2012/09/15 - 2012/09/23
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dubronikaさん
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※旅程等は1つ前の旅行記をご覧ください!
ボスニア2日目、今日は一路スレブレニツァへ向かいます。
初日にツーリストインフォで見つけたこのツアー。
予約者は私だけでしたが、迷った挙げ句、行くことにしました。
費用は100ユーロ!2人以上なら通常の58ユーロです・・。
でも、車でホテルまで迎えに来てくれるみたいですし、多めに払ってる分でアレンジできるかなと思い、期待を込めて参加しました。
「スレブレニツァの虐殺」と言われる内戦の悲劇の1つです。
内戦中、安全地帯に指定されたはずのこの土地で、多くのムスリム人がボスニアのセルビア軍によって殺害された事件です。その数約8,000人と耳にしますが、人数については様々な意見、憶測があります。
いつも「セルビア人が」的な記事なり文献が多く、どうも欧米特にアメリカ辺りのメディア操作があったのではと疑ってしまいます。
セルビア人の被害者の情報ってあまりに少なくありませんか?
ちなみにこの虐殺の首謀者ムラジッチは現在ハーグにいます。公判が始まっているはず。
人数の大小はともかくとして、虐殺は残虐極まりない行為です。
こんな場所に、戦争のない平和な日本からのこのこやってきた私が立っていいんだろうか・・。
ショックが大きく、ガイドの女の子と泣きながら歩いたりもしましたが、訪れることができて本当によかったと思います。
一生忘れることはないでしょう・・。
サラエボ編
http://4travel.jp/travelogue/10713668
スレブレニツァ編☆今ココ
http://4travel.jp/travelogue/10713684
ベオグラード編1
http://4travel.jp/travelogue/10715211
ベオグラード、ノヴィサド編
http://4travel.jp/travelogue/10715284
ベオグラード編2(完)
http://4travel.jp/travelogue/10715641
- 旅行の満足度
- 5.0
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おはようございます。9月17日の朝でございます。
今日は一路スレブレニツァへ向かいます。ガイドさんにホリデイインに泊まってることを話したところ、ホテルまで迎えに来てくれることに!ツアー客私だけですものね、ラッキーです♪9時出発なので、ゆっくり朝ごはんいただこうと思います。ホリデイ イン サラエヴォ ホテル
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こちらが朝食の一部。ホテルの人が「撮っていいよ〜」的リアクションをしてくださったので、遠慮なくぱちり。
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なんとメロンがありました!で、右のお皿にあるオリンピックマークにご注目ください☆コーヒーとジュースは運んできてくださいました。今日は日本のツアー客のみなさんにお会いしました。セルビアからサラエボに移動されたとのこと、私とは逆ですね♪ホリデイインで日本語話してる状況にほんのり感動。
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お部屋(5F)を出て、上から撮影したロビー。
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お部屋を出てすぐの様子。ちょっとイメージと違いません?
吹き抜けなので、その周りにぐるっと部屋が配置されています。 -
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サラエボに来たら、どうしても見ておきたかったものがもう1つ、それはオリンピックスタジアムです。ホテルから自力で行くにはちょっと遠いなぁと思っていたのですが、ガイドさんにお願いして、写真だけ撮らせてもらいました。遠くからですが、実際にあのタワーを見ることができてよかったです。
高校の世界史の資料集に、内戦前と内戦後の写真があって、以来ずっと気になっていました。とてもうれしいのですが、ちょっと悲しくなりました。 -
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スレブレニツァに到着です。ここまで車で片道3時間。途中トイレ・コーヒー休憩をはさみました。ここで初めて物乞いに遭遇。カフェにおばあちゃんと子供が入ってきて、お金ちょうだいみたいなことをいっていました。みんな首を横に振ったり相手にしなかったり。ガイドがいたからよかったけど、1人だとちょっと怖いかも。道中、写真を撮りませんでしたが、きれいな川や山並み等、自然豊かでのどかな風景も多かったように思います。一方で地雷注意の看板もちらほら。ここで彼女がハンドル操作を誤ってそちらに突入したらどうなるんだろうと一人でヒヤヒヤしてました。
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道路を挟んで左手に工場跡地、右手に墓地といった様子。
もちろん入場料は必要ないんですが、そもそも観光客を見かけません。
すっっごい静か。それだけいっそう不気味さも増します。 -
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こちらは手前にあった工場の内部。がらんとしてますが、銃弾の跡が見えます。ガイド曰く、2年前に来たときはもっと汚くて、血のかおりがしたのだそう・・。
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もう一つの建物に入りました。メモリアルルームと書いてあります。
こちらは中央を映像観賞用に仕切っていまして、写真については壁側に展示しています。
係の人に頼んで、まずは映像を観ることにしました。正味30分。これが重かった・・・ちなみに、この映像の施設も、2年前は無かったんだそうです、ガイドの彼女によると。 -
一応長椅子がありまして、そこから工場内をぱちり。
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何かの機材があります。
映像は、スレブレニツァを安全地帯にすると決定した様子、ムラジッチがこの地を取り返すと発言している様子、そして避難する人々、遺族の方の回想等・・
時々表示される文字だけの映像が、とても怖かった。。。
最後に見たご主人やご子息の姿を語っている女性の表情、見るだけでとてもつらかったです。一瞬、この映像を観たことを後悔しました。彼女にとっては観たくないものかもしれないと思ったからです。彼女自身は内戦前にサラエボを出ていたそうなんですが、お父さんは地雷でけがをされたようです・・。
色々な彼女の話の中で、彼女どれだけがボスニアを、サラエボを愛しているかがよくわかりました。この悲劇がものの20年前のできごとなんて、考えられません。 -
写真の展示物はちょっとだけですが、このように展示されています。
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最近のDNA鑑定で、身元が判明した方の展示。それが指輪だったりハンカチだったり、悲しくて直視できませんでした。
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映像を観たのは中央左手の大きな建物、ガラッとした内部の建物は右手です。
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道路をわたって墓地へ。ここはボスニア警察が何人かと、バラを手入れしている庭師さん、そしてお墓参りの方が数名だけ。
入り口にあったものです。ジェノサイドの文字が見えます。 -
墓地の様子です。
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彼女の近所に住んでいたおじさんも、最近のDNA鑑定で、ここに眠っていることがわかったようです。墓標をさがしたのですが、残念ながらみつからず・・。
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ここの空気も一緒に掲載できたら・・。本当、とっても静かなんです。
風がたまに吹いて、鳥のさえずりがちょっと聞こえて・・。私はなんてところに来てしまったんだろうと思いました。
写真を撮ることもためらわれましたが、彼女から、むしろ撮ってほしいと言われて撮りました。 -
緑色の建物の向こうに入り口、そして先ほど入った工場があります。
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ガイドのドジェーナ。
仕事とはいえ、ちょっと辛い思いをさせてしまった気がして、申し訳なかったのですが、彼女がガイドで本当によかったです。
スレブレニツァの写真をほしいと言っていたので、帰国してから送りました。 -
ムスリム人居住区の中にある教会。
「ムラジッチは今頃ハーグで笑っているわ。このジェノサイドで家族や恋人を失ったボスニアの女性のことを・・」と彼女は言っていました。セルビアのセルビア人はいい人かもしれないけど、ボスニアにいるセルビア人は野蛮だ!とも。
私は彼女の意見しか知らないので、もちろんそれだけでボスニア国内のセルビア人を悪く思うことはありませんが、あの映像とお墓をみて、彼女の意見に同調したいと思いました。難しいです。なんといったらいいかわからないです。 -
車窓から、原形をとどめていない家屋、2階部分が跡形もない家屋等、沢山の廃墟を目にしましたが、写真は撮りませんでした。燃やされたのでしょう、中は真っ黒でガラス窓なんて残っていないし、生活感が全くありません。
この写真はまだましなほうだと思います。
片道3時間、計6時間。ずっとこのような光景を見ていると、廃墟に驚かなくなる自分がいました。 -
ランチを食べず、てか食べる気になれず、現在夕方5時ごろです。彼女のオススメのレストランがサラエボ近郊にあるとのことで、ここでお食事することにしました。さっきまで二人してしょぼーんとしてましたが、ここへきてちょっと元気になりました。川沿いのテラス席に着席♪カツとパン、サラダとジュースとトルココーヒー♪川のせせらぎが心地よいです。
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サラエボに戻ってきました。長かった〜
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ミリャツカ川沿いにある建物。芸術系の学校(大学)だそうです。
映画「サラエボ希望の街角」にも、ミリャツカ川沿いの風景に登場します。
夜の撮影でしたが、とても美しかったです。
そしてそのシーンでは、主人公とその友人が、疎開先での思い出を語っています。
「なんで今頃思い出すのかしら」というセリフが印象的でした。(字幕が確かこんな感じでした。) -
戦争の薔薇。地面に残る砲弾の跡に赤いペンキを塗っています。
旧市街に続く道に普通にありました。思ったよりピンク!
ぼーっとしてると気づかないくらいさりげないです。
旧市街まで送ってもらい、郵便局で切手を買ってホテルに戻りました。ちなみに、日本から持ってきた扇子を彼女にプレゼントしました。
気に入ってくれたみたいでよかったです。 -
こちらはホリデイインのフロント。切れていますが一番右の時計はなんとTOKYO!
明日はJAT Airwaysでセルビアはベオグラードへ向かいます。フライトは朝の6時半!!!怖いので念のためモーニングコールをお願いしました。タクシーで空港まで行きます。
自分と、友人あての手紙をしたためて寝ます。
今日はヘビーな一日でした。でも、行けてよかった!
ベオグラードはどんなところだろう。今から楽しみです。
おやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- エンリケさん 2012/10/09 22:20:34
- 内戦の記憶・・・
- dubronikaさん
こんばんは。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの旅行記、拝見しております。
1984年には平和の祭典である冬季オリンピックが開催されたところなのに、10年も経たないうちにあんな悲惨な戦争が起こってしまうなんて・・・。
その戦争の傷跡が、今は観光用に展示されているのですね。
やっぱりそういう負の遺産も、今後同じ過ちを繰り返さないためにも必要なんでしょうね・・・。
dubronikaさんのお写真や文章から、実際に旅されていた時の空気が伝わってきました。
わたしもいつか、人類の過ちの記録を学びに訪れてみたいです。
またほかの旅行記にもお邪魔させていただきますね!
- dubronikaさん からの返信 2012/10/10 16:50:22
- RE: 内戦の記憶・・・
- エンリケさん
拙い旅行記をご覧頂きましてありがとうございます。
遠目にあのタワーを見たときは、なんというのでしょう、虚しいと感じました。
そこにあるんだけど、あって無いような微妙な存在って言えばいいのでしょうか。うまく言い表せません・・。
オリンピックのタワー近くにユーゴ代表の展示物を見ることのできる施設があるようです。(行かれた方の旅行記を拝見した記憶が・・)
スレブレニツァは、なんでこんなところに来てしまったのだろうと思ってしまうくらい、ショックが大きかったです。次に訪れたベオグラードでも、色んな出来事がありました。帰国してようやく落ち着いてきましたので、エンリケさんの旅行記を拝見できたらと思います!
コメントありがとうございました☆
もしボスニアへご旅行される際は、気をつけていってらして下さいね!
重ねて旅行記も楽しみにしております。
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