期待を膨らませた天候が一変する

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９月４日（日曜日）

期待を膨らませていた天候が一変し、あたり雲に覆われ雨である。

山の天気が変わりやすいとは分かっていたが、これほど変わってしまうとは予測できなかった。それほど昨日は晴天だったからである。

朝早くからツアーで昇ってくる人達をホテルの窓から見ていると大体一時間半程度の滞在で又登山電車でツェルマットまで降りてゆく。

ホテル前でスイスの代表的な犬たち（とても訓練されたセントバーナード？）と一緒に多くの人達が記念撮影をして行くのだが、最初に早く昇ってきた日本人のツアーの人達に対してはマッターホルンが見えなくて可哀そうだということで費用を徴収せずにワンちゃんと自由に写真を撮らせていた。我々もワンちゃんと写真を撮りにホテルの部屋から降りてわかったことであるが。

日本ではそのような粋な計らいはないだろうなと思われた。そのあとは次から次へと団体観光客が昇ってきて写真を撮っていたがその人達すべてにそのような扱いをしたかどうかわ分からない。

結局残念ながら大いに期待し朝早く起きて待ち構えたゴルナグラートでの朝焼けの写真撮影はついにできなかった。

ホテルを１１時前にチェックアウトして出る時「とても良い思い出が出来た、我々が滞在できたことにお礼を申し上げます、ありがとう」と伝えたところ、ニッコリ笑ってわざわざ立ち上がり出てきて握手を求めてきて「良い旅を続けてください」との返事が返ってきた。

再びチェルマットへ降りて来て明日の朝焼けの写真を期待することにした。一昨日と同じホテルに滞在したがよりマッターホルンが見える部屋に変更されていた。

今日は日曜日であったが、夕食に良いスイスレストランと思われるところを訪ねたが休みとなっていた、確認したところ主なレストランは皆休みとのこと。日曜日にレストランが閉店は日本では考えられないがしかたなく開いているレストランで食事をとった。

もう一つ、地球の歩き方などの案内書で記載されていて、しかも通路側にある看板で大きく「日本語インフォメーションセンター」と書かれているところ（一番よいホテルの近くにある）があったので尋ねて少し確認したいと考えて滞在中３度ほど訪問したが結局扉が閉まったままで無駄足だった。

扉に小さく都合により休むとのメモがあった・・・このように案内書で書かれているので大丈夫だろうと思っていると違っていることは結構多いので注意が必要。