2010/03/23 - 2010/04/11
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共和国広場
●4/5(月)4/6(火)とフィレンツェに滞在。
ここでは、4/5のサンタ・クローチェ教会や4/6に回った美術館など下記場所を紹介。
4/5(月)
・サンタ・クローチェ教会
・ベッキオ橋
・サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
4/6(火) ◎はネット予約
・サン・マルコ美術館(写真不可)
・サン・ロレンツォ教会(写真不可)
・メディチ家礼拝堂(写真不可)◎10:30
・アカデミア美術館(写真不可)◎12:00
・ウフィツイ美術館(写真不可)◎13:30
・ピッティ宮(パラテーノ美術館)(写真不可)◎16:30
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-
サンタ・クローチェ教会
フランシスコ会の教会堂。
ドメニコ会の教会堂のサンタ・マリア・ノヴェッラ教会とは、ドゥオーモを挟んで対称の位置にある。
ゴシック様式の建物で、1294年に着工し1442年に完成。但しファサードは19世紀に造られた。
著名人の墓が多くあり、”フィレンツェのパンテオン”とも言われる。 -
ファサード上部
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ファサード中部
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ファサード下部
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サンタ・クローチェ広場
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身廊
主祭壇の部分は工事中 -
主祭壇
完成後の姿としてあったパネルを撮影。 -
祭壇より入り口側を見る
右側3本目と4本目の柱の間に”ガリレオの墓”が見える。 -
右側廊廊奥
左奥にバロンチェッリ礼拝堂が見える。
手前の壁面の祭壇横にある2つの墓は、左がジョバンニ・ロッシーニ(19世紀の音楽家)右がレオナルド・ブルーニの墓(15世の歴史家)。 -
右翼廊の奥
バロンチェリ礼拝堂
左に聖具室に通じる入り口が見える。 -
バロンチェリ礼拝堂
祭壇
壁のフレスコ画は
タッテオ・ガッディ作
”聖母マリアの生涯” -
”聖母戴冠”の祭壇図
恐らくジョット作とされている。 -
ステンドグラス
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聖具室
多くの写本類が展示されている。 -
聖具室壁画
タッデオ・ガッディ作
”キリストの磔刑” -
聖具室にある”リヌッチーニ礼拝堂”の祭壇画
デッラ・ロッビア作
”聖母子” -
リヌッチーニ礼拝堂の天井画および壁画
ジョバンニ・ダ・ミラノのフレスコ画群
”聖母マリアとマグダラのマリアの生涯など” -
左翼廊の奥の礼拝堂
ドナッテロ作
”十字架”がある。 -
サンタ・クローチェ教会の平面図
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パッツィ家礼拝堂
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サンタ・クローチェ教会中庭と出口
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ヴェッキオ橋
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ヴェッキオ橋の賑わい
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宝石店店頭
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サント・スピリト通り
昔からの通りと思われる風情のある通りを通って、カリミネ教会へ。 -
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会
ファサードは石と煉瓦を積み重ねたままで未完。
カルメル会の修道士たちにより、1268年に着工されたが、1771年の火災で殆ど焼失した。
現在の教会は18世紀末の再建によるもの。 -
中庭
入場を待つ人達。
ガイド本によると
フレスコ画の保護のため、1回30人で15分の入れ替え制とある。
我々が入ったのは、4時半で締め切り時間の5時が気になっていた。 -
ブランカッチ礼拝堂のフレスコ画
1771年の火災による損傷やろうそくの煤などの汚れを落とす修復作業が1990年に終わり現在の絵が見られるようになった。
上段:最も有名なマザッチョ作”貢の銭”
下段左:マザッチョとフィリッピーノ・リッピ作 ”死んだ王子を蘇生させる聖ペテロ”
下段右:マザッチョ作 ”説教する聖ペテロ”
フィリピーノ・リッピは、有名な修道士でもあった画家フィリッポ・リッピの息子。 -
マザッチョ”貢の銭”の一部
貢の銭の話
カペナウムで”神殿税”を納めるように徴税人から言われるイエス達。イエスはペテロに、湖から最初に取れた魚から銀貨を取るように言う。
ペテロはその通り銀貨を魚から取り、徴税人に納める。
この絵は徴税人(後ろ向き)が、”神殿税”を納めるように言っているところ。
この左の部分の絵は、魚からペテロが銀貨を取りだしているところ。
右の部分の絵は、徴税人にそれを渡すところ。
これらが1枚の絵の中に描かれている。 -
マザッチョ/F.リッピ作
”死んだ王子を蘇生させるペテロ” -
上段左:マゾリーノ ”病者を治す聖ペテロ”
上段右:マゾリーノ ”タピタを蘇生させる聖ペテロ”
下段左:F.リッピ ”聖ペテロの磔刑”
下段右:F.リッピ ”ネロ帝の前で尋問される聖ペテロと聖パウロ” -
マゾリーノ作
”タピタを蘇生させる聖ペテロ” -
マザッチョ作
”楽園追放”
上のブランカッチ礼拝堂の絵のタイトルは
”フィレンツェ美術散歩 宮下孝晴 佐藤幸三他 新潮社”による
-
ここから4/6(火)に回った美術館などの写真。
サン・マルコ美術館
ドメニコ会の修道院だった。
ここの修道僧のフラ・アンジェリコとその弟子達のフレスコ画で飾られている。
この美術館については、下のブログで分りやすく説明してあるので参照願いたい。
http://4travel.jp/traveler/nomonomo_cent_europe/album/10051915/ -
フラ・アンジェリコ作(絵ハガキ)
”受胎告知”
2階を登り切った所にある有名な絵。
現物は、柔らかくて清潔感のある絵で、感動した。
この2階には小さな僧房があり、その中にはキリストの誕生などの絵が一つずつ描かれていて、見応えがあった。
写真不可は非常に残念。 -
サン・ロレンツオ教会
11世紀にロマネスク様式で改築されていた教会をブルネルスキが増改築する。ファサードは、1516年ミケランジェロに設計を委ねるが未完成に終わり、今のレンガ積みのままになっている。
写真不可のため写真なし。
参考ブログ
http://luna.m78.com/italy/photo-firenze3.html -
メディチ家の礼拝堂
ここも写真不可
参考ブログ
http://luna.m78.com/italy/photo-firenze3.html -
メディチ家礼拝堂の入り口
予約はしたが、余り混んでなかった。 -
君主の礼拝堂のクーポラ(絵ハガキ)
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新聖具室の”ジュリアーノの墓”(絵ハガキ)
ミケランジェロ作
2人の像の男性は”昼”女性は”夜”の擬人像。 -
アカデミヤ美術館の入り口の行列
シニョリーア広場にあるミケランジェロの”ダヴィデ像”のオリジナルがある。
こんなに人気があるとは想像もしてなかったが、予約をは正解だった。(入場料6.5ユーロ+予約料4ユーロ) -
ウフィツィ美術館入り口の行列
ここは想像通りの混雑ぶり。
予約は正解。(入場料6.5ユーロ+予約料4ユーロ)
番号の立札の解説が他のブログにあった。
1番:美術館入り口
2番:チケット購入の窓口
3番:バウチャーとチケットの交換窓口
とのこと。 -
2階から見たヴェッキオ宮
館内写真不可なので、2階の窓から外の風景を撮る。 -
2階から見たヴェッキオ橋と対岸
-
ピッティ宮
フィレンツェの商人ピッティが建てた。
後にメディチ家のコジモ1世が購入し住居とした。
パラティーナ美術館、銀器博物館、衣装博物館、陶磁器博物館などがある。
パラティーナ美術館を回った。ラファエッロの作品11点があり、全て見たがやはり素晴らしかった。 -
ピッティ広場
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パラティーナ美術館の2階から見た庭園
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庭園の噴水
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ブオンタレンティ作
”グロッタ”(人口の洞窟)
16世紀後半のフィレンツェの一風変わった趣味を見ることができる。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ken-kenさん 2013/01/26 10:01:48
- とても参考になりました。
- yambonさん、おはようございます。
フィレンツェをいつか再訪したいと思い、フォートラの色々なフィレンツェの旅行記を探しているうちに、yambonさんの旅行記にたどりつきました。
フィレンツェの教会の内部写真が可能かどうかについて書いてくださっているので非常に参考になりました。
10年前に行った時、フィレンツェの教会、美術館はほぼ全部駄目と思っていたので、(メディチ家礼拝堂はスケッチしている人さえ怒られていましたね)まさか、ブランカッチ礼拝堂が写真撮影が可能とは思いませんでした。
(ま、不心得の人間がフラッシュ焚いたりすると一気に不可になってしまう可能性もあるのですが・・・・)
サンタクローチェ寺院やブランカッチ礼拝堂の内部をこれだけ載せてくださっている旅行記は他にないので大変貴重です。(もちろん写真自体も素晴らしいです)
これから他の旅行記も順次拝見させていただきます。
おかげで楽しみが増えました。
本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。
- yambonさん からの返信 2013/01/27 12:14:24
- RE: とても参考になりました。
- ken-kenさん
おはようございます。
旅行記訪問と投票有難うございます。
旅行をするとついカメラに手が行ってしまい、もっと現場をしっかりとも思いますが、写真があると、帰国後その時の周辺の状況も含め思い出す事ができるのでつい手が行きます。
イタリアは美術館も含め割合フリーに写真が撮れたのですが、フィレンツェはなかなか難しく、写真不可が続いて残念でした。
実は、「ブランカッチ礼拝堂」は、撮影OKかどうか自信はありませんが、時間制限で入った殆どの皆さんがあのフレスコ画だけはしっかり写真を撮っているので、安心してシャッターを切ったと言う次第です。
失敗としては、「バルジェロ国立博物館」では全然「写真不可」に気がつかなくて、「ダヴィデ像」を撮った所を館員から注意され恥かしい思いをしました。その他は、指示の通りに撮った積りです。
フイレンツェ観光の際は、注意表示に留意されて良い写真をお撮りください。
yambon
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