2014年ドイツ旅行～12年ぶりの再訪～【第２日目：ベルリン観光１日目】（４）西ベルリン動物園Tiergarten（後編）白オオカミの子どもたちとアジアゾウの子どもに釘付け@

2014/07/04 - 2014/07/04

2014/07/04金　ベルリン観光１日目
・フンボルト大学やシラー劇場や歴史博物館のロビーを散策
（歴史博物館を見学する予定だったが月曜日に変更）
・カイザー・ヴィルヘルム記念教会を見学
・西ベルリン動物園Tiergarten（３時間）
・中央駅（ウォーキングツアーの待ち合わせ場所）に行ったがツアー催行中止
・フリードリヒシュタット・パラストのショーを見ようとしたが休演
・Holsteiner Ufer 32からシュプレー川クルージングに参加しようとしたが人数不足で催行中止
・ブランデンブルク門
（イベントで封鎖中だったので、近くで夕食＆買い物）
・夜のテレビ塔から夜景を眺める
【ベルリン泊：H2ホテル・ベルリン・アレクサンダープラッツ】

西ベルリン動物園の後編です。
前編の旅行記はこちら。
「2014年ドイツ旅行～12年ぶりの再訪～【第２日目：ベルリン観光１日目】（３）西ベルリン動物園Tiergarten（前編）海外で初めて訪れる動物園は珍しい動物がたくさん！～でもジャイアントパンダのバオバオくんは去年天国に召されていたなんて残念」
http://4travel.jp/travelogue/10920362

夕方からはウォーキング・ツアーに参加すべく、時間を気にしつつ、駅に近いライオン・ゲートに向かって、ポイントを絞り、コースを決めながら回っていたら。
白いオオカミを見つけました！
初めて見ました、白いオオカミ。
しかも子供が２頭いました@
いさましい大人のオオカミに比べると、子供はまるきりワンコでした@
しかし、大人のオオカミにねだってもらった鳥を、そのままむしゃむしゃ食べていましたよ。

それから、ライオン・ゲートの近くのゾウ・エリアで、子ゾウを見つけました！
日本の動物園でゾウが減少している今、子ゾウが見られるチャンスはめったにありません。
自宅から遠い動物園にしかいないので。
子ゾウの可愛らしさにすっかりめろめろになってしまいました。
動物の子供はやっぱりどの子も可愛いですね。

ちなみに東ベルリンの動物園でもさらにたくさんの子ゾウに、しかもアジアゾウとアフリカゾウの両方の子ゾウに会えて狂喜するのですが、それはこれより２日後の話です。

はじめて訪れた海外の動物園。
コツメカワウソとかフンボルトペンギンとかアシカとかカバとか、日本の動物園でもよく会う動物たちももちろんたくさんいましたが、なぜでしょう、海外にいる動物たちは、どこか違って見えました。
飼育施設の見た目のセンスも、どことなく日本の動物園のものと違うし、見学者もドイツ人ばかりだったからでしょうか。
あるいは、私がハイテンションだったからかも！？

＜2014年ドイツ旅行：簡易旅程＞
07/02水　職場から成田前泊
07/03木　成田第２空港からJALでヘルシンキ経由でベルリンへ
07/04金　ベルリン観光１日目★
07/05土　ベルリン観光２日目
07/06日　ベルリン観光３日日
07/07月　ベルリン観光４日目
07/08火　ライプツィヒへ移動＆観光
07/09水　ナウムブルク日帰り観光
07/10木　アイゼナハへ移動＆観光
07/11金　ゴタ日帰り観光
07/12土　エアフルト＆ワイマール日帰り観光
07/13日　フランクフルトへ移動＆観光
07/14月　イトシュタイン日帰り観光
07/15火　マールブルク日帰り観光
07/16水　ハーナウ＆シュタイナウ日帰り観光
07/17木　フルダ日帰り観光
07/18金　ハイデルベルク日帰り観光
07/19土　フランクフルト半日観光～夕方出国
07/20日　JAL直行便で14時頃に成田第２空港着

※この旅行記の対象の日に★をつけました。

詳細旅程はこちら。
「2014年ドイツ旅行～12年ぶりの再訪～【旅程一覧】
http://4travel.jp/travelogue/10909977
準備編や帰国後の背全体の感想は、ブログ「まみ’s Travel Diary（http://4travel.jp/dynamic/jump.php?url=http://mami1.cocolog-nifty.com/travel_diary1/）」
に掲載しています。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

オットセイの次に見えて来た広々とした水辺

灌木の下にいる動物に目をこらしてみると……おやっ、ペンギンたちがいました@

ペンギンは木陰で涼をとる

こういう姿は日本の動物園ではあまり見ないので、なんだか面白かったです。
おじいさんのような白眉毛のある顔に、おなかの白い部分にぽつぽつと黒い斑点があるところからして、ケープペンギンですね。

水中ではでにけんかしていたペンギン２羽

美しく飛び散る水しぶきとともに

ペンギンの戦いって激しい！

日本の動物園ではお行儀良くおとなしくしているペンギンしか見たことがないので、ちょっとびっくりしました。なかなか新鮮でした。

ぱしゃぱしゃという水音がよく響く

ドイツ語による動物紹介Brillenpinguin（ブリレン ペンギン）

英名ではJackass Penguin。
和名ではケープペンギン。

和名の名前の由来は生息地の南アフリカの南端のケープ地方なのですが、ドイツ語だとメガネペンギンです。
英名だとロバとかおばかさんの意味のジャッカス。
目の付け所がこれほど違うのも面白いです。

柱と屋根の赤い縁が目立つ建物がある放飼場にいるのは……

白い角が美しい水牛系の動物

顔を上げたところを狙って

ドイツ語による動物紹介Gaur（ガウル）

ドイツ語でも英語でも日本語でもガウル。
でもインドスイギュウという和名もあるようです。

そしてどうやら2014年４月18日と４月24日生まれの月齢３ヶ月未満の子どもたちがいたようですが、ざっと見たところでは見当たりませんでした。

次にホッキョクグマをめざす

EISBARENというのがそうにちがいありません。
シルエットからも確信できました。
TIERKINDERZOO、すなわち子どものふれあい動物園も、どんなかんじかちょっと興味が沸きました。方向が同じなので、外からちょっと覗きました。

ブチハイエナみ〜っけ！

（と思ったんですが。）

広い広い放飼場

グッドタイミングだったようです。
さきほどのブチくんは次の瞬間、ずっと奥の方に移動して、どこにいるのか分かりにくくなってしまいました。
私のあとにやってきた一眼レフを持っていたドイツ人の兄ちゃんがカメラを構えようとして、あきらめて首をふって立ち去っていました。

ドイツ語による動物紹介Hyaenhund（ハイエン フント）

英名だとAfrican huntnig dog。

あれ〜、ハイエナってドイツ語でも英語でも犬なの？
と思って調べて見たら、ハイエナによくなたリカオンでした。
イヌ科リカオン属に分類されていて、ハイエナの仲間でもないようでした。

だれてる白いアナタはもしかしたら……

その精悍な顔つきからすると、もしかしたら……

ドイツ語による動物紹介Kanadischer Wolf（カナディシャー・ヴォルフ）

ドイツ語だとカナディアンオオカミ、英名だとホワイトウルフ。
白いオオカミです@
しかも、今年2014年４月28日生まれの月齢２ヶ月ちょいの赤ちゃんたちがいるようです。

のび〜をする白オオカミ

色っぽい腰つきですね。
オスかもしれませんが。

笑ったような横顔

オオカミと言われればそう見えるけど、私にはオオカミとイヌの区別は難しいです。

子オオカミを発見！

白い鳥を豪快にむしゃむしゃ食べていました。
見かけはワンコでも、やることは立派なオオカミ！？

くんくん岩づたいに歩く子オオカミ

岩穴に入ったところ

ママと思われる大人のオオカミがごはんを持ってやってきた@

うーん、エサは、鳥の姿そのまんまのようです。
これだけの鳥だと、迷い込んだものをオオカミが捕まえた、というより、飼育で与えているものがこういうそのまんまの鳥としか思えません。

白オオカミの親子

子オオカミは実は双子なんです@

もぉ、どう見ても子犬！？

とことこ歩く鼻黒の子オオカミと、後ろに続く大人オオカミ

身に余りそうな大きな獲物をくわえて

うーん、さすがにオオカミの子。ワイルドです。

休んでる父さん（？）のそばへ

腹トンネルだ@

細長い顔にチャーミングな目元

子オオカミの顔つきはまだまだあどけないです。

たれ目ちゃ〜ん@

見学者を興味深そうにじっと見つめる

見ていたドイツ人の女の子たちの間でも歓声があがりました。

獲物をくわえた大人のオオカミ

やはり与えているエサはそのまんまの姿なんだろうと思います。

威厳ある大人の風格

どきっとするほどワイルド

おやっ、子オオカミが物欲しげに近づいてきたよ

「もらっちゃったーっ@」

舌なめずりする子オオカミちゃん

「わたしにもちょーだい！」

ボクちゃんかもしれませんけど。

子オオカミ同士、仲良くむしゃむしゃ

穏やかな顔つきの大人オオカミ

見学者を眺めて、舌なめずり！？

夕方からウォーキング・ツアーに参加すべく、一種類の動物に長くはりつかないつもりでしたが、子オオカミもいたし、めったに見られない白オオカミだったので、夢中になってしまいました。

ホッキョクグマの放飼場も広々@

ぐったりとお休み中

ドイツ語による動物紹介Eisbaer（アイス ベア）

白クマことホッキョクグマです。
事前にベルリン動物園についてググッたとき、去年か一昨年に子どもが生まれたニュースを見かけました。
この写真の子たちがそうだとすると、三つ子だったのでしょうか。
今ではもうずいぶん大きくなったはずです。

泳いでいた子が岩場に上がる

ラッキー！
比較的近くで見られました。

岩で背中をかいかいしているところ@

かゆいところが上手にかけると気持ちがいいよねっ！

陸に上がるようです@

水草をつけたたままで、おちゃめさん

にやっ

水草のチョッキを着たまま@

奥の日影、あるいは兄弟がいるところをめざす

白クマのところにいたのは短い時間だったので、ほんとにグッドタイミングでした。

西ベルリン動物園版の子ども動物園ふれあいコーナー

子どもたちがヤギなどおとなしい動物とふれあうコーナーがもうけられているのは、人の動物園と同じでした。
というか、都会のど真ん中の動物園ゆえでしょう。

子ども動物園の動物舎はドイツらしい木組みの家

ひなたぼっこのカバたち

カバの前は写真を１枚だけ撮って大急ぎで通り過ぎてしまったのですが、ひとまわり小さな子どものカバもいました。

バクおさわりタイム

ドイツ語による動物紹介 Flachlandtapir（フラッシュラント タピール）

英名Lawland Tapir。
ドイツ語名でも英名でもバクのことはタピールというようです。

５日後のライプツィヒ動物園で、現地の人が「タピール！」と呼んでいたので覚えてしまいました。

こちらの動物紹介には名前が明記されていました。
マヤちゃん、パブロくん、ロンジャくんです。
でも全く区別がつきませんでした。

一頭だけこっちにやってきた@

ぴんとお耳が立ったキミはだれかな

お水を飲みに来たんだね

可愛い舌がちろり。

木陰のサイ

ここの放飼場もとても広かったです。

動物が見当たらなかったけれど、立派な岩場に注目

階段を上って奥も見学できるようになっていたので、行けば見られたかもれません。
が、時間がせまってきたので割愛。

おそらく山岳地帯の動物の放飼場

答えは……ドイツ語による動物紹介で確認！

Sibirischer Steinbok（シビリッシャー・シュタインボック）＝シベリアン・アイベックでした。

ライオン・ゲート近くのドイツらしいメルヘンな建物

室内展示棟のようでした。
昆虫とか、小さな水槽やケージにいるような動物を展示していたかもしれません。

もこもこな茶色ラマ

だれだれ〜

砂浴びするアジアゾウたち

子ゾウを発見！

一回り小さくでかわいい〜！

大人よりよく動く@

後足ひょい

枝で遊ぶ子ゾウちゃん

ドイツ語による動物紹介Asiatischer Elefant（アジアテッシャー・エレファント）

個体紹介もあります。
イラストでは区別がつかないですが（写真でもたぶん私には無理）、名前だけなら分かりました。
６頭いるようです。
これによると子ゾウちゃんは2012年８月12日生まれ、来月２才になるAnchaliちゃんでしょう。
Anchaliちゃんのみ、この動物園で生まれました。

ライオン・ゲートのすぐそばのアジアゾウ舎と群れの中の子ゾウのAnchaliちゃん

かわいいAnchaliちゃん

地面の草に鼻をのばし

むしゃむしゃ食べる

くるりんと丸まった鼻が可愛いネ

歩きながらむしゃむしゃ

お口をああーんと開けて

パクッとした後

子ゾウの愛らしさを初めて知りました！
動物園好きになった１番の理由は今でもレッサーパンダですが、他の動物の可愛らしさにも徐々に目覚めているところです。

動物園駅に近いライオン・ゲートから動物園を出る

３時間ぽっちで出てしまうのは惜しかったです。
でも、この日は動物園だけで時間を取りすぎないように自制し、夕方からのウォーキング・ツアーに参加することを優先させました。
そのウォーキング・ツアーが、人が集まらないので催行しないことになっていた、なんてことを知っていたら、もっと夕方遅くまで動物園でゆっくりしていたのに（号泣）。

その顛末とこのあとのベルリン観光については、最初の旅行記にまとめました。
「2014年ドイツ旅行〜12年ぶりの再訪〜【第２日目：ベルリン観光１日目】（１）100番・200番バスやＳバーン・Ｕバーンに乗ってアレクサンダー広場から動物園まで市内めぐり〜予定をころころ変えて思惑が狂った１日」
http://4travel.jp/travelogue/10920315

ベルリン観光１日目おわり。