2012/10/25 - 2012/10/29
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kabolingさん
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初めてのタイ、そして初めての一人海外旅行。
バンコクを起点に、列車、バス、船、自転車と、
様々な乗り物を使って周遊しました!
1日目:関空→ハノイ乗継→バンコク
2日目:メークロン、アムパワー
3日目:バーンパイン離宮、アユタヤ
4日目:バンコク市内観光
(ワットアルン、ワットポー、王宮、ウィマンメーク宮殿)
夕方スワンナプーム空港発。
5日目:ホーチミン乗継→関空
この②は3日目のバーンパイン離宮、アユタヤの記録。
バンコクからバーンパインまでの列車旅、
そして炎天下アユタヤサイクリングなど、
3日目もいろんな乗り物で駆け抜けました!
☆1、2日目のバンコク到着~メークロン、アムパワーの記録は①を
http://4travel.jp/travelogue/10760310
ご覧ください!☆
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【3日目】
昨日友人が帰国し、今日からついに一人旅が始まります。
今日は国鉄フアラムポーン駅から列車でバーンパイン駅に行き、バーンパイン離宮を散策、その後アユタヤに移動し、各遺跡をサイクリングして回る予定です。
フアラムポーン駅7時発、バーンパイン駅8時23分着予定の列車に乗る予定。ホテルの朝食開始6時丁度にレストランに入り、急いで朝食をすませ、駅に向かいます。
ホテルは駅のすぐ向かいなので、朝早い列車に乗る時でも便利です。
フアラムポーン駅はアーチ型の駅舎が特徴。
駅に到着し、窓口で切符を購入(20B≒50円)。
タイの鉄道の起点駅だけあり、駅内部はたくさんの人であふれていました。
乗車予定の列車が発車するホームで待つことにしましたが、発車予定の7時になっても列車はまだ来ません。
結局列車が来たのは7時半、出発したのは8時頃でした。
列車が遅れることは覚悟していましたが、始発駅でもこの遅れ。
タイでの鉄道の旅は時間に余裕が必要なようです。ファランポーン駅 (国鉄 ) 駅
-
タイの列車は日本のよりよく揺れ、エンジンや振動音がうるさいですが、車窓から見える景色は、タイの人々の暮らしの様子がうかがえて、心癒されます。
車窓を見て楽しんでいましたが、途中、これまでにいくつか停車した駅には駅名の表示が見当たらず、駅名を言っている様子もなかったことから、バーンパイン駅でちゃんと降りられるか心配になってきました。
中には駅名が書かれている駅もあるので、とりあえずそれをチェックする事と、フアラムポーンからバーンパインの所要予定時間が約1時間20分なので
それを到着の目安にすることとしました。
列車がどこかの駅に停車するたびにキョロキョロ駅を見まわしていたら、近くにいた家族づれの男性が、どこで降りたいのかを聞いてきて、バーンパインは次の次の駅であることと、男性家族もバーンパインで降りるので安心するようにとのことを英語で伝えてくれました。
列車はしばらく農村地帯を走っていましたが、だんだん町が見え始め、9時10分すぎにバーンパイン駅に到着。
バーンパイン駅にはちゃんと駅名表示がありました! -
駅から歩いてバーンパイン離宮を目指します。
某ガイドブックには、駅からバーンパイン離宮は徒歩10分と書いていましたが、おそらく近道でもないかぎり、10分で行くのは難しいと思われます。
大きな宮殿だけあって、駅からしばらくすると、離宮の外観が見え始め、さらにもうしばらくすると、宮殿の塀には着くのですが、歩けど歩けど入口に着かない。
どこまでも続くバーンパイン離宮の塀。
今日は快晴。南国タイは暑く、汗が拭いても拭いても止まらない。
20〜30分歩いてようやく到着。
入口近くには郵便局があり、切手を買って(日本まで15B≒40円)、家族と友人に葉書を出しました。
バンコクから出せばもっと速かったのでしょうが、結局日本には11日かかって届きました。
メールで瞬時に離れた相手ともやりとりできる現在、旅先からの葉書は過去のものになりつつあります。バーン パイン離宮 城・宮殿
-
入口でチケットを購入し入場(100B≒260円)
離宮の入口すぐの場所には両替場があり、両替もできます。
離宮内は広いので、お金を出せば、写真のようなカートを借りることもできるようです。
暑いと歩く気力がなくなるので、カートに乗る人の気持ちがよく分かる。 -
バーンパイン離宮は、プラサート・トーン王がチャオプラヤー川の中州に建てた夏の離宮です。
アユタヤから南に20kmほどバンコクよりの場所にあります。
写真の建物は、バーンパイン離宮の写真としてよく使われているプラ・ティナン・アイサワン・ティッパアートという建物。
美しいタイ建築で池の真ん中にあります。 -
西洋風の建物もあります。
-
中国風の建物。
快晴の空に、黄色屋根のコントラストが美しい。
様々な地域の様式の建物が混在していますが、不思議と調和しています。 -
カラフルな色が美しい、物見の塔。
塔は上に登れ、離宮を見渡すことができます。
物見の塔の対岸には、うさぎの形に整えられた植え込みがありました。 -
列車が遅れたぶん、少し駆け足で離宮内を散策。
バーンパイン離宮の出口は、土産屋の中を通るようになっています。
広い離宮内を歩き回って、汗だくになっていたので、中でタイティー(50B≒130円)を飲んで休憩しました。
赤に近いオレンジ色の紅茶?に、コンデンスミルクをたっぷり入れて、氷を加えてミキサーで砕く。
ミキサーから出てきたらこんなド派手な色に!
見た目はびっくりしてしまいますが、何か香辛料が入ったような独特の味と、甘さが、汗をかいて疲れた体には最高においしく感じられました!
帰国の際、スワンナプーム国際空港内でもみつけて、飲んでしまいました。
空港で飲んでもおいしかった!
次はいよいよアユタヤに向かいます。
バーンパインからアユタヤ行きのロットゥがあると、どこかで読んだ気がしたのですが、私の勘違いだったようで、念のため離宮周辺の数人に尋ねましたが、みなロットゥはないといいます。
列車かトゥクトゥクしかないというので、仕方がないので、一人で乗るのを恐れていたトゥクトゥクで行くことにしました。 -
トゥクトゥクはビュンビュン風を切って走ります。
無事アユタヤに到着。
ワット・マハタート前で下してもらいました。
アユタヤはチャオプラヤー川とその支流に囲まれた中州にあり、1350年から417年間、アユタヤ王朝が栄えていた場所です。
1767年、ビルマ軍の侵攻によって、その歴史に幕を下ろしました。
早速ワット・マハタートに入場(50B≒130円)。
ワットマハタートは14世紀建立。
中央に44メートルもの仏塔があったとされる重要な寺院でしたが、ビルマ軍の侵攻によって建造物の多くが破壊されてしまいました。ワット マハータート 史跡・遺跡
-
仏像は顔や手が切り落とされています。
-
イチオシ
木の根にうもれた仏像の頭部。
時の流れを感じます。 -
ワット・マハタートを出て、遺跡群散策に出かけます。
アユタヤは広い範囲に遺跡が点在しているため、これ以降の遺跡は、自転車をレンタルしてまわることにしました。
アユタヤ歴史公園入り口付近の「グランドペアレンツホーム」というゲストハウスで自転車をレンタル。(50B≒130円)
若い女性が応対してくれました。聡明そうな感じのよい方です。
パスポートコピーを預けて自転車を借ります。
チェーンキーを渡され、英語で、危ないので荷物を前かごにいれないようにという旨の説明をうけました。
この後のアユタヤの遺跡観光の予定プランは
ウィハーンプラモンコンボピット→ワットプラシーサンペット→ワットロカヤスター→ワットプララーム→国立博物館→ワットヤイチャイモンコン
ワットヤイチャイモンコン以外の遺跡は、アユタヤ歴史公園内にあり、各遺跡間の距離が1km位と近いのですが、ワットヤイチャイモンコンはだけが遠く離れており、直前に行く予定の国立博物館から約5kmほど距離があるので、少し心配。
とりあえず相棒の自転車にのって出発します。グランドパレンツ ホーム ホテル
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ワット・マハタートから1kmほどまっすぐ自転車をこぐと、三角形の形に、赤と白色が特徴的な寺院が見えてきました。
ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットに到着です。
こちらは拝観料は無料です。ヴィハーン プラ モンコン ボピット 寺院・教会
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この寺院は、高さ17mのプラ・モンコン・ボピット仏を本尊とする寺院です。
大きく金ピカです。 -
イチオシ
続いてウィハーン・プラ・モンコン・ポビットの隣にある、ワット・プラ・シー・サンペット(50B≒130円)に行きます。
ここはアユタヤ王朝の王室守護寺院だったところ。1491年建立。
セイロン様式の3基の仏塔が残っています。ワット プラ シー サンペット 寺院・教会
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ワット・マハタートと同様、このワット・プラ・シー・サンペットもビルマ軍の侵攻によって破壊され、ほとんどの建造物が崩れていました。
首のない仏像。 -
今日は快晴。
白い塔に、まぶしい太陽の光が映えます。 -
イチオシ
続いてワット・ロカヤスタに向かいます。
ガイドブックなどでは黄色い布がかぶされている姿が紹介されていることが多いですが、私が訪問した時には布はなく、このように裸の状態でした
全長28mの涅槃仏。
草原にドーンと横たわっています。ワット ローカヤースッター 史跡・遺跡
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続いてワット・プラ・ラーム(50B≒130円)に行きます。
1369年2代王ラームスエンによって建てられたクメール様式の寺院。
こちらもこれまでの遺跡と同様、塔は崩れ、仏像の首は切り落とされていました。
他の遺跡に比べ、観光客が少なく、ひっそりしています。ワット プラ ラーム 寺院・教会
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私は乗りませんでしたが、ワット・プラ・ラーム前には象乗り場があり、象乗り体験ができるようでした。
アユタヤ歴史公園内では、象に乗った観光客をよく見ます。 -
チャオサンプラヤ国立博物館に入場(150B≒390円)
タイの古美術品が展示されています。
この博物館がよくないというわけではありませんが、
アユタヤは、町自体は博物館のような存在であり、
個人的にはこのアユタヤでは、わざわざ博物館に行かなくても
よいように感じました。チャオ サン プラヤー国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
続いて今回アユタヤで訪問予定の、目的地の中で一番遠いワット・ヤイ・チャイ・モンコンに向かいます。
アユタヤ歴史公園の南西約5kmの地点にあります。
国立博物館から、ロッチャナー通りをひたすら東へ。
途中までは交通量が多いなりに、少し車に気をつける位で進んでいけるのですが、パサック川を渡る箇所が高架になっており、ここは本当に車にひかれないか心配になるほど、通行しづらく危険。
大急ぎで自転車をこぎ、高架を通過。
10代の頃、自宅からちょうど5kmほど離れた隣町のショッピングセンターに自転車で通っていた時のことを思い出してひたすら自転車をこぎます。
しばらくすると、中心に仏塔があるロータリーが見えてきました(写真)。
ここを右折して1kmほど行くと到着のはずなのですが、ここの右折が難関。
交通量が多く、横断が難しい!
やっとの思いで道路を渡れました。
ここを渡り終えると、まもなくワットヤイチャイモンコンのそびえ立つ高い塔が見えてきました。
その時の嬉しかったこと!
距離的には私のイメージ通り隣町のショピングセンター程度(笑)で大したことはなかったのですが、交通量が多いことや、道路の段差など、自転車で走りにくい箇所も多く、気疲れと、暑さによる疲労で、日本でのサイクリングの倍は疲れました。
ガイドブックによると、パサック川手前でロッチャナブリー通りをそれ、ポムペット城壁跡から、対岸のワットパナンチューンまで渡し船が出ているとのこと。
自分で確認した訳ではないので、何とも言えないですが、もしこのルートが使えるのであれば、今回通行が難しかったパサック川を渡る高架と、右折ロータリーを通らなくて済むので、こちらの方が安全かもしれません。 -
やっとの思いで目的地に到着し、喜びもひとしお。
博物館からの所要時間は25分ほどでした。
こちらは入場料20B≒50円。
入口付近には涅槃物がありました。
訪れた人が顔に金箔をはっていくようで、ところどころ金色になっています。ワット ヤイ チャイ モンコン (チャオプラヤー タイ寺院) 寺院・教会
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このワット・ヤイ・チャイ・モンコンは、アユタヤ王朝の初代ウートン王が、セイロンに留学し、帰国した僧侶のために、1357年に建てたといわれる寺院です。
寺院中央には高さ62メートルの巨大な仏塔があります。 -
階段を上り仏塔の内部に入れます。
-
仏塔周囲はずらっと仏像が囲んでいます。
今日訪れた他の遺跡は、破壊され、朽ち果てた様子で、少しもの悲しい雰囲気が漂っていましたが、こちらは他とまた違った明るい雰囲気でした。
そびえ立つ塔、ずらっと並ぶ仏像など、見応えのある寺院でした。
少し遠いので、自転車で行かれる際は、帽子や日傘などの日よけ、飲み物が必須です。
またはアユタヤ歴史公園を中心としたアユタヤ島内だけ、自転車でまわり、こちらのような郊外はトゥクトゥクなど他の交通手段を使うのがよいかもしれません。
今日は観光中、何度お茶を飲んでもすぐ喉が渇き、汗びっしょりになってしまいました。 -
ワット・ヤイ・チャイ・モンコンで、今日の観光予定はすべて終了しました。
後はもと来た道を戻り自転車を返却、バスに乗ってバンコクに帰るだけです。
帰りの道路では、タクシン首相の肖像が掲げられていました。
自転車をレンタルしたグランドペアレンツホームで、無事自転車を返還。
預けていたパスポートコピーを返してくれました。
予定ではその近くから出ている戦勝記念塔行きのロットゥに乗って帰る予定にしていたのですが、ロットゥ乗り場に向かう途中で、他のバンコク行きバス乗り場を発見してしまいました!
チケット売り場の前に、すでにバスは来ており、まもなく発車するとのこと。
一日の疲れから、出来心で予定外のバスに乗ってしまいました! -
バスは大きな渋滞にもあわず、1時間40分ほどでバンコクに到着しました。
おそらく北バスターミナル行きだろうとは思っていましたが、予想通りでした。
しかし着いたはいいが、ここどこ!?
北バスターミナルはとても広く、バスターミナル内で迷子になりました。
案内所などで道を聞き、何とかバスターミナルを脱出。
ここから地下鉄モーチット駅まで向かって帰ることにします。北バスターミナル バス系
-
駅までは1.5?ほど。
トゥクトゥクかタクシーに乗ればいいのですが、値段交渉する気力がなく歩きました。
疲れた体にはこたえる。
バンコクに着いてからのアクセスを考えると、バスより、戦勝記念塔行きのロットゥがお勧めです。
バスもよい経験にはなりましたが、出来心を若干後悔。
今日はたまたまモーチット駅近くで、ウィークエンドマーケット開催日でした。
地元の人や観光客で大賑わい。
道が混雑して、歩きにくく、さらに疲れます。
金魚がビニール袋に入れられてうられていました。
本当だったら見て回りたいのですが、今日はそんな余裕なし。ウィークエンド マーケット (チャトゥチャック市場) 市場
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駅前はチャトゥチャック公園が広がっています。
みんなの憩いの場のようで、たくさんの人が芝生でくつろいでいました。
ここから地下鉄に乗り、ホテルに無事帰着。
帰ってこれたことにただただ安堵。
タイは暑くて日本と同じように体が動かないことを痛感した一日でした。
タイの暑さに完敗!
明日はいよいよ最終日。
バンコク市内観光です。
http://4travel.jp/travelogue/10765356/チャトゥチャック公園駅 駅
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