中国 貴州・雲南・重慶 旅行記⑥麗江古城と長江第一湾編

2012/08/14 - 2012/08/14

早朝から世界遺産に登録されている麗江古城へホテルから歩いていく。
観光地化されすぎて悪評を聞くが、自分にとってはかなり気に入った。
午後は麗江市街からミニバスで1時間くらいかけて石鼓鎮へ行き、長江第一湾を見学する。
そして夕方、麗江へ戻ってきて、再び麗江古城へ遊びに行く。

【旅程】
8/11（土）CA158 成田－重慶
　　　　　　K671 重慶－遵義 （車中泊）
8/12（日）遵義－貴陽
　　　　　　K813 貴陽－昆明（車中泊）
8/13（月）昆明－石林－昆明
8/14（火）昆明－大理－麗江
8/15（水）麗江－石鼓鎮－麗江
8/16（木）麗江－香格里拉
8/17（金）CZ8130 香格里拉－重慶
8/18（土）重慶－大足－重慶
8/19（日）CA157 重慶－成田

エリア 麗江(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7：00にホテルを出て、麗江古城まで歩いていく。
20分くらいで到着。

雨が結構降っていて、傘を差して来た。
まだ人はそれほど多くない。

麗江古城は1997年ユネスコの世界遺産（文化）に登録された。

「歩き方」によると、古城へ入るには維持費として入場料80元徴収される記載があったが、入場門があるわけでもなく、この後、計4回来たが一度も取り立てられることは無かった。

KFC。
東巴（トンパ）文字表記もある。

ピザハットも東巴文字。
（実用化されていないけど。）

店もほとんど開いておらず、とりあえず古城を一望できる獅子山公園へ歩いて行く。

ここの喫茶店の一部の席からは古城の全貌が一望出来る。
雲南コーヒーを飲みながら、優雅に景色を鑑賞できるのだが、最低メニューでも40元する。
迷っている間に、特等席を他の客に取られてしまったので、さっさと出てきた。
（帰る時も覗いてみたが、いい席は全て占領されていた。）

当初の目的の獅子山公園を目指す。

園内に入り（20元）、撮影。
市内側。

麗江古城。

本とWeb上とかでも見たことあるけど、実際目に見てこの景色には圧倒される。

30分くらい、ずっ〜とこの景色を眺めていた。
朝早く、小雨が降っていて人は少なかったが、晴れた日の日中だったら、環境客だらけで落ち着いて観賞できないであろう。
早朝に来てよかった。

獅子山公園内にある萬古楼。

登ってみる。
受付の姉ちゃんに、ここへ入る前に跪いてお祈りしろ、と言われた。
面倒なので「お祈りの仕方が分からない」と言うと、「中国人じゃないの？」と聞かれ、免除された。

萬古楼最上階からの眺め。

古城内へ戻る。

適当に古城内の客桟を見せてもらう。

理由は不明であるが、どの客室もバストイレがガラス張りになっていた。
こういうのって、一人で泊まるにはいいが複数で宿泊する場合、相手によってはかなり抵抗が出てくると思う。
ちなみにこのクラスで260元。
古城内に泊まることに意義があるかも知れないが、同等クラスの部屋で古城外だと半額で泊まれると思う。

暫く古城内を散策する。

麗江古城ほぼ中央に位置する四方街。
この後、ホテルに戻って洗濯をし、石鼓鎮へ行く。

昼過ぎ、石鼓鎮行き乗り合いのミニバスが発車している長水路×金凱街から石鼓鎮へ行くが、乗客が集まらず1時間半程度待たされ、かなりムカついた。

麗江から石鼓鎮まではミニバスで15元。
1時間程度で到着した。

金沙江。
川の流れは異様に速く、見ていてちょっと怖いくらい。
バナナボート見たいのがあるが、とてもじゃないけどここじゃ乗る勇気が出てこない。

今回石鼓鎮へ来た目的はここ。

一湾飯店の裏山を登ったところに絶景スポットがあるらしい。

但しここは一湾飯店の私有地なので、老板に入場料を払う。
「歩き方」には人の足元を見てボッタ栗するようなことが書かれていたが、自分はすんなり10元で済んだ。

歩道になっていない道もあり、上るのに楽ではない。
しかしこちらの景色にも圧巻された。
長江第一湾と称されているが、正確にいうと長江上流の金沙江で、ここで大きくＶ字にカーブしている。

1時間くらいボッーとこの景色を眺めていた。
風がやや強かったが、涼しく感じた。
自分以外、だれもこの場所へは来なかった。

石鼓鎮の街なみ。
張芸謀監督で高倉健主演の「単騎走千里」では、あの街もロケに使われたらしい。

一湾飯店には宿泊施設も有り、外国人でも泊まれるか、と聞いたところ、「没事！」と言われた。
笑顔で返したが、心の中では「こんなところ泊まるわけねぇーじゃん。」とつぶやいた。

この店に飾られていた写真。

看板が傾いている。
自分がやったのではありませんが。

この辺をうろついていたら、ちょうど麗江行きのミニトラが来たので、乗せてもらい、麗江へ帰ったのだが、集落へ行くのを忘れてしまった。ここにはこの川を紅軍が渡った記念碑があるのだ。

またここから麗江への帰りはミニバスもあるが、地元民が何かの用事でミニトラなど車で麗江へ行く際、ついでに客乗せもしているのだ。

18:30前頃、ホテルの屋上から。
屋上で洗濯物を干させてもらっていたので、取りに来た。
朝は雨が降っていたが、午後はからっと晴れ、洗濯物もバリバリに乾いていた。

今朝登った萬古楼が見えた。

福慧路上にある米線の店。
朝食兼昼食もここで食べたのだが、一昨日昆明で食べたのより、おいしく、夜もここで食べた。

食後、夜の麗江古城を見に再びやって来た。

非常に珍しいものが売られていた。

小吃もたくさんある。

店員に何族か聞いたら、納西族だった。
麗江近辺は納西族人口が多く、30万人くらいいるらしい。

ヨーグルトが売っていたので買ってみる。
上にあずきか蜂蜜のトッピングが出来、8元。

とてもおいしかったが、こんな食べ方常習的にしていたら間違いなく太るであろう。

夜の古城内、音楽ががんがん鳴り、人であふれ、活気があり、非常に楽しい。
麗江古城は観光地化されすぎているといろいろ悪評を聞いていたが、自分にとってはかなりはまった。

22:30過ぎに古城をあとにした。



⑦早朝の麗江古城と束河古鎮編へ続く。
http://4travel.jp/travelogue/10880636