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ドイツのローテンブルグで行われる鍼灸学会(TCM KONGRESS)にて、師匠による3日間のセミナーが始まりました。<br /><br />実技のビデオ撮影をするのが私の役目。録画されたビデオは学会からDVDで販売されるため、絶対にミスは許されません。<br /><br />師匠のため、そして日本鍼灸を広めるため、私も全力で頑張りました。<br /><br />緊張感と疲労感に包まれた3日間でしたが、普段のバックパッカーの旅では口に出来ない、美味しい酒や食事も楽しむことが出来ました。<br /><br />3日間の様子をダイジェストで紹介します。<br /><br /><br />-------------------------------------------------------<br /><br />旅のスケジュール:2010/5/11から5/20の10日間<br /><br />5/11 上五島-博多<br /><br />5/12 福岡-香港<br /><br />5/13 フランクフルト-ローテンブルグ<br /><br />5/14-16 ローテンブルグ<br /><br />5/17 フランクフルト-香港(5/18)-台北<br /><br />5/19 台北-福岡-フェリー<br /><br />5/20 帰宅<br /><br /><br /><br />※今回の目的地はドイツですが、訪問エリアは日にち別に選択してあります。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

【ドイツへの旅 2010】 その4 ローテンブルグ~ドイツの鍼灸学会編

11いいね!

2010/05/14 - 2010/05/17

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がおちん

がおちんさん

ドイツのローテンブルグで行われる鍼灸学会(TCM KONGRESS)にて、師匠による3日間のセミナーが始まりました。

実技のビデオ撮影をするのが私の役目。録画されたビデオは学会からDVDで販売されるため、絶対にミスは許されません。

師匠のため、そして日本鍼灸を広めるため、私も全力で頑張りました。

緊張感と疲労感に包まれた3日間でしたが、普段のバックパッカーの旅では口に出来ない、美味しい酒や食事も楽しむことが出来ました。

3日間の様子をダイジェストで紹介します。


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旅のスケジュール:2010/5/11から5/20の10日間

5/11 上五島-博多

5/12 福岡-香港

5/13 フランクフルト-ローテンブルグ

5/14-16 ローテンブルグ

5/17 フランクフルト-香港(5/18)-台北

5/19 台北-福岡-フェリー

5/20 帰宅



※今回の目的地はドイツですが、訪問エリアは日にち別に選択してあります。









同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2010年5月14日(金) 【旅の4日目】<br /><br />今朝は早く目覚めた。昨夜は緊張で眠りが浅かった。<br /><br />ちょっと宿の付近を散歩してみよう。<br /><br />

    2010年5月14日(金) 【旅の4日目】

    今朝は早く目覚めた。昨夜は緊張で眠りが浅かった。

    ちょっと宿の付近を散歩してみよう。

  • ユースホステルは城壁のすぐ近くに建っており、城壁の上を歩くと森の眺めが良い。<br /><br />☆朝の音を録音しました。野鳥の声がきれいです。<br /><br />http://www.voiceblog.jp/gaochin/1211764.html<br /><br />

    ユースホステルは城壁のすぐ近くに建っており、城壁の上を歩くと森の眺めが良い。

    ☆朝の音を録音しました。野鳥の声がきれいです。

    http://www.voiceblog.jp/gaochin/1211764.html

  • 森に囲まれたローテンブルグの街。<br /><br />石の文化は長持ちする。<br /><br />やはり欧州は歴史の古さから来る重厚さが魅力的。<br /><br />

    森に囲まれたローテンブルグの街。

    石の文化は長持ちする。

    やはり欧州は歴史の古さから来る重厚さが魅力的。

  • いよいよ師匠によるセミナーの開始。<br /><br />本日は「経絡治療の基礎」を6時間30分かけて講義する。翻訳の時間があるとはいえ、日本ではありえないタフな内容だ。それだけ欧州に対する思いが強く表れているのだろう。<br /><br />弟子達も一丸となってサポートに徹する。

    いよいよ師匠によるセミナーの開始。

    本日は「経絡治療の基礎」を6時間30分かけて講義する。翻訳の時間があるとはいえ、日本ではありえないタフな内容だ。それだけ欧州に対する思いが強く表れているのだろう。

    弟子達も一丸となってサポートに徹する。

  • 師匠の首藤傳明先生と通訳・翻訳家のS・ブラウン氏。<br /><br />これまでアメリカで10回のセミナーを行ってきた、良きパートナーである。

    師匠の首藤傳明先生と通訳・翻訳家のS・ブラウン氏。

    これまでアメリカで10回のセミナーを行ってきた、良きパートナーである。

  • 実技が始まると、私の出番。<br /><br />会場の人に見やすいよう、手持ちで手技のクローズアップを撮る。<br /><br /><br />

    実技が始まると、私の出番。

    会場の人に見やすいよう、手持ちで手技のクローズアップを撮る。


  • こんな感じで撮る。<br /><br />後ろのスクリーンに映されたのが、手技のアップシーン。<br />指先の動きを分かりやすく映すことで、勉強する人の理解が高まるのだ。<br /><br />首藤先生の動きは非常に速く、証や症状から先を予測して撮らないと間に合わない。<br /><br />私は先生の治療院で臨床を撮り続けるうちに、どうにか動きについて行けるようになった。

    こんな感じで撮る。

    後ろのスクリーンに映されたのが、手技のアップシーン。
    指先の動きを分かりやすく映すことで、勉強する人の理解が高まるのだ。

    首藤先生の動きは非常に速く、証や症状から先を予測して撮らないと間に合わない。

    私は先生の治療院で臨床を撮り続けるうちに、どうにか動きについて行けるようになった。

  • ビデオカメラのVX-2100はケーブルも含めてかなり重い。<br /><br />長時間の撮影は無理があるだろうが、やるしかない。

    ビデオカメラのVX-2100はケーブルも含めてかなり重い。

    長時間の撮影は無理があるだろうが、やるしかない。

  • 昼食休憩。谷を見下ろすレストランで食事となった。<br /><br />私はこの時点で腕がパンパン。午後の撮影がもつか不安になっていた。<br /><br />

    昼食休憩。谷を見下ろすレストランで食事となった。

    私はこの時点で腕がパンパン。午後の撮影がもつか不安になっていた。

  • ファインダーの先で師匠がこちらを見据えていた。<br /><br />きっと私が情けない顔をしていたのかもしれない。あるいはカメラの動きが悪くて治療の邪魔になってしまったのか?<br /><br />どちらにせよ、「気合を入れろ」というサインだと思って午後に向かうことにする。<br /><br />しかし、まずは食事だ。

    ファインダーの先で師匠がこちらを見据えていた。

    きっと私が情けない顔をしていたのかもしれない。あるいはカメラの動きが悪くて治療の邪魔になってしまったのか?

    どちらにせよ、「気合を入れろ」というサインだと思って午後に向かうことにする。

    しかし、まずは食事だ。

  • 私が注文したソーセージ。<br /><br />一口カリッと食べる。美味い!これはイケル。<br /><br />イモは酸っぱくてダメだが、ソーセージとパンは最高だ。<br /><br />

    私が注文したソーセージ。

    一口カリッと食べる。美味い!これはイケル。

    イモは酸っぱくてダメだが、ソーセージとパンは最高だ。

  • 隣席の人のソーセージ。<br /><br />これも1本食べてみる。<br /><br />ゲッ! 味がキュッと凝縮されて美味い。なんだこのソーセージは。<br /><br />正にシャウエッセンを凌ぐ本場の味。

    隣席の人のソーセージ。

    これも1本食べてみる。

    ゲッ! 味がキュッと凝縮されて美味い。なんだこのソーセージは。

    正にシャウエッセンを凌ぐ本場の味。

  • 反対の席の人のカツレツ。なんと肉よりイモの皿のほうがでかい。<br /><br />ドイツ人は、本当にイモ好きなんだなー。

    反対の席の人のカツレツ。なんと肉よりイモの皿のほうがでかい。

    ドイツ人は、本当にイモ好きなんだなー。

  • ピザのようなせんべいのようなパエジャのような海鮮系。<br /><br />どれもおいしいけど、飲み物が来ないよ〜。

    ピザのようなせんべいのようなパエジャのような海鮮系。

    どれもおいしいけど、飲み物が来ないよ〜。

  • いつになっても出てこない料理があるし、お茶が出てくるまで30分という、マヌケなサービスに、一行の評価は激減。<br /><br />ウエイトレスの姉さん、一生懸命笑ってごまかすが遅かった。原因は彼女が注文を忘れてしまうという初歩的なミスであった。<br /><br />ま、個人的にはウインナーの味に免じて許す。

    いつになっても出てこない料理があるし、お茶が出てくるまで30分という、マヌケなサービスに、一行の評価は激減。

    ウエイトレスの姉さん、一生懸命笑ってごまかすが遅かった。原因は彼女が注文を忘れてしまうという初歩的なミスであった。

    ま、個人的にはウインナーの味に免じて許す。

  • 午後の講義が始まった。<br /><br />時おりジョークも交え、会場はリラックスしたムードになる。

    午後の講義が始まった。

    時おりジョークも交え、会場はリラックスしたムードになる。

  • そして実技。<br /><br />私も気合を入れて撮影する。<br /><br />さすがに長時間は厳しく、後半は腕痛と腰痛に耐えながらの撮影となった。

    そして実技。

    私も気合を入れて撮影する。

    さすがに長時間は厳しく、後半は腕痛と腰痛に耐えながらの撮影となった。

  • もはや手が上がらなくなってしまった、情けない私。<br /><br />大きなミスもなく、なんとか初日の撮影を乗り切った。

    もはや手が上がらなくなってしまった、情けない私。

    大きなミスもなく、なんとか初日の撮影を乗り切った。

  • 夕食のため、中華レストランに入るが、疲れて写真を撮る気力が無かった。<br /><br />撮っておけばよかったなー。

    夕食のため、中華レストランに入るが、疲れて写真を撮る気力が無かった。

    撮っておけばよかったなー。

  • 美しい夜の街を歩いて宿に帰る。<br /><br />深夜、足がつって、痛みで目が覚める。<br />俺ももうオッサンだ。<br /><br /><br />

    美しい夜の街を歩いて宿に帰る。

    深夜、足がつって、痛みで目が覚める。
    俺ももうオッサンだ。


  • 2010年5月15日(土) 【旅の5日目】<br /><br />ローテンブルグのユースホステルは人気が高いらしい。<br />おそらく理由のひとつが朝食の美味さだろう。<br /><br />特にパンだ。カリッとしてサクッして、もうたまらん。<br />コーヒーもうまい!

    2010年5月15日(土) 【旅の5日目】

    ローテンブルグのユースホステルは人気が高いらしい。
    おそらく理由のひとつが朝食の美味さだろう。

    特にパンだ。カリッとしてサクッして、もうたまらん。
    コーヒーもうまい!

  • ハムやチーズなどの種類も豊富。<br /><br />日本なら高級ホテル並みだよ。

    ハムやチーズなどの種類も豊富。

    日本なら高級ホテル並みだよ。

  • 今日も学会会場へ。(実はユースのすぐ近所)<br /><br /><br />入り口では入場者をチェックしている。<br /><br />首からネームタグを提げないとダメと言われてしまう。

    今日も学会会場へ。(実はユースのすぐ近所)


    入り口では入場者をチェックしている。

    首からネームタグを提げないとダメと言われてしまう。

  • 今日は午前、午後合わせて4時間近くの講演となる。<br /><br />まずは「心の病」の講演をする師匠。

    今日は午前、午後合わせて4時間近くの講演となる。

    まずは「心の病」の講演をする師匠。

  • 熱心に講義を聞く、欧州の参加者。

    熱心に講義を聞く、欧州の参加者。

  • 午後の講演までの間、時間が出来たので街を歩く。<br /><br />今日はやたら観光客が多いけど、これが普通なのかな?<br /><br />

    午後の講演までの間、時間が出来たので街を歩く。

    今日はやたら観光客が多いけど、これが普通なのかな?

  • ローテンブルグの有名なお菓子屋さん。<br /><br />シュネーバル(スノーボール)という、パリパリした歯ざわりの甘い揚げ菓子で、パイのような、かりんとうのような味。<br /><br />ま、名物にうまいものなし、とまでは言わないけど、1回食えばいいかな。<br />

    ローテンブルグの有名なお菓子屋さん。

    シュネーバル(スノーボール)という、パリパリした歯ざわりの甘い揚げ菓子で、パイのような、かりんとうのような味。

    ま、名物にうまいものなし、とまでは言わないけど、1回食えばいいかな。

  • 次は中世犯罪博物館へ。<br /><br />この手のジャンルは好き嫌いが別れるが、果たして・・・。

    次は中世犯罪博物館へ。

    この手のジャンルは好き嫌いが別れるが、果たして・・・。

  • 中に入ると、けっこう重々しい雰囲気。<br /><br />真剣に見ていると、ちょっとアクが強いかな。<br /><br />ツールスレーンのようなリアルさは感じないが、<br />人を痛めつける道具がたくさん陳列されている。

    中に入ると、けっこう重々しい雰囲気。

    真剣に見ていると、ちょっとアクが強いかな。

    ツールスレーンのようなリアルさは感じないが、
    人を痛めつける道具がたくさん陳列されている。

  • こんなトゲトゲの棒で人を叩いたのだろうか。

    こんなトゲトゲの棒で人を叩いたのだろうか。

  • 博物館はいくつものエリアに分かれている。<br /><br />ゆっくり見たら相当に時間がかかりそうだ。

    博物館はいくつものエリアに分かれている。

    ゆっくり見たら相当に時間がかかりそうだ。

  • 学会会場に戻る途中、パレードに遭遇した。

    学会会場に戻る途中、パレードに遭遇した。

  • 中世の雰囲気たっぷり。<br /><br />ちなみに左側を歩く、水色のデイバッグの人たちは学会参加者。記念品として全員に配られたのだ。<br /><br />だから水色同士がすれ違う時、「あっどうも」という感じで挨拶しあう。<br /><br />志を同じくする人と知り合える、ナイスアイデアだと思う。

    中世の雰囲気たっぷり。

    ちなみに左側を歩く、水色のデイバッグの人たちは学会参加者。記念品として全員に配られたのだ。

    だから水色同士がすれ違う時、「あっどうも」という感じで挨拶しあう。

    志を同じくする人と知り合える、ナイスアイデアだと思う。

  • 会場に戻って午後のカリキュラム、「頭痛、めまいの治療」の講義が行われた。<br /><br />師匠は、めまい治療の達人である。

    会場に戻って午後のカリキュラム、「頭痛、めまいの治療」の講義が行われた。

    師匠は、めまい治療の達人である。

  • 会場内は心地良い緊張感に包まれていた。

    会場内は心地良い緊張感に包まれていた。

  • 真剣な表情でセミナーを受ける参加者。<br /><br />あっという間に3時間半が過ぎた。

    真剣な表情でセミナーを受ける参加者。

    あっという間に3時間半が過ぎた。

  • 夕食前にブルク公園へ行ってみる。

    夕食前にブルク公園へ行ってみる。

  • あっちの城壁はユースがある辺りだ。

    あっちの城壁はユースがある辺りだ。

  • 今日は高級ホテルで夕食。<br /><br />ピアノの生演奏が流れる中、落ち着いた雰囲気でのディナーとなった。<br /><br />まずは白ビールで乾杯。

    今日は高級ホテルで夕食。

    ピアノの生演奏が流れる中、落ち着いた雰囲気でのディナーとなった。

    まずは白ビールで乾杯。

  • アスパラのスープが来た。<br /><br />スープと言うよりはクリームソースに近い舌触りだが、濃厚な味でおいしい。

    アスパラのスープが来た。

    スープと言うよりはクリームソースに近い舌触りだが、濃厚な味でおいしい。

  • フィレ肉のステーキと名物のホワイトアスパラとジャガイモ。<br /><br />肉と野菜のバランスが反対のような気もするが、これもドイツ風なんだろう。<br /><br />イモは何を頼んでもついてくるようだ。<br /><br />味は・・・こんなもんか。

    フィレ肉のステーキと名物のホワイトアスパラとジャガイモ。

    肉と野菜のバランスが反対のような気もするが、これもドイツ風なんだろう。

    イモは何を頼んでもついてくるようだ。

    味は・・・こんなもんか。

  • <br /><br /><br />ほろ酔い気分でユースホステルに帰る。




    ほろ酔い気分でユースホステルに帰る。

  • そして、ただちに入眠・・・したらしい。

    そして、ただちに入眠・・・したらしい。

  • 2010年5月16日(日) 【旅の6日目】<br /><br />ローテンブルグのセミナーも、ついに最終日となった。<br /><br />今朝も城壁から外を眺める。

    2010年5月16日(日) 【旅の6日目】

    ローテンブルグのセミナーも、ついに最終日となった。

    今朝も城壁から外を眺める。

  • 今日のセミナーは谷を下った森の中にある建物で行われるため、タクシーで会場へと向かう。<br /><br />ドイツのタクシーはルームミラーに料金表がついている。<br /><br />何かとスマートでカッコイイな、ドイツ。

    今日のセミナーは谷を下った森の中にある建物で行われるため、タクシーで会場へと向かう。

    ドイツのタクシーはルームミラーに料金表がついている。

    何かとスマートでカッコイイな、ドイツ。

  • セミナー会場に到着。<br /><br />川も流れている、静かな森だ。

    セミナー会場に到着。

    川も流れている、静かな森だ。

  • 最終日のセミナーは「心身症の治療」。<br /><br />6時間半の長丁場である。さすがの師匠も疲労気味だ。

    最終日のセミナーは「心身症の治療」。

    6時間半の長丁場である。さすがの師匠も疲労気味だ。

  • 本日の会場は、お城のような雰囲気の美しい部屋。

    本日の会場は、お城のような雰囲気の美しい部屋。

  • 落ち着いた雰囲気の中で講義が続く。

    落ち着いた雰囲気の中で講義が続く。

  • 昼食。<br /><br />時間の都合と師匠の体調を考え、会場内でいただくことになった。<br /><br />かぼちゃスープとサラダに、ごはん。<br /><br />連日の肉食で胃も疲れ気味だったので、こりゃ嬉しい。<br /><br />

    昼食。

    時間の都合と師匠の体調を考え、会場内でいただくことになった。

    かぼちゃスープとサラダに、ごはん。

    連日の肉食で胃も疲れ気味だったので、こりゃ嬉しい。

  • 午後の3時間は、ほとんど実技を行った。<br /><br />理論だけでなく、「実際に日本の鍼灸を体験してもらおう」という師匠の意気込みが伝わる。<br /><br />私もひたすらビデオを回す。

    午後の3時間は、ほとんど実技を行った。

    理論だけでなく、「実際に日本の鍼灸を体験してもらおう」という師匠の意気込みが伝わる。

    私もひたすらビデオを回す。

  • セミナーの最後は参加者に、師匠の考案した「超旋刺」の手技を体験してもらった。<br /><br />先生の前には長蛇の列が。

    セミナーの最後は参加者に、師匠の考案した「超旋刺」の手技を体験してもらった。

    先生の前には長蛇の列が。

  • 私たち弟子のところにも参加者が質問に来た。日本人よりも積極的に教えを求めてくる。<br /><br />TCMを学んだ人は日本式の押手や管鍼法を知らない。<br /><br />簡単にやさしく説明するように努めた。

    私たち弟子のところにも参加者が質問に来た。日本人よりも積極的に教えを求めてくる。

    TCMを学んだ人は日本式の押手や管鍼法を知らない。

    簡単にやさしく説明するように努めた。

  • 予想と違い、陽虚の人が多かった。<br /><br />白人は冬でも薄着で歩いている人が多いし、民族的にも寒さに強い人種かと思っていたが、考えを改めた。<br /><br />ドイツの人も、もっと体を温めなくちゃ。<br /><br />

    予想と違い、陽虚の人が多かった。

    白人は冬でも薄着で歩いている人が多いし、民族的にも寒さに強い人種かと思っていたが、考えを改めた。

    ドイツの人も、もっと体を温めなくちゃ。

  • 刺激の少ない、やさしい手技が日本鍼灸の特徴のひとつ。<br /><br />刺さない鍼でも良く効くということを、皮膚の変化を見てもらいながら説明した。<br /><br />でも、西洋人は肩こりの人が少ないな。きっと肩がこらない社会生活なのだろう。<br /><br /><br /><br />

    刺激の少ない、やさしい手技が日本鍼灸の特徴のひとつ。

    刺さない鍼でも良く効くということを、皮膚の変化を見てもらいながら説明した。

    でも、西洋人は肩こりの人が少ないな。きっと肩がこらない社会生活なのだろう。



  • ローテンブルグ講演も無事終了。<br /><br />会場からスタンディングオベーションが起こった。

    ローテンブルグ講演も無事終了。

    会場からスタンディングオベーションが起こった。

  • 学会も終わり、ほっとした気持ちで街を歩く。

    学会も終わり、ほっとした気持ちで街を歩く。

  • ドイツ最後の夕食を食べにレストランへ。<br /><br />この店は地元でも評判が高いそうだ。

    ドイツ最後の夕食を食べにレストランへ。

    この店は地元でも評判が高いそうだ。

  • 本場のハンバーグステーキを食べてみたかった。<br /><br />あれっ、やっぱりポテトのほうが多いよ。<br /><br />ひょっとしたら、日本が変わっているのかなあ?

    本場のハンバーグステーキを食べてみたかった。

    あれっ、やっぱりポテトのほうが多いよ。

    ひょっとしたら、日本が変わっているのかなあ?

  • ロースとビーフの横にあるのもポテトの団子。<br /><br />もっちもちしてこれまで未体験の味。

    ロースとビーフの横にあるのもポテトの団子。

    もっちもちしてこれまで未体験の味。

  • 2010年5月17日(月) 【旅の8日目】<br /><br />シャキーンと冷えたローテンブルグの朝。<br /><br />私は一行と別れて帰国へ。<br />早朝の列車に乗るため、朝食前にユースを出発する。<br /><br /><br /><br /><br />

    2010年5月17日(月) 【旅の8日目】

    シャキーンと冷えたローテンブルグの朝。

    私は一行と別れて帰国へ。
    早朝の列車に乗るため、朝食前にユースを出発する。




  • シーンと静まり返った中世の街。

    シーンと静まり返った中世の街。

  • 鉄道で再びフランクフルトに戻り、香港・台湾と経由して帰国する。<br /><br /><br />さらば、ローテンブルグ!<br /><br /><br /><br />【ドイツへの旅 2010】 その5 帰国〜香港ブルース・リーの家と台湾の臭豆腐編 に続く<br />http://4travel.jp/travelogue/10497703

    鉄道で再びフランクフルトに戻り、香港・台湾と経由して帰国する。


    さらば、ローテンブルグ!



    【ドイツへの旅 2010】 その5 帰国〜香港ブルース・リーの家と台湾の臭豆腐編 に続く
    http://4travel.jp/travelogue/10497703

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この旅行記へのコメント (9)

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  • のんほさん 2010/09/11 19:46:53
    肩こり
    こんにちは。

    旅のメーンイベントの旅行記を読むのが一番最後になってしまいました。
    あのような位置から3時間もビデオカメラを回し続けられるなんてすごいです。お疲れさまでした。

    欧米人に肩こりが少ないというのは上海留学中に知りました。英語でどう言うのかわからなくて、初めて「stiff neck」という表現を辞書で知りました(本場でもそういうのかわかりませんが)。






    がおちん

    がおちんさん からの返信 2010/09/11 21:19:11
    RE: 肩こり
    のんほさん

    こんばんは、コメントをありがとうございます。

    > あのような位置から3時間もビデオカメラを回し続けられるなんてすごいです。お疲れさまでした。


    いや、本当に大変でした。ただ、今回は大舞台だっただけに、何が何でもやり遂げなくてはという使命感だけで乗り切りました。その後の香港・台湾ではずっと筋肉痛でした(笑)。


    > 欧米人に肩こりが少ないというのは上海留学中に知りました。英語でどう言うのかわからなくて、初めて「stiff neck」という表現を辞書で知りました(本場でもそういうのかわかりませんが)。


    アメリカでは「Stiffness in the shoulders」と翻訳されるようですが、実際のセミナーでは「katakoli」とそのまま表現している場合も多いです。自己主張の強い欧米社会では、肩こりになる人がいないようですね。中国でも同様です。日本社会はよほど肩が凝りやすい体質なのでしょうね。


    次回からは昔の旅行記の続きをアップします。よろしくお願いします。

    あと、「医道の日本10月号」に私の記事が載ります。こちらもよろしくお願いします。


    がおちん

    のんほ

    のんほさん からの返信 2010/09/12 00:01:15
    RE: 肩こり
    「医道の日本」ですね。前は吉祥寺クリニックの待合室で読んだ気がします。大きな図書館には入っているのでしょうか。探してみます。
  • arfaさん 2010/09/06 23:59:56
    こんばんは、arfaです。
    がおちんさん、お疲れさまでした。

    五島列島から何でドイツにと思っていましたがこれで納得!
    講義の時間中、中型のビデオカメラをずっと持つなんて私には
    考えられない元気さです。多分私なら夜には腕がブルブル震
    えて翌日は筋肉痛で腕が上がらないでしょうね、きっと。

    ドイツのソーセージとビール、本当に美味しそうです。実は昔で
    すが福岡で開かれたドイツ物産展で買ったソーセージが今まで
    食べたソーセージで一番美味しいものでした。
    以来、ドイツのソーセージには特別な思いがありますね。

    もう少ししてリタイアした時、ユーロ安ならドイツでビールとソー
    セージもいいかなと思ってしまいました。

    それでは、また失礼します。

    がおちん

    がおちんさん からの返信 2010/09/07 10:18:27
    RE: こんばんは、arfaです。
    arfaさん、こんにちは。

    コメントをありがとうございます。

    > 講義の時間中、中型のビデオカメラをずっと持つなんて私には
    > 考えられない元気さです。多分私なら夜には腕がブルブル震
    > えて翌日は筋肉痛で腕が上がらないでしょうね、きっと。

    いやー、重かったですよ。3日間もよく体力が続いたと思います。
    なにしろ普段は「鍼」しか持たないもので(笑)


    > もう少ししてリタイアした時、ユーロ安ならドイツでビールとソー
    > セージもいいかなと思ってしまいました。

    あのビールは毎日でも飲みたいです。日本にもあったらなとも思いますが、旅先で味わうからこそ良いのかもしれませんね。


    ではまた。

    arfa

    arfaさん からの返信 2010/09/07 20:49:26
    RE: こんばんは、arfaです。
    arfaです。

    >あのビールは毎日でも飲みたいです。日本にもあったらなとも思いますが、旅先で味わうからこそ良いのかもしれませんね。ではまた。

    早ければ5年後、遅くても10数年後にがまだすさんやツッチーさんとドイツであの美味しいビールを飲みましょう。

    雲南組の再開がドイツというのもまぁ、オツなもんです。はい。

    がおちん

    がおちんさん からの返信 2010/09/07 21:19:07
    RE: RE: こんばんは、arfaです。
    arfaさん

    > 早ければ5年後、遅くても10数年後にがまだすさんやツッチーさんとドイツであの美味しいビールを飲みましょう。雲南組の再開がドイツというのもまぁ、オツなもんです。はい。

    そうですね。それは楽しいと思います。

    今年はいろいろと忙しかったのですが、ようやく4trに向かう時間が出来ました。ドイツ編が終わったら、昔の雲南旅行記を再開します。シコシコとフィルムをスキャンしてアップしますので、よろしくお願いします。
  • captainfutureさん 2010/09/06 13:23:22
    ご無沙汰しております。
    がおちんさん、ご無沙汰しております!

    やり直しがきかない超ハードなお勤め、無事に遂行できて良かったですね。
    お疲れ様でした!
    ドイツのYH、さすが本場だけあって朝食まで素晴らしいです。
    日本だと学生が中心のイメージがありますが、それ以外の人でも泊まれそうですね。
    いつか行く機会があったら泊まってみたいです。

    五島列島へ移住されたとか!
    思わず地図を見てしまいました。
    直ぐ側にこんなキレイな海があるとは感動モノです。
    こんなところに住むことができたら、きっと毎日心穏やかに過ごすことが
    できるのだろうなあと思ってしまいました。
    毎日美味しい刺身が食べられそうで羨ましいです。
    ネコちゃんを気遣いながらの道中、がおちんさんのお人柄が伝わってきました。
    良き門出になりますように祈っております!

    続編、楽しみにしております。

    がおちん

    がおちんさん からの返信 2010/09/06 15:02:16
    RE: ご無沙汰しております。
    captainfutureさん

    お久しぶりです。もう体調のほうは大丈夫なのでしょうか?

    > やり直しがきかない超ハードなお勤め、無事に遂行できて良かったですね。
    > お疲れ様でした!

    ありがとうございます。いつもの気ままな旅とは違い、緊張の連続でしたが、ドイツまでの往復に時間がかかったため、なんとなく旅気分も味わえました。

    > ドイツのYH、さすが本場だけあって朝食まで素晴らしいです。いつか行く機会があったら泊まってみたいです。

    へたな高級ホテルよりも快適なのではないかと思いました。フロントの人は気さくで親切だし、部屋も清潔。ランドリーや乾燥機も完備されていました。料金がやや高くなりますが、大人も普通に泊まれますよ。


    > 五島列島へ移住されたとか!良き門出になりますように祈っております!


    ありがとうございます。人の少ない田舎でのんびり暮らすことにしました。

    > 続編、楽しみにしております。

    しばらく4trから遠ざかっていましたが、これから昔の旅行記をどんどん載せる予定です。よろしくお願いします。

    captainfutureさんの新作も期待しております。

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