今日はカトマンズ最後の日です。<br /><br />ここ数日天気は悪く、今日も朝から雨が降っています。<br />ヒマラヤの山々を見ることは絶望的なので、もうﾜﾀｸｼたち、明日ポカラに行きます。<br />ツーリスト・バスのチケットは買ったので、乗り場の実地検分です。<br />朝６時半には乗り場に行って、どんな様子なのかを検分します。<br />前回チェックしたときは朝遅くてバスの姿は全くありませんでした。<br />今日は本番さながらに朝早くから行ってみます。<br /><br />９時ころからは、土曜日のみ開かれるフリーマーケットを見てみます。<br />これはアティティ・ツアーズで出会った神戸のシニアご夫妻から聞いたノミの市で、歩き方にも紹介されていたとのことでした。 <br /><br />＊緊急避難ページ⇒131019完成<br />http://www.geocities.jp/dsytc196/2013eightth_058.html

ネパール１４：　カトマンズ　「ツーリストバス」　と　「フリーマーケット」　と　「長期休暇なし日本人論」

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2013/10/05 - 2013/10/05

484位(同エリア1170件中)

エリア

カトマンズ(ネパール)

旅行の満足度: 4.5

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.5

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

アティティ・ツアーズのＣＥＯ、クマールさんが電光石火の速さで書いてくれた、ツーリスト・バス・チケット。
今日は朝は５時起きです。

まずは歯を磨いて、顔を洗って、お茶を飲んで、トイレをして、イザ、ツーリストバス乗り場へ向かいます。
小雨しのつく神宮外苑、ではなくタメル地区の一角。

世界中のバックパッカーたちが続々と集結します。
大型バスの大集合です。
何十台もバンパーtoバンパーです。

そりゃあ壮観です。
ﾜﾚﾜﾚの乗るべきバス＝Holiday Adventure Toursは車列の中ごろ、この看板の前に待機していました。
大型バスの一大コンボイです。

しかもタメル中の外人バックパッカーが集まってくるのです。

カトマンドゥの一大イベントと言っても過言ではないでしょう。
ﾜﾚﾜﾚが乗る予定の500ﾙﾋﾟｰ（500円）のバスの席も調べておきます。

ウン、悪くない。
ツーリスト・バス集結時間のみ、いろんなお店が出現しています。

外人の好きそうなコーヒー、紅茶、パン、ジュース、コーラ、水、お菓子、キャンデー、チョコレートetc.
バスチェック終了後、宿に帰る途中、太鼓とシンバルを打ち鳴らす小集団を発見。

どうもネパール最大のお祭り＝ダサインの始まりを知らせて回っているようです。
このダサインのお陰で、行き付けのレストラン、グーグル・インディアン食堂は閉まり、多くのお店も閉まるのです。

天気は悪いわ、お祭りで店も閉まるわでますますカトマンドゥには居られません。
イチオシ

ホテルでゆっくりブレックファストを済ませて、カンティパット通りのちょっと入り込んだ所にあるというフリーマーケットを覗いて見た。

奥にちょっと入っているということは、表通りからは分かりにくい、ということで、2,3 回通り過ぎてしまった。
中に入って見ると、どこか高級ホテルの中庭的雰囲気で、外人が結構多く来ています。
ノミの市というより、どこか慈善団体主催のフリーマーケットという感じです。

出店しているのはネパール人だけではなく欧米人もたくさん居ます。
どうもカトマンドゥ在住の外人さんとその家族が集まっている、という感じです。
カトマンドゥ近くの村に住んでみませんか、という呼びかけチラシ。
一日1000ﾙﾋﾟｰ(1000円)、食事・温シャワー・ワイファイ付き。

これは現地の貧しい村でネパール体験をしながら村に直接お金を落とすボランティア的生活体験のススメです。

日本の道楽息子＆娘さんたちに如何でしょうか？
これはある透明な液体販売のブースでもらったパンフです。
看板を見てすぐに分かったのですが、乳牛の尿を濾した液体で、体に良いらしい。

説明には古代インドのバーダに書かれてあり、古代インドの健康飲料として飲まれた。
病気も治る、高血圧にも効く云々、その効能が細かく書かれてあります。

ﾊﾟｰﾄﾅｰは牛の尿と聞いただけで、逃げ去りました。
その姿を見て、周りの人たちはゲラゲラ笑っていました。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/SANY9767.JPG
どうです！こんな美味しそうなパン！

これは明らかにヨーロッパですネエ。
オオッ！
バゲットもあります。
食べたい！

でも、ネパールにもこのようなパンに匹敵する、焼きたてのナンやローティやパロータがあります。
売るヒト、買うヒト、ヨーロッパ人と現地人が半々の様子です。
しかもなんかチャリティバザールのような雰囲気です。
みなさん和気藹々と過ごしています。

ダサインのお祭りの初めでもあるので余計みんなの顔もうれしそう、、、
お店を出しているヒトに聞くと、このマーケットの名前はファーマーズ・マーケットでした。

慈善団体主催の出店も多かったようです。
場所はカンティパット通りに面しているが、一見分かりにくい。

入り口はこんなトコロ。
この奥の駐車場を通り越した奥にあった。
イチオシ

まだ朝早いので、ちょっとダルバール広場まで散歩をすることにした。

ダサイン祭りの初めなのか、人出はいつもより多いように感じた。
まだ小雨は降っている。
イチオシ

ダルバール広場周辺のにぎわい。

＊インドラ・チョーク。
ダルバール広場にやって来ました。

ﾜﾀｸｼたちは中に入る気は無いので、チケットを買えと言われても、入りませんから、と言って広場の周辺を歩きました。
絵になるような一服休憩所。
広場の周辺を歩くだけなら入場料は支払わなくても歩けます。

地元民はみなさん周辺を歩くようにして、たまには広場の中に入ったりしていました。
広場周辺の裏道にあった沐浴場。

今はもう使われてないようだ。
小さな祠の横に祭られたリンガとヨニ。
インドラチョーク付近で買ったバナナ。
バナナは比較的高い果物です。

このバナナは歩いていて一番立派で美味しそうに見えたヤツです。
ちょうど地元のｵﾊﾞﾁｬﾝが5本50ﾙﾋﾟｰで買っていたのを見て、ﾜﾀｸｼも買おうとしたら、7本もので80ﾙﾋﾟｰだという。
さっきのｵﾊﾞﾁｬﾝと同様の50ﾙﾋﾟｰにしてくれと値切っていたら、最後70ﾙﾋﾟｰになったので、納得して買った。

これでビタミンＣ補給だ。
お昼時になると、行き付けのﾜﾚﾗがグーグル・インディアン食堂（Google Fast Food）に行きます。
ﾜﾚﾜﾚはこのレストランでは常連さんで、このオーナーとも親しくなっています。

このｵｯﾁｬﾝはいつも気分よくﾜﾚﾜﾚのナンやローティを焼いてくれます。
ちょっとお人よしなｵｯﾁｬﾝですが、奥さんがしっかり者で、夫唱婦随でうまく回っています。
ﾜﾀｸｼはダル・フライとローティ２枚＝９０ルピー。

ローティの代わりにライスを付ければ、まさにダル・バートになりそうです。
ﾊﾟｰﾄﾅｰはチキン・マサラとローティ２枚＝９０ルピー。

ベジタブル・マサラを頼んだつもりだが、チキンが入っていた。
本当はチキン･マサラは９０ﾙﾋﾟｰなのだが、ｵｯﾁｬﾝがサービスしてくれたのか？
ただボケてたのか？
イチオシ

いつもタメルで見かけていた、髪の毛を編みこんだ子どもづれの西洋人が食べに来ていました。
髪の毛編みこみの子どもとレストランの子どもが仲良くボール遊びをしていました。
ドイツからの家族でバカンスをネパールで過ごしていました。
子供同士は出身国関係なくすぐに仲良くなるものです。

大人も彼らほど素直な気もちを持っていれば、民族紛争や戦争などなくなるだろう。

＊余談：ヨーロッパでは4５年前でもサラリーマンでさえ1か月以上の長期休暇がとれる社会構造でしたが、今でもそうした構造は変わっていないようです。短い休暇しか取れない我が国は今も全くと言っていいほど変わっていないのです。経済的に停滞が長かった英仏でさえ維持しています。特に、日本と世界中で技術立国を競っているドイツでは高効率だが高社会福祉の行き届いた社会構造を保っている、といえるだろう。わがニッポンの社会はどうも低効率で人権を重視しない構造になっているとしか考えられません。
アナタの会社内ではくだらない会議が多い、のではありませんか？
仲良くお座りしてツーショット。

ﾜﾀｸｼたちのマゴﾁｬﾝたちを見ているような気分になりました。

ありがとう。
カトマンドゥ最終日、本日のウオーキング・マップです。
（アティティ・ツアーズ作成地図利用）

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9910n/131005map.jpg