2013/09/05 - 2013/09/06
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ももんがあまんさん
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今回は、9月5日と6日、2日間の記録です、最初の日は、ナミュールを出て「ディナン」まで、途中、ワロンの美しい村「Sosoye」を通過します、2日目は、「ディナン」周辺の美しい村「Celles」までの散歩、ここの所少し、お疲れ気味なので、おおむね「休養日」です。
ナミュール州からベルギーの南東部、そこから、ルクセンブルグとフランス国境地帯にかけて、このあたり一帯は「アルデンヌ地方」と言い、第二次大戦時には、ヒトラーの「電撃作戦」で有名になった「アルデンヌの森」で有名な「森林地帯」です。
写真は、その「アルデンヌの森」を背景にした「ディナン」の町の夕暮れ、丘の上に「シタデル」があります。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 自転車
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
イチオシ
9月5日(木) ナミュール近郊
「ムーズ川」沿いの風景です・・・風光明媚な川です。 -
92号線 ナミュール
南へ・・・南へ・・・川沿いの道を走ります・・・・自転車ゾーンが無いのは、もう慣れました。 -
92号線 ナミュール州
「ムーズ川」沿いの風景を1枚・・・ -
932号線 ナミュール州
川沿いを離れて、「ワロンの美しい村」の5つ目、「Sosoye」の村を探します・・・・「ハロー」・・牛さん・・・どちらへ行けばいいのかな・・・? -
田舎道 ナミュール州
ワロンの田舎の風景です。 -
Sosoye ナミュール州
なんとか到着「ソソワ」の村・・・・ここも、渓谷の村です。 -
ソソワ ナミュール州
村の家並みです・・・やっぱりまあ、家は、きれいな石造りです、古そうな「塔」のある家もあるけれど、景観的には今一歩か・・・? -
ソソワ
村の背後の「丘」を入れての1枚です・・・・家並みは少し、整いすぎてますかね・・・石造りの家も綺麗だし・・・「ワロンの美しい村」は、これまでのところ、「フランスの美しい村」のように、中世の香りの残る、古びた村を期待すると、ちょっと肩すかしという感じです・・・古い家屋も無いことはないけれど、せいぜいがまあ、17〜18世紀の、比較的新しい家並みのようです・・・日本の感覚なら、十分古いですけれど、ベルギーの歴史や、他の町の古さから考えると、ちょっと意外です。 -
ソソワ Nativite de la Bienheureuse Vierge Maria Chirch
村の教会です、18世紀と、かなり最近?たてられた教会だそうです。
長ったらしい名前がついてますけど、「Nativite de la Bienheureuse Vierge」とは? よくある「無原罪の御宿り」という意味か?
つまり、聖母マリアは、sex無しで、子供を孕んだということで、これはまあ、古代から中世の、キリスト教世界に於ける、最大の「神話」ですけれど、ベルギーでは、18世紀(啓蒙主義時代)においても、素直に、これを信じる人が多かったという事の証拠ですね・・・まあ、今でも多いかも? -
ソソワ
堂内の、像の一つです、マリア像は当然ありますけど、珍しくないので、珍しいのを一つご紹介・・・この像は、多分、アンティオキアの「聖マルガリータ」ですね、リールのベギン会修道院にもおられましたね http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=31648481、中世に人気のあった聖人さん、足元に「ドラゴン」がいます・・・・他には、「聖ロッシュ」などもいましたけど、これも中世期に人気だった聖人です、さすが、スペイン支配の長かったベルギー、18世紀になっても、いまだ中世が色濃い世界だったようです。 -
イチオシ
ソソワ
背景に「丘」を入れると、景観としてもソコソコです・・・でもまあ、石造りの、清潔な村の好きな方には、この村なんかは、お勧めかも・・・? -
ソソワ
村の印象 ★★★ 特別、人目を引くほどの「景観」が有るわけではないけれど、家並みは清潔で、整った良い村です、 -
ソソワ
村のはずれに「レストラン」がありました・・・裏庭があって、「ビール」を一杯・・・裏庭からは、村が見えます・・・景観はまあ、大したことはないですけど、「レストラン」は綺麗で流行ってそう。 -
田舎道 Bois de la Lovere ナミュール州
「ソソワ」の村から「ファラエン」(Falaen)の村を探しに行ったのですけれど・・・・標識は見つけたものの、どうも、それらしい村が見当たらず、結局、辿り着けませんでしたけど・・・・この辺りは、「アルデンヌ」の森の中、サイクリングの自転車もチラホラで、立派なキャンプ場もあるという、自然たっぷりの「レジャーランド」のようです。 -
田舎道 Bois de la Lovere ナミュール州
「Chateau」風の家屋があります・・・ -
イチオシ
田舎道 Bois de la Lovere
「Chateau」の上には、中世の「城砦」が廃墟となって残っています・・・・「美しい村」だけでなく、他にも「観光資源」はたくさんありそうな田舎です。 -
田舎道 Bois de la Lovere
道端にあった「レストラン」、田舎にしては、綺麗です・・・・背景は「アルデンヌの森」。 -
田舎道 Bois de la Lovere
「アルデンヌの森」を抜けて、「ファラエン」の村に向かって走っているつもりだったのですけれど・・・行けども行けども、村の姿が見えません。 -
田舎道 Anhee
「アンヘー」という、村の「看板」を見つけた時は、完全に、道を間違えたことが解りましたけど・・・まあ、「ワロン」では致し方なし・・・今更戻るのも面倒なので、このまま「ディナン」へ走ります。
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イチオシ
96号線 ナミュール州
「ムーズ川」沿いの、96号線に戻ってまいりました・・・川向こうの「丘」の上に、「城塞跡」が見えます・・・・このあたり、「ライン川」などと同じ事情があるのかも? でも、雰囲気は、遥かに「田舎」ですね。 -
Dinant ムーズ川 ナミュール州
「ディナン」に到着です・・・・川岸は、未だ砂利道で工事中、このあたり、いかにも、未開発な「ワロン」という感じですけれど・・・・丘の上に「シタデル」があって、「景観」はなかなか、素晴らしい町です。 -
ディナン
「ディナン」の町「ムーズ川」は、「ナミュール」の町からは、上流となります・・・・この風景は、「ディナン」の町の写真としては、必ず紹介されている劇的な景観ですけれど、実物も、写真に負けず、なかなかに「劇的」です・・・おかげで、似たような写真を、ずいぶん撮ってしまいました。 -
ディナン
町の真ん中の「橋」です。 -
イチオシ
ディナン
橋の上からの「シタデル」と「教会」の眺めです・・・このアングルが、一番絵になるかも? -
ディナン
橋の両サイドには、ずらっと「サキソフォン」が並んでます、この町の誇り、「サキソフォン」の生みの親、「アドルフ・サックス」さんの故郷です。 -
イチオシ
ディナン
キッスマークの「サキソフォン」、なかなか面白いです・・・・「サックス」という楽器は、僕のイメージでは、最も、人間の肉声に近い楽器、最も「セクシー」な楽器です、その意味でこれは、イメージに合ってます。
吹奏楽団には欠かせない楽器でしょうけれど、僕の中では、ジョン・コルトレーンやオーネット・コールマンなど、「モダン・ジャズ」で使用される楽器としての印象が強いです。 -
ディナン
橋を渡って突き当りに、「シタデル」に登る「エレベーター」と「階段」があります、もちろん、ワタクシは「エレベーター」で・・・・「階段」は、16世紀に作られたもののようで、由緒は有るので、体力のある方は是非どうぞ・・・頂上までは 100mで、段数は、408段だそうです。 -
イチオシ
ディナン
エレベーターで昇った「シタデル」の丘の上からの「眺望」です、ちょっとユニークな「ノートルダム教会」の「鐘楼」が見えます。 -
ディナン
同じく「シタデル」からの眺望です、街はそれほど大きくもなし、「ムーズ川」の両サイドの、狭い土地に、密集した感じで、よく似た感じの家屋が並んでます。 -
Sitadel ディナン
要塞の入り口です、この土地に、最初の城砦が築かれたのは 1040年前後、現在の物は、ほぼ、19世紀のものなのだとか。 -
シタデル ディナン
要塞の内庭、サイドの部屋は、現在「博物館」になってます。 -
シタデル ディナン
戦争の記念品ですね。 -
シタデル
軍事博物館になってます・・・・これは、第一次大戦当時の「シェルター」です、写真が傾いているのでなくて、「シェルター」自体が傾いています・・・爆弾が直撃したからなのだとか。 -
シタデル
第一次大戦時の兵士・・・ですね(第一次大戦は、初めて、毒ガスが使用されたことで有名です)。 -
シタデル
塹壕の中の「作戦室」でしょうか? 禿げ頭のおじさんが悩んでます・・・・ -
シタデル
こちらは、お休み中の兵士・・・かなり、お疲れ気味です。 -
シタデル
他にも、この町「ディナン」にかかわる事件・出来事の模型が展示されています・・・・これは多分、リエージュの司教大公・エルネスト(バイエルン公)の来訪(1582年)。
ディナンは、西フランク王国から、リエージュの司教領に下げ渡され(870)、以来18世紀まで、リエージュ司教区として、歩みをともにしたとか。 -
シタデル
1692年、ディナンの町を訪れたといわれる「マントノン侯爵夫人」と、彼女の馬車なのだとか・・・・「マントノン侯爵夫人」というのは、本名を「フランソワーズ・ドービニェ」と言って、ルイ14世の隠し妻(秘密結婚)・・・・卑賤の生まれで、幼いころを修道院で過ごし、天涯孤独の身の上ながら、持ち前の明るさと献身で、多くの人に愛され、最後に王様にまで愛されたという、幸運な女性・・・・馬車はずいぶん質素ですね、控えめな人だったようです、やや、自意識過剰の感のあった、ルイ14世には、ふさわしい女人かも↓。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%8E%E3%83%B3%E4%BE%AF%E7%88%B5%E5%A4%AB%E4%BA%BA%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%8B%E3%82%A7 -
シタデル
こちらは、1820年代の台所とか。 -
シタデル 牢獄
ギロチンも展示されています・・・ここは、拷問室なのだとか・・・ちなみに、ギロチンは、当時(ルイ16世時代)、「人道的処刑道具」として考案されたのですけれどね(苦痛を一瞬のものとするために)。
因みに、このギロチンの「斜めの刃」は、かのルイ16世が考案したのだとか(この方が良く切れるのだそうです)、ルイ16世は、自分の考案した「ギロチン」で、自分の首を切り落とすことになったのですね。 -
シタデル 大歩廊
「シタデル」内部、「大歩廊」と言われる通路です、中庭から元火薬庫へと通じる「通路」、元火薬庫は、現在、ディナンの過去の展示室。 -
シタデル
先ずは、ブルゴーニュ公・シャルル(豪胆公)による、ディナンの略奪(1466年)、この時ブルゴーニュ公は、ディナンで起こった反乱に対し、800人の市民をムース川に投げ込んで、弾圧したのだとか・・・・ちなみに、この「豪胆公」は、「突進公」「軽率公」とも呼ばれ、ナンシーの戦いで戦死し、「ブルゴーニュ公国」をお釈迦にした、最後の公爵様、ホイジンガの中世の秋などにも、何度も登場する、派手好きで見栄っ張りの、軽薄なお方です。 -
シタデル
こちらは、ルイ14世の治世下、この要塞を改築したといわれる「ヴォーバン」・・・多分、右側? 1675年から1698年のことだとか。 -
シタデル
こちらは、1914年(第一次大戦)での、ドイツ軍との戦い。 -
シタデル
シタデルからのディナンの眺望です。 -
シタデル
同じく、ディナンの眺望、丘の上に、大きな建物がありますけど、何なのかは不明です、確かめなかったので。 -
シタデル ディナンの眺望
ミューズ川沿いの街並みです、上から眺めると、なかなか美しいですけれど、歩く限りでは、道路が狭くて、車がうるさいし、それほどでもという感じの町でしょうか・・・? -
シタデル
丘の上の公園です、ベルギー製の戦闘機でしょうか? -
シタデル Les Canons
シタデルの丘の上にある「カフェテリア」です、木陰のテラスで、暫しのんびり・・・・ -
ディナン Collegialle Notre Dame
「ノートルダム教会」です、教会の建立は1227年、鐘楼は16世紀の「バロック様式」だそうです、元の教会は「ロマネスク」だったらしいのですけれど、丘の上から岩が落ちてきて・・崩壊・・ゴシック様式で再建されたのだとか。 -
ディナン ノートルダム参事会教会
ベルギーですので、当然の「カソリック教会」、外観は、特別どうと言う事も無いけれど、内部は結構、煌びやかな教会です。 -
ノートルダム参事会教会
紋章入りのステンドグラス、なかなか良くできてます。 -
ノートルダム参事会教会
このステンドグラスも、良い出来です。 -
ノートルダム参事会教会
教会の一部に、倒壊前の「ロマネスクムが残っていたり、わりと見どころの多い教会です。 -
ノートルダム参事会教会
腹話術師と人形、その①・・・・顔がユニーク?
「処女懐胎」「受胎告知」として有名な、マリアとイエス関係ですけれど、実際の新約聖書の中では、大天使ガブリエルが訪問するという、有名な場面は、「ルカによる福音書」にしか書かれていません、マタイには「精霊が宿った」とのみ、最も古いとみられる元本「マルコ」にも、ちょっと色合いの違う「ヨハネ」にも、この話は、全く出てきません・・・・有名すぎる話なのに、ちょっと意外です。 -
ノートルダム参事会教会
腹話術師と人形、その②・・・こちらの方が美形?
「処女懐胎」は別として、「神の子」という概念は、当時ギリシャ世界では、特に不思議な概念ではなかったそうで(ヘラクレスもアキレウスもペルセウスも、みんな神の子ですのでね)、この宗教が、当時のギリシャ世界に受け入れられた事(新約の四つの福音書の元本は、みんなギリシャ語で書かれているとか)は、この「神の子」概念の、ギリシャ文化との親和性にあったらしいのです・・・・でも「処女懐胎」はどうでしょう? ギリシャの「神の子」は、みんな神様とのsexの後に生まれているので「処女性」には拘らないような気もするのですけれど・・・? マリアの神格化の始まりとともに、ちょっと気になります。 -
ノートルダム参事会教会
教会の宝物・・・・何でしょう・・司教冠でも無いようですけど? -
ノートルダム参事会教会
こちらは「司教館」を被った「St. Perpete」の半身像、ベースは「銀製」なのだとか、ディナンで生まれ、トンゲレン」の司教となった人で、ディナンの町の守護聖人なのだとか・・・・詳しい事は解りません。 -
ディナン Adolph Sax
道の端のベンチに「アドルフ・サックス」さんが座ってます・・・・一緒に、記念写真が撮れます。 -
La Maison de Monsieur ディナン
「アドルフ・サックス」さんの後ろは「ムッシュの家」と書かれてますけど、彼の生家何でしょうか? -
La Maison de Monsieur
「アドルフ・サックス」は、1814年生まれ、若いころから「フルート」と「クラリネット」の製作者として有名だったのですけれど、管楽器の「硬すぎたり」「柔らかすぎたり」の音に満足できず、新しい音域の「クラリネット」の開発に務めていたのだとか・・・・その結果が「サキソフォン」の誕生で、その完成は、ほぼ 1840年台なのだそうです。 -
La Maison de Monsieur
得体のしれない「サックス」のイロイロ・・・・?
今では「サキソフォン」の製作者として認知されている「サックス」さんですけれど、当時は、イロイロなライバルがいて、彼の特許に、いろいろと裁判が起こされ・・・二度にわたって、破産の憂き目にもあったとか・・・可愛そうです・・・ -
ディナン
サキソフォンのモニュメントです、この町は元々、真鍮細工(ディナントリー)が盛んだったとかで、この記念碑も「ディナントリー」で造られているのだそうです。
因みに、「アドルフ・サックス」さんのお墓は、パリの「モンマルトル墓地」にあります、パリの音楽院で、教授として教えていたのだそうです。 -
ディナン」 今宵の宿
「Splendid Palace」です、「ツーリストオフィス」で教えてもらった今夜の宿、一泊 39,80ユーロです、元々は、「ハイドロセラピー」(水治療療養所)として使用されていた建物、1881年の設立で、20世紀の初めころまでは、人気が有ったそうです。
現在は「聖心会」(カソリック)の所有・・・将来は「ホテル」にしたいらしいのですけれど・・・さて上手くいきますかどうか? -
ディナン Splendid Palace
見晴らしの良い場所にあります、ホテルとしての立地は上々・・・ -
ディナン 今宵の宿
お茶を一杯、用意していただきました・・・今のところ、「ホテル」と言うより「Chamble d`hote」って感じでしょうか・・・でも、他に客がいない模様。
因みに、「聖心会」と言うのは、1800年にフランスで設立された「女子修道会」の事なのだとか、日本でも「聖心女子大」と言うのが有りますね、正田美智子さん(現皇后)、緒方貞子さん(元国連難民高等弁務官)が有名どころの卒業生・・・日本にも縁のあるお宿・・・なんとなく親近感?? -
ディナン Splendid Palace
宿の評価 ★★★★ 39.80ユーロ/泊、部屋は「簡素」の一言、トイレ&シャワー共同で、この価格は高いけど、どうせ、他に客がいないので、全館ワタクシの部屋みたいなものです・・・ベッドも病院みたい・・・まあ、元々「療養所」ですしね・・・・まだまだ、「ホテル」の準備はされてません・・・でも、安いから、これでいいです、不潔な訳じゃないですのでね・・・・眺めが良いのは魅力です、★一つオマケ。 -
ディナン Splendid Palace 眺望
部屋のテラスからの、「ムーズ川」の眺望。 -
イチオシ
ディナン Splendid Palace 眺望
町の印象 ★★★★ 岸壁の「シタデル」と「教会」と「アドルフ・サックス」の町ということで、これが三点セットですね、それほど大きくもない街で、これだけあれば十分かと?
背後が、すぐ丘なので、スペースのない土地に、ゴチャゴチャトと家屋が密集しているという感じの町です、まあ、道が狭いのは仕方がないか?・・・・でも、川岸とか、道路などは、工事中のところも多く、まだまだ開発中という感じの町です、これはほかのワロンの町にも言えること・・・
周辺には、お城も点在しており、観光の基地としては悪くない町です。 -
ディナン 夜景
夜景のディナンです、橋の上に灯りがついてます、今思えば、夜の橋を渡ってみても良かったかも・・・? 体がくたびれてると、夜は、どうしても出不精になります・・・
本日の走行距離 51km/累計 1,383km 明日は、こちらの宿で連泊です。 -
9月6日() ディナン ナミュール州
本日は、ディナンを起点にして、付近の「ワロンの美しい村」と「お城」へ行きます・・・退屈しのぎと言う感じのお出かけです・・・今日は、おおむね「休養日」です。
写真は、ムーズ川の川沿いのディナンの風景、正面右が「シタデル」です。 -
ディナン
河沿いの遊歩道・・・もっと、整備すればよいのに・・・と言う感じです。 -
ディナン Rocher Bayard
「バヤールの岩」と言うそうです、「バヤール」と言うのは、12世紀の武勲詩に出てくる魔法の馬、シャルルマーニュの騎士「ルノー・ド・モントーバン」が、この馬に乗りながら、アルデンヌの森を越えて飛んできて、その蹄が岩を砕いて、こんな形が残ったのだとか・・・中世にはよくある「ほら話」ですね。 -
ディナン ムーズ川
対岸の、ディナンの街並みが、ムーズ川に、クッキリと映ってます。 -
ディナン
同じく、ムーズ川の風景。 -
Celles ナミュール州
「ワロンの美しい村」6カ所目「セル」の村に到着、゜ディナン」の町からは、約12kmです。 -
セル Celles
此処もやっぱり「谷間の村」・・・南フランスの「フランスの美しい村」のように「丘の上」と言うのが無いですね・・・それに、フランスに多い「元・城砦都市」と言う雰囲気の村も、「ワロンの美しい村」には、今のところ見当たらず、純然とした村「散村」が多い感じです。 -
セル
「美しい村」には必須のアイテム「猫」がいました・・期待できるかな? -
セル
長閑な村に、「レストラン」も有ります・・・「ワロンの美しい村」では、珍しいですね。 -
セル
ホテルも有ります、「サン・アデラン・ホテル」、建物は、この村の他の民家と同じ、淡い色つきの石灰岩で出来てます。 -
セル
教会前に「広場」が在って、広場に面して民家が有ります。 -
セル St. Hadelin
こちらが「サン・アデラン教会」、クリプトは11世紀、正面ファサードとステンドグラスは12世紀と言われる、ワロンでは珍しい旧い教会・・・ロマネスクですね・・・でも、せっかくのよさそうな教会なのに、扉は閉まってました、やっぱり、村としてのやる気は、イマイチなようで・・・? -
セル
教会前の広場と、ホテルのテラス、もう9月ですので、あまり流行ってなさそうですけど、バカンスシーズンなら、ソコソコ観光客はいる感じの、小奇麗な「ホテル」です・・・「ワロンの美しい村」としては、良い感じの村。 -
セル
丘の上にも教会が有ります、小さな村に2つもあるとは・・・さすが、カソリックの国・ベルギーです。 -
セル St. Hadeliin Hermitage
階段を登って、見物に行きましたけれど、「幼年学校」をやっているようで、中に入るのは止めました。 -
イチオシ
セル
丘の上からの、谷間の村「セル」の眺望です、まあまあ良い感じ。
村の印象 ★★★★ あまり「ワロンの美しい村」にケチばかり付けるのもなんですので、★ひとつオマケしときます・・・・村の歴史は、669年まで遡ることができるとかで、ワロンとしては、かなり歴史のある村なのだそうです、でも、ベルギーの「美しい村」は、少し民家が綺麗過ぎて、家並みからは、歴史を感じさせるものは、あまり有りません、マア、ボロ屋は住むには辛そうだし、旧けりゃ良いというわけではないけれど、チョット物足りません・・・まあ好みでしょうね・・・? -
Bois del Priesse アルデンヌの森
森を抜けて、セルからは、約2kmの「ヴェーヴ城」へ向かいます。 -
Chateau de Veves ナミュール州
「ヴェーヴ城」フランク王国の宮宰「ピピン二世」がこの地に城を建てたことが始まり(七世紀後半)と伝えられる、かなりの歴史のある「お城」です・・・デザインは、おとぎ話風ですね。 -
ヴェーヴ城
でもまあ、入口が締まっておりました・・・普段も開いているのかどうかは解りません・・・プライベートのお城のようです。
ちなみに、いろいろな人々によって、改造・破壊・改築を繰り返してきたこの城が、現在の姿になったのは、18世紀のことなのだそうです、「歩き方」のガイドには、18世紀の調度品と、銃剣類のコレクションが見られると書かれてましたけど・・・入れないんじゃね・・・シーズン・オフなんでしょうか? -
アルデンヌの森 La Lesse
「レッセ川」沿いに「レストラン」があります、このあたりは、カヌーやボートのレジャー設備があります。 -
アルデンヌの風景 ナミュール州
空模様がだいぶ暗くなって、雨が降ってきました・・・・今日は「休養日」なので、そろそろ宿に帰ります。 -
ディナン
ディナンの町が見えてきました・・・・ -
ディナン Splendid Palace 夜景
宿のテラスからの夜景です、眼下には、鉄道の駅があります・・・地味な夜景ですけど、ヨーロッパの地方都市なら、まあ、こんなものですけど・・・この宿は、やっぱり眺めが良いです。
本日の走行距離 20km/累計1,903km 明日は、ベルギーとフランスの国境地帯へ向かいます。
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