やっと晴れた連休３日目に、今年も梅と福寿草を求めて森林公園へ（１）晴天と曇天の下の梅林と仲間たち

2011/02/13 - 2011/02/13

２月の連休３日目の日曜日、やっと花撮影散策に良い天気となりました。
ぽかぽかの日差しは暖かかったけれど、風が冷たかったので、森林公園に行くのに、先週のチューリップのときのようなサイクリング日和とは言い難かったです。

でも、いいんです。
本日は、森林公園の南口から徒歩で行くしかない梅林の梅と福寿草が目当てですから。

この連休は昭和記念公園にセツブンソウを見に行こうかなと考えていましたが、結局晴れたのが日曜日だけで、しかも時間が限られてしまったので、森林公園の梅と福寿草が見頃を迎えたという公式サイトの情報を頼りに、行き慣れた森林公園に出かけました。

ただ、梅は確かに見頃を迎えていましたが、梅林全体が梅色に染まるにはまだまだでした。
もっと梅盛りのときを知っているだけに、梅には早すぎたとちょっと後悔しました。
しかも、先に福寿草撮影に夢中になっている間に、午後３時すぎには早くも太陽が雲の後ろに隠れて、梅林に日が射さなくなってしまいました。
寒々しくなった梅林はあまりそそられず、2011年の梅撮影開幕としては、満足にはほど遠かったです。

それもこれも寝坊したり、行きがけに自宅から最寄りの駅まで乗るはずのマイチャリがパンクしたりして出かけるのがすっかり遅くなってしまったせいでもあるので、半分以上は自業自得。

曇天になってからめっきり人が減ったため、なるべくよい開花状態の梅の木を探して全体の写真にトライしました。
よく見るときれいな状態の花はたくさんあったのですが、写欲にエンジンがかかるには時間不足でした。

でも、マンサクは、福寿草の前にぽっかぽっか陽気の中で撮ることができました。
ただ、開花がまだ先の菜の花はともかく、スイセンはまだまだ数が少なくて、撮り損ねてしまいました。

というわけで、今回は梅と福寿草目当てといいながらも、梅は完全に福寿草の脇役となってしまいましたが、福寿草をハイライトに、まずはプロローグとエピソードとして、福寿草撮影の前後に撮った写真を集めました。

森林公園公式サイト
http://www.shinrin-koen.go.jp/

＜これまでの森林公園の梅の旅行記＞
2010年２月14日
「福寿草と梅の森林公園2010（1）梅とたっくんとチューリップみたいな福寿草@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10429794/
「福寿草と梅の森林公園2010（2）開花状況が極端に割れた今年の梅林」
2009年２月15日
「早春フェスタの森林公園（2）５分咲きでも溜め息が漏れた梅林」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10311323/
2008年３月２日
「森林公園、２度目の梅と福寿草まつり（1）ウメ、リベンジなる！」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10222864/
2008年２月17日
「梅と福寿草まつりの森林公園（2）マンサクと、まだちょっとのウメ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10219779/
2007年２月11日
「武蔵丘陵 森林公園その３：癒しの梅花、近くで撮れれば満足さっ！」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10125281/

エリア 東松山(埼玉)

一昨日の２月11日現在の花・自然みどころマップ

先週よりもみどころの花が増えています。
チューリップはまだ見頃です。
でも、今回の目当ては梅林の梅と福寿草です。

森林公園駅に到着したのは13時40分。
すっかり遅くなってしまいました。
通い慣れた森林公園だという油断があった上、一昨日、ついに新しいパソコン（Mac Book Pro 13インチ）を買って、昨日の夜中にソフトウェア・アップデートをしてしまったら予想外に時間がかかって夜更かしし、寝坊してしまった私が悪いンです。
その上、自宅から最寄駅に向かおうとしたら、マイチャリがパンクしてしまうし（泣）。
閉園時間は16時なので、森林公園に着いても散策できる時間は１時間そこらでしょうか。
それでも森林公園をあきらめるには、天気が良過ぎました。
たとえ１時間でもいいから回れたら……とやって来ました。

南口広場に駐輪して、梅林に向かう

森林公園に到着、13時55分。閉園の16時まで２時間ほど。

梅林までは徒歩で行くしかありません。徒歩15分。私の足でもだいたいそんなものでしょう。
３月末から４月になったら桜が咲く道をてくてく歩きました。

桜の時期のこのあたりの写真がある旅行記
「念願の桜の季節の森林公園（3）満開の桜、リベンジなる！」（2008年４月５日）
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10231465/
「春、ぎりぎり森林公園── IXY Digital 70、おそらく最後の活躍（1）満開は逃したけど、桜吹雪と桜じゅうたん@」（2009年４月11日）
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10325777/
「光のどけき春の日の森林公園（1）静心なく花の散る前@」（2010年４月11日）
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10448278/

まだキャベツ畑のようだった菜の花

吾妻山公園のような一面の菜の花畑はまだまだ先です。

関連の旅行記
「ひと足早くに春を求めて埼玉からはるばる湘南の吾妻山公園へ（3）青い空と青い海と青い山と一面の黄色い菜の花」（2011年１月22日）
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10540112

残っていた雪だるま

昨日の２月12日は雪が降ったんでした。
うちの近所は積もらなかったし、降っている間は外に出かけませんでしたから、忘れていました。

まだ咲きたての、でもなんだか美味しそうな菜の花

うっすら梅色となった梅林

うーん、全体が見頃になるのはもう少し先でした。

梅林に近付く

早咲きの紅梅はいい色を出しているようですが。

まだ可憐な姿のマンサク

いや、これでも十分花盛りかな。

青空と黄色い花びらとお洒落な枯れ葉

にぎやかに踊るマンサクの花たち

もじゃもじゃの魅力

風に揺れるマンサク

逆光で、淡いレモン色に

光を透かす、八重寒紅

逆光側です。

まだ寒くても紅い花を咲かす八重寒紅

順光側。
近付いてみたら、残念ながらいまひとつ咲き具合がきれいでなくて、近影したいと思えるほどではありませんでした。
ビミョーな開花状況のときって、写欲にエンジンがかかるまで時間が要るんです。

八重寒紅の紅とロウバイ

ころんころんと丸いので、満月ロウバイかしら。

このあとは、もっぱら福寿草撮影に萌えました。
そちらはつづきの旅行記にて。
「やっと晴れた連休３日目に、今年も梅と福寿草を求めて森林公園へ（２）黄昏の光を浴びて輝く福寿草」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10546126

サーモンピンクの花香美（ハナカミ）

午後３時すぎ。すっかり日が落ちてしまいました。早いよぉ。

おしくらまんじゅう

花香美───ハナガミって最初、読んでしまい、ええっ、と思いました@

早咲きの白梅、月宮殿

曇天だとどうしても寒々しくなってしまいます（泣）。
そのせいで、こんなによく咲いているのに、近くで撮る気になれませんでした。

淡いピンクの花に少し慰められて

品種名分からず。

もう一度、月宮殿を仰ぎ見る

ころんと丸い花がキュート

品種名分からず。

１つだけ咲いている姿は寒空の雰囲気に似合う！？

古金衣闌

さっきのピンクの花と違って、こちらの花は１つ１つが距離をおいて咲いています。

中央道路に近い一角は申し分ない開花状況

お気に入りの乙女の袖です。
お気に入りの梅がたくさんある１番小高い一角は開花が早いようです。
なので、梅林全体が１番よく梅色に染まる頃には、むしろこのあたりの梅はピークを過ぎてしまうんです。

でもまだ乙女の袖になるほど咲いていなかった、乙女の袖

八重寒紅、つぶつぶ

古郷の錦のみなさん

名札はありがたい@

松によりそう古郷の錦

涙して袖ふるような、乙女の袖

鋭い枝ぶりに風情を感じて

開花状況の良い梅を仰ぎながら、少しずつ来た道を戻る

近くで撮るには写欲のエンジンがかかるのに時間が足らなかった月宮殿

冬の梅林

おやっ、もう誰もいない……！？

独占状態もいいけれど……。

八重寒紅を振り返る

梅の木の根元には福寿草が咲いているのですが、夕方になってもうすっかり花を閉じたようです。

寒々しい空気の中に、少しだけ明るさを呼び戻す花たち

「やっと晴れた連休３日目に、今年も梅と福寿草を求めて森林公園へ（２）黄昏の光を浴びて輝く福寿草」へとつづく。
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10546126