2012/08/09 - 2012/08/16
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antabaさん
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一昨年の夏も同じような事を言っていたが…
今年の夏はアブダビへ行く予定だった。砂漠のオアシスの如きゴージャスホテルのテラスから眺める夕日はさぞロマンティックなことだろう―ラクダにも乗っちゃう、フェラーリだって乗っちゃう!夢はグングン膨らんでいた。が、待てよ?夏のアラブは日本と比べモノにならないぐらいの猛暑。40度越えなんて当たり前!それに加えて今年のラマダンは予定している旅行期間にガッツリはまっている。40度越えの暑さの中、街中で大っぴらに水すら飲めないなんて幼児連れにはとても無理!
ということで、次に白羽の矢が立ったのが中国の西安でありました。ホントは敦煌、ウルムチも計画にいれたかったが、この辺りイスラム圏だし、気温もアブダビとあまり変わらなかったりするので今回は諦め、前回はツアー旅行だった為に美味しいものが食べられなかった北京とセットで行くことにした。
しかし、西安も暑かった・・・それでも一日少なくとも4キロは歩いた。そして汗をたっぷりとかいた。お腹も少し壊した。それなのに体重が増加した…うまいものを食べ過ぎた!!そんな今回の旅♪
2日目
西安の観光専用バス 游5で兵馬俑へ
夜は西安で絶品鶏料理。
宿泊 ヒルトン西安
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 中国国際航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
西安2日目の朝。曇ってはいるけれど空が明るいので気温は高くなりそうだ。今回宿泊したホテルの部屋は北向き。遠くに見える高層ビルの先に西安駅があると思われる。目の前は集合住宅。
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今回は西安で朝ごはんを食べるのに街中をさまよい歩くのを避ける為、朝食付きのプランにした。
レストラン前のディスプレイ。
西安訪問中は丁度オリンピック開催期間。 -
本日観光予定の兵馬俑は出来るだけ早い時間に見るべしとのご意見を4トラの口コミや旅行記にチラホラ見かけたので7時過ぎに朝食へ向かうとレストランはガラガラ。
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中国で麺や粥は汁に入っていようが色が付いていようが白飯と思った方が良いですね。基本味ないや。
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ホテルからタクシーで西安駅へ。
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人口800万人超の西安。駅も巨大で人の往来も激しい。この駅からは北京、上海、成都などの主要都市、敦煌、トルファン、ウルムチなどのシルクロードへの列車が出発している。ま、逆に言うとそれだけ色んなところから人が集まってくるってこと。観光都市だから世界中からツーリストも集まってくるしね。
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兵馬俑行きの観光バス游5を探しているとすでに長い列が。
8時に駅出発では遅かったか、、、 -
チケットはバスの中で購入する。今回は混んでいたので子供は膝の上に乗せろ、と指示され無料。大人7元。
今更ながら中国人はよくしゃべる。当然バスの中でもお構いなし。そしてスマホ普及率高し! -
高速上でヒッチハイカ―多数目撃。
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満席だったバスは途中 楊貴妃のお気に入りだった温泉として有名な観光スポット「華青池」で半分ぐらいの乗客が降り、周囲に点在する大学に学生を降ろしつつ西安駅から約1時間で終点「兵馬俑」の駐車場に到着。そこからチケット売り場までがまた結構ながいんだな。。。途中売ってた美味しそうな桃!
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かなりインパクトのある眺め。キツネらしい…
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途中「日本語ガイドいかがですか〜」と声をかけられる。誠実そうな外見と異国で気を張っていたところに馴染みの日本語で声を掛けられ思わずお願いしてしまった。2〜3時間のガイド料は入場料と同じ150元。これを高いとみるか、安いとみるか。現地で日本語ガイドと送迎が付いたツアーに参加するとひとり7000円ぐらいかかるのでバスの手間さえ億劫に感じなければこの手はアリかと思う。
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チケット売り場から展示室まではまた更に歩くことになる。5元払って電動カートに乗せてもらう。これはカートに乗る為の列。
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カートから降りて最初に向かうのはやはり一番見ごたえのある1号坑。この通路を抜けると秦時代の兵士が整然と並ぶ巨大空間が広がる。
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これこれ!これが見たかったのよね〜〜
幕張メッセみたいなひろーーーーい空間に兵士がズラリと並んでるよ!
これを作らせた始皇帝も凄いけれど、これを掘り起こして修復した人たちも偉いよ。1号坑だけでもまだ全体の1/5程度しか修復されてないそうだけど。 -
一つとして同じモノがないっていうのがリアリティがあってすごい。
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人種も様々。
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乾杯の音頭を…
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左から二人目は中村敦夫似のイケメン?
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個性派。
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このショットだけでも色々な兵士がいることが分かる。耳の形もみんな違うの、すごっ!
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発掘途中。
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相談中。
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現場事務所。スチール製のロッカーとかも平気で遺跡の中に置いて仕事してるから参るよな〜
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修復途中。
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1号坑後ろから。
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馬が口を開けているってことは製作時はハミをしていたんでしょうね。
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修復過程が分かる。
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ラップでグルグル巻き。
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観光客は増えるばかり。
それにしても入場料150元って中国にしてはかなり高い。実はルーブルより高いのよ〜これが。でも一見の価値はあるから文句言えないのよね〜 -
この矢印が農民が井戸を掘っていて最初に兵馬俑を発見した場所。
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溢れんばかりの観光客。ちょっとやそっとじゃ退かないよ。この時期中国も夏休みだからね。
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両手前は御者。
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このエリアの人たちは言っちゃなんだがストッキングをかぶった人たちみたい。。。
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さて2号坑は発掘よりも保存方法を調べている坑とのことで館内はかなり薄暗く、望遠レンズの撮影が難しかった…
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この床についた縦線は兵馬を運んだ当時の車輪の跡だそう。
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2号坑はこんな感じが多い。
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兵馬俑の有名キャラ、位の高い将軍さま。位が高いと鎧の鱗が細かく帽子の形状が違うのだそう。
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こちらは更に有名な片膝を立てた兵士。
このあと、この兵士を模したマグネットを買っちまったよ。 -
3号坑は作戦本部、指揮部隊を表したと言われているところ。
なので他と違って兵士が向き合って配置されているのだ。 -
どこへ行っても混んでるんですよね…
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3号坑を出て、流れのままに別棟にあるお土産屋へ。様々な大きさのテラコッタソルジャーや馬が並ぶお土産コーナーの先に、兵馬俑を発見した農民の一人で生き残りの爺さんが座ってる。カメラを向けたくても本人を撮影するにはガイドブックを購入しないとダメなのだ!エリザベス女王他世界のVIPと対面してるセレブ爺さん、ちゃっかりしてるな〜。どんだけ儲けてるんだよーー
チャイニーズドリームにあやかりたい人は兵馬俑のガイドブックを購入するとその本にサイン+握手+記念撮影してもらえるよん。私はそこまで興味が無かったので肖像のみ撮影。この写真の下に本人が。 -
カートに載ってから展示をゆっくり見て回り土産物屋まで約1時間半。
赤シソのような赤い葉はすももの木。 -
最後に「秦銅車馬陳列館」へ。
ここは他の展示室に比べて狭い為にド混み!!!
ガイドさんの説明によるとここに展示されている1号車馬は現在レプリカで本物は他の場所に保管され2号車馬のみが本物だそう。なので混んでいることもあり2号車馬のみ激写!特に馬具が素晴らしく現在の技術では出来ない金と銀の溶接で細工を施してあるらしい。 -
今回ガイドしてくれたオーさん。真面目な方だったので案内してもらってよかった♪
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行きはカート、帰りはこの暑さの中歩いて帰れと…
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珍しく日本語表記発見!それだけ観光客が来るってことだわ。
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もう一大テーマパークなのだ。
飲食店の数が半端ないです。駐車場の脇に飲食店村が出来てます…どれだけの数の観光客を見越しているのか聞いてみたいよ。多分入場料も年々上がっていくんだろうねぇ。 -
帰り道、ここ陝西省の麺「ビャンビャンメン」の看板を沢山見かけたのでガイドさんに頼んでお薦めの店まで連れていってもらった。
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消毒してあるっぽい感じはするけれど、サービスとして如何なものか。
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これが別名ベルト麺とも呼ばれる平たい麺。日本のほうとうに近いかな。王子が一緒なので激辛の味が食べられないので写真の鶏肉と玉ねぎとジャガイモのトマト風味の味付けにしたけれど、これはイマイチだった。
それにこの店はガイドさんお薦めというよりは現地ガイド御用達の店だったようで、オーさんと同じ井出達の女性がトイレを借りに来たり頻繁に出入りするのだった。 -
これでビャンと読む。優に50画以上あるそうで。どういうつもりでつけたのやら。
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帰りも游5で帰るつもりが、駐車場に1台もなかったので思わず手招きされた別のバスに乗り込む。あまりに暑かったのでね。車体の西安站はチェック済み。
バスに乗った後で気付いたが、そういや始皇帝陵見るの忘れた…ガイドさんは帰りのバスから見えるって言ってたけど、視界不良で確認出来ず…王子よ、大きくなったらバックパックで行ってこい! -
暑さで思わず飛び乗ったこのバス、游5に比べて停車数が多く高速に乗らないので時間はかかったが無事西安駅に到着。値段は游5と同じ7元。時間がかかった分、王子と私は居眠り出来て良かった。
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ちなみに写真右側に並ぶのが西安駅前の游5のバス。
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コツがあるのかもしれないが、西安滞在中タクシーを捕まえるのには難儀した。西安駅前もだだっ広い為にタクシー乗り場が見つからず(あるのかさえ分からない!)流しもなかなか捕まらず、ヨロヨロとホテルのある南方面へ移動。地図では駅からホテルまでは約2キロなので歩けない距離ではないのだが、兵馬俑を歩いたあとで、蒸し暑い上に人通りも多く歩きにくいので思った以上に疲れるのだった。
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仕方ないので道すがら変なマネキン激写。
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地下室のあるキオスク。
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まぁ、ご丁寧に。
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が〜〜暑いのにこんな巨大な歩道橋を歩かにゃならんなんて!
6車線×6車線の交差点じゃしょうがないかぁ〜 -
駅からこれだけ歩いたぞ〜
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おいおい、歩道橋作るならちゃんと歩道に降ろして欲しかったよ。見ての通りこの階段の下り口は車道のど真ん中。中国は日本と違って常時右折可能なんだから危ないったらありゃしないよ!!(怒)
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この人魚の看板を見つけた時は天国だと思ったね。
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スタバにしちゃみょーに薄いアイスコーヒーだったけど癒された〜〜〜
Tall 17元。 -
お土産にピッタリな西安ヴァージョンのマグやタンブラーは価格はほとんど日本と変わらず。
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中国で全国展開している「WANDA PLAZA」ショッピングモールを中心にこの界隈は再開発しておしゃれなエリアに変貌しているらしい。(コンシェルジュの兄さんもお薦め)
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歩行者専用道路にはこの手の銅像がつきものらしい。至る所で遭遇。
王子の飲むマンゴフラペチーノは28元。 -
昼間は閑散としているが、夜はすごいよ。
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日本以外のアジアで良く見かける風景~~
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正面はヒルトン。ホテルのすぐ隣でもショッピングアーケードが急ピッチで建設中。ちょっと中を覗いてみると絵や書など芸術品を扱う店を集めているようだ。
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ホテル前のバス停。バスも結構混んでいるので子連れ乗車は躊躇する。
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部屋で休憩してから夕食へと繰り出す。
ホテル脇を通る尚勤路から東一路へ右折。大通りの解放路を渡って両側に飲食店がひしめく西一路散策中。 -
西一路を左折して尚徳路へ。この辺り理容関連の問屋街。
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尚徳路を右折して東大街へ。このバス通りを真っ直ぐ西にいくとベルタワー。
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目的地に到着。今宵の夕食は「西安飯荘」。
地球の歩き方によると1936年西安事件が起きた際、周恩来が張学良を招いた場所とのこと。でも私の目的は瓢箪チキン! -
ここも写真付きのメニューなので分かりやすい。
これは多分中国式バーガー。最中サイズでチィチャい。 -
青菜炒め。日本より小ぶりな青梗菜。
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むか〜しJCBの小冊子の上海特集で取り上げられていた豆腐の細切りスープにひょんなことから出会えたので思わず注文。やさしい味で王子がおかわりしていた。
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そしてこれがこの店の名物通称瓢箪チキン。大体ひとテーブルに1つは頼んでる人気メニュー。これは正直、北京のダックより断然美味かった!外側はクリスピーで中はジューシー♪茹で、蒸し、最後に揚げと手間のかかる料理のようです。(よその人のブログの受け売り)やみつきの味!!
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うちのテーブルを担当していたカワイイ男の子がオーダーミスをしたので、(かわいくなかったら許さなかったぞ!)もう1品オーダーしていたのに食いそびれたけれど、この店西安で絶対お薦めでーす!お会計は大びん青島ビール2本込で300元切るぐらいだったか。
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ご飯ものを食いそびれたので帰りにまんじゅうっぽい腹もちの良さそうなものを買って帰る事に。
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おっちゃん、テレながら写真に応じてくれた、けれど買った物はいただけなかった…
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帰りは東大街から尚勤路へ。二日目にして両親ドン疲れ。王子ひとり絶好調!明日はいきなり予定変更しそうな予感。。。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2012/08/22 23:15:52
- 凄い人!!
- こんばんは、antabaさま。
朝の8時にスタートして、この人ごみですかっ!
凄い人だなぁ。
結構お値段張るのに、多くの方がいらしてるのね。
中国本土から訪れている方が多いのでしょうか、、、
写真から声は聞こえてこないけれど、きっとめちゃめちゃ煩かったんだろうな(笑)
でも、おっしゃっているように、
遺跡の中でスチールのデスクと椅子があって、
作業しているのがちょっと興ざめ??
ころころ転がっている修復前のお人形も驚いたなぁ。
これは、実際に見ないで幻想を抱いている方がいい気がしてきた、、、(笑)
歩道橋の階段の終着点が、えっ、こんなとこ??
驚きました!
たらよろ
- antabaさん からの返信 2012/08/23 23:05:56
- RE: 凄い人!!
- こんにちは、たらよろさん!
中国はどこへ行っても人が多いですよ…
> 朝の8時にスタートして、この人ごみですかっ!
> 凄い人だなぁ。
> 結構お値段張るのに、多くの方がいらしてるのね。
> 中国本土から訪れている方が多いのでしょうか、、、
中国も8月の中旬は夏休みのようで観光地は書入れ時のようです。
代わりに12月〜2月は空いているようで入場料もお安くなりますよ。
とは言え、私が2月に行った北京の世界遺産はどこも激混みでしたけど…
大半は国内の人間ですね。外国人はあまり目立っていませんでした。
> でも、おっしゃっているように、
> 遺跡の中でスチールのデスクと椅子があって、
> 作業しているのがちょっと興ざめ??
> ころころ転がっている修復前のお人形も驚いたなぁ。
>
> これは、実際に見ないで幻想を抱いている方がいい気がしてきた、、、(笑)
ははは、旅行記も良し悪しですね。
> 歩道橋の階段の終着点が、えっ、こんなとこ??
> 驚きました!
中国の交通ルールは日本と全然違うので歩いている時も、
タクシーで後部座席に座っている時もヒヤヒヤです。
日本じゃ直進が優先なのが当たり前なのに、
中国では曲がる車がグイグイ食い込んでいくんですよね〜
歩行者より車優先だし。
中国、韓国、ベトナム、絶対レンタカーは借りられない国ですね。
antaba
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