2011/05/04 - 2011/05/04
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まみさん
今年は少し森林公園とは縁が薄いかもしれません。
代わりに、年間訪問回数を稼ぎつつあるのが、同じ国営公園の昭和記念公園です。
5月7日の土曜日には、昭和記念公園コミュニティのオフ会に誘われていたのですが、残念! その日はすでに別の予定が入っていました。
今年のGWでは貴重だった、申し分ない天気の5月4日。
2月のフクジュソウと梅の季節以来、なかなかチャンスがなかった森林公園に久しぶりに行くつもりでした。
ところが、ピクニック日和という好天気と、この日と翌日が森林公園が無料入園日だったせいか、行く前にいつものように森林公園駅前の東武レンタルサイクルに自転車の予約をしようと電話を入れてみると、本日は予約を受け付けておらず、しかも自転車はもうすぐ全部借りられてしまいそうだということが分かりました(泣)。
自転車がレンタルできなくても、森林公園は十分楽しめます。
駅前からバスが通っているし、園内バスも走っているし、今の季節の一番目当てのアイスランドポピーのある運動広場までは、徒歩があまり好きではない私でも、南口から歩こうと思えば歩いてアクセスできないこともない距離ですから。
でも、私は、森林公園では、自転車で自由気ままに回ることに慣れてしまいました。
駅前のサイクリングコースでの撮影だって楽しみだったんです。
なので、どうしても自転車で回ることにこだわりたかったので、今回は、森林公園をあきらめることにしました。
自転車がレンタルできそうにないGWの無料入園日に行かなくても、そしてアイスランドポピーの時期でなくても、森林公園にそそられて出かけるチャンスは、この先きっとあるはずです。
そして、行き先を急遽、昭和記念公園に変更することにしました。
というわけで、コミュニティのみなさんよりも3日早く、盛春の、あるいは初夏の昭和記念公園を訪れました。
<GWの新緑の時期の昭和記念公園の旅行記シリーズ構成>
■(1)さわやかな新緑を愛でながらムサシアブミを見つけるまで
□(2)風に揺れるアイスランドポピーと最後まで楽しませてくれた名残りのチューリップ
森林公園なら、今の時期の目当てはアイスランドポピーと、それから野草コースのマムシソウやクマガイソウあたりでした。
アイスランドポピーは昭和記念公園でも今が見頃です。
しかし、野花撮影欲は昭和記念公園ではあまり満たせそうにありません。
桜以来、花木や園芸種の花らしい花ばかり追いかけていたので、そろそろ可憐な野花を撮りたくなりましたが、昭和記念公園では無理でしょう。
───と思っていたら、西立川口ゲートで、本日の昭和記念公園ではムサシアブミが見られることが分かりました。
デジカメを手にして6年目、主に花ばかり追いかけてきましたが、それでもムサシアブミはまだお目にかかったことのない花です、バンザーイ!
たちまち、アイスランドポピーよりムサシアブミが第一目的にとって代わりました。実際に見つけるまでは@
なので、アイスランドポピーよりまずはムサシアブミを探しに、西立川口を背にして右回りのコースをとりました。
もちろんその途上でも、他にいろんな花撮影を楽しみました。
特にオオデマリとコデマリには妙に熱が入ってしまいました。
新緑の清々しさも、この季節なら毎年のことであっても、感動的でした。
ムサシアブミはマムシソウに似ていました。
正直、可憐な野花というよりは、頭をもたげたマムシに見えたくらい、不気味な花でした。
だけど、ムサシアブミを見つけた段階では、すいでにいろんな花を撮っていたので、その中に可憐な野花は特になかったけれど、もう不満はありませんでした。
いや、すでに今年も撮った花ですが、野花を撮りたいという欲は、シャガが満たしてくれたせいかもしれません。
昭和記念公園公式サイト
http://www.showakinenpark.go.jp/
リアルタイム花ブログ
http://www.showakanricenter.jp/
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西立川駅改札前にて
季節にあわせて鯉のぼりの展示がありました。
駅員さんの手作りでしょうか。
ほのぼのとします。 -
西立川駅改札を出たところ
がんばろう日本、がんばろう東北、怪獣も応援してるぞー!
って、復興する片っ端からぶっこわされそうな気もしますけど(苦笑)。 -
本日の花の開花状況をチェック!
これをチェックして、どう回ろうかコースをだいたい決めます。
シャーレーポピーはまだなので、アイスランドポピーのある西花畑まで回ればいいや。
ネモフィラとシバザクラはチューリップのときの二週間前に十分楽しんだので、これもスルー。
だって今の私に、このあいだ以上のものは撮れそうにないから。
森林公園で野花が撮れなかった代わりに、ムサシアブミ、これはぜひ見に行かなくちゃ!
デジカメを手にして花を追いかけて6年目。
でもムサソアブミを見て写真を撮るのはこれが初めてになります。 -
新緑生い茂る清々しい初夏の西立川ゲート前広場
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新緑浴は気持ちいい@
水鳥の池のおかげで、清々しさがグレードアップ@ -
緑のモミジも美しい・その1
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緑のモミジも美しい・その2
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ちょっといびつなところが可愛い椿さん
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水鳥の池のほとりのあの白い花木は…?
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コデマリと呼びたくなった、オオデマリの記憶よりちっちゃい花
こうして撮ると大きく見えますが、私の知るオオデマリからするとささやかで、ちっちゃくて……それゆえにとっても可愛らしかったのも確か。
「おおでまり(大手鞠)/スイカズラ科ガマズミ属
オオデマリはコデマリに対してつけられた名前だろうが、どちらが先かわからない。別名テマリバナともいう。本州以西の日本各地に自生するヤブデマリから生まれた品種といわれ、野生では見つかっていない。高さ2mぐらいになる落葉低木で、白い小花が多数集まって大形で球状となり、枝の先端部に数個ずつつく。その枝の姿が豪華なので庭木として喜ばれる。野生種のヤブデマリはカクアジサイと同じく外側の花だけが装飾花となっているが、オオデマリはアジサイと同じく全体が装飾花となっている。ただし、アジサイは萼が花弁化し、オオデマリは花冠が大きくなった点が異なる。
オオデマリの仲間(ガマズミ属)は秋になると果実が紅または橙紅色に美しく色づくものが多い。カンボク、サンゴジュ、ヤブデマリなどである。しかしオオデマリは全部が装飾花なので果実はつけない。」
(図書館で借りた「花ごよみ花だより」(八坂書房)より) -
緑の中で淡く光るオオデマリ
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緑に染まった水鳥の池を背景に
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西立川レンタルサイクルの前は長蛇の列!
お昼頃に来たのでは、こうなるでしょうと予測済み。
でも、ここ昭和記念公園は徒歩でも十分回れるので、この時期にレンタルサイクルはもともと当てにしませんでした。 -
まだまだがんばるハナミズキ
きれいな状態の花が減りましたが、遠目からなら緑まじりでもまだまだきれいな花木でした。 -
秘密基地になりそうなオオデマリの木
子供がすっぽりと@ -
うん! オオデマリはこうでなくっちゃネ@
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コロコロの玉がぎっしりのオオデマリ
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すばらしい大木のオオデマリ・その1
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すばらしい大木のオオデマリ・その2
同じ木を上から見たところです。 -
シャガの群生に光が差し込んで・その1
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シャガの群生に光が差し込んで・その2
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こっちがホントのコデマリ@
名前は大小の違いだけですが、花や葉のかんじは大きく違っています。
明らかに違う仲間です。
「こでまり(小手鞠)/バラ科シモツケ属
中国大陸中部が原産地とされる落葉低木で、ごく普通に庭木として植えられている。日本への渡来は古く、江戸時代以前にはススカゲ(鈴懸)と呼んだ。コデマリの名は江戸初期につけられたものという。
枝はよく分枝して群生し、高さ1.5〜2mになり、先端部はやや傾斜することが多い。葉は長楕円形で3〜4cm、上の半分に鈍鋸歯がある。花は白色で、7〜10mmの五弁の小花が多数集まってほぼ球形の花序となり、これが枝上に連続して並ぶ。和名は多数集まった丸い花序の姿を表現したものである。
コデマリの仲間(シモツケ属)は日本を含む北半球の温帯と亜寒帯に広く分布し、80種以上がある。庭木として利用されているものも多く、ユキヤナギ、シモツケ、シジミバナなどは普通に見られる。よく似た名で花が大形のオオデマリはスイカズラ科の落葉樹である。」
(図書館で借りた「花ごよみ花だより」(八坂書房)より) -
ともしびの中のコデマリ
まだつぼみまじりの一角をこんな風に撮ってみました。 -
つぶつぶの可愛いつぼみもアクセント
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そよぐ緑の中のコデマリ
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小さな白い翼の妖精が飛び回っているよう
原始シクラメンです。 -
うす桃の翼をはためかして
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昭和記念公園にぼたん苑もあったとは
本当に花の懐石料理と比喩できる昭和記念公園です。
季節の花を逃さない! -
ざっくりとぼたん苑を回る
やっぱりぼたんはいいなぁと思いました。
毎年、この季節に見に行っているけれど、飽きないです。
明日は東松山のぼたん園に行くんだという気持ちを改めて強くしました。 -
園内のあちこちにあった見事なオオデマリ
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サクラソウとタンポポのふれあい
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石段の隅でひっそりと自己主張@
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大盛況のみんなの原っぱ
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バンドの音楽が素敵なBGM
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やっと見つけた、ムサシアブミ!
ムサシアブミが咲いている「野草コース」というのがなかなか見つからなくて、みんなの原っぱのところまで来てしまいました。
行き過ぎたかと心配しましたよ。 -
こちらの様子をうかがう蛇のようなムサシアブミ
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こうして見るとちょっと、いや、かなりグロテスク(苦笑)
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仲の良いムサシアブミの親子@
マムシグサによく似ています。
以前森林公園で撮影したマムシグサの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/19055703/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/19055714/
関連の旅行記
「雨上がりの新緑の森林公園にてPowerShot SX 210 ISデビュー(2)ジュウニヒトエにハマった野草コースと疎林広場のマツバウンラン」(2010年4月29日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10457794/
その前の年に撮ったマムシグサの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15919278/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/15919286/
関連の旅行記
「新緑の季節の森林公園にてPowerShot 200 ISデビュー(2)野草コースで、光学12倍ズームの威力にくらくら」(2009年4月26日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10330583/ -
ぽっきり折れた仏炎包の中身
これがホントの花の部分? -
仏炎包が破けたあわれな姿
仏炎包みは内側の方が色鮮やかで見事なストライプ模様でした。
「GWは盛況な昭和記念公園(2)風に揺れるアイスランドポピーと最後まで楽しませてくれた名残りのチューリップ」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10566283
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