カナディアン・ロッキー＆バッドランド（5/全8）： バンフ公園博物館, ケーブ＆ベイスン史跡

2013/08/23 - 2013/08/23

カナディアン・ロッキーとバッドランドに行ってきました。

カナディアン・ロッキー3日目はバンフの観光です。
午前中にフェンランド・トレイルを1周し、午後にバンフ公園博物館とケーブ＆ベイスン国定史跡に行きました。
ケーブ＆ベイスン国定史跡には、世界でもここにしかいない絶滅危惧種「バンフ温泉カタツムリ」がいるのでお見逃しなく。

■ カナディアン・ロッキー＆バッドランド 6泊7日 ■
1日目） ① 往路，バッドランドの大地
http://4travel.jp/travelogue/10814154
② 恐竜の町ドラムヘラー，王立ティレル古生物博物館
http://4travel.jp/travelogue/10812127
2日目） バンフで乗馬，サルファ山，アッパー温泉
http://4travel.jp/travelogue/10816785
3日目） ルイーズ湖，ペイトー湖，アサバスカ氷河
http://4travel.jp/travelogue/10817083
4日目） バンフ公園博物館，ケーブ＆ベイスン史跡
http://4travel.jp/travelogue/10817084
5日目） モレーン湖，エメラルド湖，タカカウ滝
http://4travel.jp/travelogue/10817085
6日目） スプレー谷，トンネル山，バーミリオン湖
http://4travel.jp/travelogue/10817086
7日目） 帰路，総集編（自然保護区，動物，史跡）
http://4travel.jp/travelogue/10820434

エリア バンフ(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0

今日はあいにくの曇りです。
まずはボウ川（Bow River）に沿って、フェンランド・トレイル（Fenland Trail）を目指します。

ごみ箱です。
熊がゴミを漁らないように、取っ手の部分が工夫されています。

リスがいました。
少し歩くと、必ずと言ってよいほど リスに会います。

バンフの鉄道駅です。
貨物列車がメインで、夏期にはマウンテニア鉄道が停まります。

フェンランド・トレイルに到着です。
鉄道駅の近くにトレイルの入り口があります。

フェンランド トレイル 草原・平原

1周 2キロのコースですが、それといった見どころはありません。

中はとにかく蚊がいっぱいで、少なくとも夏期はあまりお勧めできません。

バンフ住民の散歩道という感じです。

昼食の後、バンフ公園博物館（Banff Park Museum）に来ました。

バンフ公園博物館 博物館・美術館・ギャラリー

カナダ西部では最古の木造建築で、1903年に建てられたものです。
カナダの国定史跡に指定されています。

■ 関連記事 ■
カナダの国定史跡 一覧
http://4travel.jp/traveler/tmmhtmkakr/album/10824876/

中はそんなに広くありませんが、5,000以上の標本のコレクションがあります。

ビーバー（Beaver）の標本。
けっこう大きくて、本当に長い歯をもっているのですね。
ビーバーは、カナダの国立公園全体のシンボルです。

ブラックベア（Black bear）とグリスリー（Grizzly bear）の標本。

バッファロー（バイソン, Bison）の標本。

バンフ公園博物館から歩いて、ケーブ＆ベイスン（Cave & Basin）国定史跡まで来ました。
「the birthplace of Canada's national parks」とこの看板にありますが、ここがカナダの国立公園制度 発祥の地です。

■ 関連記事 ■
カナダの国定史跡 一覧
http://4travel.jp/traveler/tmmhtmkakr/album/10824876/

ケイブ ＆ ベイスン国定史跡 史跡・遺跡

バンフ国立公園はカナダ初、世界3番目の国立公園で、もちろんユネスコ世界遺産です。
その発祥の地はこの温泉です。
鉄道建設中に見つかったこの温泉周辺の自然を1885年に保護したことから始まります。

※ 世界初の国立公園はアメリカのイエローストーン、2番目がオーストラリアのロイヤル、そして3番目がバンフ国立公園です。

ここでは、カナダの国立公園制度の展示もあります。
現在のシンボルマークは、中央下のビーバーです。

洞窟内の温泉です。
硫黄の臭いのする温泉なのですが、貴重なカタツムリが発見されたため 現在は手すら漬けることができません。

これは地表の温泉です。
温泉の手前にちょうどリスが来ていました。

温泉の上に浮かぶゴミみたいなものの上に貴重なカタツムリ（バンフ温泉カタツムリ,
Banff spring snail）が生息しています。
世界でこの温泉と近くの2ヶ所にしか生息していません。
温泉（温水、低酸素、高硫黄）のなかでしか生きていけない絶滅危惧種です。

バンフ温泉カタツムリは、3〜5mm大です。
この写真の中に10匹くらいいます。

これが拡大写真です。

このカタツムリについても説明がされていました。
これが、今回の旅行で一番驚いた生き物です。

この部分が、少し前まで温泉でした。

ここでは温泉は水着で入っていましたが、これが昔の水着です。

バンフのマクドナルドです。
国立公園内で規制が厳しいため、このような地味な建物です。

夕方には観光案内所の近くで、カナダ国立公園局（Parks Canada）による無料コンサートがありました。
コンサートの看板の後ろに、ちょうど世界遺産の看板があります。

ブラックベアとグリズリーの違い、公園内でしてはいけないことなどを歌に合わせて教えてくれます。
子供も大人も楽しみながら、勉強できます。
そして、最後にアンケートに答えると、歌のCDまで無料でくれます。

夕食は、日本食の杉乃家（Suginoya）。
味は悪くないのですが、残念ながら値段が全体的に高かったです。

翌日はモレーン湖とヨーホー国立公園に行きました↓
http://4travel.jp/travelogue/10817085

杉乃家 和食