2010/05/13 - 2010/05/13
337位(同エリア914件中)
がおちんさん
福岡空港から台北・香港と経由してフランクフルトにやって来ました。
ローテンブルグで開催される鍼灸学会(TCM KONGRESS)に参加するのが、今回の旅の目的です。
フランクフルト空港駅から列車を乗り継ぎ、ローテンブルグへ。
ドイツの新幹線はもちろん、在来線やローカル線の車窓から見えるのどかな風景が、旅行気分をいっそう高めてくれました。
ローテンブルグでは、先にドイツ入りしていた師匠の一行5名と合流し、学会会場へと向かいました。
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旅のスケジュール:2010/5/11から5/20の10日間
5/11 上五島-博多
5/12 福岡-香港
5/13 フランクフルト-ローテンブルグ
5/14-16 ローテンブルグ
5/17 フランクフルト-香港(5/18)-台北
5/19 台北-福岡-フェリー
5/20 帰宅
※今回の目的地はドイツですが、訪問エリアは日にち別に選択してあります。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
2010年5月13日(木) 【旅の3日目】
早朝の5時50分、フランクフルト空港に到着。
あまりに空港が広いので、着陸後にウイングになかなか着かず、隣席のオーストラリア人おばさんが「Oh,HUGE! ガッハッハ」と大笑い。
ヨーロッパに来るのは27年ぶりだ。 -
無人シャトルに乗って出口へ。
空港に隣接されたICE(インターシティ・エクスプレス)の駅に向かう。 -
可愛いお姉さんから歓迎を受ける。
ポスターだけど・・・。 -
70年代SF映画に出てくるような、連絡通路を通って新幹線乗り場へ。
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空港から新幹線までのアクセスがスムーズだ。
案内標識に従って歩けば、迷わず着く。
さすがドイツ。 -
入国審査が空いていたので、予定より1時間早い列車に乗ることにする。
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ヒューンという音を響かせて入線してきたICE。
私は少しだけ鉄ちゃんの気があるので、ドイツの新幹線に乗れるのは嬉しい。 -
早朝のせいか、乗客は少ない。
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フランクフルト市街をゆっくりと走る。
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フランクフルト中央駅の駅員さん。
仕草がカッコイイのであった。 -
ICEの乗り心地はかなり良い。
日本の新幹線よりも音が静かだし、揺れも少ないと思う。 -
森の中を疾走する。
さわやかで気持ちが良い。 -
車内販売もあり、ドイツ人は朝から生ビールを頼んでいる。
お国柄なんだろうな。 -
ドイツは緑が豊かだと実感する。
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車窓には牧歌的な風景が続き、退屈することがない。
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8時5分、ヴュルツブルグ駅に到着。ここで在来線に乗り換える。
ゲッ、外に出たら寒い! -
みんな冬の格好をしているぞ。
昨日の香港と気温差が大きすぎる。
私はセーターを持っていない。
かなりピンチ。 -
それでも40分の待ち合わせ時間があったので、外に出てみる。改札が無いので自由に動けて便利だ。
それに比べて日本の鉄道は、駅に入るだけでも入場券が必要だ。野暮だよな。 -
意を決して外を歩いてみたが、やっぱり寒くてダメ。
駅に退却することにした。 -
駅舎の中には数件のパン屋さんがあり、焼きたての匂いが漂っている。
朝メシに買ってみるか。 -
どの店も美味そうなパンが並んでいる。
-
ハムやチーズやトマトをサンドしたパン。
どれもでかい。
ドイツ人は体が大きいからパンも大きいんだな。 -
こちらの店はハンバーガータイプのバンズ。
どれも中身がはみ出るほど大きい。 -
この店はバゲットタイプのサンド。
横長で食べやすそうだ。 -
列車の中で食べようと思い、トマトとチーズをはさんだパンを購入。
一口噛んでみると・・・美味い!
パンがサクッとしているのはなぜだ?
気候のせいだろうか。 -
今度は在来線に乗ってシュタイナッハまで行く。
ローテンブルグに行くには、新幹線、在来線、ローカル線と乗らなくてはならないのだ。 -
車窓からみえる風景は、いっそう田舎っぽくなった。
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菜の花畑が続く。
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寝袋と大きなザックを抱えた一人旅の若い女性をよく見かける。
本場のバックパッカーだ。勇気があるなあ。 -
やっぱ鉄道の旅はガタンゴトンという音があると良いな。
旅気分が倍増する。
ICEも良いけど、やっぱこっちが好きだ。 -
窓の下にある小さなテーブルを引くとゴミ箱が現れた。
これは便利だ。
さすがドイツ。
センスあるな。 -
誰も乗り降りしない、田舎くさい駅に停まるたびに、ジワッと旅情がわく。
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シュタイナッハ駅に着いた。
ここでローカル線に乗り換える。 -
自転車も列車に載せられるのが欧州の良いところ。
おじいさんサイクリストが颯爽と行く。 -
ホームへの階段には荷物用のベルトコンベアがある。
旅人に対する配慮があちこちに感じられる。 -
ローテンブルク・オプ・デア・タウバー行きの列車は新型の気動車。
ピッカピカだ。 -
車内はこんな感じ。
窓が大きくて風景が見やすい。 -
列車はディーゼル特有のエンジン音を響かせて、農村風景を行く。
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これから3日間ハードな仕事が待っているが、のどかさが緊張を緩和してくれる。
助かった。 -
今回の旅の目的地、ローテンブルグに着いた。
五島列島からここまで遠かったこと・・・。 -
駅から市街まで10分ほど歩くと城壁が現れた。
ここから先には中世の街並みがあるそうだ。 -
レーダー門をくぐって城壁の中へ進む。
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おとぎ話に出てくるような建物が並んでいる。
いい眺めだなと思ってシャッターを切るが、これが有名なマルクス塔とレーダーアーチと知ったのは帰国してから。
観光で来たわけじゃないので、何の情報も仕入れていなかった。
トホホ。 -
広場まで歩いて行くと、先にドイツ入りしていたSさんにばったり遭遇。
外国で偶然会ったことに、彼は目を丸くして驚いていた。 -
すぐに一行の泊まるホテルへ行き、無事到着したことを師匠に報告する。
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一同揃ったところで、鍼灸学会の会場へと向かう。
今日はレセプションで挨拶するのみ。 -
師匠の首藤傳明先生は臨床歴51年、今も毎日40人以上の患者を診ている。
今年、春の叙勲で旭日双光賞を受賞。著作はドイツ語でも出版されている。
日本が世界に誇る鍼灸師である。 -
鍼灸学会の会場は、古い馬屋を改造した建物。
センスがあるよなー、ドイツ人は。 -
会場の入り口には、世界各地から集った鍼灸師や医師たちが入場を待っていた。
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学会の主催者と挨拶。
日本鍼灸を欧州に広める、記念すべき日である。 -
TCM KONGRESSの会場へ入る。
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レセプションで挨拶する師匠。
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明日からが本番だ。
3日間、皆で頑張りましょうとヴァイツェンビールで乾杯!
しかしドイツのビールは、なんでこんなに美味いんだろう。
感激! -
一行とは別に、私とSさんはユースホステルに宿泊。
日本と違い、ビールまで売っているのがドイツらしい。
今日から4泊、お世話になります。 -
部屋は清潔で広く、快適この上なし。
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夜、散歩に出てみた。
街がライトアップされて幻想的だ。 -
人気もまばらなローテンブルグの夜。
しかし寒い〜。 -
ひっそりと静まりかえった広場。
昨日の香港とはえらい違いだ。
世界は広い。
【ドイツへの旅 2010】 その4 ローテンブルグ〜ドイツの鍼灸学会編 に続く
http://4travel.jp/travelogue/10497045
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