2009/06/27 - 2009/06/27
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ソフィさん
2009年6月27日(土)
いよいよ、出発の日がやって来た。
南仏の強い日差しの木陰で味わうエスプレッソは、どんなに素晴らしいだろう。
戦争の絶えなかったこの地方は、今恵まれた自然の中で、人々が心を温め合う場となっている。
南フランスには幾度かやって来たが、今回のようにヴァカンス中の訪問は初めてのように思う。
あれは1990年代の終り頃だったろうか、5月にニースで開かれた国際ロータリークラブの世界大会にやって来たことがあった。
ニース・コート・ダジュール国際空港に着いてすぐに仰いだ空の、澄み切った青さは、今も眼底に焼き付いて離れない。
関西空港には、思い出が多い。
1978年、私が国鉄大阪工事局長として赴任して来て間もなく、京都大学の小西教授から、芦屋のご自宅に夕食を誘われたことがある。
先生は当時空港連絡橋の設計委員長をされており、私からゆっくり食事をしながら意見を聞きたいと言うことだった。
私は「空、陸、海の交通はそれぞれ結ばれ合って、助けあう関係になければならない」
「現在の日本の交通機関が助けあうどころか、むしろ逆に対立関係にあることは、国民にとって非常に嘆かわしい」
「世界の大空港は近い将来高速鉄道と結ばれて、空港の地下から全国に特急が走る時代が来るだろう」
などの意見を述べたが、それから30年も経っているのに、未だに日本の大空港はようやくローカル電車網と結ばれている段階にとどまっている。
1981年に入社した中央復建コンサルタンツでは、私が入ってほどなく社内で「関西空港技術研究会」が開かれた。
勤務時間外の自由研究課題として、関西空港の工事や完成後に問題となりそうな技術課題を拾い上げながら、フリーディスカッションを重ねる月二回程度のミーティングだった。
まだ日本のどの機関でもタッチしていない問題を扱う、非常に進んだ研究会だったと記憶する。
私もメンバーに入り、意見を出したものだ。
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関空・パリ間の機体は
ボーイング777-200
先日大西洋で落ちたエアバス機でなく
少しほっとする
AF(フランス航空)は経営合理化のためKLM(オランダ航空)と合併
この便はさらにJAL(日本航空)と共同運航便なので とてもややこしい -
関西空港の二階は
旅客の歩行のために使われている
当初は地階が使われるようになっていたが
私は「地階に代わって二階にすることがよいだろう」と提案した -
出発前の機内整理
この活気あり少し雑然とする雰囲気が好きだ
「この機内では フランス語 日本語 英語 イタリア語 スペイン語 ポルトガル語の六ヶ国語が通用します」とのアナウンスがある
日本人乗務員も二人以上乗務している -
機内朝食のカモ肉キノコのサラダは
最上の味だった
ヴァージン・オイルとバルサミコ酢の調和が素晴らしかった -
「イジニー」のバターも
ただものではない
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