ色の家屋。
現代社会とは切り離された物語の世界みたいだ。 -
ムザブの谷は首都アルジェから約600km、ベルベル系ムザブ人によって建設されたGhardaia、Beni Isguen、Melika、Bou Noura、El Atteufの5つの集落の集合体。
後にBerriane、Guerreraの2つも加わった。
ガルダイアは一つの集落の名前であると同時に、ここがガルダイア県であることからムザブの谷の総称ともなっている。
手前中央がベニイスゲン、右奥がメリカ、左奥がガルダイア。 -
村の周りは墓地になっていて、その外は果てしなく広がるサハラ砂漠。
アルジェリアは国土の大半をサハラが占める広大な国。
スーダンが分割した今、国土面積はアフリカ1位で世界でも10位。
ちなみにベスト10って知ってる?
旅好きな人なら8位まではすぐ分かると思うけど、意外に思い当たらないのが先月行ったカザフスタンの9位とアルジェリアの10位じゃないかな。
最近、大きな国ばっか行ってるなあ。 -
ベニイスゲンは街の西側にオアシスが広がる。
ホテルがあるとこね。
ちなみに空が白っぽいのは曇ってるんじゃない。
出発前にムザブの色んな写真を見てる時、「何でもっと青空の写真載せないんだろう」って思ってたけど、こっちに来て分かった。快晴でもここの空は白いんだ。23才のガイド・Mehdi曰く高温が原因で、冬場はもうちょっと青いんだって。 -
車で少し移動して、ベニイスゲンのニュータウンを見学。
ミナレットのある丘から街はどんどん拡張し、比較的新しい家は隣の丘まで広がっているのだ。
新しいって言ってもこんなんだけど。
でもこれは一目で新しいって分かるデザインらしい。 -
ムザブの谷で街並みと同じくらい観光客を魅了するもの、それは白装束の女性達。
写真は厳禁なので、うっかり(ということにしとく)撮ってしまったこの一枚だけ。
現代でも厳格な戒律を守るムザブでは、女性が肌を晒すことは無い。
全身を白いアバヤで覆い、何と凄いのは片目しか出してないってこと。
利き目ばっか使って視力低下しそう。
アラビア半島の黒アバヤのように目の部分がメッシュになっているんじゃなくて、白い布を前で重ね合わせる感じ。 -
街角のいたるところに井戸を見かける。
この時はそうは思えなかったけど、確かにあちこち見て回るとこの井戸はモダンなデザインかも! -
本当に何て魅力的な建築なんだろう。
近代建築家のル・コルビュジェもムザブの谷をこよなく愛し、ここから多くのインスピレーションを得たと言われている。 -
旧市街は言うまでも無くステキだけど、こっちの新興住宅街も負けてない。
一人で周ってたらこっちまで来るのは厳しかったかもしれないし、今回はガイド付けて正解ってことにしよう。 -
気温40℃は意外に耐えられるんだけど、乾燥は酷い。まあ乾燥してるから40℃でも平気なんだけどね。
とにかく水!!
モロッコではサハラ砂漠(1泊ラクダツアー)に水を1滴も持たずに突撃したほど水分を摂らない私が、早々に本日2本目を買いにお店へ。
ガイドさんが払ってくれたけど、500mlのペットボトルで20DA≒0.14ユーロ。
コンビニ的お店の店先にも必ずフランスパンのショーケースがあるのがさすが。 -
ベニイスゲンの旧市街は事情により後回しで、とりあえずガルダイア。
街の中心にある市場へ。
この辺りが一番対立激しかったらしいね。
両者が家屋を焼き打ちする報復合戦が繰り広げられたと言うけれど、見た感じは平和そのもの。 -
市場から四方八方に広がる路地にはたくさんの小さなお店が続く。
日用品から食料品まで様々な商品が並び、民族衣装をまとった男たちが行き交う賑やかなエリア。
ムザブの谷はいにしえよりサハラ交易の要衝なのだ。 -
商店街を抜け、ミナレットに向かって丘を登りだすと辺りは一変、静かな住宅街となる。
家の中から漏れる音で、そこに人々の生活があることは伺い知れるけど、通りを歩く人は少ない。 -
女の子であっても子供は写真OK。
アルジェリア人の子供の愛くるしいの何のって!!
恥ずかしそうに、Bonjourと囁いて隠れてしまう。 -
今日は日曜日。つまりイスラム圏では週始めなわけであって、子供達は学校に行っている時間。
出会う子供は未就学の小っちゃい子ばかり。 -
村の中は細い路地ばかりで、丘に開かれた街なのだから当然アップダウンも激しく、ロバが活躍中。
乗ってみる?って聞かれたけど、今日、タイトめなスカートで来ちゃったよ・・・。 -
ミナレットを見上げることのできる激写スポット。
ガルダイアのミナレットは麓まで行くことはでいないんだよね。 -
ガルダイアの中心部を離れて向かったのは、街はずれにあるキリスト教の教会。
図書館も運営していて、チャペルと一緒にそっちも見学させてもらう。
案内してくれたのはコンゴ人の男性だったけど、ガルダイアにはとにかく黒人労働者が多い。
マリ難民も相当数いるって。 -
小高い地点からガルダイアの全景を望む。
5つの村は丘のてっぺんのミナレットを中心に広がる同じような設計であるため、後で写真を見るとどの村だか瞬時に判別するのは難しい。
でもガルダイアはすぐわかるよ。
メインのミナレットの横に小っちゃなミニ・ミナレットがあるから。 -
ガルダイアの新市街は結構な規模。
ガルダイア県の中心地として、大きな郵便局や裁判所なんかまである。
現在は至って平和な雰囲気だけど、先日暴動のあったバスターミナルから市場に続く通りはシャッターを閉めているお店が多かった。 -
お次はガルダイアから拡張した村を訪問して灌漑システムのお勉強。
ほとんど雨の降らないこの涸れ谷がオアシス都市として発展できたのは優れた灌漑の技術があったから他ならない。
街の見えないとことには水路が張り巡らされ、ところどことあるポイントはは水が公平に分配されるよう緻密に設計されている。
ちなみに真っ暗な水路はかなり怖かった・・・。 -
貯水槽や井戸もあちこちでみかける。
井戸の隣には必ずと言っていいほどヤシの木が植わっている。
この後、幹線道路沿いのカフェに行ってミントティー。
でも警官がお茶してたので写真は撮んなかった。
この街ではあらゆるところに休憩中の警官が出没するけど、真面目に働いてんのかな(笑)? -
人々は12時〜14時の間シエスタに入る。
学生も一度家に帰るんだって。
この時間を狙ってベニイスゲンの旧市街に潜入。
5つの村に入るのには、基本ゲートで300DA≒2ユーロの入場料を払って専属ガイドを付けるのがルール。(メリカは不要、ガルダイアはこっそり潜り込めるらしい)
私が色々値切るもんだから「コイツ金無い」と判断して、係員がシエスタに入るこの時間を狙ってベニイスゲンに連れてきれくれた(笑)。 -
城壁に囲まれた各都市。
ベニイスゲンでは更に第2の門(旧門)をくぐることとなる。
街が徐々に拡大していった歴史がわかるね。
5つの都市の中でも特に戒律が厳しく、聖なる町の異名をとるベニイスゲン。
近年までは夜間、外国人は村の中に入ることすら許されていなかった。 -
この時間、人々はほとんど外に出ない。
シエスタだし、マジ暑いから(笑)。
よって気にせずバシバシ写真を撮りまくる。 -
丘の上、見張り台の近くには周辺の墓地とはまた違う古そうなお墓があった。
棺は見ただけで男女が見分けられる。
メッカ側(写真手前)が頭(石が2つ)なのは男性で、足(石1つ)なのは女性。
亡くなった女性が妊娠していた場合、中間にも石を盛るとのことだったけど、そのような棺は見当たらずホッとする。 -
メリカも一望できる。
今回はパスしちゃったメリカだけど、多くの伝統的家屋は倒壊してコンクリート建築に変わっているため、他の街よりつまんないらしい。
Sidi Aissaのお墓は有名ではある。 -
裾野の住宅を見渡すと、屋上が青い家が多いことに気付く。
これは蚊避け効果を狙ってるんだって。
いくら土壁と言っても、地下以外は結構暑い。
よって屋上で寝る人も多い。
だから、蚊が近寄って来ない青に屋上を塗るそう。 -
こんな細長〜い通りも。
ここまで来るとドンキーでも厳しいのでは??
引っ越しとかどうするのかね。まあ、めったに引っ越す人なんていないだろうけど(笑)。 -
14:30過ぎに一度宿に戻って休憩。
ドライバーさんもMehdiも相当疲れてたみたい。
連れ回しちゃってごめんね・・・。
私も「大丈夫、疲れてない!」ってずっと強がってたものの、かなり体力消耗したわ。
一度エアコンに当たってクールダウン。この棟の2階が私のお部屋☆ -
17:00、少し涼しくなったところで再び出発。
直射日光が和らいだだけで、吹き付ける風は依然として熱風だけど(^^;;
やって来たのはコンビニのようなローカルなお店。
ここで美味しいジュースが飲めるんだって。
何かの薬草が入ったようなレモネード。払って貰ったけど、たぶん50DA≒0.33ユーロ。サッパリしてて結構スキ♪
お店のおじさんが、バナナ、ナッツ、卵の入った滋養ドリンクもサービスしてくれた。 -
中には入んないけど、外観だけ見に来たブ・ヌーラ。
表紙の写真にもしてるヤツ。
てっぺんのモスクとは別に、もう1個大きなミナレットがあるのが特徴。
ここもベニイスゲン同様、非常に伝統的な町。 -
見たカンジじゃ信号機の無さそうなガルダイア。
代わりにラウンドアバウトがいっぱいある。
その各ラウンドアバウトの中央に色んなモニュメントが設置されてて、それがかわいい!
写真撮りたいって言ったら一番有名なところに連れてってくれたんだけど、他のヤツの方が全然かわいかったよ・・・。 -
最後は宿に戻って車を停めて、3人で歩いてベニイスゲンのオアシスにある見張り台へと向かう。
オアシスに来れば、デーツ食べ放題!?
それにしても凄い数、成ってるね。 -
ムザブの谷の外から不法侵入等があれば、各見張り台から隣の見張り台へと連絡を回し、あっという間にムザブ全体に知らせることができるんだって。
昔は昼間は鏡、夜は火を灯して連絡したそうだけど、現在は携帯らしい(笑)。
塔にところどころ穴が空いているのは、風の抵抗を和らげ倒壊を防ぐため。 -
塔の上から夕日を眺めて、オアシスの風を感じて、しばし静かな時間を満喫する。
ムザブの谷、素晴らし過ぎた。
もしコレを読んで行ってみたいって思ってくれた人がいたら、本当に行く人がいたら、めちゃくちゃ嬉しい。 -
明日は朝が早いので、ランチ抜きだったけど夕飯もパスで早々に就寝。
そしたら22:00頃部屋をノックする音。
外にはMehdiがこのDVDを持って立っていた。
ガイドブックでお勧めされてたから欲しいって言ったんだけど、シエスタ中で入場料を取られなかった代わりにDVDも買えなかった。
私と別れた後に買いに行ってくれたんだ!
寝ぼけてたから、受け取ってそのまま追い返しちゃってゴメン(>_<) -
月曜日の朝は6:00朝ご飯で6:30チェックアウト。
車で空港まで送ってもらう。
到着した時は真っ暗でわからなかったけど、ガルダイアの空港かわいい!
ターミナルも管制塔もちゃんとムザブ仕様なの(≧∇≦)
何故国際空港って名前なんだと思ったら、パリからフライトがあるっぽい。
シーズン中のチャーター便だろうけどね。 -
8:15発のアルジェリア航空が、またもや1時間半のディレイ。
アルジェの観光時間が減るのが痛い・・・。
今日も外国人らしき人は皆無で、機内スナックもほぼ行きと同じ。
11:15にアルジェ。外国人は国内線であっても出発時、到着時共に書類を書かされるのが面倒くさい。
バスで行く余裕はないので、タクシーで市街地に向かう。
値段は800DAと聞いていたけど、交渉しても1500→1000DA≒6.67ユーロまでしか下がらなかった。 -
アルジェ、渋滞が凄い(>_<)
カスバ(旧市街)に行ってもらうようお願いしていたけど、中心地に入ってからほとんど車が動かず、新市街の真ん中で降りて、と頼まれる。
確かにその方がいいかも。ここまで所要45分。
アルジェは白い建物に青いレースパルコニーが特徴的な美しいフランス植民地時代の面影が色濃く残る都市。
300万人以上の人が暮らす大都会。 -
とりあえず有名なGRANDE POSTEに行ってみる。
1913年建造、ネオ・ムーア様式の建物はこの街のシンボル。
前の大階段は待ち合わせスポットの定番で、常にたくさんの人が座っている。 -
内装もポストだなんて思えない美しさ!
イスラム様式の装飾と柱はとにかく壮麗。完璧モスク。
ただ、本当に郵便局なので窓口には大行列が(笑)。 -
カスバ方向に向かって歩き出すと、オープンカフェが並び、フラワーマーケットも開かれている歩行者天国に入る。
デニムにTシャツというスタイルの人もいれば、ロング丈の服にスカーフをかぶっている人もいるけど、いずれにせよガルダイアから来ると凄く自由な街に見えるね。 -
「ニーハオ 」「コンニチハ 」「サワディカーップ」
どこの国籍に見られているかは別として、ここでは私は確実に「異邦人」だ。
さすがにアルジェでは数人外国人を見かけたけど(アフリカ内から来た労働者は別として)、それでも観光客らしき人は全くおらず在住者と思しき人ばっか。
「ジャーナリストですか?」って聞かれる始末。 -
広場にあったEmir Abdelkaderの像。
19C半ばにフランスの植民地支配に抵抗して戦った英雄らしい。
ここで地元の若者2人に英語で話しかけられ、しばらくお喋りしてた。
アルジェで唯一英語が通じた相手だったわ。 -
アルジェと言えば、私的にはカスバ以上に港ってイメージだったので見とかなきゃね。
アルジェ自体が地中海沿いの街なので、メインストリートからわずか数100メートルで港に行き当たる。
やっぱ巨大な港だね。
タンカー用のドック、客船用のドックなどアルジェ湾を取り囲むように港が整備されている。
海沿いとあってアルジェは湿度が高い。
ガルダイアの乾燥が嘘みたいだ。 -
GRANDE POSTEから丘に上がって行くエリアはRue Khemistiと呼ばれる緑の多い広場で、アイスクリーム片手にお喋りを楽しむ人なんかでいっぱい。
この近辺だけでかなり時間を取られてしまった。こりゃ確実にカスバ行く時間ないな。思ったより遠いし・・・。
危険なカスバを歩くためにデジイチ諦めてミラーレスで来たのに何てこった! -
もう諦めて、ランチ代わりにお茶しよー。
この街では女性が一人でカフェに入るのだってへっちゃら。
ガイドブックには「このお店は女性でも入り易く・・・」とか飲食店が紹介されていたけど、どこも全く問題ない。
グランドポストの眺められるテラス席に陣取ってミックスジュース。100DA≒0.67ユーロ。 -
街路樹が整然と植えられた大通りはヨーロッパそのもの。
アラビア語の看板が写りこまなきゃ、誰がここをアフリカ大陸だと思うだろう。
さあ、そろそろ帰らなきゃ。
タクシー乗り場らしき場所を見つけたけど、基本乗り合い且つローカルが次々とドライバーに話しかけて乗り込んでしまうので、私のフランス語レベルではとても掴まえられそうにない。
そうだ!と思い、近くにいた警察官にちょっと高めの声で「私、空港に行きたいんですけど〜、タクシー掴まんなくて困ってるんですけど〜」と話しかけたところ、「大丈夫、心配しなくても今、一台止めてあげるからね〜」と。
海外では使える武器は使う。
何故この処世術が日本では発揮できないのか・・・(笑)。 -
帰りは800DAで無事空港に戻って来た。
渋滞が怖くて1時間みてたけど、空いててわずか25分。
あと30分は街にいれたじゃーん(>_<) カスバ―!!
余裕の2時間以上前チェックインで、いくつかのキャリア共用のラウンジへ。
下の中、って感じのラウンジ。 -
お酒はもちろんのこと、ソフトドリンクや食べ物もロクなのない。
小っちゃいケーキ一個食べてみたのと、マンゴージュースは一口飲んで残しちゃった。
スタッフが英語堪能で、愛想も良かったのだけが評価できる点(笑)。 -
最後に残った2005ディナールでお買いもの。思ったより値引き交渉が上手く行ってキャッシュ余っちゃったのに再両替は不可だからね。
免税店は外貨オンリーなのと、空港のお土産は高いので、外で使い切っちゃった方がベターとは思うけど。
灰皿らしいけど、小物入れにもできそう。1個1000DA≒6.67ユーロ。
今思えば3個で2000にしてよ、とか言えば良かった(笑)。それでも高いし。 -
17:00発TKイスタンブール行き。
イタリア、サウジアラビア、カナダに住んだことのあるレバノン人と隣になって盛り上がる。
機内食は揚げ茄子のリガトーニ。メインだけ食べた。
映画はThe Fault in Our Starsを。
全米が涙した感動作のはずだけど、行きにDivergentを観ていたせいで、近親相姦に見えちゃう(笑)。 ←兄妹役だったShailene Woodley & Ansel Elgortが恋人役なので。 -
定刻の22:10にはアタテュルク。
入国はせず、そのままラウンジに直行。
夜はまた違った雰囲気で本当ステキなラウンジ。
ムードだけなら高級レストランみたい♪ -
機内でもリガトーニ食べたけど、ここのは更に美味しいからいいの。
ちゃんとその場でシェフが作ってるんだよー。
そして成田行きが30分のディレイ。
搭乗口に着いてからもなかなかボーディング始まらなかったから、結局1時間くらい遅れたんじゃないかな。 -
予定では25:00発だった成田行き。
アルジェでチェックインした時よく注意しなかった私が悪いんだけど、最前列バルクの真ん中席だったので決して楽じゃあない。
今日のアメニティは缶だった。
中身は行きと同じ。 -
機内食1回目!
まさかのリガトーニ再び。
今度はドライトマトが入ってた。
いや、もちろんもう一つの方をチョイスすればいいんだけど、肉より断然パスタ派なので。
IST発はYでもフレッシュOJだよ☆ -
機内食2回目!
出発してすぐメニュー配られたから分かってたけど、またリガトーニ!!
ラストはチェリートマト入りで。
トマトソースのパスタをこよなく愛しているのでリガトーニはいいんだけど、2種類のサラダがほぼ同じ具材なのことに唖然。
少し取り戻して、35分遅れの19:05成田に帰国。
こうしてリガトーニ4連チャンで旅は終わったのでした。
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この旅行記へのコメント (24)
-
- フォートラベル次郎さん 2018/02/18 14:30:00
- 年末にアルジェリア
- はじめまして。今年の年末にガルダイアに行く予定です。ビザ情報がすごく参考になりました。
- MARIELさん からの返信 2018/02/18 19:17:16
- ガルダイア、最高です!
- フォートラベル次郎さん、
こんばんは、初めまして。
ガルダイアに行かれるんですね!年末とは随分先ですが、もう計画されてるんですか?!
ビザ情報ですが、一昨年くらいから大分厳しくなったと聞きます。
私の周りでも改悪で面倒になって旅を見送っている人が複数いますので、お出かけの際は最新情報をお調べくださいませ。
それでは良い旅を。
Mariel
-
- キムチさん 2017/11/17 23:36:45
- はじめまして
- こんばんは、昔の旅行記なのに突然のコメント失礼します。
自分もイスラム圏(中東、アフリカ)が好きでmarielさんの中東、アフリカの旅行記楽しく読ませてもらいました。
自分が行った日と同じ日にアルジェにいらしたんですね。grande posteの階段に座っていた現地人の青年が日本人の女性と話したと言っていたので、おそらくmarielさんのことだったのだと思います。
カスバはgrande posteからだと距離的には1kmちょっとくらいみたいですが、道が入り組んでいて非常に複雑だったのでガイドブックの地図を見ながら歩いても迷って1時間以上掛かりました。
カスバは確かに雰囲気は怖かったですが、会う人会う人にちゃんと挨拶をしながら行けば大丈夫な感じでした。ホテルの人には怒られましたが(^_^;)
南部のガルダイア、ティミムーンも2回目訪問時に行きましたが非常に素晴らしかったです。
アルジェリアは何回でも行きたい国ですが、2017年現在、観光ビザは個人では取得不可になり、現地旅行代理店を通さないとダメになったみたいで、残念ながら再訪することが難しくなってしまったようです。
年末はモロッコ、西サハラ、モーリタニアに行く予定なので、モロッコ旅行記参考にさせて貰います。
- MARIELさん からの返信 2017/11/19 19:30:32
- ビックリ☆
- キムチさん、
こんばんは、はじめまして。
投票に書き込み、フォローまでありがとうございます。
なんと!同じ日にアルジェにいらっしゃったんですね。
日本人はおろか観光客を全く見かけなかったので、こんな所で数年後に同じ空間にいらした方と再会できるとは感動です。
その階段の青年が言っている日本人は間違いなく私でしょう笑。
カスバに行かれたのは本当に羨ましいです。
旅行記拝見しました。ゾクゾクしますね。いつか行きたいです。
しかも2回目もあるんですね?!
仰る通り、最近は厳しそうです。周りも同類の友達がチャレンジして、皆んな悉く諦めてますので。
本当に今のご時世どの国がいつ行けなくなっちゃうか、更にはいつ無くなっちゃうかすら分かりませんから(反対に知らないうちに新しい国ができてたりw)行ける時に行かないと、ですね。
年末は西ですか。西サハラ、モーリタニアは私も狙っておりますので、旅行記楽しみにお待ちしております。
モロッコはまだまだ「女子旅」ノリの時代でしたので、ディープ感ゼロでご参考にならないでしょう笑。
それでは、今後も地球のマイナースポット情報交換をさせて頂ければ幸いです。
お互い良い旅しましょう。
Mariel
- キムチさん からの返信 2017/11/19 23:46:43
- Re: はじめまして
- 御返信ありがとうございます。
アルジェ、ティパサのみだとアフリカに行ったという実感が湧かなく、お腹一杯にならなかったので、翌年にリベンジでガルダイア、ティミムーンに行きました。
ビザが厳しくなったのは自分が行ってから直ぐみたいなので確実に自分のせいかもしれません(苦笑)
出発3週間前に書類を出しに行き、受付のおばさんからガルダイア以南に行くには1ヶ月以上前に申請ないと間に合うか保証できないと言われたので、行き先を北部の都市のみにしてダミーの日程表を出してビザを取りました。
2回目はガルダイアのムザブツアーを通して手配したためにアルジェリア内務省に情報がいって話がおかしいということになったのかもしれません。
モーリタニアは現在、日本の大使館ではビザが取れなくなり、ヌアクショットの空港で60ドル払ってアライバルビザを取るしかないようです。ビザを取る手間が掛からないのは楽かと思います。
西サハラから陸路でモーリタニアに入国したいと思っていましたが、大使館に問い合わせたら現在は通れないみたいなので、残念ながらモロッコから空路で行くことになりました。
モーリタニアはmarielさんだったら4連休で行っちゃいそうですね(笑)
- MARIELさん からの返信 2017/11/24 18:48:16
- RE:
- キムチさん、
こんばんは。
えー、ムザブにツアーで行くと内務省にバレるのですか??そんなのいちいち調べるんですかね?
そんなことされちゃ、怖くてダミー申請できませんね。
私ももちろんダミー日程表を出しました。というか皆さんそうですよね。
まさかキムチさんのせいではないと思いますけど、もしそうだったら・・・笑。
モーリタニアと西サハラは最近ブームなのか、周りに行く人が多いです。
自分は今、平日大使館に出向くのが難しいので、高くてもアライバルで取れるビザは神ですね。賄賂払ってでもそうしたいです。
ちなみに西サハラからモーリタニアは最近でも皆さん陸路で行かれていると思いますが・・・。
でも、もうフライト押さえられたんですよね!余計な情報でスミマセン。
旅行記めちゃくちゃ楽しみにしておりますね。
良い旅を☆
- キムチさん からの返信 2017/11/26 18:51:50
- Re: はじめまして
- アルジェリアの現地旅行代理店は内務省と提携していて、外国人を旅行させる場合は内務省に情報を送って検問を通る際の通行証を発行して貰うみたいです。
2回目訪問時は陸路移動の際に自分一人のために軍の護衛の車両がつきました。
最近は非常に厳しくなり、滞在予定先のホテルに確認するとかいう情報もあります。
西サハラ、モーリタニア間の陸路はツアーを催行している旅行会社に客のふりをして聞いたら通れるみたいなので陸路移動で行こうと思います。
地雷も埋まっていて政治的に不安定な地域なので大使館からしたら通って欲しくないから敢えて通れないと言ったのかもしれません。
有益な情報ありがとうございました。
- MARIELさん からの返信 2017/11/26 20:37:17
- RE:
- キムチさん、
こんばんは。
へ〜、アルジェリアの代理店はそういうシステムなんですね。
でもまた届け出しない不法業者とかいるんでしょうね笑。
キムチさんだけのために軍の車両とは凄い!貴重な経験ですね。
西サハラ〜モーリタニア、なんか普通にローカルバスでお咎めもなく通過できるみたいですよ。まだフライト取ってなかったんですね。よかった!
まあ、この手の話はお役所に聞けば殆どノーと言われますよね笑。行って欲しくない訳ですから。
ではでは、刺激的な旅になりますように☆
Mariel
-
- のっきょさん 2014/10/10 23:39:41
- お久しぶりです。
- MARIELさん
かなり前に同じ日にイスタンブールに到着しますねって話してた者です^^
グランドバザールはもちろん、エミノニュやヌルオスマニエまで、
私も見た光景や!もしかしたらMARIELさんとすれ違ったんかな?
なんて興奮しながら読ませて頂きました。
母と一緒でなければ10分、いや、5分でもいいので一緒にお茶してお話聞かせていただけませんか?と声をかけたかったのですが、、、残念(泣)
MARIELさんのアルジェリア旅の写真や文章には本当に惹きこまれました。
最近父から日本出国禁止令を出されたので海外旅行にすら当分の間行けないかもしれませんが(苦笑)、アルジェリアいつか行ってみたいです!
のっきょ
- MARIELさん からの返信 2014/10/11 07:46:17
- 少なくとも同じ時間に空港にいましたね。
- のっきょさん、
おはようございます。
トルコ楽しまれたご様子で何よりです。
私もイスタンブールの魅力を再認識しましたよ^ ^
季節も素晴らしかったです。
同時期に同じ街にいるなんて、そうそうあることじゃないので、せっかくならお会いしたかったですね。
私もお声掛けしてよいものか迷いましたが、難しかったなら無理にお誘いしなくて良かったです(笑)。
日本出国禁止令!
それは一大事ですね。まあ社会人になっても時間は絶対作れると思いますので、社会に出られて自由が利くようになったらバンバン行って下さい。
あ、でも厳しいご家庭だったら社会人になってもルールがあるのかもしれないですね^^;
では、いつか世界の何処かでお会いしましょう。
Mariel
-
- satochanさん 2014/10/04 00:08:23
- ムザブ行きたくなりました
- 初めまして。
アルジェリア行きたかったんですが状況とか休暇とか色々考えてました。
でも4連休で行けることがわかり、ちょっとうれしくなってます。
ムザブの谷とても憧れです。
とても参考になりました。ありがとうございます。
- MARIELさん からの返信 2014/10/04 01:29:35
- メッセージありがとうございます。
- satochanさん、
初めまして!
ですが、共通の知り合いがい〜っぱいいますよね?ご本名の方でお噂聞いているように思います(笑)。
でも今日はスリナガルきっかけでお伺いしました。11月の3連休デリーを取っていて、昔から行きたかったスリナガルにしようか迷っていたので。まあ季節がイマイチなようなので別の街にするかもしれないのですが。
ムザブは本当に心からおススメできます!
是非行ってください☆
Mariel
-
- 旅太郎のお母さんさん 2014/10/01 10:13:22
- これはすごい!
- Marielさん
今回のは特にすごいですね!
めちゃめちゃ面白かったです。
これからアルジェリア行く方の聖書になること間違いなしかと。
しかし凄い所ですね・・
どの写真も魅力的な街並みや建物で見入っちゃいました。
旅先で「世の中にこんな景色があるのか!」と感動するのが好きなんですが、ムザブ行っちゃったら朝から晩までアドレナリン大放出ですね。私も行きたい!
でも一番感激したのはやっぱりMarielさんの行動力です☆
最後、空港での「カスバ―!!」の叫びが笑えました(^^)
次の旅行記も楽しみにしております♪
旅太郎のお母さん
- MARIELさん からの返信 2014/10/01 19:32:35
- ムザブに出会えたことに感謝☆
- 旅太郎のお母さんさん、
こんばんは。
アルジェリア、楽しんでいただけたなら嬉しいです。
今後行く人達の役に少しでも立てればいいのですが、何せ滞在が短いもので。。。
アドレナリン出ましたねえ。
今までに見たことのない世界と出会うと本当に興奮しちゃいます。
タイトな旅程だったので、夜景とか朝焼けなんかを見ることができなかったのが残念ではありますが、
カスバを逃しちゃったのは本当に痛いです。
でも再訪する理由になるからいいんです!
ムザブの印象があまりにも強烈だったので、もうお腹いっぱいでしたし(笑)。
旅太郎のお母さんさんの次の冒険もワクワクしながらお待ちしております♪
Mariel
-
- wakabunさん 2014/09/30 23:47:23
- 本当に行きます!
- Marielさん、
あー、やっぱりいいなあ、ムザブの谷!!いつか行くぞとは思っていたけど、早いうちに行きたい。その時は旅行記参考にさせていただきます。最近熱帯な国ばかりで、乾燥した土地が恋しい。
いつもインボラ連発のMarielさんが成田発着便はインボラなしと言うのがすごく意外。TKは有償アップグレードあるくらいだし、ケチなのかな?でもアルジェリア線ではしっかりインボラですね。
イスタンブールの日本通の人たち、相変わらずすごいなあ、と感心。そしてあのラウンジは私何日か暮らしてみたいw
私も今回The fault in our stars見たけど、私は号泣。しかもあのやりどころのない悲しみはなんなのー。ほんとアンフェア。
ブ・ヌーラ、がヌーブラに見えたのは私だけでしょうか?
Wakabun
- MARIELさん からの返信 2014/10/01 19:26:44
- 本当に行っちゃってください!
- Wakabunさん、
こんばんは。
ムザブ行くしかないでしょ!!
私もやっぱりアラブ圏の乾燥した土地が一番合います。
インボラはそこまでいつもしてるわけじゃないですよ〜。
今回は有償UGを狙ってたんですが、深夜便はPY無いし、Cも4列しか無いのに加え、飛び石ということでCYともに満席でお話になりませんでした。
短距離でのインボラは2回目だったけど、2回とも☆Gの恩恵では無いカンジ。TKは基本自社会員優遇が強いですね。
イスタンブールの日本贔屓な人達、久々に出会った可笑しかったです。
ラウンジは私も暮らせる・・・。シャワーまだ使ったことないので次回は使ってみたいな。
The fault in our stars、良かったですよ。泣けるのが普通の感覚なんだと思う。下世話なこと書いてすみません。
日本でも来年公開するみたいですね。
ブ・ヌーラがヌーブラか。気付かなかった!
Bou Nouraって日本語では何とも表記し難くて、無理矢理当てはめちゃいました。
Mariel
-
- Cabbageさん 2014/09/30 12:49:11
- こんばんは。
- 今回は地の果てまで行って来られたのですね。
私の世代では、アルジェリアは地の果てとして有名(だと思う)
それはこの歌で。。。
https://www.youtube.com/watch?v=ydNsjDx1n2A
私の生まれる前の歌ですが、子供の頃に、
アルジェリアに行ったら帰れないんかなぁって思っていました。
海外の事なんて何も知らないのにね。。。
貴重な体験をされましたね。
無事に帰国されて良かったです。
- MARIELさん からの返信 2014/09/30 19:22:42
- 何とカスバの歌が!
- Cabbageさん、
こんばんは。書き込みありがとうございます♪
まさか日本の歌にアルジェのカスバが登場するとはビックリです。
アルジェリアはアフリカの玄関口=一番手前ってイメージでしたけど、地の果て扱いなんですね(笑)。
その歌を子供の頃から知っていたら、アルジェへの旅も更に灌漑深いものがあっただろうな、って思いました。
カスバなんて色んな国にあるのに、カスバって日本語でググるとアルジェのカスバばっかりヒットする理由がわかりました。
ありがとうございます(^^)v
Mariel
-
- 96さん 2014/09/29 11:16:42
- 行きたいなぁ〜
- Marielさん
ガルダイアの景色は何度見ても飽きることがないですね。
あの景色は忘れ難し。
行きたいけど遠い。
この時期って暑くなかったですか?
ジェロニも
- MARIELさん からの返信 2014/09/29 19:28:14
- また行ける日が来るかな・・・。
- ジェロニもさん、
こんばんは。
渡航前には無言で足跡残しまくって申し訳ありませんでした。
旅行記、かなり参考にさせていただきました!
ガルダイアはちょっと普通じゃないですよね。
久々にガツンとやられてしまいました。
気温は40℃くらいだったので、ジェロニもさんが行かれた時よりはマシだったのだと思います。
Mariel
-
- sunnyさん 2014/09/28 09:28:27
- ムザブに行きたくなりました
- Marielさん
ムザブ旅行記待ってました。厳しい戒律で暮らす人々の姿や美しい街並みに今でもキュン死しそうです。
ベニイスゲンにシエスタ中に潜り込むという手がありましたか。ガイド見つけられず勝手に迷い混んで、後から怒られました。
いつも充実してますが、今回は特に感動が伝わってきました。カスバは残念でしたが、再訪のきっかけってことで。
強烈にムザブにいきたくなりました。
Sunny
- MARIELさん からの返信 2014/09/29 19:00:08
- お世話になりましたm(__)m
- Sunnyさん、
こんばんは。
早速見ていただきありがとうございます。
もしsunnyさんにおススメされていなかったら、ムザブは無理だよな〜って諦めていたと思います。
本当に感謝!
ガイド付けずに怒られたって仰ってる方が他にも何人かいらっしゃいますが、誰に怒られるのかしら。
何か見張ってる人(?)とか全然見かけなくて。
ムザブは本当に他とはちょっと違いますね。
またアルジェのカスバともどもいつの日にか訪れることができたら、と心から願います☆
Mariel
- sunnyさん からの返信 2014/09/29 21:22:28
- サナアも。。。
- Marielさん
いえいえ。強引におススメしてしまいましたが、治安どうだろうと気になってました。
ガルダイアは書かれている通りこっそり忍び込めたのですが、ベニイスゲンは他のガイドに見つかって、なぜガイドをつけてないのだと怒られちゃいました^^;ばっちり観光時間帯でしたから。。
近いうちにぜひ、サナアも訪ねてみてください。
ガツーーンとやられると思います^^
sunny
- MARIELさん からの返信 2014/09/29 22:45:27
- サナアへの期待が・・・
- ああ、他のガイドに怒られるんですね。
たぶん今は他の観光客がいない=ガイドもいないから大丈夫かも!?
サナアは学生時代に行こうとして行きそびれ、その後に治安がみるみる悪化してしまったので、凄く悔しい思いをしました。
行かれた皆さまがあまりにもベタ褒めなので、異様なほどに期待が高まり正直裏切られたら・・・とちょっと不安です。
まあ、間違いなくツボなんでしょうけどね。
今後世界で心から自分を魅了してくれる場所はここしか無いと思ってます。
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