2012/10/01 - 2012/10/01
213位(同エリア343件中)
ローズベリーさん
- ローズベリーさんTOP
- 旅行記115冊
- クチコミ1371件
- Q&A回答0件
- 270,526アクセス
- フォロワー12人
2012年7月〜10月までの、3か月のヨーロッパ周遊記録(Vol.68)です。
13カ国を周遊し、旅もとうとうあと3日。
現在マドリッドから、最終目的地パリへ向かっています。
ノンストップで一気にパリまで行こうかとも思いましたが、せっかくボルドーを経由するので少しだけ立ち寄ってみることにしました。
ボルドーといえばワインで有名ですが、お酒が飲めないのと滞在時間が少ないのとで郊外のワイナリーまでは行かれませんでした。月の港といわれる旧市街だけ散策しています。
南から移動してきたせいか、ボルドーはすっかり秋の気配!旅がもうじき終わるのをあらためて意識して、なんだか悲しい気分になってきました・・・。
写真はボルドーの旧市街です。
※1ユーロ=100〜104円
(フランス語の綴り記号が文字化けするので、ないまま表記します。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
PR
-
◆10月1日(月)第89日目
ALSA社の夜行バスで、ボルドーにやってきました。
20:30マドリッド→5:15ボルドー
2時間半ごとの休憩で毎回降ろされるので大変でした。
さて、ボルドーに到着してある通りで降ろされたものの、ここがどこなのかさっぱりわかりません。
一緒にバスを降りたのはほんの数人。
ほとんどの人が終点のパリへ向かっていきました。 -
駅まで向かうという人がいたので同行させてもらい、しばらく歩くとBordeaux St-Jean駅に到着しました。
まだ真っ暗なので、明るくなるまでしばらく駅の構内で待機します。 -
駅を出たところのツーリストインフォメーションが9:30オープンなので、それに合わせて駅構内の荷物預かり所へ行きました。
有人の預かり所なのですが、係員は何もしてれません。
2人もいるのに、使い方を教えるだけです・・・
荷物は自分でセキュリティーに通し、奥のロッカーで荷物を詰め込んだらロック。
料金は大きさによって異なりますが、24時間単位になっており5.5ユーロで預けられました。 -
インフォメーションへ入ります。
地図をもらって見どころを聞き、さっそく街歩きをスタート。
ワイナリーツアーについても尋ねてみましたが、午後スタートで時間的に無理でした。 -
駅から市内中心部まで2.5?あるので、“トラムC”が便利です。
ですが、途中の教会にも行ってみたかったのでトラムを使わず、トラムに沿って歩いてみることにしました。
街路樹が、早くも色づき始めています。 -
うっすら赤色に染まった葉っぱ。
今日から10月です。
ボルドーの空も、とても高く見えます。
旅もあと3日。
わかってはいたものの、今まで当たり前でやってきたことが当たり前でなくなり、夢が醒めてしまう・・・。
そう思うと、もの悲しい気持ちに(:_;) -
ぼーっとしながら、しばらく歩いてきました。
夜行バス明けで、ふらふらしているせいもあるかもしれません。
街の中心街にだいぶ近づいてきたようです。 -
ピエール橋が見えてきました。
空の色が、ガロンヌ川も青く染めています。
ところで“月の港ボルドー”とは。
私はこのとき、てっきり港があるものだと思って探していましたが(@_@;)
この三日月型に蛇行するガロンヌ川を中心に発展した、ボルドー歴史地区のことなんだそうです。 -
建物の向こうには、サン・ミッシェル教会のそばに建つ鐘楼が見えます。
まずはインフォメーションでおすすめされた、その教会を訪ねます。 -
“サン・ミッシェル教会”
15世紀末〜16世紀にかけて建てられたゴシック様式の教会です。
遠くから見るとわかりませんでしたが、鐘楼と教会とは別々に建てられています。
市内にある“サン・タンドレ大聖堂”、“サン・スラン大寺院”とともに、『フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路』のモニュメントとして、世界遺産に登録されています。 -
シンプルで薄暗い内部。
説教壇はドラゴンを打ち倒す大天使ミカエルです。 -
Victor Hugo通りの“Grosse Cloche(大時計)”
鐘が吊り下がっている城門です。
北側は15世紀の大時計が、南側には18世紀の大時計があります。 -
パリを思わせる、優美な大通り。 -
サンタンドレ大聖堂の横の市庁舎。
大聖堂は14:00オープンだったので、もう少し先まで北上してみます。 -
“Grand Theatre(大劇場)”
18世紀後半に建築家ヴィクトル・ルイによって設計された大劇場は、音響効果の高い劇場として知られています。
エントランスホールにある大階段は、パリのオペラ座のモデルにもなりました。
水曜と土曜、ガイドツアーでのみ見学ができるそうです。 -
市街の主な見どころは、美術館が多いようです。
あまり興味がなかったので、地図に載っていたローマ遺跡を求めて、さらに歩きました。 -
“Palais Gallien”
ローマ時代の円形競技場です。 -
大きな屋内アリーナだったようですが、残っているのはほんの一部のみです。
裏側にもまわってみましたが、到底アリーナのようには見えませんでした。 -
再び大聖堂に戻ってきました。 -
大聖堂の内部。 -
-
-
大聖堂の隣にそびえ建つのは、“Tour Pey-Berland (ペイ・ベルランの塔)”
15世紀に建てられたもので、塔の上には金色のアキテーヌの聖母像が輝いています。
塔の上からはボルドーの街が一望できるそうです。 -
重厚な建物が並ぶ旧市街の通り。
まだ少し時間があるので、川沿いを散策しながら駅へ向かうことにしました。 -
遊覧船が泊まっています。 -
ブレス広場。
1730〜1775年にかけて建設がすすめられたボルドーの表玄関ともいえる広場で、かつては王宮広場とよばれていました。
時間になると広場から水が湧き出す仕組みになっていて、水の鏡にこれらの建物が映し出されるそうです。 -
“Porte Cailhau(ポルト・カイヨー)”
宮殿広場に建つこの門は、1495年に国王シャルル8世のフォルヌーの戦いの勝利を記念して建てられたものだそうです。 -
すすきが風になびいていました。
すっかり、秋の訪れを感じます・・・ -
-
駅に戻ってきました。
これから最終目的地パリへ向かいます。 -
荷物を受け取って、構内でふと気になったお菓子を買いました。
“Canele(カヌレ)”という、ボルドー修道院生まれの伝統的な焼菓子だそうです。
甘さ控えめで、表面がカラメルのようなものでコーティングされています。 -
18:36 Bordeaux St-Jean→21:55 Paris Montparnasse -
フランス高速列車TGVに乗ります。 -
ついに一度も使わなかった食堂車。 -
パリには、行きたいような、行きたくないような。
着いたら旅が終わってしまうと思うと、複雑な心境です(:_;) -
モンパルナスに到着しました。
ここからメトロでルーヴル美術館の駅へ向かいます。 -
最後の宿になりました。
“BVJ Louvre”
20 Rue Jean Jacques Rousseau
ルーブル美術館の駅から徒歩5分ほどです。
4人部屋を利用しました。
残り2日ですが、明日はパリからストラスブールへ日帰りで出かけます。
≪出費≫
・朝食 2.5ユーロ;クロワッサンとコーヒー
・トイレ 1ユーロ
・荷物預かり 5.5ユーロ
・昼食 4.9ユーロ;サラダ
・電車代 73ユーロ;ボルドー→パリ
・伝統菓子カヌレ 2.4ユーロ
・夕食 5.64ユーロ;バゲット、飲料
・地下鉄 1.7ユーロ
・宿代 33ユーロ
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37