サラエヴォからドブロブニクへ3日間　Vol.6（ドブロブニク出発）

2014/01/02 - 2014/01/04

ずっと行きたかったサラエヴォとドブロブニクへスターアライアンスの特典ビジネス航空券で行ってきました。

（往路）
大阪（関空）→上海（浦東）→イスタンブール（アタテュルク）→サラエヴォ

その後陸路でサラエヴォからドブロブニクへ

（復路）
ドブロブニク→ザグレブ→チューリッヒ→上海（浦東）→大阪（関空）


ハードな旅程ですが、無事に何とか行って帰ってこれました。
同じルートを旅行する方や、ビジネスクラスの利用を考えている方の一助となれば幸いです。

Vol,6　ドブロブニク出発です。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 2.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩

ドブロブニク空港出発6:40です。

一時間前までに空港に到着したいので、4時半くらいに宿を出発しました。
タクシーに乗って確実に行こうと思っていたので、タクシー乗り場に行きましたが、タクシーが一台もとまっていません。
タクシーは24時間動いているので大丈夫とツーリストの人が言っていましたが見事に裏切られたという気分です。

バスに切り替えるか、タクシーを呼ぶか迷っていると、タクシーがやってきました。
タクシーの運転手は「オレ一人しか働いてないからなぁ。あっはっは。」と笑ってました。
日本へ帰れないかとひやひやしました…。

彼の話によるとこの街は冬は天気が悪くオフシーズンだが、年末年始だけは人が来る、とのことでした。
確かに天気も悪いしお店もちらほら閉まってるので仕方ないなぁという感じでしたが。
隣の国のコトルもドブロブニクと同じく美しい街だと教えてもらいましたので、機会があればあわせて再訪したいと思いました。

無事5時半くらいに空港に着きました。

ドブロブニク空港は閑散としています。
小さな空港です。

タクシーの運転手の情報によると、冬は3便しか飛んでいませんが夏は何十便もあるそうです。きっと夏は賑やかな空港なのでしょう。

この後乗客が続々と到着して出発時間になりました。

カウンターのお姉さんは「関空まで荷物が行くよ」と案内してくれました。
「上海で荷物をピックアップしないといけないはずなのに？」と言っても大丈夫というばかりであてになりません。
…あきらめました。

クロアチア航空　ドブロブニク〜ザグレブ（OU661便）ビジネスクラス

小さい空港なのでラウンジなどはなく、ザグレブまで1時間のフライト。

クロアチア航空の国内線です。
ビジネスクラスでしたが、エコノミーとあんまり変わらない席でした。
でもそこそこ乗客がいました。
あれよあれよという間にザグレブに着きました。

ザグレブ空港

乗り継ぎ時間が55分しかありません。
ドブロブニク発の飛行機が遅延したら絶望的な状況でしたが、幸いザグレブまで無事に到着しました。

クロアチアはシェンゲン協定に加盟していないので、ここで出国の手続きをしないといけませんでしたが、スムーズに完了しました。

搭乗口までにラウンジがありましたが、一休みする時間はありませんでした。

ザグレブ〜チューリッヒ（OU460便）ビジネスクラス

ザグレブからチューリッヒまではプロペラ機でした。

これもエコノミーとあんまり変わらない席でした。
プロペラ機でビジネスクラスというのは無理ですね。
それにしても国際線なのだからもう少し頑張って欲しい。
そもそも国内線がジェットなのに、国際線がプロペラ機とは。

クロアチア航空　ザグレブ発チューリッヒ行き
ビジネスクラスの朝食です。

食器は豪華ですが…。

チューリッヒ空港　搭乗口

チューリッヒ空港のラウンジはプライオリティパスなど各社共通ラウンジなので人が多く、食事もいまいちでした。

チューリッヒ空港はいろんな箇所が洗練されていて美しい空港でした。
東京行きの便があるのに上海まで行きます。
無駄なことをしている気がしますが仕方ありません。
東京行きの人うらやましいです。

スイスインターナショナルエアラインズ　チューリッヒ発　上海行き(LX188便）　ビジネスクラス

スタッガード式のビジネスクラスです。

行きのトルコ航空とくらべて内装が洗練されています。

シート横のコンソールでシートの各場所が自由に動くようになっており、もちろんフルフラットになります。

上海行きの便ということで、いろんな人に中国語で話しかけられます。
中国語わかりません。
英語も怪しいですが。

食事のサーブが開始されました。

中国料理とシーフードがあったので、シーフードを頼みました。

前菜が来ました。

メインのシーフードです。

食事はとてもおいしかったですが、いかんせん量が足りません。

食後のデザートです。

結局メインのシーフードと前菜のサラダとパンだけでした。
スタッフの数も足りていないのか、サービスも行き届きません。
いちいち呼ばないといけません。

食事の質や内装はスイスインターナショナルエアラインズのほうがトルコ航空より上でしたが、食事の量やサービスはトルコ航空のほうが上だと感じました。

フルフラットシートでうとうとしていると、朝食のサーブが開始です。

これもいまいちです。

でも、飛行機の中で眠れるという価値は何ものにも代えがたいという事を痛感しました。
ご飯なんかどうでもいいです。

いつも飛行機に乗っていると早く着いてほしくて仕方ないのですが、食事を食べて寝て食事を食べてると本当にあっという間に着いてしまうので、もう少しビジネスクラスを堪能したいなぁという思いがしました。

無事上海まで帰ってきました。

上海から関空まで大勢の日本人観光客です。

無事荷物もピックアップできて、ディレイもなくほっと一安心です。
行きと同じく無駄に乗り継ぎを重ねていますが、帰りのほうが精神的に楽です。
こうやって少しずつ日本人を見かけることが多くなったからでしょうか。

乗り継ぎ時間4時間を経て
関空〜上海（NH156便）ビジネスクラス

行きと同じラウンジでうとうとしていると搭乗時間です。
たぶんドブロブニクを出発して24時間くらい経っています。
まだ日本に着きません。

エコノミーでラウンジが使えなかったら、どこかで心が折れている気がします。
ラウンジはいろんな方法があるので何とかなりますが、エコノミーではこの旅程は苦しいですね。

2時間ほどのフライトなので、サービスひとつひとつが慌ただしいです。
ビジネスクラスも満席なので仕方がないのでしょうが。
それでも先ほどのスイスインターナショナルエアラインズよりは丁寧です。

昼食は相変わらずの匂いでしたが、おいしかった。
日系のエアラインの良さがあります。

このあと、無事関空に到着。
へとへとになりましたが、いい経験ができました。
またマイルを貯める日々が始まります。

おわり