白川郷・五箇山の合掌造り集落を巡る１泊２日の旅　その２　五箇山編

2011/07/18 - 2011/07/19

４７都道府県のうち、唯一行ったことがなかった富山県。
いつか行きたいとチャンスをうかがっていたのですが、ようやくチャンス到来！
この三連休に五箇山の相倉集落でライトアップ行われるということを知り、それなら行ってみようということになりました。

初日は白川郷で合掌造り集落を見学し、宿に向かいました。そしてその夜、相倉集落のライトアップ見学。

翌日は五箇山の菅沼集落と相倉集落で合掌造り集落を見学し、井波で木彫りや瑞泉寺・八日町通りを見学しました。

エリア 五箇山周辺(富山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車

岐阜県の白川郷を観光した後、今宵の宿、五箇山にある国民宿舎五箇山荘へ。

お部屋は一番安い洋室ツインです。１８日の祝日泊ですが、翌日が平日のため、料金は平日料金で１泊１名１０６５０円とリーズナブル。

宿はリニューアルされて間もないようで、内装はとっても綺麗でした。
部屋はトイレのみ付いてますが、温泉に入るので部屋のお風呂はなくても良いですね。

アメニティー等は、シンプルですね。

洗面スペースもシンプルですが、とても綺麗です。

アメニティーは、男性用のひげそりと歯ブラシのみ。ドライヤーはありました。
大浴場にいけば、女性用の化粧品やクシ、綿棒などはありました。

こちらの宿では、年数回ある相倉集落のライトアップにバスで無料送迎サービスがありました。

そのため夕食は１８時から。ライトアップへの出発は１９時１５分なので、お酒を飲むにはちょっと慌ただしかったかも。
まあ、ライトアップへ行くから、瓶ビール２人で２本だけにしましたが。

メニューは、
アップルビネガーの食前酢（お酒じゃなくてお酢）
卯の花和え
牛サラダ
酢ワラビ
うどのゴマ和え
お刺身　(カンパチ・イカ・海老）
焚き合わせ　(五箇山豆腐・ぜんまい・すす竹・しいたけ・ふき）
牛肉の朴葉味噌焼き
イワナ塩焼き
天ぷら　（五箇山豆腐・かぼちゃ・たけのこ・うわばみ草）

でした。

牛肉の朴葉味噌焼き

写真は撮るの忘れましたが、天ぷら・デザートなどもありました。

さてさて、お楽しみの相倉集落のライトアップです。

他のお客さんと一緒で、５組の夫婦連れが参加しました。
この日の宿泊客は、年齢層も高かったです。

肝心のライトアップですが、現地での滞在時間が１９時半から２０時までと３０分なので、時間は足りなかったですね。
あと、昼間に行ってなかったので、どこに何があるのかわからなかったため、どこをどう撮るか迷ってうろうろしてしまいましたね。

展望台からだと全景も撮れると思いますが、暗かったのと時間がなかったので、撮れませんでした。
マイカーで行ってたら、もうちょっとゆっくり出来たかな。

バスを運転してくれる宿の方がいろいろ説明やお話をしてくださり、とても楽しかったです。
この相倉集落は秋篠宮殿下のお気に入りの場所で、何度か訪問されてるそうです。
で、そのお話を聞いた皇室の方が、五箇山荘にもお泊まりになったとか。３０１号室にお泊まりになったため、このお部屋はバス付きで、そのため全館改装したそうです。

とはいえ、個人で行くとなると夜道も暗くて運転も不安だし、夕食でビールも飲めなかったので、やっぱり宿で送迎があって良かったです。

５月の水田に反射する夜景が綺麗らしいのと、１１月の初雪・３月の残雪のライトアップもあるそうです。
機会があれば、行ってみたいなあ。

ホテルの夜景です。

ホテルの朝食。朝７時から８時半まで。
和朝食と洋朝食のどちらかを選べます。

宿の近くにあった流刑小屋。徒歩３分ぐらいでした。
徒歩だと近道できます。

鍵がかかっていて中には入れないですが、こういう施設が見られるところはなかなかないそうです。
ここは資料を元に作られたので、当時のままではないそうですが。

小さな四角い穴から食事を入れるそうです。

こちらも宿の近くにあった羽馬家。中には入れないようでした。

宿の近くにあった住吉社。

まずは、菅沼集落へ。

駐車料金は５００円。
展望台から全景を眺めます。

個人的には白川郷は観光地化されすぎている感じがしたので、こちらの菅沼集落や相倉集落の方が、風情があって好きです。

観光客がたくさん来た方が地元にとってはありがたいのでしょうけれど、観光客にとっては、ほどほどの集客で風情が残ってる方がありがたいですね。

難しい問題ですね。

昨日の白川郷に引き続き、この辺りもカナカナカナと鳴く蝉のヒグラシが涼やかに鳴いてました。

地域的にヒグラシが多いのでしょうか？

睡蓮がきれいに咲いてました。

この日は、予報では曇りだったのですが、雨が降ってました。

相倉集落へ移動しました。こちらも駐車料金は５００円。

秋篠宮殿下の歌碑。

こちらの相倉集落がかなりお好きなようです。

もやが上がってました。

これで一時期、雨もあがりました。

昨日、この辺りで夜景を撮りました。

夜と昼では雰囲気も全然違いますね。

なんだか作り物みたいにカラフルな模様のお花でした。

観光バスのミステリーツアーの団体さんがバス５台でやってきてにぎやかになりました。

個人的には、「ミステリーツアーって、どこに行くかわからないのに参加者がいるの？」って思ってましたが、人気のツアーなんですね。

こういう穴場的なところに連れてきてもらえるんですね。
先日は佐渡島の大野亀にカンゾウを見に行くミステリーツアーに行ってきたという団体さんもみかけました。

昼食は相倉集落の中の「まつや」で天ざるを食べました。

このあと、井波へ行き「井波彫刻総合会館」へ。

井波って、欄間を飾るような彫刻が有名だそうです。

彫刻には、おひな様も多かったです。

この会館の中は、撮影禁止なので、いろいろな彫刻があったのですが、写真は撮れませんでした。

鷲の形をしたベンチ。

右側には、おひな様のベンチ。

ここの道の駅の入り口に七福神の彫刻もあるんですが、ちょうどミステリーツアーのバスの一団が駐車していたので写真撮れず。。。（残念）

壁の彫刻は十二支を描いています。
ちゃんと十二支いました。

この彫刻総合会館は道の駅井波に併設されています。
入館料は５００円。館内は撮影禁止。

このあと、井波別院　瑞泉寺へ向かいました。

お寺の駐車場は、この八日町通りの手前にあり、離れてました。

八日町通りは、とても風情のある門前町でした。

八日町通りにあった酒屋さん。

この看板（酒樽など）は彫刻で出来てるんです。
のれんの向かって右横にあるのも彫刻です。
この門前町にあるお店の看板などは、ほとんど彫刻で出来ていて、見て歩くだけでも楽しかったです。

井波別院　瑞泉寺です。

このお寺が井波彫刻発祥のお寺だそうです。
また一向一揆の拠点にもなったそうです。

拝観料は３００円。

お寺の本堂。

中はほんと素晴らしい彫刻がたくさんありました。
お寺の外観などは撮影できますが、内部は撮影禁止でした。

右が太子堂で左が宝物殿。

宝物殿では、鎌倉時代の絵巻物などを見ることができました。

お寺側からみた八日町通り。

こちらの和菓子やさんの横にあるようこそ・・・と書いてあるのは、からくり仕掛けになっていて、板がぱたぱたと音をたてて変わるんです。
これが、お茶どうぞに変わるので、「ようこそぞ」になってます。
（ちょうど変わりかけだったので、最後の「ぞ」だけが残ってるんです）

ここのお店の名物はピンクと白の田舎まんじゅうです。
しっかり買って帰りました。甘さ控えめでした。

駐車場の横にあった彫刻。

ほんとココでは、お寺の消火器の横の看板も彫刻でした。
お寺の中だったので写真が撮れなかったんですが。

帰りのSAでの夕陽。
高速道路を通過中に二重の虹が出ていました。
さすがに高速道を走行中には写真撮れませんでした。