小山敬三記念館

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2012/04/15 - 2012/04/16

56位(同エリア820件中)

#歴史・芸術

pedaruさん

文化勲章受章者画家小山敬三

懐古園の三の門から公園の一番奥に位置する「小山敬三記念館」は、

千曲川を見渡せる素敵な場所にあります。

小諸出身で藤村とも親交のあった画伯はマリー・ルイーズ夫人を伴いフ

ランスから帰国しました。当時、この国際結婚は話題になったそうです。

写真は画集より

エリア

小諸・御代田(長野)

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 自家用車

旅行の手配内容: 個別手配

小諸城址懐古園の三の門

小諸城は酔月城とも呼ばれ、城下町より低い土地に建っています。
三の門の門扉、時代を感じさせます。
石垣に沿って歩きます。苔むしています。
中仕切り門　この先に　「小諸懐古射院」があります。
弓道場「小諸懐古射院」

弓を番えて・・・
狙いを定めます。緊張の一瞬です。シーンと静まりかえります。

矢が放たれました。・・大きく外れました。どっと観客の笑い声があたりを包

みます。

それにしても、足元のペットボトルが気になる・・
小諸城は浅間山の火山灰で出来ている丘と谷を利用して造られ、水を用いず、

崩れ易い断崖が堅牢な要塞となっています。
石垣の上に立つ松の木、値が張っても崩れないのは、かなり堅牢な石垣ですね。
小山敬三記念館　　（　美術館は撮影禁止でしたので・・・）

神奈川県茅ヶ崎市にあった画伯のアトリエを、彼の死後ここ小諸へ移築しました。
静かな館内に入ると、小山敬三の写真が

そして、彼の功績を称える品々が展示されています。
バースタンド、フランスから取り寄せたらしい
この先にアトリエがあります。
アトリエのなかは明るく、ここでたくさんの作品が生まれました。
イーゼルに架かっている描きかけの絵、

描きかけといえば、以前、知り合いの画家のアトリエを訪ねたとき、部屋の三分の一くらいの描きかけのカンバスがぶっ積んであったのを思いました。

気に入らないと描かない？　もったいない、売れば一枚うん十万円はするのに、・・・・・なんとゲスな考えでしょう。
壁には、グレコの「男の肖像」の模写が架かっています。
カーテンを通して信州の陽の光と風が入って来ます。
夫人との写真
遺愛の品々
外を見ると、

素晴らしい眺望が開けます。
センスに疑問を感じさせる石灯籠がありました。
画伯の絵葉書を販売していました。
新作　刷り上がり　とか書いてあります。
有名な一枚
画伯のパレット

模範生のような使い方に感心しました。
外に出ると、岩石園です。
岩石園
草笛のデモンストレーションをやっていましたが、その近くに「横山祖道草笛老師」とあり、草笛演奏機なるものがありました。

スイッチを押すと、演奏が聞こえてきました。・・・これは　きっと、冗談だ
と思いました。

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この旅行記へのコメント（11）

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わんぱく大将さん 2012/06/17 08:08:05

国際結婚

pedaruさん

知らん間に、新しい旅行記が。
私がこの世から消えた時に、何が残せるか、と考えると。やっぱり、パレットは色を同系色に揃える方ですね。　（なんのこっちゃ？）

のらないと、作れない旅行記、私も作家？　　それはさっかく。
今日はいまいち。出直します

　大将

pedaruさんからの返信 2012/06/18 06:35:39

RE: 国際結婚

大将さん　お早うございます。

最初「なんのこっちゃ？」と、思いましたが、やっと分かりました。
自分が死後、この世に何かを残すなら、あのパレットのように、きちんと整然ととしたものを残したいということだと解釈しました。

私の場合、物を作る仕事なので、バラバラですが、確実に残ると思います。
１００％満足というわけには行かない作品ですが、良心に従って仕事をしています。

pedaru

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前日光さん 2012/06/11 21:36:17

この絵って。。。

pedaruさん、こんばんは。
初めまして…ですよね？
いつもご訪問や投票等、ありがとうございます<(_ _)>

この小山敬三美術館には、たしか30年以上前に一度訪れたことがあります。
と言いますのは、この絵（たしか「ブルース・ド・ブルガリィ」とかなんとか言ったような気がしますが）、この絵を朝日新聞日曜版で見まして、印象に残り、小諸に行った時に早速訪れたという経緯があります。

久しぶりに見たわけですが、やはりいいなぁと思いました。
堀辰雄の小説とか往年の名女優原節子さんとか、そういった時代を思わせる髪型、古風といえばそうも言えますが、なにか絶滅品種的な美少女のポーズが、とてもいいですよね。

懐かしくなって、思わずコメントしてしまいました。

これからもよろしくお願いいたします。

　　前日光

pedaruさんからの返信 2012/06/13 06:07:04

RE: この絵って。。。

前日光さん　コメントをありがとうございます。

小山敬三は地元でも名門の出で、何不自由なく順調に人生を全うしたように思います。フランスへの留学、美人のフランス人奥さん、画家としての名声、文化勲章、パレットが物語る真面目で几帳面な性格、こんな印象の画家でした。

前日光さんの旅行記、蕎麦屋「山帰来」、拝見しました。これ程こだわりの店、いつか行ってみたいと思います。サンキライは生花でよく使いますが、山帰来と書くとは思ってませんでした。一説では「猿嫌い」からきている、とか聞いています。
ツル状の木で、豆のような実をつけて、皮が弾けると中から赤い実が現れる植物ですが、オブジェ風の生花には嬉しい花材です。飛び散った皮の掃除がたいへんですが・・・

奥日光が好きでよく行きますが、あの空気の澄んだ山の様子が、前日光さんの写真は本当に良く表現していますね。テクニックを聞きたいものです。

pedaru

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大目付さん 2012/06/10 22:20:43

pedaruさん、今晩は〜

パレットを見るとその画家がどんな画家なのか性格が分かりますね。
絵の具の並べ方（パレットへの出し方）から几帳面な方だったようですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜大目付〜

pedaruさんからの返信 2012/06/11 05:51:06

RE: pedaruさん、今晩は〜

大目付さん　お早うございます。

全くそのとおりですね。　私の知る限りではこんなパレット初めて見ました。
几帳面な芸術家なんてイメージがわきませんが・・・・

pedaru

大目付さんからの返信 2012/06/11 09:04:56

RE: RE: pedaruさん、お早うございます。

> 全くそのとおりですね。　私の知る限りではこんなパレット初めて見ました。
> 几帳面な芸術家なんてイメージがわきませんが・・・・

☆どちらかと言えば両極端と思います。几帳面か雑か。パレットに一度こびりつき固まってしまった絵の具を掃除するのは大変でした(>_<)

アルコールをつけたキッチンペーパーやテッシュを固まった絵の具の上に被せてライターで燃やし、柔らかくなったところをパレットナイフで掻き取っていました。ホルベインから「ネオ・ホルベックス」というゼリー状の薬品が出ていますが、それでも取れない頑固な油絵の具には先ほどのようなことをして掃除しました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　〜大目付〜

pedaruさんからの返信 2012/06/13 06:30:07

RE: RE: RE: pedaruさん、お早うございます。

大目付さん　お早うございます。

パレットと悪戦苦闘している様子、経験者で無ければ言えないコメントですね。

私の場合、まだパレットが汚れる前に油絵をギブアップしました。

大目付さんは絵をやられるようですが、いつか旅行記で拝見したいですね。

pedaru

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ひろ★ひろさん 2012/06/10 08:38:14

おはようございます

pedaru様

朝からpedaru兄さんの送る文化に触れさせていただきました。

ひろ★ひろ

pedaruさんからの返信 2012/06/10 17:36:06

RE: おはようございます

> pedaru様
>
> 朝からpedaru兄さんの送る文化に触れさせていただきました。
>
> ひろ★ひろ

文化罪というのもありますよ。文化を過信してはいけませんぞ。

今日は昼間から、でした。

pedaru

ひろ★ひろさんからの返信 2012/06/10 19:04:17

おぉ〜！！

> > pedaru様
> >
> > 朝からpedaru兄さんの送る文化に触れさせていただきました。
> >
> > ひろ★ひろ
>
> 文化罪というのもありますよ。文化を過信してはいけませんぞ。
>
> 今日は昼間から、でした。
>
> pedaru
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文化罪ですか！ブンカザイ・・・

さすがpedaru兄さん、冴えてます（笑）

ひろ★ひろ

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