1999/12/02 - 1999/12/08
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kojikojiさん
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年末に一人でスイスのツェルマットへスキーに行こうと思い立ちました。
旅行会社のツアーに申し込もうと思いましたが、やれ送迎だの一人割り増しだの、更にその出発日は他にお客がいないから出発日を変更してくれだのと言われて面倒になり自分で手配することにしました。スイスエアーでチューリッヒ経由のジュネーブ往復とスイスパスとジュネーブとローザンヌとツェルマットの希望のホテルを予約しても結果5万円ほど安く手配できました。当然ツアーには無いエヴィアンとモントルーのクリスマス市、最後にイヴェルドンで温泉も楽しめました。スキーの後は温泉だとつくづく感じました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 船
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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スイス航空でチューリッヒ経由でジュネーブに着いたのは午後10時をまわっていました。空港駅で切符を購入してコンセルヴァン駅へ。ダラダラ坂を下って湖畔のオテル・ドゥ・ラ・ペにチェックインします。その当時1泊10,000円くらいだったと思います。4階のレイクビューの部屋からはレマン湖の夜景が美しいが望めますが、一人では少々ロマンチック過ぎる感じでもあります。今日6本目のワインの小瓶を空けながら、空港で買った絵葉書に切手を貼って日記を書いて翌日に備えます。翌朝も美しい夜明けが望めました。噴水には少々早い時間でした。
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ホテルの吹き抜けです。遅いチェクインだったので宿泊客の姿もありません。とても格式のある良いホテルでした。翌朝の朝食も素晴らしいレストランでしたが、卒業旅行らしい日本人の学生が数人食事していました。
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この日はローザンヌとエヴィアン観光をしてからツェルマットまで行かなければならないので忙しい日です。スイスカードは本日中であればスイスのどこまでも行けるので使い方によってはお得な切符です。ミラノ行きのCISALPINO(シサルピーノ)でローザンヌまで移動しました。早朝なのでレマン湖の霧が線路を被い、美しいはずの湖とブドウ畑は見えませんでした。
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3度目の勝手知ったるローザンヌではウシーまで地下鉄で降りて10時15分発のエヴィアン行きの船に間に合いました。割引があるかとスイスカードを提示すると何と無料でした。片道30SFなので約2500円の節約です。湖上も霧が立ち込めていて船上からは何も見えませんでした。
40分ほどでエヴィアンに到着で、フランス入国です。パスポートコントロールも何も無しです。通勤している人も多いようですから。 -
これはエヴィアンの旧本社です。アールヌーヴォ風のデザインの美しい建物です。船着場の傍にある現在のエヴィアンの会社は緑の芝生に白い建物が映える美しい所でした。スパやエステのメニューがありましたが、温泉水を飲むコップ(ストロー製のケース付)を買うにとどめました。この年流っていたティアドロップ型の瓶入りの水は重たいのであきらめました。
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思っても見なかったエヴィアンの町は美しいアールヌーヴォーに溢れていました。
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エヴィアンはカジノも有名です。カジノに立寄るほどの時間はありませんでした。
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帰る頃になって霧が晴れてきました。
ローザンヌとエヴィアンを行き来する船です。冬の時期は運休ですが、ローザンヌから東のヴヴェイやモントルーなどを回遊する船もあります。いつかレマン湖とラヴォーのワイン畑や小さい村々を巡る旅をしたいと思っています。 -
エヴィアンの町と奥にフレンチアルプスの嶺々が望めます。以前シャモニー・モンブランから鉄道を乗り継いでマルティニーへ出て、ヴヴェイやサン・サフランを周ったことを思い出します。
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光の向こうにはモンブランやグランドジョラス、ドリューなどの針峰があると思うと心が弾みます。子供の頃に岩波ホールで観たガストンレヴュファーの映画を思い出します。
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ちなみに帰りの船も無料でした。ローザンヌの港と赤い三角屋根はシャトー・ド・ウシーというホテルです。第一次世界大戦終了時にはトルコの敗戦の調停だったかが執り行われた所です。
この港には幾つもの思い出があります。旅の途中で知り合ったご夫婦との別れがあったり。帰国前の最後の晩はこのホテルに予約をいれてあります。 -
「インドシナ」という映画のエンディングでカトリーヌ・ドヌーヴが湖畔に佇むシーンがあります。レマン湖とハロン湾が重なるシーンでもありますが、冬の凛とした空気の中ではハロン湾は感じられませんでした。
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ひと気の無い年末の湖畔の移動遊園地でカルーセルに乗る少女。
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ブリークまで着くともう夕方でした。谷間の駅は日暮れが早いです。ここはツェルマットとシンプロントンネルを越えてミラノとジュネーブとインターラーケン方面との列車が行き交う交通の要衝でもあります。ここを通過するのは何度目でしょうか…。
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ツェルマットへの列車が待っています。2度目のツェルマットです。以前はサン・モリッツから氷河特急でしたが今回は普通の列車です。翌日からツェルマットでのスキーが始まります。
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1999 スイスツェルマットの旅
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