2014/05/28 - 2014/05/29
87位(同エリア136件中)
ケロケロマニアさん
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本旅行記は、札幌の旅の続編となります。
奈井江に1週間自転車をデポした後、気力が充実(?)してきたので、再びサイクリング旅を開始します。
でも毎度国道12号直行では面白くないので、今回は砂川から新十津川方面へと寄り道します。
せっかくなので、この町で一泊。
鉄道マニア的には、札沼線の終着駅がある町としての印象が強いですが、実はここ、カエルちゃんの町でもあります。
そう、マンホールのデザインがカエルちゃんなので、私的には鉄道&カエルの両面から好きな町なのです。
皆様も是非、御訪問の際には、ケロちゃんマンホール探してみてケロ〜。
何のこっちゃ…。
この旅もまだ本旅行記では終わりません。
気長にお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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さて、札幌の旅で疲れ果てた体を和寒にて約1週間療養(?)した後、再びチャリを取りに奈井江町まで戻りますが、今回は高速バスを利用します。
札幌と名寄とを結ぶ高速「なよろ号」、基本的には、札幌と道北の都市とを結ぶバス路線と思われがちですが、実は和寒からですと、札幌方面に向かう途中の全ての高速バス停で下車することが出来ます。
今回は、奈井江町に最も近い砂川吉野高速バス停まで利用します。
和寒からは運賃1390円となりますが、ロッピー発券にてクレカポイント13マイルと来店のタヌキポイントを1ポイント積算して出発です(笑)。
途中、帰りにも立寄ることになる音江エリアにあるPAにて休憩が入りますが、ここの林檎の木がとても綺麗に咲いていて印象的でした。 -
怪しげな鳥の巣箱も発見!
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そして、砂川吉野高速バス停に到着です。
尚、この区間は勿論高速あさひかわ号も頻繁に走行していますので、旭川方面へも札幌方面へも利便性がかなり高いです。
札幌=旭川を高速バス移動の際、もっと多くの方に途中下車の旅を楽しんで欲しいですね。 -
ただ、砂川吉野高速バス停から市街地までは、30分程歩かなくてはなりません。でも逆に言えば、天候や季節が良ければ、一本道の快適なウォーキングが楽しめる所でもあります。
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バス停から約20分歩いて、親水公園に到着。
札幌でも沢山見かけたライラックが、こちらでも見頃を迎えていました。 -
公園内の様子はこんな感じです。
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これもリンゴかな?凄いボリュームで咲き乱れていました!
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そして砂川神社にて、これからの旅の安全を祈願していきます。
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予め調べておいた奈井江方面への普通列車の接続が、高速バス停下車時点から1時間半ほどありましたので、ゆっくり歩いてもまだ40分位待ち時間があります。
そこで、駅前のお店で早めの昼食後、駅に向かいます。 -
砂川って、意外と見所盛り沢山の町なんですよね。
札幌〜旭川間では、個人的には一番好きな町だったりします。 -
そして接続列車がやって来ます。
40系か。 -
奈井江に到着後、駅の跨線橋から乗車した列車を眺めると、連結の後方は54系でした…。
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1週間も置き去りにしていた我が愛車ちゃん。
無事に居てくれるかなと、心配しつつ自転車置き場に行くと、ちゃんと待ってくれていました。
ごめんね。置き去りにしちゃって…。 -
サイクリング開始後すぐに、道の駅奈井江に到着。
ここに奈井江付近の地図が掲示されていましたので、ご参考までに。 -
町の解説はこちらで。
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道の駅にはややこしい横文字名が付されていますが、フィンランドの町の名前だったんですね…。
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そして北上を続け、再び砂川市域に突入です。
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まずはオアシスパークへ。
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ここは結構砂川の穴場的なスポットだと思いますが、管理棟の立派さにまず驚かされます。
この日も天気が良かったので、まずは管理棟内の屋内展望台にて、涼みながら遊水地(遊水池)の景観を楽しみます。 -
3つ上の画像中のカントリーサインにも描かれていますが、ここではヨットを楽しむ方の姿も見られます。内陸の町砂川で、最初ヨットの描かれたカントリーサインを不思議に思っていましたが、これを見て納得です。
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砂川遊水地の解説はこちらで。
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管理棟の1FにはこんなPR施設もありますが、正直人もおらずひっそりとしています。もしや税金の無駄遣いか???
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ただ、こういう展示を見ていると、やはり遊水地自体の存在意義はとても大切なものだと思いますね。
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湖岸(池岸?)に出ると、ここが内陸の町であることを忘れてしまう景観を楽しめます。
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砂川遊水地は、石狩川のいわゆる三日月湖的な場所ですので、元を辿れば石狩河畔ということになるかと思います。
石狩川は言わずと知れた大河ですので、河畔も広くて、この辺りの三日月湖畔から正式な河畔を望むことは出来ませんでした。 -
次いで、もう少し小さな池がある北光公園へ。
こちらの方が歴史もあって、砂川市民にはより馴染みの深い公園です。 -
ここの池の辺でもしばし休息します。
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小さな池ですが、ここではカヌーも楽しめます。
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そのまま深川砂川自転車道へと突入します。
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やや草木が蔓延っている箇所もありましたが、なかなか快適に走行できるサイクリングロードです。
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このサイクリングロードは、JR線の真下も通過します。
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取り敢えず行き着いた果てがこちらの滝川公園。
何だか整備がされておらずに、寂しげな風情が漂う園内でした。 -
サイクリングロードとお別れして、国道12号線に戻ります。ちょうど、国道がバイパスと分岐する地点には、大石内蔵助の像も建っています。
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そしてすぐ近くにある北泉岳寺内の四十七士の墓へお参りしてゆきます。
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砂川のマンホールはこんなデザインです。
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今度は子どもの国に立ち寄ってみます。
最初は、エリアの奥にあるキャンプ場の偵察へ。 -
メインのオープンは6月からのようで、作業の方が芝刈りなどをされていました。なかなか立派なキャンプ場でした。
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子どもの国の全体の様子はこんな感じです。
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池の辺で憩うのも良い場所ですね。
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子どもの国に隣接するのが、ドライブでもお馴染みの砂川ハイウェイオアシス館です。
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高速バスマニアとしては、高速バス停も気になる所ですが、本日下車した砂川吉野バス停の他に、砂川市内には砂川SAの砂川石山バス停もあります。和寒からだとこちらまでは1340円(砂川吉野は1390円)で行けますが、市街地が遠いので、今回は吉野の方まで乗車した、という訳です。
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こちらで有名なのが、この岩瀬牧場のソフトクリームですね。
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さて、高速バス停マニア(?)としては、上下線双方の様子が気になるものですが、自転車があると両者の移動が便利で良いですね。歩きだと結構な距離になることが多いんですよね…(汗)。
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砂川SAは現状では日本最北のサービスエリアとして知られています。
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お花も綺麗に咲いていました。
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ヒツジさんも!
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下り線にはこんなあずまやもあります。
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そしてあずまやからの道は、こちらの怪しげな外部出入口へと続いていました。
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砂川市内でのんびりし過ぎて、本日宿を取っている新十津川町への突入がかなり遅くなりました。
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市町境で漸く石狩川を横断します。
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しばらくして国道275号線に合流します。
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実は距離で考えると、札幌から和寒までは275号線利用の方が短いんですよね。札幌から砂川分岐合流点付近までで70キロ、12号だと奈井江位でこの距離に達してしまいます。
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そして本日のお宿のあるエリアへ。
ただ、グリーンパークはちょっとお高いので、その手前にある安宿ですが…(汗)。 -
宿にチェックイン、荷物をデポした後、まだしばらく明るそうなので、近くのふるさと公園に足を運びます。
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ここで日ハムの二軍戦が開催されたこともありましたね!
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立派なキャンプ場もありました。
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そして新十津川と言えば、「新十津川物語」でも有名になった、奈良県の同名の村から集団移住してきた開拓民が、苦労して開墾したことで知られる町です。
ふるさと公園内には、新十津川物語の記念館もあり、近くには物語の主人公、津田フキの像も建っています。 -
像の台座には、新十津川物語の作者、川村たかし氏の言葉も刻まれていました。
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快晴の一日。
夕食のため立ち寄ったグリーンパークからの夕焼けが美しかったです。 -
因みにこちらでは、地元の酒造「金滴」とのコラボメニュー、金滴酒粕ラーメンを頂きました。
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そして翌日。
実は宿泊した宿はかなり登り坂の先にあって、昨日は非常に難儀しましたが、本日はそこを一気に下って旅の出発となります。 -
本日も快晴。
ピンネシリ山系が美しく望めました。 -
そして新十津川で忘れてはならないのが札沼線ですが、この辺りは1日3往復のみの運行ですので、線路上でも草木の勢力が勝っています。
何故か、廃止になったばかりの江差線のことを思い出していました…。 -
そして勿論、新十津川駅にも立ち寄ります。
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この駅、特にお花の時期が美しいんですよね。
地元の方にも大切にされている駅だなと、嬉しくなる風景です。 -
駅構内の様子。
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駅名標と名所案内。
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本日最初の列車は、あと1時間位後にやって来ます。
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無人駅で駅スタンプが用意されている配慮も嬉しいですね。
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ファンの多い駅ですので、こういう書き込みを見ながら過ごすのも楽しいですね。
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朝・昼・晩、一日三本のシンプルな時刻表です(笑)。
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札幌までは意外と安く行けますね…。
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そして新十津川名物(?)、日本で北から二番目のサンクスにて、朝食の買い出しをします。
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新十津川町役場はこんな感じです。
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ここでもライラックを発見。
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新十津川が誇る開拓記念館。とても立派な建物です。
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お馬さんのシーソーを発見!
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パンダの歯医者さんも発見!
カエルさんだけではなかったんだケロ〜(笑)。 -
石狩川の支流、徳富川を渡って、滝川方面を目指します。
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徳富川の景観。
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滝川市役所には、白鵬の優勝を祝福する横断幕が!
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滝川バイパス沿いにある交通安全祈願の観音様。
ある意味、滝川のランドマーク的な存在ですね。 -
観音様を背後に、菜の花畑が…。
このまま三途の川を渡ってしまうか…。(コラコラ…。) -
滝川のマクドで暫くPC作業をした後、バイパスをそのまま進み深川市域へ。
ただ今回は、音江地区にて国道から分かれてより山側の道を進みます。
イチョウ並木が続いていました。秋にはきっと黄金色に輝く美しい道になるでしょう…。 -
深川の歴史は音江地区から始まったといっても過言ではありません。
町の発展を静かに見つめる音江神社の風情、なかなか含蓄深かったです。 -
そして国見峠を目指します。
直線的な登り坂、結構辛いかも…。 -
音江にはリンゴ畑が広がります。
昨日、音江PAで見かけたリンゴの木を思い出しました。 -
そして汗だくになりながら国見峠に到着。
峠からは更に国見公園方面へと登り坂が続いていました。 -
国見峠&国見公園からの展望は素晴らしかったです!
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峠から、旭川方面への下り道は、結構ワイルドな風情でした。
あまり車は走行していないようです。その分、自転車では走り易かったですが、時折ダートになるので、油断は禁物な道だと思います。 -
再び国道に合流後、本日の旅程をどうしようか悩みます。
旭川まで走ろうかとも思いましたが、結構この先の道は長く、しかも意外と荒れている箇所があるので、日が暮れてからトラブルのもどうかと思い、更に往路で通った道をそのまま往復するのも面白味がない、という判断で、今回は納内(おさむない)方面へとエスケープすることにしました。 -
地元の人間は納内って普通に読んでいましたが、実は微妙に難読地名なのかもしれませんね…。
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納内橋から望む石狩川の景観はこんな感じです。
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最後に納内神社にお参りしていきます。
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ちょっと時計台を彷彿とさせてくれる納内駅のお洒落な駅舎。
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3駅しかありませんが、意外と旭川までは高いですね…。
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駅ホームの様子。本日の旅は納内で終了となりますが、ここからは乗車しません。
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そう、納内には高速バス停があるのです。
バス停付近から、水田越しに望む夕焼けが美しかったです。
まだ自転車の旅は終わりません。本日はここに自転車をデポして帰路につきます。 -
本当は和寒まで直行する道北バスで帰れば、ここから860円で戻れるのですが、如何せん本数が少なく、しかも予約制なのですが、予約の受付電話がなんと18時で終了とのこと。2時間近くバスを待った上で予約なしで素通りされたら大変ですので、ここは大人しく、旭川行きのバスに乗り込みます。
でもここから旭川まで570円もかかるんですよね。和寒まで差額290円で行けるのが凄いなぁ〜。 -
因みに路線バスだと更に高くて、高速納内バス停に隣接する納内6丁目バス停まで640円もかかります。JRだと450円、高速バスだと570円、路線バスだと640円、何だか、所要時間が多くかかる程運賃も高くなる、という逆説的な料金設定です。
こうしてこの日は大人しく旭川から宗谷本線に乗り継いで和寒に戻ります。
これにて、一泊二日の旅程の本旅行記は終了となります。
最後までご閲覧下さり、ありがとうございました。
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