2009/11/24 - 2009/11/24
30900位(同エリア43918件中)
まゆままさん
せっかくのいい季節に・・子どもたちの学級閉鎖にインフルエンザ、その他もろもろでなかなか行けなかった建築巡り、
建物禁断症状で手にふるえ?がきそうになったところでこの日はようやく念願の京都へ行けた!
次、京都へ行く時は京大関係の建築物を回ろうと思ってたので京大のキャンパスを紅葉も楽しみながら歩いた。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄
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この「京都大学人文科学研究所」は少し離れたところにあるのだけど、京大の施設の中でも前からぜひ見たいと興味のあった建物だったのでまず先にやってきた。
北白川の民家の中に突如現れたこの建物は外観もすごいインパクトで、ここだけ異国の空気が流れてた。
スペインの僧院を模したロマネスク様式に東洋風を加味した建物で、昭和5年に当時京都大学の建築学の教授であった武田伍一指導の元、大学院生の東畑謙三により設計されたものだそう。
登録有形文化財。 -
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車寄せのとても装飾的なアーチ
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柱の模様のパターンが全部違ってる。
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鳥かごのようなかわいい車寄せ天井の灯り。
建物内部の廊下にも同じデザインの照明がいくつか付けられてた。 -
小さな色とりどりのガラスが連なるかわいいステンドグラス。
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中には図書館があり、閲覧できるはずなので少し中を見せてもらうことに。
中へ入って驚いたのは中には回廊に囲まれたとても美しい中庭があった。
まさにスペインのパティオのよう〜と、うっとり・・
中庭の真ん中には池が作られ、その中心には井戸が置かれてた。
回廊を歩き、中庭にも出てさんざん写真を撮った後、閲覧室は無理かな?と聞いてみると、閲覧室は撮影禁止、と言われ・・そのまま帰ればよかったものの、最後に事務室へパンフレットでも頂いて帰ろうと立ち寄った。
すると声を掛けた方が言われるには実は閲覧室以外の内部も撮影禁止で、しかも閲覧以外の建物目的での立ち入りも禁止だったよう・・
私はもう見てしまったから今回はいいですよ、と言われたが残念ながら内部で撮った写真は載せるの控えないといけないかな〜と自粛;
階段にある玉すだれ?のような模様の色とりどりのステンドグラスもすばらしかったし・・ドアの上部などには獅子や龍のレリーフなど細部のあちこちに見られた東洋趣味も興味深かった。
かさ立てやフックなど細かいところのデザインもすばらしく、部屋と廊下を仕切る目隠し?にもとても美しい幾何学模様の透かし彫りがされてたりと・・興奮抑えきれない建物だったが、建物好きのためには公開はされてないのがとても残念・・ -
美しくアーチが連なる一階のテラス
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テラス
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京都大学人文科学研究所を訪れた後は京都大学吉田キャンパスを見て回った。
さまざまな建築家によって建てられたいろんな様式の建物を楽しむことができた。
大正14年に建てられた百周年時計台記念館はセセッションを加味したデザイン。 -
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大正11年築の工学部建築学教室本館は京大では最初のRC造建築だそう。
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建物裏側から見た工学部建築学教室本館
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工学部電気工学教室本館は明治33年に建てられたレンガ造りの玄関部分のみがファサード保存されていて、新館の入り口となっている。
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ネオゴシック風の法経学部本館。
コの字型になっていて西翼が昭和8年、中央が昭和13年、東翼が昭和27年に建設されたそう。 -
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保健管理センター
大正14年、昭和6年築 -
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明治36年築、埋蔵文化財研究センター資料館(尊攘堂)
国登録有形文化財
子爵品川弥二郎が吉田松陰の遺志をくんで明治20年に 維新における尊攘の功ある人々を記念し建てられたもので、品川の死後京大に寄贈されたそう。 -
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大正13年築、文学部陳列館
登録有形文化財 -
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車寄せのアイアン飾りのデザインがとても優雅。
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車寄せの天井
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関西日仏学館
昭和11年築のモダニズム建築、登録有形文化財
この日はここでお昼のランチを食べた。 -
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関西日仏学館内の「ル カフェ」にて。
日替わりランチはパン、サラダとコーヒー付きで750円だったか?安い。
が、肉が固くて・・魚にするべきだった; -
京都大学基督教青年会館
大正2年、ヴォーリズ設計によるものでYMCA会館としては国内最古のものだそう。
登録有形文化財。 -
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大正2年ヴォーリズ設計による京都府立医大・橘井寮
京都大学基督教青年会館と同じ敷地内に建つ。 -
総合人間学部正門
明治30年
登録有形文化財 -
総合人間学部正門門衛所
明治30年築 -
吉田寮へのアプローチ。
銀杏並木がとてもきれい。 -
銀杏並木を進むと見えてきた吉田寮。
明治45年築だそうでさすがに年季が入ってる・・ -
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大正14年築、楽友会館はスパニッシュ様式の建物。
登録有形文化財 -
Y字型のポーチ柱が印象的。
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入り口のアーチも尖塔型
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玄関ホール
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球状のかわいい形の照明
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階段には小さなアーチが縦横に並んでステンドグラスが入っていた。
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玄関の壁に刻まれていた。
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明治34年築、赤煉瓦造りの旧医学部解剖学教室標本室
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京都大学東南アジア研究センター旧館
明治22年に京都織物本社本館倉庫として建てられた赤煉瓦造りの建物。 -
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この日は京大の農学部と修復中の建物以外は大体見ることができて、久々の建築巡りに充足感を味わって帰途へついた。
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