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シンガポール在住時代初期。<br />2000年7月〜2001年末の大学院生活。<br />そのときの懐かしい思い出。<br /><br />ひとりで滞在したバガンは外国人が全然おらず、<br />周囲のミャンマー人からかなりガン見されました。<br /><br />そんな滞在中、ちょうどバガンはお祭りの最中で、<br />かなりの僧侶が寺院に集まっていました。<br /><br />夜は寺院の近くの広場に特設ステージが設けられ、<br />歌やダンスのショーがあったり、出店が出たり。<br />私もその賑やかさにつられて、広場まで見物に行きました。<br /><br />その時ものすごい人混みだったのですが、<br />なんかお尻のあたりに変な感覚…?<br />よく見ると、近くにいたお兄ちゃんが私の体を触ってる!<br />身動き取れなくてどうしよう?と思っていたら、近くに僧侶が<br />立っていて、目が合ったので、「助けてください」と目で合図。<br />その僧侶は英語は全く話せず、身振り手振りです。<br /><br />すると、その僧侶、私のことを助けてくれたのです。<br />そこからがドラマみたいだったのですが、<br />僧侶が私の手を触ったのを別の僧侶たちが見ていて、<br />それがかなりまずいことだったらしく(女人禁制だから)、<br />沢山の僧侶たちがあとを追っかけてきたのです。<br />暗闇の道を私の手を引いて走る僧侶と、追っかけてくる沢山の僧侶…<br /><br />結局、僧侶は事情を話したものの、沢山の僧侶たちにつかまって<br />どこかへ行ってしまいました。<br />私はというと、観光警察に行って、今回の件を説明。<br />最初に私を触っていたお兄ちゃんを捕まえることはできるはずは<br />ありませんでしたが、宿泊先で観光警察と被害届を作成しました。<br /><br />数時間後、例の僧侶が心配し、ホステルまで様子を見に来てくれました。<br />ホステルの人に通訳してもらって、その僧侶の修行している寺院と名前を<br />ミャンマー語で教えてもらい、また連絡すると言ってわかれました。<br /><br />もう会うこともないのかな…と思っていましたが、<br />翌日お祭りを見にシュエズィゴォンパゴダに行くと、<br />ものすごい数の僧侶の中に、あの僧侶を見つけました。<br />すごくびっくりでしたが、ほかの僧侶に見つからぬよう、<br />2人で記念写真を撮って、握手してわかれました。<br /><br />旅から戻ってから、ミャンマー人の友達に手伝ってもらい、<br />ミャンマー語でお礼を書きました。<br />届いているかわかりませんが、今まで色々旅した中で、<br />一番印象に残っているのがこの僧侶です。<br /><br />その話を西洋人の旅行者にしたら、その僧侶の住所の寺院の<br />ロンリープラネットのページを切って、私にプレゼントしてくれました。<br />もう10年以上も前の話ですが、いつかあの僧侶に会いに、<br />そのページに載った寺院に行ってみたい…と思っています。<br /><br /><br />* 写真データは復活したのですが、撮影日情報が消去されてしまい、はっきりとした日付がわかりません。2001年の秋冬あたりの1週間ほどの滞在だったと記憶しています。<br /><br /><br />★★ ミャンマーへの旅 ★★<br />1★ヤンゴン★友人たずねてひとりでヤンゴンへ<br />http://4travel.jp/travelogue/10820627<br />2★バガン★のんびりと馬車で遺跡めぐり<br />http://4travel.jp/travelogue/10821310<br />3★バガン★もう一度会いたい人<br />http://4travel.jp/travelogue/10887724

ミャンマー3★バガン★もう一度会いたい人

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2001/11/10 - 2001/11/17

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7

熱帯魚

熱帯魚さん

シンガポール在住時代初期。
2000年7月〜2001年末の大学院生活。
そのときの懐かしい思い出。

ひとりで滞在したバガンは外国人が全然おらず、
周囲のミャンマー人からかなりガン見されました。

そんな滞在中、ちょうどバガンはお祭りの最中で、
かなりの僧侶が寺院に集まっていました。

夜は寺院の近くの広場に特設ステージが設けられ、
歌やダンスのショーがあったり、出店が出たり。
私もその賑やかさにつられて、広場まで見物に行きました。

その時ものすごい人混みだったのですが、
なんかお尻のあたりに変な感覚…?
よく見ると、近くにいたお兄ちゃんが私の体を触ってる!
身動き取れなくてどうしよう?と思っていたら、近くに僧侶が
立っていて、目が合ったので、「助けてください」と目で合図。
その僧侶は英語は全く話せず、身振り手振りです。

すると、その僧侶、私のことを助けてくれたのです。
そこからがドラマみたいだったのですが、
僧侶が私の手を触ったのを別の僧侶たちが見ていて、
それがかなりまずいことだったらしく(女人禁制だから)、
沢山の僧侶たちがあとを追っかけてきたのです。
暗闇の道を私の手を引いて走る僧侶と、追っかけてくる沢山の僧侶…

結局、僧侶は事情を話したものの、沢山の僧侶たちにつかまって
どこかへ行ってしまいました。
私はというと、観光警察に行って、今回の件を説明。
最初に私を触っていたお兄ちゃんを捕まえることはできるはずは
ありませんでしたが、宿泊先で観光警察と被害届を作成しました。

数時間後、例の僧侶が心配し、ホステルまで様子を見に来てくれました。
ホステルの人に通訳してもらって、その僧侶の修行している寺院と名前を
ミャンマー語で教えてもらい、また連絡すると言ってわかれました。

もう会うこともないのかな…と思っていましたが、
翌日お祭りを見にシュエズィゴォンパゴダに行くと、
ものすごい数の僧侶の中に、あの僧侶を見つけました。
すごくびっくりでしたが、ほかの僧侶に見つからぬよう、
2人で記念写真を撮って、握手してわかれました。

旅から戻ってから、ミャンマー人の友達に手伝ってもらい、
ミャンマー語でお礼を書きました。
届いているかわかりませんが、今まで色々旅した中で、
一番印象に残っているのがこの僧侶です。

その話を西洋人の旅行者にしたら、その僧侶の住所の寺院の
ロンリープラネットのページを切って、私にプレゼントしてくれました。
もう10年以上も前の話ですが、いつかあの僧侶に会いに、
そのページに載った寺院に行ってみたい…と思っています。


* 写真データは復活したのですが、撮影日情報が消去されてしまい、はっきりとした日付がわかりません。2001年の秋冬あたりの1週間ほどの滞在だったと記憶しています。


★★ ミャンマーへの旅 ★★
1★ヤンゴン★友人たずねてひとりでヤンゴンへ
http://4travel.jp/travelogue/10820627
2★バガン★のんびりと馬車で遺跡めぐり
http://4travel.jp/travelogue/10821310
3★バガン★もう一度会いたい人
http://4travel.jp/travelogue/10887724

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
3.0
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • ステージの周りは人が沢山いたので、そこを離れて、僧侶が闘鶏場に連れて行ってくれました。<br /><br />このあと、沢山の僧侶に追っかけられて大変でした…ドラマみたいでした。

    ステージの周りは人が沢山いたので、そこを離れて、僧侶が闘鶏場に連れて行ってくれました。

    このあと、沢山の僧侶に追っかけられて大変でした…ドラマみたいでした。

  • 翌日<br /><br />沢山の僧侶の中に、なんとあの僧侶を発見。<br /><br />仏塔に隠れた場所で、こっそりツーショット写真を撮影。<br /><br />

    イチオシ

    翌日

    沢山の僧侶の中に、なんとあの僧侶を発見。

    仏塔に隠れた場所で、こっそりツーショット写真を撮影。

  • ポッパ山に行きました。

    ポッパ山に行きました。

  • 多分、ポッパ山にて?

    多分、ポッパ山にて?

  • 再び夜行バスでバガンからヤンゴンに戻りました。確か13時間くらいの旅でした。真ん中の補助席(補助席といっても、真ん中の通路に、竹で編んだような低い椅子を置いただけのもの)で15時間、結構きつかったです。<br /><br />写真はシュエダゴォンパゴダ??

    再び夜行バスでバガンからヤンゴンに戻りました。確か13時間くらいの旅でした。真ん中の補助席(補助席といっても、真ん中の通路に、竹で編んだような低い椅子を置いただけのもの)で15時間、結構きつかったです。

    写真はシュエダゴォンパゴダ??

  • 多分同じくシュエダゴォンパゴダ

    多分同じくシュエダゴォンパゴダ

  • 市場…どこかわかりません。<br /><br />帰りは友人が空港まで送ってくれて、特別レーンでチェックイン、出国手続きしてもらいました。<br /><br />

    市場…どこかわかりません。

    帰りは友人が空港まで送ってくれて、特別レーンでチェックイン、出国手続きしてもらいました。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • keiさん 2017/08/21 15:14:37
    旅行記がありすぎて・・・
    余計な事かもしれませんが、旅行記をアップする時に、写真100枚/旅 程度で話をまとめられると、見る側も楽しく読めるかもしれません。
    旅行記が沢山ありすぎて読むのを断念してしまいます・・・。

    熱帯魚

    熱帯魚さん からの返信 2017/08/23 11:32:02
    RE: 旅行記がありすぎて・・・
    keiさん

    こんにちは!

    アドバイス有難うございます!!
    旅行記は個人的には30〜40枚程度だと読みやすいと思っています。ひとつの旅行記に100枚ほど写真があると私の場合は逆に見る気がうせてしまうというか…ネットが遅いというのもありますが…

    あとは、この4トラの旅行記はある意味、私のほぼ20年の海外生活の約半分の日常もつまっているので、旅行記が多すぎるのだと思います。

    そんなわけでこのままのペースで続けさせてもらいます…スミマセン。
  • ぱっしょんKさん 2014/05/17 00:49:09
    いいですね。
    そういう思い出は大事にしたいですね。絶対に忘れないですもんね。

    僕も昔中国のウルムチの新疆大学に留学していたのですが、当時はカメラもフィルムで、今みたいにたくさんとれなかったから、思い出の写真も少なくて。
    デジタルカメラってすごいなぁって改めて思いました。

    ウルムチ最近いろいろニュースになってるけど、当時お世話になった人たち元気かなぁ。急に会いたくなっちゃいました。

    熱帯魚

    熱帯魚さん からの返信 2014/05/21 10:18:24
    RE: いいですね。
    ぱっしょんKさん

    お早うございます。
    そうなんですよね、今でも鮮明に覚えてます。

    新疆大学に留学されていたんですか。
    なんか普通の中国留学と違って面白そうですね。
    今のウルムチとその当時のウルムチとじゃあ全然違うんじゃないですか?
    今は西部開発で、ウルムチだけじゃなくて新疆全体が生まれ変わっている
    感じで、なんだかもったいないような気がします。

    久しぶりにウルムチでお世話になった人を訪問!なんてよさそうですね。

    それでは〜

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