ベルギー　一人旅　（プチグルメ）

2014/05/19 - 2014/05/30

＜地球の歩き方＞と＜るるぶ＞を参考に、ブリュッセル、ブルージュ、ゲント、ナミュールでプチグルメしてきました。

ベルギーのレストランは美味かったが、ランチのデザートにダム・ブランシュ (Dame Blanche)が付くので体重が気になりました。

ブリュッセルの海鮮レストランはイロ・サクレ地区よりも聖カトリーヌ地区の方が美味しくて、リーゾナブルでした。

ベルギーのレストランの基本はチップ無しで行けました。
イロ・サクレ地区のレストランだけは観光客相手なので、ボーイがチップを要求するような態度が散見されました。
他の地区でチップを出すと｢エッ!チップくれるの!｣という表情をしたので、それ以降はチップはやめました。

なお参考までに、レストランの室内の写真にお客さんが写っていませんが、昼食は12時頃、夕食は6時30分頃入店からです。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

私にとってベルギーNo１のレストランはグランプラスのケルデルクです。
30年前、出張で行った時の美味しかった牛肉の黒ビール煮の印象が今でも強烈に残っています。

＜地球の歩き方P248＞

グランプラスのブラバン侯爵の館の地下のワイン蔵風のレストランは薄暗くて落ち着いた雰囲気が素晴らしい！

牛肉の黒ビール煮。

３０年前と変わらない期待通りの味でした。
フライドポテトの量が多いので、全部食べると大変なことになります。

デザートのフルーツサラダ。
今、旬の大粒なイチゴを中心にしたフルーツでした。

牛肉の黒ビール煮：14.9ユーロ
フルーツサラダ　　： 7.0ユーロ
炭酸水　　　　　　　： 3.0ユーロ　　　　合計24.9ユーロ

グランプラスの真ん中なのに、リーゾナブルな値段でした。

今回のNo2は聖カトリーヌ地区のレ・プレ・サル。　＜るるぶP75＞


ブリュッセルの海鮮レストランは、聖カトリーヌ地区が一番です。地元の人の支持を得たレストランで、味とコスパが両立しています。

海鮮レストランの激戦区の聖カトリーヌ地区の中で、庶民的な海鮮レストランで人気が高いようでした。
12時前から客が入っていて、直ぐお客で一杯になりました。

鰻のグリーン煮もありましたが、昨日食べたので今日は別のメニューにしました。

トマトの小エビ詰め。

今回の旅行で、３個所で食べましたが、この小エビが一番新鮮でした。

ムール貝の白ワイン蒸し。

ムール貝が大きく新鮮で美味でした！その上、バケツの様な大きな鍋なので、一人では食べきれない量でした。

今回の旅行で３個所で食べましたが、このムール貝が一番大きくて美味でした。

殻がボールに一杯になりました。
多いなと思いながら、無理して完食したら55個も有りました。

トマトの小エビ詰め　　：15 ユーロ
ムール貝の白ワイン蒸し：22.5ユーロ
炭酸水　　　　　　　　： 2 ユーロ　　合計39.5ユーロ

今回のNo3は聖カトリーヌ地区のバイ・デン・ブール　＜るるぶ　P67>
＜るるぶ＞一押しの厳選おすすめレストランです。

メトロ1号線の聖カトリーヌ駅の出口の前です。

レ・プレ・サルよりも、少しスマートな感じのレストランでした。
上着は着て行った方が良いでしょう。

鰻のグリーンソース煮。

こんなに大きな鍋で出てきたので、スープ皿に３杯もありました。鰻のグリーンソース煮も美味しいですが、日本人には鰻は蒲焼が一番です。

今回のNo4も聖カトリーヌ地区のジャック。　＜地球の歩き方P248＞

バイ・デン・ブールから、約５軒ほど聖カトリーヌ教会側にありました。

地球の歩き方にはマダムが気さくでーーとありますが、マダムはいませんでした。ボーイも気さくで感じの良いレストランでした。

時期外れという事で、ムール貝はメニューから消されていました。

舌平目のムニエル。

新鮮な舌平目で美味でした。

完食。
身が綺麗に取れ、レントゲン写真のようになりました。

デザートは、ダム・ブランシュ。
チョコレートが別に出てきて、自分で掛けて食べました。

グランプラスに比較的近い、ラ・ルー・ドール　　＜地球の歩き方P248＞

ラ・ルー・ドールは帽子屋通りと言う意味だそうですが、内装は帽子のデザインでした。

ランチを注文。

先ずスープです。

主菜はミートボールの煮込。

ランチ：15ユーロ
炭酸水： 4ユーロ 合計19ユーロ

イロ・サクレ地区　シェ・レオン　　＜地球の歩き方P247＞

イロ・サクレ地区で一番観光客が多いレストランでした。中国のガイドブックにも掲載されているのか、中国人も多数いました。

定番のムール貝セットを注文。

小エビのトマト詰めですが、客が多いので作り置きしてるのか、少し干乾びていました。

ムール貝の白ワイン蒸し。

同じイロ・サクレ地区にあるスケルトマよりも、大きめのムール貝で美味しいかった。
しかし、聖カトリーヌ地区のレ・プレ・サルと比べると、ムール貝の大きさ、味ともにだいぶ落ちます！

デザートのダム・ブランシュ。　チョコレートが別に出てきて、自分で掛けて食べました。

ムール貝セット：14.9ユーロ
ダム・ブランシュ：７ユーロ
炭酸水　　　　 ： 3ユーロ　　合計24.9ユーロ

今回ムール貝が美味しくなかった、レストラン　スケルトマ　＜地球の歩き方P247＞

ボーイがチップを要求するような素振りが気になったので、チップを払いました。

観光客向けの小奇麗なレストランでした。
上着はあったほうが良いでしょう。

ランチを注文。

前菜はカレー味のムール貝。
ムール貝が小さかった。カレー味の場合、ムール貝の美味しさが見えにくい。

主菜はサーモンなどの3種盛り。

魚料理の味は美味でした。

デザートのアップルパイ。

ランチ：28ユーロ
炭酸水： 3ユーロ
チップ： 3ユーロ　　　計34ユーロ

ホテルの対面のエクスキ。　＜地球の歩き方P250＞

サラダとサンドイッチのお店で、イートインもテイクアウトもできました。

堅いフランスパンのサンドイッチは美味。

サンドイッチ：5.95ユーロ
サラダ　　　：4.15ユーロ
炭酸水　　　：1.95ユーロ　　計11.22ユーロ

ブルージュ、旧魚市場のテ・デレフェケン　　＜地球の歩き方P285＞

運河のクルージング乗り場のすぐ横で、旧魚市場の入り口でした。

地球の歩き方に掲載されているレストランは、この様に小さいけれども味が良いという店が結構ありました。

ウサギの煮込みは冬限定メニューでした。

前菜は海鮮スープ。

この海鮮スープはパイの皮に包まれていて、お皿は火傷しそうな熱さでした。スープは抜群に美味でした。

主菜は牛肉の黒ビール煮。

美味かったが、グランプラスのケルデルクの方がもっと美味かった

海鮮スープ　　　：14ユーロ
牛肉の黒ビール煮：20ユーロ
炭酸水　　　　　： 3ユーロ　　　計37ユーロ

海鮮スープが美味かったので翌日も、テ・デレフェケンに行きました。　＜地球の歩き方P285＞

前菜は豚肉と野菜のサラダ

マスターがサゼッションしてくれたメニューで美味しかった。

主菜は仔牛のクリーム煮。美味しい仔牛肉で美味でした。

豚肉と野菜のサラダ：18ユーロ
仔牛のクリーム煮　：20ユーロ
炭酸水　　　　　　： 3ユーロ　　　計41ユーロ

ブルージュ、デン・ディヴェル　　　　＜地球の歩き方P284＞

運河沿いの高級レストラン

この様な高級レストランでした。
上着を着て行くと宜しいかと思います。

ランチを注文。

アミューズ。

主菜は小エビ料理。

ソースと小エビのコラボが美味でした。今回一番美味しい小エビ料理でした。

デザートのダム・ブランシュ

ランチ：24.5ユーロ
炭酸水： 2.5ユーロ　　計27ユーロ

ブルージュ、マクスィミリヤーン・ファン・オーステンレイク　　＜地球の歩き方P284＞

ペギン会修道院の前でした。

ランチを注文。
ランチに牛肉の黒ビール煮の選択肢はありませんでした。

スープ

主菜のロースト・ポーク

この味付けは日本人には今一つ。

デザート

ランチ：14.95ユーロ
炭酸水： 2.95ユーロ　　計17.9ユーロ

ゲント、バクヘイス　　＜地球の歩き方P298＞

裏道にあって、場所が解かり難かった。聖ニコラス教会に戻っては、２度ほど出直して地図を見合せながら探しました。

広いレストランで、アメリカ的な近代的な作りでした。

ランチを注文。

野菜スープです。

主菜のパスタ。

トマト味の美味しいパスタでした。

デザート

ランチ：27ユーロ
炭酸水： 2.6ユーロ　　計29.6ユーロ

ゲント、シェ・レオンティン　　　＜地球の歩き方P297＞

旧大肉市場の近くにあるレストラン

２階もありますが、１階はこんなに狭かった。

予約が入っていて満席でしたが、まだ6:00だったので、7:30予約の席を使わせてくれました。

チキンのワーテルゾーイ。

ミルクスープの味が美味。
大きな鉢で出てきたので、このスープ皿に３杯も有りました。完食できませんでした。すごくリーゾナブルでした。


チキンのワーテルゾーイ：17.1ユーロ
炭酸水　　　　　　　　： 2.2ユーロ　　計19.3ユーロ

ナミュール、ラ・フランドル　　＜地球の歩き方P343＞

ホテルの併設レストラン

ランチを注文。

前菜のミートコロッケ

主菜の牛肉の串焼き

デザートのバニラ・アイスクリーム

ランチ：15ユーロ
炭酸水： 4ユーロ　　　計19ユーロ
ナミュールは田舎なのかホテルも食事をリーゾナブルでした。

この旅行記へのコメント （3）

• sallyさん 2015/09/15 19:26:42

  ダム・ブランシュ食べたいです、また行きたくなる旅行記でした。

  
  usakorabichanさん、初めまして。
  
  旅行記を拝見させていただいて、どれもこれもとても美味しそうで、先月末短い２泊の滞在から帰ってきたばかりですが、またベルギーに行きたくなりました。
  
  ガイドブックで見ていて美味しそうだなぁと思っていても、いざそこに行くとどうも忙しかったり、食べる時間と移動時間と、加えて体調（時差ボケ時間で食欲が出ないなど）など色々あって、どうしても食が後回しになってしまう自分なので、充実した食旅が羨ましく思いました。
  
  それと、ブルージュのデン・デビィル。わたしも行きました。
  とても美味しかったし、とても良いお値段でした。
  
  そして、旅行記を拝見して「そうか高級レストランだったんだ、デニムで行ってしまった・・・」とも。ま、確かに雰囲気とメニューをみて庶民的とは思わなかったものの、、、ホテルから紹介されてそのまま行ってしまったなぁぁぁと。
  
  
  １２日間の旅、食が充実していて羨ましいです。質問をお聞きしてよろしければ、旅先でのレストランはかなり調べていくのでしょうか？　わたしもマネしたいです。

  usakorabichanさん からの返信 2015/09/16 08:08:02

  RE: ダム・ブランシュ食べたいです、また行きたくなる旅行記でした。

  sallyさん はじめまして！
  
  ロンドン＆ブリュッセルの旅行記を拝見いたしました。
  素晴らしいブログですね！
  
  同じ場所に行っても、写真の腕前でこんなにも思い出が違うのか！
  と敬服いたしました。
  
  私の場合｢地球の歩き方｣をメインに、｢るるぶ｣を参考にして、レストランやカフェを選択し、旅行中の毎日の昼食、夕食のレストランをおおよそ決めて行きます。
  そして、レストランは予約はしないのと、混雑する時間帯に一人で一テーブル占有するのは気が引けるので、早めの6時以前に入店し食事をします。
  この時間帯ならば、帰り道も人通りが多く安全なので。

  sallyさん からの返信 2015/09/16 20:18:19

  お返事ありがとうございます。

  usakorabichanさん、ありがとうございます。
  
  > ロンドン＆ブリュッセルの旅行記を拝見いたしました。
  
  ありがとうございます。
  
  > 同じ場所に行っても、写真の腕前でこんなにも思い出が違うのか！ と・・・
  
  わたしは、usakorabichanさんの旅行記をみて、こんなに美味しそうに撮れるんだ！と思ってました。（今日も読んでしまいました、どれも美味しそう〜）
  
  不躾にも初書き込みで質問してしまったのに、回答頂いてとても嬉しいです。
  
  > 私の場合｢地球の歩き方｣をメインに、｢るるぶ｣を参考にして、レストランやカフェを選択し、旅行中の毎日の昼食、夕食のレストランをおおよそ決めて行きます。
  
  なるほど「るるぶ」は海外旅行用には買ったことがありませんでしたが、確かに写真が多く食ガイドには良さそうですね。それと、やはりある程度レストランをプランして行くんですね。
  
  > そして、レストランは予約はしないのと、混雑する時間帯に
  >一人で一テーブル占有するのは気が引けるので、早めの6時以前に入店し食事をします。
  > この時間帯ならば、帰り道も人通りが多く安全なので。
  
  ”なるほどぉーーーー、”です。
  すごくなるほど、でした。なぜなら、早めにいくという所が一人旅をする大人の選択だなと思いますし、帰りも早い方がより安全という考え方も、自分は全くありませんでした。（あとで知ったのですが、ベルギーはなかなか治安が良いとは言えないところらしいのですね？。よって、逆に心配すべきだったのかとも思いました。）
  そして、「予約しない」という所がちょっと意外でした。
  
  ベルギーの思い出の味「牛肉の黒ビール煮」わたしも食べてみたいです。またお邪魔させてください。