鉄の街室蘭、昭和ノスタルジーの旅

2010/07/20 - 2010/07/20

鉄の街室蘭。観光地は地球岬灯台だけでは無いことが判りました。ゆんこさまご夫妻に案内いただいた室蘭。昭和生まれの王子が感慨こめてご紹介します。

エリア 室蘭(北海道)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず最初に案内いただいたのが、ここ「海霧に煙るクジラ半島」。室蘭ユースホステル近くの駐車場から撮りました。海霧がクジラ半島を包み込みながらゆっくり流れていくスケールの大きさにちょっぴり感動。

足元をみるとピンク色の。。咲いていました。清清しく新鮮な感じ。

クジラ半島眺望の駐車場から、反対（北側）を観ると、室蘭市街越しに遠く室蘭岳がぼんやり見えます。

室蘭といえば新日鉄。たくさんの煙突が街の真ん中で威張るように立っています。やはり室蘭は鉄の街。煙突にも立派な存在感を感じさせます。

麓の民家跡。鉄と石炭全盛期の昭和ノスタルジーを感じさせます。

再びクジラ半島。よそ見している間に海霧が少し晴れて岩が少しはっきり見えてきました。

続いて、地球岬に向かいます。

途中、だれが名づけたんでしょうか「測量山」が見えます。もっといい名前つけて欲しかったですよね。

地球岬に行く前に、ゆんこさまご夫妻イチオシのトッカリショ到着。
トッカリショとは。。〜室蘭観光協会のWEBより〜
アイヌ語で”アザラシの岩”の意味。海岸から８０メートルほどの奇石、断崖とその上の縁のジュータンが綾なす様は､先に続くイタンキ浜、くじら半島の連景として人気が高い

海岸線が海霧に覆われて、これはなんて幻想的。。。暫く目が釘付け状態。

これは素晴らしい情景にめぐり合えました。イチオシ頷けます。王子も推薦の「室蘭八景」ナンバー１です。

同じくトッカリショ。少し右の眺め。こちらもなかなか素晴らしい眺めの岬です。時間があれば岬の先端まで歩きたかったですが、この後、樽前山登山があるのでやめときました。次回。。楽しみにしておきます。

地球岬にやってきました。よく紹介されている灯台です。この日、海上でイルカの群れを肉眼で見ることができました。ここは双眼鏡必携ですよ。。。

トイレ前の公衆電話。こちらのほうがまるい地球を感じませんか・・・・

地球岬名物？「毒まんじゅう」。販売は午前九時から。。6個入り？の箱入り饅頭の中に1個だけ辛い餡子が入ってるそうで、ロシアンルーレットみたいにして食べるそうです。

よく考えると、地球岬って灯台を見るんじゃなくて、眼下に広がる太平洋や岬の右手に広がる険しい峡谷の眺めを楽しむところだと判りました。岬の先端まで行けないのが残念。。

地球岬を後にして、こんどは旧室蘭駅舎。現在は観光協会の建物になっています。室蘭＝鉄の街イメージが強かったので石やレンガ造りの荘厳・重厚な建物を期待していたのですがご覧のとおり木造、しかも形も優しい桃山建築のような建物でした。

湾内を結ぶ白鳥大橋。北海道唯一のつり橋だそうです。室蘭八景のひとつ。鉄の街に近代的な風景がプラスされてお似合いって感じです。まさに空を飛ぶ白鳥のイメージですね。

渡るとこんな感じ。明石海峡大橋思い出します。。

大黒島、湾内にぽっかり一粒浮かぶ小島。ここも室蘭八景のひとつ。是非クロユリが咲く時期に行ってみたいです。

夜になると室蘭八景になる製鉄高炉の煙突。観光用ではないですが保安用にライトアップされるようです。青空に伸びる巨大な煙突、昭和生まれの王子には勇姿さえ感じました。クルマに揺られながら車中であの煙突に巻き付いた階段を登りたい衝動に駆られていました。
鉄の街室蘭、昭和ノスタルジーの旅。（オワリ）