2013/02/14 - 2013/02/15
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Dwind_999さん
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草木の茂るバガンの平原に林立する寺院や仏塔。
イラワジ川東岸に彼岸の地を築くが如く、仏教の一大聖地をこの地に出現させ、その栄華を誇ったバガン王国の壮大な昔物語に思いを馳せながら後半の2日間バガンの町を巡ってみました。
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2月14日(木)、7時前にホテルの緑豊かな敷地内にあるオープンエアーのレストランで朝食をいただきました。ビュッフェ形式ですが品数は少なく味もまあ普通。
4泊したこの老朽化したホテル、毎日停電があり、多い時には1日10回以上。 -
今日もレンタル自転車を1日1500K(\165)で借りてバガンの町巡りに出かけます。
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メイン通りを北東方向へと進んでいきます。
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マンダレーへの船の発着場でもある、ニャウンウー船着場(Nyaung Oo Jetty)を下見に来ました。
エーヤワディー川近くの空き地にぽつんとある村人ご用達の簡易食堂。 -
ボールを蹴ったりする、何かのゲームを楽しむ村の若者たち。
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船着場の少し手前から脇道に入り、小さな丘を登り降りしながら進んでいきます。
サイカーのオヤジさんから、「自分の家の近くに寺院がある」と聞いていたのでちょっと足を延ばして来てみました。
さっそく、向こうにお坊さんの姿が見えます。 -
丘の上の寺院の下にあった修行僧の家(小屋)。
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名も知らぬ寺院遺跡。
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このお坊さんも、後で声をかけてくれた寺院のお坊さんも、「どうぞ見て行ってください」というように笑顔で歓迎の意を示してくれました。
たったこれだけの持ち物で生活ができるのか、と思わせるメタボとは無縁の名も知らぬ僧の住まい。 -
名も知らぬお堂。
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名も知らぬ寺院からの帰り、赤土の小道を戻っていきます。
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船着場近くの名も知らぬ村の駄菓子屋。
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オールドバガンの城壁の南にある「ミンガラー・ゼディ」。
フビライ・ハーンのモンゴルによって滅ぼされる数年ほど前の1284年に建立されたバガン最後の仏塔だそうです。ミンガラー ゼディ パゴダ 史跡・遺跡
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ミンガラー・ゼディのテラスには、壁面のテラコッタタイルに「ジャータカ物語(Jataka:釈迦の前世物語)が描かれているそうです。
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壁面を飾る、ジャータカ物語のテラコッタタイル。
※「テラコッタとは 土粘土を約800度前後の低温で焼成した素焼きのもの」、だそうです。 -
ミンガラー・ゼディを真下から見上げたところ。
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オールドバガンの城壁を抜けるところで行われていた道路補修工事。
麦わら帽子にロンジーとサンダル履きの女性たちが頑張って働く、大らかな作業現場。
単なる傍観者の好奇な旅人目線としてそう見えるだけで、安全性などあまり考慮されないだろうその作業現場、あんがい過酷な労働環境なのかもしれません。
ちょっと暑くなると冷たいビールを飲むことばかり考えているお気楽な旅三昧のオジサンは、そそくさとそばを通り抜けていきます。 -
赤土の平野のそこかしこに点在するオールドバガンの遺跡。
ぐるりと辺りを見回しても、まるで雨後の竹の子のようにニョキニョキと建つ大小の仏塔。
よくもまあこれだけ建てたものだと感嘆しながら目を見張ってしまいます。 -
オールドバガンからさらに南へ3、4kmに位置するニューバガン。その南西、エーヤワディー川(イラワジ川)沿いにあるローカナンダー・パヤー近くを通りかかって偶然見つけた僧院。
一斉食事の合図を告げる撞木を叩いて打ち鳴らす音が寺院内に響き渡り、若い僧たちがアルミコップを手に食事へと向かいます。 -
バゴーのチャカッワイン僧院に比べると規模は小さいが、ここでも11時から揃って食事をする光景が見られました。
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ローカナンダー・パヤーの下、エーヤワディー川で洗濯する人たちを見る、のどかな村の風景。
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小高い丘の上にあるローカナンダー・パヤーへの登り道。
川から吹いくる風が体に心地よい。
いく組かのカップルもいて、デートスポットにもなっているようです。
この上にある金箔の仏塔は残念ながら修復作業中で覆いがかけられていました。ローカナンダー パヤー 史跡・遺跡
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ローカナンダー・パヤーの周りは公園のようになっていて散策するのも気持がいい。
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ニューバガンからオールドバガンの方へペダルを漕いでいきます。
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遺跡を見学しながら、さらにオールドバガンからニャウンウー村へと戻っていきます。
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13時過ぎてニューバガンからニャウンウーに戻ってきましたが、かなりの距離を自転車で走ってくたびれてしまいました。
ビールを飲んで一休みです。この「Holiday レストラン&バー」は生ビールが1杯500K(\55)と安く、しかも小粒のピーナツもついてきます。フリーWiFiも使えました。
ジョッキに入った生ビールの量は少な目ですが、3杯飲んで気持ちの良い眠気に誘われしばらくの間ウトウトしてしまいました。 -
生ビールを飲んだ後、日本食がある「レストラン富士」にやてきました。
ビルマ建国の父アウンサン将軍とその娘、アウンサンスーチー氏の写真が掲げられています。富士 和食
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野菜補給ということで、中華丼のベジタブル(1000K。肉を入れると500Kプラス)を注文。スターコーラは250K。
味の方は悪くなかったです。 -
「レストラン富士」のメニューの一部。
日本料理もいろいろありますが、こちらの物価からするとけっこういい値段。
ちなみにトンカツ定食4500k(\495)、カツ丼3700K(\407)、親子丼3500K(\385)、かけうどん3800K(\418)、お茶漬け3500K(\385)。 -
昨日は雲が多くて諦めた夕陽鑑賞、今日は大丈夫だろうということで17時半に宿を出て自転車で向かいました。
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18時前、サンセットビューのポイントで1057年建立の「シュエサンドー・パヤー」に着きました。
5層のテラスを持つ仏塔で、中には釈迦の遺髪が納められているそうです。
すでに多くの観光客が仏塔のテラスに陣取って日没を待ち構えていました。シュエサンドー パゴダ 寺院・教会
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寺院の周りでは、稼ぎ時とばかりに物売りたちの営業に拍車がかかります。
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18時少し前、空を茜色に染めながら太陽が沈んでいきます。
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ちょうど18時になって山の稜線に陽が落ちていきます。
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寺院の周りには観光客目当てに、テーブルや椅子を置いた即席の店も出現して賑わっていました。
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サンセットを鑑賞した後、ニャウンウーに戻ってきて、また「レストラン富士」で夕食。
ベジタブル・フライドライス(900K:\99)とビア・チャーンの330ml缶ビール(650K:\72)をいただきました。 -
自転車を返して、「ティリピサヤ4通り」を歩いて宿へと戻ります。
バガンの夜は早い。
日が暮れると町は暗くそして静かになり、平原のパゴダも闇に包まれます。 -
バガン4日目はニャウンウー付近を歩いて回ることにしました。
シュエズィーゴォン・パヤーの回廊で子供の僧をモデルに何かの撮影をしていたので、便乗して1枚シャッターを切りました。 -
靴を脱いで境内に入り、シュエズィーゴォン・パヤーの黄金の仏塔のところにやってきました。
シュエジゴン パゴダ 寺院・教会
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神々しく光り輝く黄金の仏塔。
見た目の華やかさや巨大さも、人々を信仰に導く必須条件の一つなんですね。 -
来世の極楽浄土を願っているであろう、祈りを捧げる地元の女性。
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ニャウンウー村のメイン通り。
観光馬車として活躍するお馬さん。
それなりに調教しているんでしょうが、従順でおとなしくじっと立ち続けている馬。馬の一生とは何なのか、とつい考えてしまいます。
と言いながら一方ではサクラ肉を美味しく食べたりする、矛盾だらけで自分のことは棚に上げるのが得意なじいさんでやんす。 -
ニャウンウーの村を北東に進んで、市場の方へ向かってみました。
のどかな雰囲気ではありますが、やはり埃っぽい。 -
市場で卵を売る店。ベトナムやラオスやタイでもそうですが、それらの暑い気候の中でも冷蔵されることなく売られている卵、大丈夫なのかな?といつも思ってしまいます。
もしかしたら、暑さに耐性のある卵として順応変化しているのかも。
<バガンの市場>
https://www.youtube.com/watch?v=CMMPdw1IxVMニャウンウーのマーケット 市場
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鶏肉を売る露店。
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ハエがたかっていても売る方も買う方も気にする風でもない。
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新鮮な野菜がシートの上に無造作に積まれて売られています。
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むき出しのエンジンを積んだ耕運機のような自動車。
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フロントガラスがないようだけど、風通しはいいかもしれないがこれだと埃をもろにかぶりますね。
それに雨の日には天然シャワーをお見舞いされます。 -
11時を少し回った頃、授業を終えて下校する小学生たち。
学校が少なく、校舎の使い回しの為に午前と午後に分かれた2部制の小学校なんだろうな。 -
ところで私はお昼のビールタイム。
ニャウンウー村のレストランやゲストハウスが集中している一角にある「CHERI LAND」というレストランに入りました。
この辺りの生ビールを飲ませる店はどこもピーナツがついてくるようです。 -
ホテル近くの地元民ご用達のローカルな店で午後のティータイム。
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「Tea with Milk」とパイのようなお菓子を1つで600K(\66)。
この店も食べた分だけあとで支払うシステム。
お茶は自由に飲めます。 -
日が暮れ始める18時半頃になると、ニャウンウーの村に明かりが灯り始めます。
といっても街灯などの照明は少なく町は全体的に暗い。 -
土ぼこりが舞う道路わきを歩いていきます。
マスクをして歩いたりしましたが、ついに喉を痛めたようで少し咳が出るので持参していた咳止め薬を今回の旅で初めて服用しました。
バガン王国が仏教聖地の証として後世に残した仏教遺跡群の壮大さに触れた4日間でした。
さあ次は船に乗ってマンダレーへと向かいます。
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