パリの「虜（トリコ）」ロール！？　-碧いときめき-

2010/05/20 - 2010/05/20

　今年は、５月にも渡欧と思い立ちました。
今回は、不思議と青いものに縁がある旅。

　いくつの青・蒼・碧を見つけられるでしょうか？
さあ、オン　ニ　ヴァ！
（仏語：行きましょう！）
　

エリア パリ(フランス)

• 航空会社: ANA

　５月１９日間もなく日付も変わろうとする頃、ようやく前泊ホテルにチェックイン。

　しかし、秋田羽田の飛行時間が約５０分。羽田成田間が京浜急行で約１時間４０分。
　これじゃ、京浜「鈍行」！？と思いきや、地下鉄区間では止まらない駅も一応あり、区間によっては通勤特急と頑張ってのこの所要時間。

　この時間をどう評価するところか？？？
でも、駅前で素泊まり９時間滞在、３５００円は破格だったので電車のことは夢の中で考えよう！？

　翌朝、ホテルを早々とチェックアウト。
京成成田駅までの往復は、屋根がある通路を通るので雨には濡れないが、駅からその先にちょっと楽しみが。

　実はRyuSieは、この朝のセットの大ファン！しかも、ここ成田店で２３年前に初めて出会ったのだった。
　
　出合った頃は、セッケンの様な食感！？に感じたハッシュ　ポテトだが、フライド　ポテトよりむしろ好き。
　マフィンの具材は新顔も登場するが、今はメガマフィンにぞっこん！（爆）

　出張時などマック（関西では、マクド）が近くにあれば、朝飯無しの宿泊設定にしてワザワザ食べに行くほど。

　食事の後は、京成成田駅から列車に乗り込み、空港駅に到着。

　１ビルの利用は、３年ぶり２度目。
ここからパリに旅立ちます。

　今回の旅では、サプライズがいくつか。
そのひとつは、円高だろう。
　ユーロが１１５円を切るなんて、外貨預金を始めた８年前以来じゃないだろうか。

　もう少し下落の気配？に、T/Cを購入するものの、パリではクレカ払いとキャッシングも利用した。

　早々と請求が来ていたが、使用カードはANA-VISA。
換算日　換算レート
5/21　　115.464
5/23　　115.252
5/24　　115.252　
5/25　　114.366　
　なお、キャッシングのレートは、
5/22　　116.24となっていた。

　海外ではT/C派だが、発行手数料が１％から２％に上がったともなると、
113×1.02＝115.26。
　AMEXのT/Cは、パリ市中のBNP PARIBASと言う銀行なら手数料なしで換金ができるが、全店舗で換金ができるわけでないのと、営業時間からすればクレカ払いがいいのかもね。

　

　CMっぽいキャッチ　コピーを付けてみた。　

夢の向こうに　いつもJ○L！？
↑えっ、A○Aじゃないの？

　ずっと向こうにJ○Lが写ってるでしょう！（爆）

羽ばたこう世界へ。シン●ポール航空

　これもいいね！？

　

　出国審査を済ませたら、まずはシャワー！？汗かきの私の搭乗時には欠かせないスポット。（笑）３０分で５００円。または６ドルがお値段。

シ・ャ・ワー・の・後！？
↑また変なキーワードでたどり着く輩が増えますよ！

　搭乗ゲートは、４１番だったかな？

　おっと、スイス　インターナショナルさん！
お早いご出発！でも、現地発も少し早いのが不満。

　往路をスイス（LX）、復路をNHにできればいいが、
往復ともLXよりも１０万円近く料金がアップするのだ。（−−；）

　ちなみに、往復AFで乗り継ぐのが滞在時間、料金的にもお得なのだが、午後６時に成田着だと秋田へ同日に帰るのきついのだ。（T▽T)
↑夏の旅がスイスなもんだから、パリの航空券GET後は、いろいろ調べてたらしい。（爆）

　さて、もうひとつのサプライズがあったのだ。
このラウンジを使える身分に。エヘン！

　

ボーディング　パス
↑アラン　ドロン！？思いついたフランス人で世代がばれますよ！（爆）

　ラウンジ内は落ち着いた雰囲気。
飲み物、軽食、スイーツ、いろいろありました。（＠o＠）
↑がめちゃ　ダメですよ！航空料金に反映されるだけですからね！（爆）
　程々に飲んで食べてくださいよ。
　

　これ、これ！今回の搭乗機。
B777-300。

　なぜに今回、ビジネス　クラスかと言うと、カウンターに手荷物のチェックインで行ったら、只今、キャンペーン中でして追加料金でビジネス　クラスをご利用できますがのオファー。

　えっ、プレミアム　エコノミーじゃなくて！
じゃ、そっちにする、する！

　窓側が空いてると言うので、すかさず窓側を。前に席があるところと、スクリーンがある方ではどっちがいいですか？の質問には、最前列と思われるスクリーンの方を選択。

　この便、エコノミーは満席に近かったが、ビジネスは３分の２くらいの搭乗率だったかな。
　ちなみに、前日はビジネスが満席だったと機内でCAさんに聞いた。カンヌ映画祭の関係だったんでしょうかね。

　乗る前に、ト、トイレ！（爆）

　しかし、日本のトイレって壮絶ですよね？
欧州じゃこんなに並んでないでしょう？

　

　トイレも済ませて！？機上の人に。
これが憧れのビジネスクラスのシート。

　上から伸びる触覚！？は、ライト。
天井にも読書灯がもちろん付いてます。

　脚置き？がうれしいのだ。
　

　「お客様、ライトを物干しにしないでください！」と怒られることはありませんでしたが。（爆）

　肘かけとシートの間にセカンドバックや小物を入れられるスペースがあるのがうれしいねぇ。

　ミネラル　ウォーターは機内でサービスされたが、このペットボトル、大きさと言い強度と言い気にいったので、滞在中に使わせてもらった。（爆）
↑ますます場違いな！？（爆）

　座席は６A。足元もこんなに広々。
で、シートにはもっと秘密が！

　ちなみに、このズボン、２年前のパリ行きの便の機内で、お尻にANA（穴）が見つかったやつだ。（爆）
http://4travel.jp/traveler/ryusie/album/10279551/
↑お尻は写ってませんから、ご安心を！（爆）


　

　その秘密とは、イスの各部分を自分ナイズに調整できるのだ。
また、３パターン（通常、リラックス、ベット）にはボタン一つで操作可能。

　背もたれと座面が前方にスライドするタイプにつき、前の席の背もたれが倒れてくることもない。

　ウエルカム　ドリンク（ANAのオリジナル　ドリンク）のサービスは、テンションが上がるねぇ〜！
　でも、今はアルコールじゃないんだ？
シャンパンと相場が決まってると思ってた。（爆）

　食前酒にワインをオーダー。
お通し！？もなかなか美味い！
↑無料ですからネ！

　でも、急に気流の関係で揺れだして、サービス停止に。
ワインが来た頃には、つまみもほとんどが腹の中！？

　食事は和食、洋食のセット　メニューから選べるが、洋食でもパンをごはんにとか、前菜、メイン、デザートを自由に選べるア・ラ・カルト方式の設定なども出来ると言う。

　まずは、野菜サラダを前妻にいただく。
あっ、前「菜」ね

　気分は、牛のステーキだったんですがね、食事のちょっと前に宮崎の口蹄疫のニュースが流れてたんですよ！

　感染力が強いので、仕方ないんでしょう...か？
何で一緒の牛舎の症状のない牛まで...
　ワクチンがあるんですよ。でも、肉質が落ちるからって、彼らも殺される運命なんですよ...
　食欲が落ちる前に、号泣しました。（T0T)
20万頭も処分されるんですよ...
　
　涙を流す以外できることはないんでしょうか...
人間が神様から同じ仕打ちをされないといいですよね...

　だから、今日は魚にしたのだ！（T0T)

　帰国してからこの事が更に大きく報道されていた。殺傷に関わるのは獣医師さんなのだが、農家の方も同様にやりきれない気持ちでいっぱいなのだそうだ。
　もう少し早く国などが包括的で柔軟な対策を取っていれば、これまで多くの家畜が殺傷されずに済んだのではないかと思うと無念でなりません。


　
　

　気を取り直して、デザートなのだ。
最初、メニューを見て、ケーキとチーズで迷ってるんだけどとCAさんに言うと、２つ共選ぶこともできますよの答え。

　わぉ〜！まずは、ケーキ！

　次がチーズ！

　軽めのワインがよかったが、どちらもフル　ボディーだったので、フランス産でいただいた。

　気をよくして、またCM風のキャッチ　コピーを！

　そのくつろぎの向こうにA・N・A

　グラスを傾けて撮ってると、CAさんが綺麗なところ撮りますねと寄ってきた。ワインカラーとのコントラストを言ったのだろうが、グラスの底のANAの文字を浮かび上がらせる角度を模索してたのだ。（笑）

　お腹も満たされ、気分も落ち着いた頃、パーソナル　モニターを取りだす。
　いつもなら、スカイマップ＆カメラに走るが！？映画がね、あのアバターだったの！
　長い日中のフライトのお伴はやっぱり、見たかった！？映画！

　細かいあらすじは、wekipediaとかで見てほしいが、
要は宇宙探査に出た人類がある惑星にたどり着き、その星の資源を獲得しようとするが、先住民に手を焼き、交渉の手段として投入されたのが、アバター。
　それは、先住民ナヴィと人間のDNAを融合させて作ったナヴィに似せて作った肉体。このアバターはオリジナルのDNAを提供した人間が、自分の意識と連結させ、遠隔操作できるのだと言う。

　アバターの操縦者達は、この星の自然やナヴィの文化や習慣を学び、信頼を獲得した上で、立ちのき交渉を進める手筈でいたが、なかなか交渉の始まらぬことに軍部がいらだち、戦闘を始めてしまう。

　時代設定は２２世紀の様だが、緑を失い？エネルギー問題に直面する近未来の人類が、自分達の生存（エゴ）のため、破壊と殺りくを繰り返す様が、さっきの宮崎の口蹄疫と結びつき、ふたたび号泣！？（T0T)

　人間はいつになったら、自然と共存できるのだろう...
　ナヴィは森で狩りをしている種族であるが、獲物を捕えた時に、魂は天へ、身はナヴィの一部にと祈りをささげる様は、我々が忘れかけている生命への畏敬の念と自然の恵みへの感謝の念を思い起こさせてくれる。

　ネタばれにならない様に、あらすじは最小限にするが、この映画を通じて得たものは大きかった。
　是非、レンタルか、テレビでやる時は、お見逃しなく！？
　

　映画の後、幾ばくか睡眠を取る。
いつ食事がと思うと、着陸２時間前になりますので、
そろそろお食事をと促される。

　２食目の軽食は好きな時間に食べられる設定だった様だ。（爆）

　このサフラン　ライスがすごく美味しかった。
ちなみに飲み物は、「目覚めのお茶」ってやらを。

　食後にコーヒーをいただく。
青いテーブルカバーに白いカップがまぶしい。

　今回、シベリア上空は雲が多くて地上がみえなかった。ずっと見てたわけでないが。（笑）
　だから、どこまで道路が続いてるかは、確認できませんでした。（爆）
↑依頼者がいたのか？？？

　シェイドを開けると、青い空と地上には街が見え始めた。

　黒と緑と赤の尾翼の飛行機が猛スピードで交差して行ったり、はるか上を行く飛行機も見えてきた。

　なかなか写真に撮れないもんです。
ようやく撮ったのが、月の傍らを通り過ぎて行った飛行機。

　オランダのいづこ？と思い探してますが、まだ見つかりません。

　１５：５０、定刻よりも３０分ほど早くシャルル　ド　ゴール国際空港　テルミナル　アン（１）に到着しました。

　ターミナル１は何年振りだろう...KE?,CXで到着以来の様な気がします。９年、７年ぶりかな。

　サプライズと号泣のフライトの後のパリには何が待ってるのでしょうか？次編に続きます。

http://4travel.jp/traveler/ryusie/album/10462191/