2011/01/29 - 2011/01/30
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どーもくんさん
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年末にNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」を見て四国の松山に行くことにしました。
羽田からJAL機で松山空港へ行き、リムジンバスで道後温泉に直行しました。機内は週末にもかかわらずビジネス客で賑わっていたのが意外な印象を受けました。さすが瀬戸内の工業地帯と感心した次第です、
泊まったのは道後温泉オールドイングランド道後山の手ホテルで、元々は和風旅館だったそうですが、改装する際に英国テイストのホテルにしたそうです。坂の上の雲の主人公の一人、秋山好古のお墓のすぐ近くです。
松山市内は観光に大変に力を入れていて、坂の上の雲や夏目漱石の坊ちゃんにちなんで「坊ちゃん列車」や「マドンナ」姿の観光ガイドなど、道後温泉は訪れる観光客をもてなす演出にあふれていました。
私の日常の生活の中で東京の市ヶ谷は大変に良く行くところなのですが、秋山兄弟の下宿時代のゆかりの場所が沢山ある割には、何も無いのと好対照です。
大変楽しい1泊2日の旅でした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JALグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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羽田8:20発のJAL松山行きで出発しました
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クラスJに変更できたので、気分もゆったりです。
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冬の南アルプス上空を通過します。仙丈ケ岳などの3000m峰だと思います。この時期に登山で山頂に行こうと思うと、なかなか大変です。
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松山空港に間もなく着陸です。
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機内は土曜日にもかかわらず、ビジネス客が意外と多かったです。
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道後温泉までは空港リムジンバスで直行です。
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バスは伊予鉄市内電車の道後温泉駅の前につきます。
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今夜は道後温泉 オールドイングランド 道後山の手ホテル
に泊まります。チェックイン可能時間より早かったので、荷物を預けて散策に出かけます。 -
どう回るかを事前にあまり決めていなかったので、先ずは道後温泉商店街アーケード入り口にある観光案内所に立ち寄りました。
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ちょうど坊ちゃん列車の時間でしたので、先ずは乗ってみることにしました。道後温泉駅で乗車券を買うと整理券が発行されます。
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坊ちゃん列車へは整理券の1番から順に乗り込むことができます。
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この日は、そんな混雑することはなく、車掌さんのパフォーマンス混じりの案内を聞きながら列車の旅を楽しみます。
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松山市駅終点に到着です。ここで機関車は方向転換します。これがなかなかユニークで面白いです。
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お客さんが全員下車すると、手作業で機関車を切り離します。
ちなみにこの機関車は蒸気機関車風の外観をしていますが、観光用で、実はディーゼル機関車です。 -
ハンマーで叩きながら連結器をはずします。
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機関車を渡り線の真ん中あたりに移動させます。
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何と!機関車に内蔵されたジャッキで機関車全体を持ち上げます。そして車掌さん。機関士さんが力を合わせて方向転換させます。
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線路と車輪がうまく噛み合うように位置決めして、ジャッキを下します。
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線路にうまく乗ったら、機関車は道後温泉方向に移動されます。
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今度は客車を移動させます。客車は方向転換の必要はありませんが、機関車の後ろに連結すべく、道後温泉方面行きの番線に移動させていきます。
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ポイントの先まで、線路の終端ギリギリに寄せます。
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渡り線の中央部には、機関車をジャッキアップさせるための土台があります。
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人力で渡り線を押していきます。
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機関車に客車を連結したら、発車時間まで、普通の市内電車の邪魔にならないように、線路の末端に寄せておきます。
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まるで鉄道模型のような、方向転換術に大感動でした。
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松山市駅のある伊予鉄高島屋の屋上観覧車「ぐるりん」に乗ってみることにしました。
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1人500円と意外にいい値段です。市内電車の1日券を使う日に乗るとお得なようです。
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デパートの屋上の観覧車。とても懐かしい感じです。
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次第に高度を上げてくると松山城がとてもよく見えます。
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こちらはJR松山駅方向です。遠くは三津方面だと思います。
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最高地点に到達です。松山市内が一望できて意外に楽しいです。
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市内電車の松山市駅が眼下に見えています。
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お昼は伊予鉄高島屋のレストランでパスタを食べました。
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伊予鉄高島屋でパスタを食べた後は松山城に向かいます。徒歩で市内を歩きながら辺りを散策します。
南堀端付近。ホテルJALシティ松山 が見えています。 -
南堀端から堀之内に入ります。
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南堀端から花園町方向を眺めます。
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来週は松山マラソンがあるようです。
東京マラソン以来、各地で市街地のマラソン大会が多数開催されるようになりました。 -
堀之内に入ると直ぐにNHK松山放送局があります。
当然といえば当然ですが、ロビーでは「坂の上の雲」の番組宣伝が沢山ありました。 -
NHK松山放送局の隣には愛媛県美術館新館があります。
こちらもNHKとご縁がありそうな・・白洲正子展が開催されていました。 -
堀之内から松山城二之丸史跡公園を望みます。
堀之内は美術館や運動場があり、野球の試合を終えた子供たちが列をなしています。 -
愛媛県庁本館。昭和4年竣工で築80年。設計者は久松邸萬翠荘も手掛けた木子七郎氏です。
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愛媛県庁本館は観光施設ではないので、通常は内部の見学はできませんが、年に1回程度、休日見学ツアーが開催されることもあるようです。
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ヘルメットをかぶって自転車に乗る女子学生。
安全に気を配る姿勢は都心を走るスポーツ車を始め皆にも見習ってほしいものです。 -
松山城二之丸史跡庭園に入ります。こちらを見学した後に松山城に歩いて登るつもりです。
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松山城二之丸史跡庭園は、藩の中枢としての役割を果たす表御殿と藩主の家族の住居、奥御殿からなっています。
見学はかつての通用口にあたる多聞櫓の門から入ります。 -
松山城二之丸史跡庭園に入ります。
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先ずは多聞櫓の内部にある展示を見学します。
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多聞櫓を出て庭園に出ます。
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聚楽亭。茶会などが催される場所です。
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聚楽亭。大変に日当たりの良い縁側です。
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屋敷の多くは失われていて、礎石だけが広がっています。
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梅が咲き始めて早春の気配を感じました。
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さすが松山です。庭園内にも伊予柑がありました。
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勝山亭。抹茶の茶席があるようでした。
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多聞櫓の出入り口に戻ってきました。
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黒門口登城道から松山城まで歩いて登ることにしました。
登山道ではなく登城道(とじょうどう)と呼びます。 -
松山城二之丸史跡庭園を回り込むように道が続きます。
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石垣に歴史を感じます。
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楓門の前を過ぎて山道のようになってきます。
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登山道のような様相を呈しています。
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樹林の中の道を登ります。
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次第に斜度が急になってきます。
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大手門跡に到着です。
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ここから先が本丸です。太鼓櫓が見えています。
続編につづく
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