日本でフィンランドのお祭り体験！！夏至祭 in 小海町松原湖（長湖畔）

2014/06/07 - 2014/06/08

日本でもフィンランドのお祭り
「夏至祭」を楽しめると聞き、
出かけてきました。

場所は信州八ヶ岳山麓！！
長野県の小海町松原湖（長湖畔）です。

あいにくの雨で、多少の変更は
ありましたが、巨大コッコ、コンサート、
花火、地元の料理、
幻想的なキャンドル・・・素敵な一夜を
過ごすことができました。

エリア 南牧・小海(長野)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JR特急

夏至祭が開かれるのは、
自然豊かなフィンランドに似た
森と湖がある小海町松原湖（長湖畔）。

ここにフィンランドの施設ができた縁で
このお祭りはスタートしたそうです。

今回で１３回目になります。

夏至祭の情報はこちらです。
https://www.facebook.com/juhannuskoumi

我が家の犬と猫をペットホテルへ預け、
いざ車で出発！！

・・・・の予定でしたが、
何と、豪雨のため中央高速が通行止め！
一般道もどうやら通行止め！

お昼位まで待ちましたが、
再開しそうにありません。

急きょ、電車利用に変更して出発です。

立川駅を13:21発のあずさ17号に乗り、
雨の降りしきる中央線を小海町へ
向かいます。

15:00　小淵沢駅に到着。

小海線へ乗り換えですが、
時間がないので、ダッシュです！

15：08　小淵沢駅を出発。

日本一高い場所を走る
高原列車です。

小海線は、２両編成、
座席が２・１列のかわいい車両です。

小海線の絶景スポット、
「小淵沢大カーブ」も
大雨で前がよく見えません。

最初の停車駅は「甲斐小泉」駅。

平山郁夫シルクロード美術館があり、
結構たくさんのお客さんが下りました。

雨の清里駅。

この日は、乗降客は殆どいないようでした。

野辺山駅。

ＪＲ最高駅碑（1,345.67ｍ）が
あります。

松原湖駅。

夏至祭会場の最寄駅ですが、
無人駅でタクシーもいないので、
隣の小海駅へ向かいます。

※タクシーは小海タクシーへ
電話すればきてもらえるそうです

16:17　小海駅到着。

17:00から始まる夏至祭に
何とか間に合いそうです。

外へ出てみると
雨が小降りになってます。

大雨の夏至祭は何とか回避、
無事に参加できそうです。

松原湖駅にもいましたが、
小海駅でもこの小人の
皆さんをよく見かけます。

名前は、「プティリッツァ」。

こうみに住む森の小人だそうです。

駅舎の上には、たくさんの
燕の巣があります。

大量のフンが落ちてくると思いますが、
それを許して見守っているのは、
住民の皆さんのやさしさを感じます。

車ではないので、お祭り会場までは、
タクシーを使って向かいます。

本数は少ないですが、バスも
あるようです。

宿泊場所によっては、送迎もあると
思います。

お祭りは午後９：００までの予定！

ゆっくり過ごしたいので、
宿を予約しました。

今日の宿「大すみ屋」です。

全部で５部屋の民宿です。

今回お世話になった
すみれのお部屋の入口です。

家族３人で過ごすには充分な広さです。

トイレ、お風呂は別で、バスタオルや
歯ブラシは持参になりますが、
（フェイスタオルはあります）
快適に過ごせます。

少し休憩してから、
夏至祭会場へのどかな道を
歩いて向かいます。

歩いてすぐ、会場案内の看板を発見！

迷うことはありません。

宿から歩いて５分程で
夏至祭会場が見えてきます。

遠くに見えるのが「ヤルヴィホール」

今回は雨のため、コンサートや食べ物等
全ての催しがこちらの会場となりました。

長湖畔を見ると、

花火の準備中です。

フィンランドの夏至祭に欠かせない
かがり火「コッコ」もあります。

巨大なコッコが点火を待っています。

暗くなると幻想的な世界を醸し出す
キャンドルアートの準備も進んでます。

雨のため、規模は小さいようですが、
大小、様々な色のキャンドルが
きれいに並べられます。

希望者は１３：００〜
キャンドル作りを体験できます。
（ただし、有料です！）

夏至祭会場にあるコテージにも
キャンドルが飾られてます。

湖畔にはテントサウナ！

子供たちが楽しそうに
サウナに入ってました。

中をのぞくと・・・

暑くて暑くて、、すぐに撤収です。

ふと、湖をみると・・・

サウナからでた皆さんが
飛びこんでました！

メイン会場の「ヤルヴィホール」！

晴れていれば、湖畔やコッコ周辺で
行われる催しですが、今回は雨の
ためこちらになります。

テントの下では、地元の産物が
いろいろ売られてます。

カレー、ミネストローネ、パン
おにぎり、おはぎ、ビール・・・

たくさんあって、目移りします。

夜食に買った「ふくみみロール」。

小海町版のシナモンロール、
カルダモンの風味がきいてて、
おいしかったです。

息子は、「マッカラだ！！」と言って、
早速フランクフルトをぱくついてました。

背景の田んぼが渋いです。

カレー屋さんです。
（ミネストローネも売ってます）

デポジット制のリユース食器を
会場で調達してから、いただきます。

本日の夕食はカレーです。

野菜がごろごろはいった
懐かしい感じのする
おいしいカレーでした。

ヤルヴィホールでは、
コンサートを楽しめます。

予定では野外ステージで行う
コンサートでしたが、雨のため
こちらで開催です。

日も暮れて、少し暗くなった頃、
いよいよ巨大コッコに点火です。

点火と同時に、すごい煙が

舞い上がり、大迫力です。

コッコとマリメッコ柄の傘！

何となくフィンランドの
雰囲気です。

夕闇に映えるコッコの火が
とてもきれいです。

火の温もりも感じながら
ぼ〜っとコッコを眺めている時間、
とてもいい感じです！

突然、湖から大きな音が聞こえたので
見てみると、花火が始まりました。

夏の花火大会には少し早いですが、

今年初の花火、とてもきれいです。

スターマイン（速射連発花火）も

こちらもきれいです。

日が暮れると、キャンドルアートの

幻想的な空間が現れます。

色とりどりのキャンドルが

まるで空中に浮かんでいる

ような錯覚をおこします。

静かに眺めていると、

癒される感じがします。

キャンドルに巨大コッコ、

ボ〜っと眺めてゆっくりする、

とても素敵な時間を過ごせました。

すぐ近くのコテージでも

窓辺をキャンドルで飾られ、

いい雰囲気を醸しだしてます。

お祭りも終盤になると、
コッコも燃え尽きそうに
なってきます。

スタッフの方が、燃え尽きるよう
コッコをくずしてました。

夜も更けてくると、少し寒くなって
きますが、この火にあたると
寒さがとんでいきます。

ふと見上げると、雨も上がり
月がでてます。

晴れたら、有名な星空が見える
のですが・・・
この日は、残念、ダメでした。

夜の9時頃、夏至祭も終了と
なりました。

翌朝、夏至祭会場まで
散歩へでかけてきました。

里山の風景が広がります。

夏至祭会場から見た景色！

少しフィンランドの森の感じに
似ているでしょうか？

昨日、キャンドルが飾られた場所から！

冬のフィンランドしか行ったことが
ないですが、森へ行くと確かにこんな
景色が広がっていると想像してみます。

湧水が勢いよく湖に注いでます。

さわってみると、ヒンヤリして
気持ちがいいです。

フィンランドっぽい森の景色に
田んぼ！

これもまた、いい感じです。

コッコの跡！

すっかり燃え尽きた
ようです。

しかし、近づいてみると
少しまだ暖かい感じが･･･

よく見てみると、コッコの最後の火が
まだ残ってました。

しばし眺めて、気持ちだけでも
温まっていきます。

すぐ横には、木彫りの人形！

この森の風景によく映えます。

湖を見ると、カモの親子が
ゆっくり泳いでいます。

近づいてもあまり怖がりません。

しばし、かわいらしいお散歩を
眺めてました。

この泡は、虫？　カエル？

謎です。

約１時間の散歩から戻ると、
ちょうど朝食の時間です。

夏至祭会場へ徒歩５分、
手作りのおいしい食事、
そしてお手頃な値段、
とても素敵なお宿でした。

大すみ屋のＨＰはこちらです。
http://www.ytg.janis.or.jp/~kurio/

再び、標高865ｍの小海駅から
小海線に乗り、帰路につきます。

標高1,375ｍ、ＪＲ鉄道最高地点！

車窓から見学です。

甲斐小泉駅を過ぎ、終点の小淵沢駅へ
向かう路線は有名な絶景ポイントです。

小淵沢大カーブ！

この日はダメでしたが、
雲がなければ、八ヶ岳の
雄大な姿が望めます。

小海線から撮影ポイントを
見てみます。

「撮り鉄」はいませんでした。

広い斜面をゆっくり
下って小海線は走ります。

晴れると本当に気持ちの良い
路線です。

小淵沢駅へ到着。

残念！晴れてきましたが、
八ヶ岳は見えません。

２両編成の小海線！

久しぶりに乗ったディーゼル車、
次回はハイブリッド車両キハＥ200系に
ぜひ乗りたいです。

あずさに乗って、東京へ向かいます。

雨にふられましたが、夏至祭は
とても楽しかったです。

日本でフィンランドを感じられる
このお祭り、フィンランド好きな方、
ぜひおススメです！