ロンバルディア州旅行記(ブログ) 一覧に戻る
三方が湖に囲まれたマントヴァの町<br /><br />●3/27(土)午前中ヴェローナを見た後、マントヴァに移動。<br />ドゥカーレ宮殿など観光後、ヴェローナのホテルに戻る。<br />●マントヴァ:ヴェローナの南約40km  人口約5万人<br />ゴンサーガ家が、14世紀から約400年間マントヴァを支配した。 15-16世紀にかけて、マントヴァは侯爵領となり、続いて公国となった。1490年には、フランチェスコ2世と、フェッラーラのエステ家のイザベル・デステが結婚し、このイザベル・デステの手腕により、多くの芸術家がここに集まり、北イタリアのルネサンスの中心として、ヨーロッパ中にその名をはせた。<br />ダヴィンチの”モナリザ”のモデルは、このイザベル・デステという説もある。<br /><br />尚、有名なルネサンス期の画家マンテ−ニャは、パドヴァ出身だが、マントヴァの宮廷画家を務め、墓もここのサンタンドレア教会にある。<br />●観光箇所<br />・ドゥカーレ宮殿およびサン・ジョルジョ城(予約済、撮影不可)<br />・ドゥオーモ<br />・サンタンドレア教会(修復工事中)<br />・サン・ロレンツォ教会(ロトンダ)<br />テ離宮および学術劇場は、閉館時間に間に合わず行けなかった。

マントヴァ/北イタリア旅行 20日間(7)

4いいね!

2010/03/23 - 2010/04/11

324位(同エリア397件中)

0

31

yambon

yambonさん

三方が湖に囲まれたマントヴァの町

●3/27(土)午前中ヴェローナを見た後、マントヴァに移動。
ドゥカーレ宮殿など観光後、ヴェローナのホテルに戻る。
●マントヴァ:ヴェローナの南約40km  人口約5万人
ゴンサーガ家が、14世紀から約400年間マントヴァを支配した。 15-16世紀にかけて、マントヴァは侯爵領となり、続いて公国となった。1490年には、フランチェスコ2世と、フェッラーラのエステ家のイザベル・デステが結婚し、このイザベル・デステの手腕により、多くの芸術家がここに集まり、北イタリアのルネサンスの中心として、ヨーロッパ中にその名をはせた。
ダヴィンチの”モナリザ”のモデルは、このイザベル・デステという説もある。

尚、有名なルネサンス期の画家マンテ−ニャは、パドヴァ出身だが、マントヴァの宮廷画家を務め、墓もここのサンタンドレア教会にある。
●観光箇所
・ドゥカーレ宮殿およびサン・ジョルジョ城(予約済、撮影不可)
・ドゥオーモ
・サンタンドレア教会(修復工事中)
・サン・ロレンツォ教会(ロトンダ)
テ離宮および学術劇場は、閉館時間に間に合わず行けなかった。

同行者
友人
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス
航空会社
フィンランド航空
  • マントヴァ駅<br />−−−−−−−−−−<br />ヴェローナ発 11:31<br />マントヴァ着 12:02<br />マントヴァ発 17:47<br />ヴェローナ着 18:36<br />−−−−−−−−−−−<br />マントヴァ滞在時間 約5時間半

    マントヴァ駅
    −−−−−−−−−−
    ヴェローナ発 11:31
    マントヴァ着 12:02
    マントヴァ発 17:47
    ヴェローナ着 18:36
    −−−−−−−−−−−
    マントヴァ滞在時間 約5時間半

  • バス路線図(y君の力作)<br />循環バスは2重ループになっている。(こんなの初めて)<br />左上駅前の17番から乗り薄緑の線に沿って23番のサンタンドレア教会前で降りた。バスはそのまま38番を経由して1番に行き、今度は、薄い黄色の線上を移動し17番の駅に至る。<br />即ち17番に乗ってそのままだと町を2周して17番の駅前に戻る。我々はこれを避けるため、23番から乗って、駅に比較的近い38番で降り駅まで歩いた。<br /><br />この路線図の作り方<br />・時刻表のバス停に番号を振る。出発点を1番<br /> そうすると駅前が17番になる。<br />時刻表:http://www.apam.it/linee/html/0U901A00R<br />・今度は時刻表の住所を、googleの地図の上に特定し先ほどの番号を入れる。<br />・そしてそれを濃い黄色の線で結ぶ。<br />・それだけだと分かりにくいので、薄い緑色で1周目を<br />薄い黄色で2周目を示す。<br />これは、全てy君の自作。現地にはこんな路線図はない。<br />HPの路線図:http://maps.google.it/maps?f=q&amp;source=s_q&amp;hl=it&amp;geocode=&amp;q=http://www.apam.it/linee/KMZ/901a.kmz<br /><br />地元の人は、これが頭の中に完全に入っているのでしょうね。<br /><br />左の図が見にくい場合<br />この図にカーソルを置いて左クリック、そして出た図の下”元のサイズで”をクリックすると大きい地図になる。<br />

    バス路線図(y君の力作)
    循環バスは2重ループになっている。(こんなの初めて)
    左上駅前の17番から乗り薄緑の線に沿って23番のサンタンドレア教会前で降りた。バスはそのまま38番を経由して1番に行き、今度は、薄い黄色の線上を移動し17番の駅に至る。
    即ち17番に乗ってそのままだと町を2周して17番の駅前に戻る。我々はこれを避けるため、23番から乗って、駅に比較的近い38番で降り駅まで歩いた。

    この路線図の作り方
    ・時刻表のバス停に番号を振る。出発点を1番
     そうすると駅前が17番になる。
    時刻表:http://www.apam.it/linee/html/0U901A00R
    ・今度は時刻表の住所を、googleの地図の上に特定し先ほどの番号を入れる。
    ・そしてそれを濃い黄色の線で結ぶ。
    ・それだけだと分かりにくいので、薄い緑色で1周目を
    薄い黄色で2周目を示す。
    これは、全てy君の自作。現地にはこんな路線図はない。
    HPの路線図:http://maps.google.it/maps?f=q&source=s_q&hl=it&geocode=&q=http://www.apam.it/linee/KMZ/901a.kmz

    地元の人は、これが頭の中に完全に入っているのでしょうね。

    左の図が見にくい場合
    この図にカーソルを置いて左クリック、そして出た図の下”元のサイズで”をクリックすると大きい地図になる。

  • ソルデッロ広場を前に<br />ドゥカーレ宮殿とドゥオーモ

    ソルデッロ広場を前に
    ドゥカーレ宮殿とドゥオーモ

  • ドゥカーレ宮殿側から見たソルデッロ広場<br />後ろに、サンタンドレア教会と鐘楼が見える。

    ドゥカーレ宮殿側から見たソルデッロ広場
    後ろに、サンタンドレア教会と鐘楼が見える。

  • ドゥカーレ(侯爵)宮殿<br />”結婚の間”は予約が必要な場合がありとなっていたので、インターネットで予約した。<br />写真は不可で、庭もダメという厳格さ。実に残念。<br /><br />

    ドゥカーレ(侯爵)宮殿
    ”結婚の間”は予約が必要な場合がありとなっていたので、インターネットで予約した。
    写真は不可で、庭もダメという厳格さ。実に残念。

  • ドゥカーレ(侯爵)宮殿<br />13-18世紀に建てられたゴンサーガ家の居城。<br />宮殿・城・教会からなる広大な宮殿。美術館、タペストリーの間、鏡の間などがある。<br />有名なマンテーニャの壁画は、階段で繋がっているサンジョルジョ城の”結婚の間”にある。<br /><br />その壁画の雰囲気が味わえるブログを下に記す。<br />http://cojicoviaggio.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_e18c.html<br />

    ドゥカーレ(侯爵)宮殿
    13-18世紀に建てられたゴンサーガ家の居城。
    宮殿・城・教会からなる広大な宮殿。美術館、タペストリーの間、鏡の間などがある。
    有名なマンテーニャの壁画は、階段で繋がっているサンジョルジョ城の”結婚の間”にある。

    その壁画の雰囲気が味わえるブログを下に記す。
    http://cojicoviaggio.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_e18c.html

  • サン・ジョルジョ城<br />ドゥカーレ宮殿から続いていて、マンテーニャの壁画のある”結婚の間”はここにある。

    サン・ジョルジョ城
    ドゥカーレ宮殿から続いていて、マンテーニャの壁画のある”結婚の間”はここにある。

  • 湖側から見たドゥカーレ宮殿

    湖側から見たドゥカーレ宮殿

  • ドゥオーモ<br />中世に建てられ、16世紀に再建された。

    ドゥオーモ
    中世に建てられ、16世紀に再建された。

  • ドゥオーモ側面<br />右側面は、14世紀に改築されたゴシック様式、鐘楼はロマネスク様式そしてファサードは、18世紀のマニエリスム様式と言われる。

    ドゥオーモ側面
    右側面は、14世紀に改築されたゴシック様式、鐘楼はロマネスク様式そしてファサードは、18世紀のマニエリスム様式と言われる。

  • ドゥオーモの平面図<br />ドゥオーモとは、司教座が設けられている教会だが、さすがに5廊式の豪華な建物になっている。<br /><br />内部はジュリオ・ロマーノ(1453年)の設計と言われている。<br />エステ家の夏の離宮の”テ離宮”も、ジュリオ・ロマーノの設計。

    ドゥオーモの平面図
    ドゥオーモとは、司教座が設けられている教会だが、さすがに5廊式の豪華な建物になっている。

    内部はジュリオ・ロマーノ(1453年)の設計と言われている。
    エステ家の夏の離宮の”テ離宮”も、ジュリオ・ロマーノの設計。

  • 身廊

    身廊

  • 左第1側廊

    左第1側廊

  • 左第2側廊

    左第2側廊

  • 右第1側廊

    右第1側廊

  • 右第2側廊

    右第2側廊

  • 主祭壇

    主祭壇

  • 後陣天井

    後陣天井

  • クーポラと天井

    クーポラと天井

  • クーポラの絵

    クーポラの絵

  • 祭壇側から見たドゥオーモ入り口

    祭壇側から見たドゥオーモ入り口

  • サンタンドレア教会(補修工事中)<br />傑出したルネサンス建築ともいわれる。<br />15世紀末に建設され、クーポラは18世紀に付け加えられた。<br />左側にゴシック様式の鐘楼が立つ。

    サンタンドレア教会(補修工事中)
    傑出したルネサンス建築ともいわれる。
    15世紀末に建設され、クーポラは18世紀に付け加えられた。
    左側にゴシック様式の鐘楼が立つ。

  • クーポラ<br />18世紀末にユヴァッラの設計により付け加えられる。

    クーポラ
    18世紀末にユヴァッラの設計により付け加えられる。

  • 身廊<br />内部は、豪壮で古典的な翼廊付き1身廊。<br />側面には、大小の礼拝堂がある。

    身廊
    内部は、豪壮で古典的な翼廊付き1身廊。
    側面には、大小の礼拝堂がある。

  • クーポラ内部

    クーポラ内部

  • クーポラの絵

    クーポラの絵

  • マンテーニャの墓?<br />明々と照明が点いていた。<br />マンテーニャの墓には、ブロンズ像があるとの事で、これかどうか怪しい。

    マンテーニャの墓?
    明々と照明が点いていた。
    マンテーニャの墓には、ブロンズ像があるとの事で、これかどうか怪しい。

  • エルベ広場を前に、ラジョーネ宮とサン・ロレンツェ聖堂(ロトンダ)

    エルベ広場を前に、ラジョーネ宮とサン・ロレンツェ聖堂(ロトンダ)

  • エルベ広場を前に、ラジョーネ宮とポデスタ館

    エルベ広場を前に、ラジョーネ宮とポデスタ館

  • サン・ロレンツオ聖堂(ロトンダ)<br />ロマネスク様式。

    サン・ロレンツオ聖堂(ロトンダ)
    ロマネスク様式。

  • 内部<br />柱のアーチの外を周歩廊が通っている。

    内部
    柱のアーチの外を周歩廊が通っている。

この旅行記のタグ

4いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イタリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イタリア最安 308円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イタリアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP