2012/02/11 - 2012/02/12
318位(同エリア1213件中)
円蔵さん
今回の目的は氷雪の灯祭りと、宿場町に宿泊だった♪
予約は全て友人に頼んでしまいましたが、この辺りの宿場はネットでの予約がまだ出来ないので電話予約。
予約の際に「寒いですが宜しいですか?」と言われたそうです。
でも〜氷雪の灯祭りを楽しむには宿泊は欠かせないし、やっぱり以前から泊まってみたいと思っていたので。
予約♪
http://www17.ocn.ne.jp/~hatago-m/
友人から松代屋さんって所が取れたよと連絡を受け、上のURLサイトを観て見ると。
なんとまぁ、すっげ趣のある宿!!!
普段泊まっているホテルステイとは違った高揚感がありました(笑)
さて、旅籠宿泊とはどんなものでしょう!!
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
馬篭宿を出て国道256号を走り妻籠宿入り。
松代屋さんの駐車場は中央駐車場の前にあります。
そこに車を置き、徒歩で宿場町へ。
裏の方から来る感じなので、表のこの通りに出た時の友人の一言
「ここだったのかぁ♪」
妻籠宿の1番のメイン撮影場所と思われる好立地に松代屋はありました。
16時過ぎでしたが、17時半から始まる氷雪の灯祭りを待って居るカメラマンが数人・・すでにこの場所で待機しておりました。 -
玄関を入って「すいませ〜ん」
するとご主人が現れて。
最後までご主人一人しか逢わなかったけど、一人で切り盛りしているのかな?
今はこの玄関の作りにすげ〜と心の中で絶叫中 -
部屋に案内されます♪
ちょっと写真は振り返って撮っているので・・
奥の方に今入って来た玄関があり、それを抜けてこの橋(下に鯉が泳いでいる池があります)
橋を渡る。 -
橋を渡ると、今回宿泊した部屋になります。
この廊下があり、障子がありって家の造りは山梨の実家がそうなんですよ、懐かしい♪
大好き、こういう日本建築。 -
そして、今回宿泊した部屋です♪
予めサイトで分かっておりましたが。
隣の部屋との境は襖です。
それなので、小さなお子様と同行の旅行は。。もしかしたら宿泊出来ないかもしれません。
一応、襖にも障子にも小さな鍵はありましたが、貴重品はフロントに預ける事が出来ます。
今回は・・・
なんと、僕ら以外に宿泊している客が居なかったので。
手前の6帖間にコタツ、奥の6帖間に布団を敷いてもらって2部屋使わせて頂きました。 -
こちらがコタツの部屋。
テレビは部屋にありません。
「寒いですが」と予め教えて頂いたので寝間着もそれなりのモノを用意して行きました。
覚悟?があったからか。。。
結局、部屋で過ごしている間に寒いとは思わなかった♪
こちらの部屋にはコタツの他にヒーターが焚かれていて。
布団を敷いて頂いた部屋にもストーブが焚かれていました。
夏場、エアコンは4時間200円みたいです。 -
夕食
夕食は部屋食では無く、玄関の奥にある部屋で。
この部屋にはテレビがあり、当時の宿屋の写真や木曽散策の本等がおいてあり。
う〜ん、確か・・カラオケもあったような無かった様な。
この部屋のモノはご自由にお使い下さいと書かれていました。
飲み物も有料であります。
この様な感じの夕食です♪
お蕎麦に山菜、ごはんはおひつで持って来て頂ける、旅館の料理って感じですね。
なんだか、歩いたせいか・・
ご飯が美味しかったせいか。。3杯もおかわりしちゃった(笑)
写真の右の方にある甘露煮。
なんだか分からないまま食べておりました。
味が染み込んでいて美味いねなんて言いながら。
後で部屋に帰って宿泊客が書き記すノートを観て見たら・・
なんと、鯉の甘露煮だった!
甘露煮は初めて食べたなぁ。 -
アマゴの塩焼き。
-
最後に茶わん蒸しとおすましが登場した。
味はめっちゃ美味しい!!!と言う訳ではありません。
しかし、それが美味しいと思える♪
旅籠で食べる料理、最近はこの様な形で頂く旅館のご飯を食べて居なかったからか。。
とても満足の夕食となりました。 -
翌朝撮った写真になっちゃいますが。
橋の上から。
空が剥き出しの場所となります。
泊まった部屋は丁度中央から右に障子がありますが、その部屋です。
夜中、外気は氷点下だったはず。
その外気を遮断するのは障子1枚。
でも、それでも部屋の中は暖かかったんです。
写真の障子の手前、右側にお手洗いがありますが。
お手洗いは冷え込んでおります。 -
女性用が1つ、男女兼用が1つ、男性用が1つ。
昔はボットン便所(失礼)だったみたいですが。
宿泊客からの声でお手洗いが怖いって声が多かったみたい。。
そういう声を聞き入れているみたいで。
現在のお手洗いは水洗で、この様に綺麗になっています。
ただ、ここは冷水しかでません。
温水は別の場所で使えました。 -
お風呂の脱衣所。
写真は翌日なので明るいですが。
御主人に「お風呂は冷え込みます、気を付けて下さいね」と言われた。
服を脱ぐ前にこのストーブで脱衣所を温める(笑)
ドライヤーもありました。
歯ブラシと浴衣もありました。
大きなバスタオルがありませんでしたが、小さめのタオルが3枚ほど用意されておりました。
円蔵は、ホテルステイの時は着替え意外に何も持って行かないので・・
実は歯ブラシとか、タオルあるのかな??って心配になっていた部分も。
バスタオル以外は全て揃っております♪
リンスインシャンプーとボディーシャンプもあり。
今回は男同士での宿泊だったから、化粧水等は無かったけど。。
女性が宿泊する時は用意されているのか?
僕は宿泊の時は、ミクラスで貰えるロクシタンを持って行くんですけどね(笑)それと化粧水も忘れずに持って行きます(笑) -
お風呂
ヒノキのお風呂ですが!
この旅行の1番の鬼門でした!!!
脱衣所はストーブを焚いていたので大丈夫だったのですが。
そこから、ここに入ると一気に冷え込みます!
入る前にお風呂の蓋をあけて・・・
禁断の身体を流す前に湯船に浸かってしまった。。。
だって、全裸で恐ろしく寒かったから。。
思い出しただけでもブルブルきちゃいます。
湯船に入れば暖かいお湯に浸かってのんびりだったんだけどね。
最初は暖まって身体も髪も洗わないで出ちゃおうかと思った位に寒かった。
でも、これも貴重な経験の一つです!
これが旅籠です!多分ね〜 -
2食付きなので、朝食♪
最近はビュッフェとか、或いは朝食無でコンビニのパンとかの朝食が多い中、久し振りに旅館の朝ごはんって感じの王道の朝食を頂きました。
甘く煮付けられた筍、山菜にシャケ。 -
お味噌汁と味噌であえられた何か(笑)
-
そして、愛ある目玉焼き♪
-
朝食を済ませ、そろそろチェックアウト。
朝の9時ですが、先ほどから登場している橋の部分に温度計がありました。
今は何度だろう???
ってマイナス2度。。。。
寒いぜ。 -
部屋から観た橋の部分。
まさに障子1枚で隔てられている部屋と外。
でも、本当に部屋に居る時は寒さを感じる事はありませんでした。 -
朝食を食べている間にご主人が「布団を畳ませて頂きます」と言って
部屋に戻ってみると、廊下に差し込む光が。
木の雨戸によってアートと化していた。 -
廊下から観た中庭。
蔵がありますね〜、先日降った雪が少しだけ残っておりました。
ご飯を食べる部屋に当時の写真が飾ってあるのですが、その中で1枚だけ雪景色の妻籠宿の写真がありました。
御主人に「雪はあまり積もらないのですか?」
と訪ねてみたら「最近は積もらなくなってしまいました、降っても翌日には消えてしまいます」って事で。
雪景色の写真は30年前って仰ってて。
御主人が小学生の時の写真ですと教えて頂いた。
って事は結構僕と年が近いのか!? -
こうして9時半にチェックアウト。
松代屋さん、お世話になりました。
御主人の対応が素晴らしくて♪
ホテルでのスタッフの対応も素晴らしいですが、こちらのご主人の対応は「人」と触れ合える様な感じ。
お風呂の寒さ以外で何も不自由する事が無く、貴重な経験と人としての暖かな御もてなしをして頂けました。
それでは、帰宅日の妻籠宿編に続きます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2012/02/19 22:00:22
- 凄い趣ですね〜〜
- こんばんは〜円蔵さん。
松代屋さんって、本当に宿場町にお泊りになったんですね〜
それにしても、実家がこんな感じって、すごい〜〜円蔵さん。
もしかしてお坊ちゃまじゃないですか。。。それに実家は山梨なんですか!!
美味しいところですね〜っていきなりの食べ物??(笑)
鯉の甘露煮は初めてでしたか?
私はだんな様の実家が長野なので、法事とか家族が集まるときとかは鯉の甘露煮があります。
はらわたまで煮込んであって、、、
それがご馳走らしいですが、私はやっぱり馴染めません。
でも、鯉は好きですよ〜〜
といっても鯉のあらいの方が好みですが(笑)
贅沢に2部屋使って普段のホテルステイからは感じられない雰囲気を感じた宿場町のステイ。。。
素敵な思い出になったでしょうね〜〜〜
たらよろ
- 円蔵さん からの返信 2012/02/19 23:27:12
- RE: 凄い趣ですね〜〜
- こんばんは〜たらよろさん♪
そうなんです!宿場町の中に泊まってしまいました。
宿屋の趣は最高でしたよ〜
そうそう、僕はお坊ちゃんでありません(笑)
実家といっても生まれて暫くしかその家には居なかったので!
まぁ厳密に言うと母親の実家なのですが(笑)
ただ、長い縁側に障子張りの部屋が幾つか並んでいるのをみると、その家を思い出してしまうんです。
山梨は美味しいところですよね〜!
実家(母親の)の方ではすももを栽培しているので、幼い頃に田舎に帰った時はすももばっかり食べていたし。
たらよろさまの旦那さま、長野のご出身なのですね!
鯉の甘露煮は長野のお祝いの席ではかかせないモノなのですか!
今回は鯉とは知らずに食べられましたが、予め鯉と知っていたら・・・
どうだったか(笑)
味は美味しいと思えますが、鯉って言うのがきっとひっかかっていたなぁ(笑)
僕も鯉のあらいは好きなんですよ。
富士山の傍の河口湖辺りの民宿で夕飯時に出て来て。
それは鯉と解っていても食べられました(笑)
今回、旅籠の経験はとっても良かったです。
ただ、カップルではやっぱり無理かも〜って思ってしまいました。
色々とオープンですしね♪
円蔵
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