3泊5日アンコールワットの旅⑤　4日目　専用車で遺跡巡り～帰国

2013/04/26 - 2013/04/30

シェムリアップ滞在４日目、いよいよ最終日。
この日の23時半の便で帰国します。

最終日はバンテアイ・スレイとベンメリアです。
この日も同じガイドのタックさんの車で
まわりました。

今回、３名でこのガイドさんにお願いしたところ、
２日間で1人80ドルでした。
前はツアー会社に属したガイドさんだったようですが、
今は会社に属さず、個人でされているのでとっても
お安いです。色々要望も聞いてくれますしオススメ
です。

○この日のコース
　朝食後8：30出発→ベンメリア見学→バンテアイ・スレイ近く
　で昼食→バンテアイ・スレイ見学→プレループ、スラスラン
　を車窓から眺める→オールドマーケット周辺ぶらぶら
　→マッサージ→ホテルへ戻る→夜9時半頃シェムリアップ空港へ

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0

まずは、ベンメリアから。
ここは、アンコールワットの共通チケットでは入れず、
５ドルの入場料がかかります。
だいたいホテルから車で１時間１５分くらいで到着。
こちらは入口のナーガです。

この道をまっすぐ進んでいくと、突き当たりに

こんな風景が。　遺跡のスタート地点です。
このベンメリアに観光客が入れるようになってから
まだ10年ほどしか経っていないらしいです。
それまでは地雷の撤去が進んでおらず、立ち入り
できなかったらしいです。

ラピュタのモデルになった、などと言われていますが、
この遺跡に一般の人が入れるようになった時期と、
映画の公開時期を考えるとおかしいなぁ･･･ということに
行ってから気づきました。

でもでも、ラピュタの世界観そのもの･･･

これは宣伝文句としてはぴったりですね。

ガイドさんがいないと迷子になりそうな遺跡です。
さっきも通った？って思うことはしばしば。

こちら、ガイドのタックさん。
わかりづらいですが、木の枝の上に乗って、
ビヨンビヨンと弾んでいるとこです。

かくれんぼしたら楽しそう、の図。

ベンメリアは、この状態を保つべきか、
修復するべきか、意見が分かれると。
保つと言っても、自然には逆らえないのでどんどん
破壊が進んでしまいそう･･･
でも、いまのこの状態、すごく神秘的です。
難しい問題ですね。

歩きやすいように遊歩道ができてるところも
ありますが、こんなでっかい石が積み重なって
いるところが多いので、登ったり下りたり
けっこう激しいですよ。

ごつごつ、ごろごろ

真ん中の四角い枠にはまって写真撮りました。

牛もいました。至るところで牛を見かけましたが
カンボジアの牛はやせてます。

道端でこんな風にガソリンを売ってます。
純正じゃないから危ないって言ってました。

さて、ベンメリア観光を終えて、バンテアイ・スレイ
へ向かいました。
到着後、まずはお昼ごはん。

タックさんおすすめのチキンカレーに。
ココナッツミルクたっぷりの甘いカレー、
おいしー。
カンボジア料理は基本辛くないので、
辛党には物足りないかも。

お腹をみたして、バンテアイ・スレイへ！

入口には世界遺産の石碑のようなものが。
4面違う言語で刻まれていて、日本語表記も
ありました。

いままで見てきた遺跡とは色合いが違い
ますね。赤みがかっているのが特徴。
この門をくぐって進んでいきました。

そして、レリーフが繊細で美しい。
想像ですが、この繊細さは女性の
手によるものでは…と。

参道に立っているひょろ長い像は「リンガ」
と呼ばれ、男性器のシンボルだそうです。
他の遺跡にもありました。
写真撮り忘れましたが女性器のシンボルも
あります。ようは子孫繁栄ということでしょうか。

ほら、見事な彫刻。きれいでしたよ〜。

こんな風にロープが張られていて近寄れない
箇所も・・・

それは、「東洋のモナリザ」とよばれる
デヴァダーのレリーフです。
ロープの外側から撮影すると、こんなに
小さくてわかりにくいー。

カメラの望遠使ったら少しはわかるかな。

ガイドさんがいないとスルーしてしまい
そうでした。
目印はロープくらいです。

額におさまるように撮ってみたり。

引きでみるとこんな感じ。
とても小さくて、こじんまりしていますが、
それでも観光客に人気なんですね。

この日もずーっと暑かった。
バンテアイ・スレイをあとにします。

こちらが２日間お世話になったタックさんの
お車です。トヨタ車。

バンテアイ・スレイからの帰り道、こんな作業を
している集落を発見。
ヤシの実からヤシ砂糖を作っているそうです。
試食させてもらいました。

お家も撮影させてもらいました。
高床式。

スカーフやクロマーも売っていました。
バンテアイ・スレイにあったお土産屋さん
と全く同じスカーフの最初の言い値が3分の
1以下でしたｗ
お土産のスカーフをこちらで購入。
店先でもハンモックつけてゆらゆらお昼寝中。

こちら、プレループ。くたくただったので、
登るのはパス。体力ないなぁ。

スラスランにも立ち寄りました。

ここからオールドマーケットまで連れて行って
もらい、ガイドさんとはお別れしました。
充実の２日間、ほんとにお安く廻れて
よかった！

一緒に廻っていた女性の方とちょっと休憩
しにブルーパンプキンへ。
車内ではガイドさんがお話好きな方だったのでｗ
ゆっくりお話しできず…
ここでお互いの境遇や旅話で盛り上がり、
さらに行きたい国がかぶっていて意気投合。
また時期が合えば一緒に旅しましょうね、
なんてお話ができました。こんな素敵な
出会いに感謝です。

同行女性の方は私よりも早いフライトだったので、
ここでお別れして、私はお土産さがしにオールド
マーケットをぶらぶら。
こちらは、マッサージ屋さん。値段は聞きません
でしたが、こんな感じで外でやってもらうところは、
１時間数ドルとお安いらしい。

通り名は忘れましたが、パブストリート近くの
大通りです。
何十人ものトゥクトゥクドライバーに声を
掛けられました。いらっとせず、笑顔で
「ノーセンキュー」って言えば、向こうも
笑ってくれます。
カンボジアは今まで訪れた東南アジアの中で、
一番人柄が良かった、というか相性が良かった
かも。

こちらはオールドマーケット。お米売ってます。
あとは、いろんな香辛料やビールのつまみに
なるようなナッツ類なんかも豊富にありました。

衣類も売ってます。山積みの衣類の中に
店員さんらしき人が埋もれてたり、昼寝
してたり。

めちゃくちゃ暑い時期なので、においも相当
きついですが、なかなか行く機会もないので、
入ってみることをオススメします。

１時間以上歩き回ったのですが、目ぼしいお土産が
見つからず…
レッドピアノでまた休憩。この旅行初、生ビールに
ありつけました。たしか1.25ドルくらい。
おつりでもらったリエル使えて良かった。
東南アジア諸国に行ったことがあると、どこに行っても
売っているものが同じなので、あんまり購買意欲がわき
ませんでした。

ラッキーモールという割と新しいスーパーも少し見学。
オールドマーケットから少し離れていますが、
元気だったら徒歩でいけるくらいのところにあります。

この後、このスーパーから５分ほど歩いたところに
あったマッサージ店で１時間のオイルマッサージを
受けてホテルへ戻りました。
メニューよりますが、１時間１０ドル〜１５ドル程度。
日本と比べるとほんとに安いから、毎日でも行きたく
なります。

ホテルは私の申し出が遅かったため、レイトチェック
アウトはできず…　早めに言っておけばもう少し部屋が
使えたみたいです。
ただ、チェックアウト後も荷物はもちろん預かって
もらえますし、プールサイドにあるシャワー室も無料で
利用できます。（バスタオルも貸してもらえました）
シャワーを浴びて、出発まで時間があったのでホテルの
レストランで軽食。

しかし、クラブハウスサンドとスイカシェイク、思った
以上の量で食べきれず。おいしかったですけどね。

21時半頃、ホテルの車で空港まで送ってもらい
ました〜。

フライトが23時半前後だったので、出国手続きを済ませて、
免税店（と言っても少ないです）で家族へのお土産に
シルク商品を購入したり。
それでも時間が余ったため、ベンチで読書しながら待ち
ました。
出国審査で、私の前に並んでいた韓国人らしき観光客が
税関職員と一悶着あり…こっちにまで影響あったらいや
だなぁと怖かったのですが、問題なく通れました…
こういうのドキドキするからやめてほしい。

定刻より10分ほど遅れましたが、無事搭乗。
また仁川経由で翌日昼に無事新千歳空港へ
到着しました。
旅行の間の疲れが溜まっていたのか、食欲も
なかったので、機内食はパスしてほとんど寝て
過ごしました…そのため、帰りの機内食の写真
はありません。

おしまい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。