冬の香川を歩く

2014/02/15 - 2014/02/18

ジェットスターのプロモチケットを使って、気ままに歩いてきました。
初めてのジェットスターは気分よく旅することができました。
しかし、香川まで１時間、ほんと近いんですね。
上空から見た香川は以外と平な地面に、ぽこぽことお椀を伏せたような山が並んでいてかわいい景色でした。
けど、実際には雪景色あり、厳しい岩肌を洗う清流ありの変化に富んだ眺めでした。
うどんだけじゃない香川、鄙びた田舎の風景を楽しんできました。

エリア 高松(香川)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩 ジェットスター

香川空港から高速バスで栗林公園に向かいます。
空港の出口近くに券売機があり、係の方が親切に買い方を教えてくれました。

本日の宿ルポール讃岐にチェックインして、ホテルで紹介された「こころ　ええやん」でお食事。
写真は刺身の五店盛り。
味は普通かなぁ。
四国だから期待したんですけど、それほどでもなかった。
カニ味噌豆腐が美味しかったですね。

一夜明け、ホテルから徒歩５分ほどの所にある栗林公園へ。
こんな朝早くから来る人なんていないと思ったら、歩いている人たちがいました。
今の時期は朝７時からやってるとのことで、地元の人は無料なんでしょうか。
ジョギングしている人も見かけました。

これが　サネカズラかぁ。
和歌の世界ではよく聞く植物ですが、実物を見るのは初めてかも。

樋桶滝。
茶室の近くにある人造湖に落ちるこれまた人造の滝。
お殿様が来た時用に作られたもので、その頃は人力で上げた水を落として滝にしたとか。
今はさすがに、ポンプで上げてます。

今日の宿泊は大歩危小歩危。
そろそろ移動しないと。
高松駅まで歩こうかと思いましたが、道に迷いエラク遠くに来ちゃったのでバスに乗って駅へ。

朝ごはんにヨーグルトとパンを食べたけれど、時間があるので讃岐うどんを。
連絡船という名前に魅かれて駅の立ち食いうどんを食べてみました。

が、残念、がっかりです。

特急電車が、このラッピング。
なんだこのど派手な電車は。
キモイぞ。

ほとんど人の乗っていない単線のワンマン電車。
なんだか眠くなります。

小歩危のつり橋の上からの眺め。
立派な橋ですので、怖くはありませんが、風があってちょっと寒いです。

シーズンオフのせいかほとんど人がいません。

ハイキングコースがありそうなのでわたってみます。
渡った先にある注意書き。
今の季節なら大丈夫でしょう。


残念ながらある程度行ったら行き止まり。
大歩危に抜けることはできません。
もどって、国道を歩きだします。

しかし国道から渓谷はあまりよく見えません。
川下りで楽しむ方が正しいようです。

いい加減あきた所で喫茶店を発見。
バス停もあったので、こっからかずら橋に向かうことにしました。
バスの時間まで１時間あるので、ここでランチ。

喫茶「いちょう館」

ここは木工所もやってるようです。
そっちがメインなのかもしれません。

親子丼でランチ

バスは大歩危駅を通り過ぎ、山の中に入っていきます。
低地では見られなかった雪景色、気温がずいぶん違うのですね。
しかしこの日は天気がよかったので、寒さは感じませんでした。

かずら橋

この通り、足元から下が見え見え、こっわ〜い。

落ちるわけないと思いながらへっぴり腰になります。
手すりにすがってなんとか渡りきりました。
ここを渡るのに５００円払うのですが、途中で怖くなってやめても返金不可です。

雪の渓谷にかかるかずら橋

奥に行く道もありましたが次のバスを逃すと2時間待たなければならないので、バス停に戻ります。

本日のお宿、峡谷の湯宿　大歩危峡「まんなか」
大歩危峡バス停からすぐのところにあります。
眺望なしの安いお部屋を予約したのですが、シーズンオフのせいかグレードアップしてくれました。
ツインの広いお部屋で峡谷が眺められます。

チェックインしたとたんに、私の体に合う小さいサイズの浴衣を持ってきてくれたり、この宿かなりいいです。
スタッフも感じがいい。

貸し切り状態の露天風呂でゆっくり疲れを落とし、楽しみの夕飯。
野菜中心のヘルシーな懐石料理は手が込んでいておいしい。
少しづついろんな味が楽しめるのがいいです。
これに飲み比べセットを頼んで、ほぼ完食。
茸の炊き込みご飯は半分残したのですが、お腹一杯。
ちょっと食べ過ぎ。

デザートの和三盆入り豆乳プリン
さくらんぼイチゴ
お茶いりパウンドケーキ

お腹一杯でもたべちゃいました。

大歩危駅まで送迎してもらいます。
来たのはアンパンマン特急。
派手なラッピングですねぇ。

大歩危駅 駅

琴平駅到着。

こんぴらさんに向かいます。

JR 琴平駅 駅

琴電、琴平駅。
レトロな雰囲気の駅舎です。

琴電琴平駅 駅

こんぴらさん参道。

神社に向かう参道は修行の道。
階段がえんえん続きキツイです。
ま　山登りの訓練と思えば。

参道でくつろぐ猫ちゃん。

人慣れしてます。

こんぴらさんは犬ＯＫの神社。
その昔、飼い主の代わりにお金を持ってお参りに来た犬がいたからだとか。
おりこうさんだけど、なんでお使いの中身を理解したんだろ。
不思議ねぇ。

この日もお参りに来たわんちゃんが何匹かいました。
もちろん飼い主も一緒です。

旭社

金刀比羅宮 寺・神社・教会

御本宮
中では丁度、神事中。
祝詞が聞こえてきて、ありがたい気持ちになります。

常盤神社

白峰神社

祭神
崇徳天皇
待賢門院.大山祇神

他の神社が地味なのに、この神社は色合いが華やか。

奥宮

ここまで来ると雪もかなり残っています。
御本宮から３０分とのことですが、ここまで来る人はぐっと減ります。

石段は全部で１３６８段。

奥宮からの眺め

おみくじは中吉。
この間もそうだった。
今年の運勢はほどほどのようです。
旅行はＯＫ、引っ越しはＮＧ？

引っ越ししたいんだけど。

金刀比羅宮 厳魂神社 (奥社) 寺・神社・教会

うどん吉田屋

鍋焼きうどん
うどんはまあまあだけど、汁が甘いですね。
関西の味ですかね。
すきにうどんみたい。

看板にしたがってハイキング開始。
タケノコ山の道コースを行きます。
こんぴらさんから、ＪＲ讃岐財田駅まで８．２ｋｍの道のりです。
地図はかわいらしいけれど、実際に歩いてみると峠越えがあったりとなかなかハードです。
そこそこ健脚じゃないとキツイかな。
田園風景もあり冬のハイキングには向かないルートです。

あと２ｋｍというところで飽きてしまったので、黒川駅へ。

田んぼの中の小高い駅。
駅舎も無ければ券売機もない、という超ローカルな駅です。
しかも電車は一時間後。
だんだん冷えてきましたが、もう歩く気力もなく、本を読みながら電車を待ちました。

琴平に戻ると、本日の宿サンウエル琴平へ。
ここはもともとワンルームマンションだったところをホテルにしたような作り。
お部屋は広くて、くつろげる。
素泊まり３５００円なので、一人旅にはいいですね。

行きに目をつけておいた、骨付き鳥の店「田中屋」へ。
まずはボール一杯のサラダとビール。

骨付き鳥は歯ごたえバツグンの親鳥。
これはちょっと硬すぎました。
若鳥にしておけばよかった。
ちなみに値段は同じです。

朝一の特急で高松へ移動、高松港から小豆島行きのフェリーに乗ります。高速艇より面白いかと思ったのですが、フェリーって足が遅いんですね。１時間の船旅でした。

今の時期は観光バスは半日コースは無いので、路線バスに乗ることにしました。
丁度きた坂出港行きのバスで、オリーブ公園へ。
バスの中でここから二十四の瞳映画村まで渡し船が出ているというので、乗ってみることにしました。

渡し船は常駐していないので、看板に書かれている電話番号に電話して呼び出します。５００円。
向かうは対岸の島。

昭和レトロな街並みが再現されていて、なんだか落ち着きます。

なんだかお腹が空いたので卵かけご飯(380円)と豚の菊煮(740円)で、二度目の朝ごはん。

みさきのしょうゆ屋 麺処つゆ処 蔵 グルメ・レストラン

分教場の前は海。
目の前に海が広がる学校って素敵です。
こんな所で勉強していたら、のびのびと育つでしょうねぇ。

壷田栄が大事にしていた雛人形。
その質素さに意外な気になりましたが、写真を見たら田舎の暖かい人柄のおばちゃんのようで、この雛人形を大事にしていたというのも納得でした。

壺井栄文学館 美術館・博物館

オリーブバスで池田港へ。
帰りはここからフェリーで高松へ向かいます。

３時間程度のショートトリップでしたが、今度はもっとゆっくり来てみたいですね。

うどん市場兵庫町店

飛行機までに時間があるの、最後は讃岐うどんで〆ました。

お店のおばちゃんの手作りゆず胡椒がきいた、鳥天うどん。
薄味の汁も美味しくて満足です。
何より安くていいです、讃岐うどん。

東京でも食べられるけれど、本場で食べるからいいんですよね。
また食べに来たいですね。