2013/08/23 - 2013/08/24
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はくさんちどりさん
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田沢湖から向かったのは三種町です。元は琴丘町、八竜町、山本町(アイウエオ順)という3つの町でしたが、元々(山本郡)南部3カ町として交流があり、平成の大合併で1つになったものです。合併後の町名は、共通するのが八郎潟に接していることと三種川が流下していることですが、前者はすでに町名に使用されているために、後者に落ち着いたのでしょう。
途中の道路網は、かつて庭のように走り回った地域なので、頭の中の道路地図に収められており、迷うことなく最短経路を選びました。比立内の道の駅阿仁、マタギで有名な根子集落入口、かつて銀山で栄えた阿仁を通過し、阿仁前田から県道214号で小阿仁村へ峠越えして、道の駅かみこあにで休憩を取りました。ここでは、簡単なお昼としてクーラーボックスの中で冷凍状態になったバナナを食べ、トイレにも行きましたが、もう1つ大事なミションがありました。
上小阿仁村には「コアニチドリ」というハクサンチドリの妹分のような草花があり、それを見ることです。残念なことに、高山の早池峰山と違って、当地では5月下旬から6月頃がお花の時期で、今は咲いていないそうでした。しょうがないので、山野草展示コーナーにあった図鑑のコアニチドリを撮って諦めました。妻は、今がちょうど季節のサギ草が本当の小さな白鷺のように見えているのを1鉢買いました。小阿仁村にはもう1つ寄りたいところがあります。「山吹まんじゅう」を売っている老舗の和菓子屋さんです。混ぜ物がないせいかあまり日持ちしないそうなので、少しだけ買いました。
小阿仁村を通る国道285号を南下し、県道37号で再び峠越えしてようやく三種町入りです。県道も改良されて、ずいぶん走りやすくなっていました。付近に詳しい妻が途中にあるはずの坊住山について、「ぼんじょやま」と呼んで遠足に来た記憶があると話していました。
琴丘IC近くの特別養護老人施設に入所している100歳間近の妻の母を見舞った後、今日宿泊する予定の妻の叔母宅を伺うには時間が早過ぎるため、八竜地区の国道101号脇にある佃煮屋さんに立ち寄りました。いつものように、イカあられやワカサギ(チカ)の佃煮を目いっぱい買いました。
それから向かったのは、日本海に面した釜谷浜の海水浴場です。もちろん泳ぎの苦手な小生ですから、水泳のためではありません。ここの海水浴場は、サンドクラフトで有名なのです。実際の開催時期はとっくに過ぎていますが、展示作品はそのままにしてあることを知っていたので、一度は見たいと思っていました。
砂浜は人もまばらでしたが、おかげでじっくり作品を見ることができました。高校生による『砂像甲子園』というのが開催され、今年で3回目になるそうです。興味のある方は、来年7月ぜひ見てください。もちろん制作に参加するのも歓迎されると思います。近くには「ユメロン」という温泉宿泊施設もあって安く泊まれるし、何しろ美味しい砂丘メロンも味わえます。
陽が傾き始めたので、釜谷浜を後に、森岳温泉経由で山本地区の叔母宅へ!!かつて森岳温泉とジュンサイで活気に満ちていたのが嘘のように寂れていて、残念でした。
叔母宅では妻の姉も手料理持参で馳せ参じており、叔母・姪たちの3人がテーブルに並べきれないほどの御馳走を肴に、昔話に花を咲かせるのを聞きながら、1人日本酒をチビリチビリと飲んで過ごしました。
小生は、酔ったのと運転の疲れもあり、布団に入るとすぐ眠ってしまいました。妻は、歳の離れた姉と姉妹水入らずで話すのは初めての経験だったそうで、布団に入ってからもしばらく起きて話していたそうです。
翌日は多少帰りの時間が気になり始めたお昼過ぎ、叔母宅を暇乞いしました。再度施設の義母を、小生と妻、義姉の3人で訪問し、あまり長居をせず、仙台への帰途に着きました。
秋田道と横手湯沢道路を利用し、国道108号鬼首道路経由(千秋ライン)でライフに頑張ってもらい、自宅に着いたのは午後7時少し前です。妻孝行の旅にはなりましたが、軽自動車でのロングドライブは老骨に応え、やはり疲れました!
翌日確認したところ、3日間で700kmを超える距離を走りましたが、平均の燃費はリッター当たり21.3kmでした。急発進・急加速・急ブレーキは絶対しないで、できるだけ信号のない道路を走ると、街中のエコカーより燃費がいいと思いますが・・・いかがでしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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阿仁前田の十字路で国道105号を左折して県道214号に入ってすぐの上り坂の道路脇から森吉山を見たものです。アスピーテのなだらかで優しい山稜ですね。
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森吉山の山頂付近を拡大撮影したものです。
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阿仁前田集落の様子です。水田には稲穂が出ています。この県道と反対方向に進むと、森吉ダムと太平湖(ダム湖)があり、紅葉スポットになっています。・・・が、手前に建設中の森吉山ダムは今どうなっているのでしょうか?!
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国道285号沿いにある道の駅かみこあにの駐車場脇に秋田県北部の道の駅マップがありました。南下したところにある道の駅五城目は載っていませんが、県北に入らないから、いいのか!
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駐車場から休憩所に入る入口の上に、ツバメの巣がありました。雛たちはかなり大きくなっているようでした。
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道路情報案内所兼休憩所の入口です。
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物産センターの山野草コーナーに貼り出されていた山野草展示会の案内ですが、開催時期が5月となっていました。いつかコアニチドリの現物を目にしたいものです。
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とりあえず、並べてあった図鑑のコアニチドリ濃色花で我慢です。
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同じく、展示会案内のコアニチドリ純白花です。
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今がちょうど先ごろのサギ草です。白鷺が舞い踊っているように見えませんか?可憐できれいですよ!ただし、毎年咲かせるのは大変難しいとレジの係に妻は言われました。
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釜谷浜の『サンドクラフト2013 in みたね』の会場(宴の後)です。
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メインの特別砂像は不動明王です。人の背丈よりはるかに高く、作成者の名前入りで紹介されています。
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同じく特別砂像のタイトルは、サマータイムとなっていました。水着の若い女性の姿でしょうか。
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不動明王の横姿を南から見ると、その左手後方には、うっすらと艫作岬や白神の山々など、青森県が見えました。
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早速ですが、三種町が世界に誇るWBCフェザー級世界チャンピオン「三浦隆司」の砂像もありました。彼は、先日敵地に乗り込んで圧倒的な差で見事チャンピオンベルトの防衛に成功しましたね!張さんじゃないけど、ダブルの“アッパレ!!”です。
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秋田新幹線スーパーこまちに乗った熊のプーさんです。
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チーム名もテーマもよくわからない砂像で、北の真珠となっていました。
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サンドクラフト時に開催されている「砂像甲子園」の案内看板です。まだまだ参加校が少ないようですが、もっと盛んになればいいですね・・・私祈ってます!
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ちょっと目障りな風車群。本当にECOなんでしょうか?小生には理解できませんが、景観上好ましくないし、回転している風車の下に行くと、気分が悪くなります。
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サンセットビーチ釜谷浜の案内板とトイレです。そう言えば、子どもの頃、釜谷浜で夕日が海に沈むのを見たような気がします。幸いどこかの国に連れていかれたりしないで済みましたが・・・。
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少々ですが、三種町の観光案内です。温泉宿泊施設「ユメロン」は、ここから車で5分足らずです。夏場付近に来たら、砂丘メロンやスイカをご賞味あれい!!
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夜自宅に帰って、翌日ライフの距離メーターを確認したら、3日間で716km走行していました。軽自動車で日平均240kmです。よく頑張ったものです。
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3日間の平均燃費です。リッター21.3kmですから、ライフの燃料タンク満タンの35リッターでギリギリ間に合うかもしれませんが、途中で少し給油しました。鬼首道路なんかで万一燃料切れしたら、大変ですから。
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