2014/03/13 - 2014/03/13
1位(同エリア6件中)
はんけんさん
OK牧場の決闘が行われたことで有名なトゥームストーンへ。
トゥームストーンは、銀の鉱脈の発見がきっかけで人が集まり、1879年に正式な町になりました。その後、急速に発展し数年で人口が1万人を超え、一時は当時のサンフランシスコの人口を超えるなどの繁栄をしました。が、銀が掘り尽くされたことや大火で一気に凋落し、ゴーストタウン化してしまった とのこと。
その後、トゥームストーンは、「1870年代から1880年代にかけての辺境の町の町並みが最もよく保存された例」として国の歴史地区に指定されました。今では、観光を主産業とした町となっています。人口1500人に対し、年間45万人の観光客が訪れる(住民一人あたり300人!)とのこと。
町のメイン部分は1880年代を思わせる外観となっていて、実際当時からの建物もいくつかあります。130年前の世界へタイムスリップ体験です。
旅行日程
□ 3/11 成田→デンバー→ツーソン ツーソン泊
□ 3/12 サワロ国立公園、砂漠博物館 ツーソン泊
■ 3/13 トゥームストーン、ビスビー ウィルコックス泊
□ 3/14 チリカワ国定公園 ウィルコックス泊
□ 3/15 ホワイトサンズ国定公園 エルパソ泊
□ 3/16 カールスバッド洞窟群国立公園 エルパソ泊
□ 3/17 エルパソ→アルバカーキ アルバカーキ泊
□ 3/18 サンタフェ観光 アルバカーキ泊
□ 3/19 アルバカーキ観光 アルバカーキ泊
□ 3/20 アルバカーキ→デンバー→(機中泊) 機中泊
□ 3/21 →成田
■:当ページの旅行記で記述している部分です。
この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/travelogue/10869036
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ユナイテッド航空
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朝、まずサワロ国立公園のイースト(東)へ。宿から30分程のドライブで入り口に到着。
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入り口からすぐにビジターセンターがあります。
イーストも昨日行ったウエスト(西)と同様にループの道路沿いにいくつかトレイルがあります。昨日、一生分(?)のサボテンを見ているので、イーストはパスしてトゥームストーンへいそぐことにしました。 -
インターステートハイウェイ10号を東に進み、Exit303で州道80号へ。
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州道80号は、ほぼずっとこんな感じ。
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イチオシ
サワロイーストから1時間強のドライブでトゥームストーンに到着。
町に入ってすぐに、ワイアット・アープの銅像があります。(写真は帰り際に撮りました。) -
銅像の隣にWyatt Earp House & Gallery。
当時アープが住んでいた家の様です。中には入れませんでした。 -
向いには、トゥームストーン最古の家(1879)
1879年というのはワイアット・アープがトゥームストーンに来た年です。 -
Fremontストリートと4th Stの角にある無料駐車場にクルマを止めました。
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トゥームストーンの町を貫くFremontストリート(=州道80号)
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Fremontストリートから1本南の通り、Allenストリートが昔の街並みを見られるメインです。
「OK牧場の決闘」の芝居に出演する役者たちが、芝居の時間以外に、町の案内や記念写真に入ってくれたりします。 -
馬車もいます。もちろん観光用。
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Allenストリートと4thストリートの角にある、観光案内所。
この建物は、1881年から存続しているそうで、当時銀行だったとのこと。 -
マップ(無料)をゲット
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イチオシ
お腹が減ったので、観光前にまずは昼食を。
Allenストリートに何軒かあるレストランから、Big Nose Kate's Saloonを選択。Big Nose Kateとは、ドクホリデイの情婦のことです。 -
結構な人気店のようで、12時前なのにほぼ満席。
一人なのでカウンターでも良かったのですが、奥の小さなテーブル席に通されました。 -
向いはこんな感じ
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壁にはワイアット・アープらの絵が
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イチオシ
チキンラップをチョイス。8.99ドル(+税金とチップで11ドル)。
美味しかったです。ボリュームもちょうど良い感じでした。 -
観光案内所でもらった、もう一枚のマップ。歴史的建造物・場所が記されています。このマップを基に町歩きを楽しむことにしました。
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イチオシ
OK Corral。Corralとは「家畜の囲い」という意味で、「牧場」とはちょっと意味が違うようです。が「OK家畜囲いの決闘」ではしまりが無いし、ガッツ石松さんが「オッケー家畜の囲い」などと言っても流行らなかったでしょうから、「OK牧場」で良しとしましょう。
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向いの建物
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決闘場へは、ここから入ります。入場料は寸劇も含めて9ドル。
実際の「OK牧場の決闘」は、OK Corralの中では無くて、OK Corral近くの写真館前の路上だったと聞いていますし、寸劇にもあまり気が惹かれなかったので、入場しませんでした。 -
映画『OK牧場の決斗』のポスター。
OK牧場の決闘 を描いた映画では、私は『OK牧場の決斗』よりも『荒野の決闘』の方が好きです。
今回、旅行前に『荒野の決闘』と『トゥームストーン』を観て予習はバッチリです。 -
Fremontストリート側に回ると、ありました写真館。
おそらくこの辺りが実際に撃ち合いがあった場所だと思います、、、、。"Site of the O.K. Corral Gunbattle"とちゃんと書いてありました。 -
歴史的建物・場所にはこの様にちゃんと説明板あります。時は1881年10月26日。
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まさにここがその場所ですね。しばし感動、、、、。
右側の白い屋根の下でOK牧場の決闘の寸劇が演じられているようです。 -
フランク・マクローリーは、Fremontストリートの歩道で撃たれ即死。
トム・マクローリーとビリークラントンは、撃たれてこの建物(前の写真の水色の建物)に運び込まれ、後に死亡。とのこと。銃撃戦は、約30秒、30発、ほとんど至近距離。あっという間にカタがついたらしいです。
映画『荒野の決闘(原題:My Darlin Clementine)』は、かなりの創作シナリオだったようです。そもそもClementineが架空の人物だし、敵役クラントン一家の父親Oldmanはこの銃撃戦の二か月前に既に死んでいた。ワイアット・アープは保安官ではなく、兄のバージルが保安官だった。この戦いで命を落とすドクホリデイは、実際は死んではおらずワイアットと事情聴取に対応したとのこと。因みにドクホリデイは最初に余命宣告されてから15年も生きたらしいです。ワイアット・アープは、晩年ロサンゼルスに住み、ハリウッドにこの決闘を映画題材として売り込んだそうです。若い頃のジョン・ウェインに演技指導したとも伝えられています。 -
その斜向かい、Aztec House。これも1880年代の建物だそうです。
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3rdストリートを少し北に進んだところにある、St. Paul's Church。1882年完成。
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Fremontストリートを東に。
市役所、これも1882年建築。 -
Schieffelien Hall。1881年6月8日完成。当時、エルパソとサンフランシスコの間では最大の劇場だったそうです。
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Allenストリートに戻ってきました。
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イチオシ
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ここも歴史的銃撃事件があった場所だそうです。
向いは、人気レストランLong Horn Restaurant。 -
Oriental Saloon、1880年。
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こんなバスも走っています
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フローズンヨーグルト屋はさすがに当時は無かったでしょうね。
とはいえ、当時冷蔵施設があったためアイスクリーム店やアイススケートリンクなども存在したとのことです。 -
Bird Cage Theatre、1881年。
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保安官フレッド・ホワイトが1880年10月28日に殺された場所
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6thストリートの駐車場からの風景。小さい町なのですぐに荒野です。サワロ国立公園ほどではなくもサボテンが生えている場所を想像していたのですが、そうでは無かったです。
因みに、映画『荒野の決闘』は、モニュメントバレーに街のセットを作っての撮影。映画『トゥームストーン』は、昨日入り口を覗いたオールドツーソンスタジオでの撮影だったそうです。 -
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Well's Fargo Express。Well's Fargoと言えば銀行ですが、当時は現金輸送や郵便配達の馬車業などもやっていたそうです。郵便業を政府が引き受けることになり、銀行業だけ残った と書いてありました。
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Vogan's Saloon、1879年。
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ワイアットの兄、バージル・アープが1881年12月28日に撃たれた場所。
お爺さんが「いやぁ、あの時のことは良く覚えているよ。」と笑いながら話しかけてきたので「めっちゃ長生きッスねぇ(笑)」と返しました。 -
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Campbell & Hatch Saloon and Billiard Parlo、1881年。
1882年3月18日にワイアットの弟モーガン・アープがビリヤード中に撃たれて死んだ場所です。 -
ワイアット・アープ発見!
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イチオシ
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Can Can Restaurant、1879年。
今は、昔風の写真が撮れる写真館です -
ワイン屋がありました。アリゾナワインは、おそらく今まで飲んだことが無いので、興味があったのですが(とはいえ、クルマを運転するので、ちょっと舐めてみたい程度を希望)、テイスティング10ドル(5種類)とのことで諦めました。
この店で得た情報、南のビスビーという町にオリーブオイルのテイスティングがあるので、是非行ってみると良い とのことでした。何でオリーブオイル?と思いましたが、町自体が欧州風で良い雰囲気とのこと。行ってみたい気持ちが湧き出てきました。 -
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Allenストリートから一本南、Toughnutストリートへ。
裁判所、1882年。 -
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Rose Tree Museum、1885年
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クルマで町の北の外れ、ブートヒル墓地。
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町ができた1879年からゴーストタウン化した1950年代までのトゥームストーンで亡くなった人たちのお墓です
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ワイン屋で聞いたビスビーという欧州風の町、ナビでチェックすると二十数マイル南。この距離ならば余裕で行けます。ビスビー訪問決定!
アリゾナ、ニューメキシコ ドライブ05:ビスビー メキシコ近くに欧州風の町
http://4travel.jp/travelogue/10873356
続く。
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