ドブロヴニク旅行から約一年半、はたまたユーゴ圏を旅しちゃいました。<br />旅程についてはサラエボ編をご参照ください。<br />特にセルビアにおいてですが、ここまで「すみません」と「ありがとう」を発した<br />旅行はありませんでした（笑）アジア人は基本的に中国人と映るようです。<br />むかつく思いもしつつ(!!)、素敵な出会いもあり、結果的には行けてよかったな、と思いました。<br />セルビアで４泊しました。宿泊先はホテルバルカン。ホテルモスクワの向かいに位置しています。<br />空港-ホテル間の送迎があるのと、問い合わせに対し丁寧な対応をしてくださったので、こちらに決めました。<br />カレメグダン公園（城砦）からの眺めはほんっとうに美しかったです。<br /><br />サラエボ編<br />http://4travel.jp/travelogue/10713668<br /><br />スレブレニツァ編<br />http://4travel.jp/travelogue/10713684<br /><br />ベオグラード編１☆今ココ<br />http://4travel.jp/travelogue/10715211<br /><br />ベオグラード、ノヴィサド編<br />http://4travel.jp/travelogue/10715284<br /><br />ベオグラード編２（完）<br />http://4travel.jp/travelogue/10715641<br />

旧ユーゴ一人旅第二弾③「ベオグラード編」ボスニア・ヘルツェゴヴィナ～セルビア

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2012/09/15 - 2012/09/23

104位(同エリア310件中)

#街歩き

エリア

ベオグラード(セルビア)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.5

グルメ: 3.0

同行者: 一人旅

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

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おはようございます。９月１８日の午前５時でございます。
ホテルの人にタクシーを呼んでもらい(残念ながら白タク)空港へ。
辺りはまっくら。そして寒い！

サラエボ国際空港 (SJJ) 空港

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移動がラクチン！サラエボ空港⇔サラエボ市内ホテル　貸切チャーター… EUR 53.0～
サラエボ空港内部です。本当、小さい空港です。セキュリティチェックを受けて、搭乗手続きを待っています。ホリデイインのランチパックはというと、ドデカいパンにハムとチーズがはさまったやつに、ジュースのビンとヨーグルトでした。サンドはちょっとかじってさよならしました・・ヨーグルトはおいしかったです。
サラエボからベオグラードまではJat Airwaysに乗りました。早朝6:30、意外と人は乗っていました。通勤にはいいかもしれないけど、一日にこれだけっていうのは少なくないですかね？そして初めてリコンファームを経験しました。しかも、この航空会社のサイトから直でチケットを購入です！料金なんと約8,000円。某旅行会社に問い合わせたら17,000円と言われ、しかもリコンファームを頼める風でもなかったので、それならばと買ってみました。やればできるもんです(笑)
リコンファームはメールで。不安だったので1週間前に一度メールしてみたところ、再度メールしてとのことでしたので、その後何度か送りました。18日が火曜日で、リコンファームって2日前までですよね？それが、17日にまたメールちょうだいとのことだったので、16日と17日それぞれメールを・・日曜は休みだからってことなのかな。
ベオグラード空港に着いて、スーツケース持ってゲートを出ても、送迎の人がいないという事態に。なんで？？で、非常にプッシーなタクちゃんがまとわりついて厄介でした。もう電話しないとまずいかなというとき、現れた運転手がなんとスキンヘッドの兄ちゃん！！！(笑)しかもめっちゃかっこいい！２ｍくらい身長あったと思います。パープルのスーツケース持ってると伝えておいたので、向こうが先に見つけてくれたようです。
用心棒として申し分ない(笑)
タクシーに乗る際は、ゲート出て左にあるインフォで手配してもらってください。プッシーなタクちゃんは絶対おすすめしません！

写真はホテルバルカンのお部屋です。朝８時ごろだったんですが、部屋が準備できてるとのこと、先にチェックインできました。しかもシングル予約だったのにダブルルーム！ポットまでありました(結局使用せず)シャンプー・石鹸・シャワージェルが置いてありました。部屋からホテルモスクワがよく見えます。サラエボに続き、ホテルは大満足です！
メインストリート・クネズ・ミハイロバ通りの終点です(笑)
アジア人が全くいなくて完全アウェー(!)しかも視線が刺さりまくりです。観光客自体をそんなに見かけず、写真撮るのをためらってしまいました。
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カレメグダンに入りました。サバ川が一望できます。

カレメグダン城址公園 (ベオグラード要塞) 広場・公園
上がドナウ川、下がサバ川です。ドナウ川汚い(笑)
とても美しい場所でした。昨日のスレブレニツァへの旅を引きずってしまい、ちょっとへこんだ状態で歩いていたのですが、ここで１つ出会いがありました。この写真を撮ろうとカメラを構えたとき、近くに座っていた男の子が話しかけてきました。日本から来たと言ってセルビア語で挨拶したらちょっと喜んでくれました。彼は19歳。コソボ出身で、仕事を探しにベオグラードへ来ているけれど見つからず、友人の家に泊めてもらっている、とのこと。おそらくブルガリアかどこかに移動して職探しをするそうです。コソボはもうセルビアじゃないよと残念そうに言っていました。日本はコソボを国として承認してしまっているのでなんだか申し訳ない気持ちでした（調べれば調べるほど、コソボの承認は妥当だったのか甚だ疑問です。アメリカがイエスと言ったからって、日本もならうことはなかったのでは）
彼は両親も３人の兄弟も家も失っています。もちろんこちらから聞くことはできませんが、どうやらNATOからの攻撃が原因のよう。｢F○cking America!｣と言っていました。｢僕は生き残ってラッキーだけと、ある意味ラッキーじゃない｣とも。まだまだ、ご両親に甘えたい年頃でしょうに。泣きたいのをこらえるのに必死で、私は本当に何も言えませんでした。
彼は時々、泣きたいときはここにくるようです。この景色を見たら涙もおさまると。彼の話から、本当に心からセルビアを愛しているのがわかりました。誰かに道案内をしたとき、何人かと聞かれてセルビア人と答えたところ、「君はセルビア人だけど親切だねぇ」と言われたようです。だけどって何だよ！セルビアは本当に良い国なのに、なんでみんな悪く言うの！と言っていました。
重い。本当に重いです。とっても明るくて、笑顔のチャーミングな普通の男の子なのに。そんな悲しい過去があったなんて。アメリカ等のメディア操作によって悪者にされてしまったセルビア。その犠牲者の話を直に聞いてしまうなんて。ちょっと案内をしてもらい、私は日本の挨拶を、彼はセルビアの挨拶を教えあって、別れました。
きれいな景色もあったはず、でも何も視界に入りませんでした。
カクテル等飲み物を作る専門学校を卒業しているみたいです。
ぜひ仕事を見つけて、大成してほしいものです。
またいつか会えるかしら・・
クネズ・ミハイロバ通り横の共和国広場です。
工事中なのが非常に残念。
部屋に戻って休憩です。さすがにもう我慢できず、一人でひとしきりないて、何か食べようと思い、ホテルのレストラン「オリエントエキスプレス」へ。オレンジジュースは200ディナール。多く見ても約200円です。何も食べる気しなくて、フルーツサラダを注文したらパフェの皿にフルーツが乗ったものがでてきました（笑）
へこんでてもしょうがないので、ひたすら道を歩き、聖サヴァ教会へ。
トラム乗ってもよかったんですが、歩きました。
イチオシ

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ポストカードにできそうじゃないですか？(笑)
のどが渇いたので、途中にあったカフェマルコに入りました。
ちょっと甘いけど、おいしかった！今日のベオグラードは、サラエボと違って暑かったです。普通に接客してくれたのがよかった。
帰り道の一枚。何の建物だったか・・下の標識がメインみたいな(笑)
結局食欲回復せず、迷った挙句再度ホテルのレストラン・オリエントエクスプレスへ。
リゾットを注文。オイスターソースの味がちょっと苦手で完食はしませんでしたが、体はあったまりました。
今日は色々あって、精神的にも体力的にもひよってしまいました（泣）なんで一人旅してるんだろう。私、やっぱり一人旅向かないんじゃないかしら、と考える始末。
こんなときは早く寝るに限る！おやすみなさい。
※あとあと、全然写真撮ってないことに気づきました。