2007/07/16 - 2007/07/22
1212位(同エリア4637件中)
ginさん
デンマークに住んで居る子供たちが夏休みに日本へ行きたいと言うので長男にチケットの手配を指示して日取りを決め関空で落ち合う事にした、私は少し早めにタイから帰国していて当日は早めに関空へ行き子供たちの到着を待った、多少の不安があったので子供たちが揃って到着ゲイトから出てくると安心した。
バスで四国の徳島まで行き電車に乗り換え鴨島の兄の所で数日過ごした後大歩危の妹の嫁ぎ先へ行きここで日本の田舎を子供たちに体験させた。田舎の体験の後は香川県にある金比羅宮へ参拝に行った。長男〔エミール25歳〕は小さいときに一度来日の経験があるが長女〔レベッカ15歳〕と次男〔マチヤス7歳〕は初めてなので少し緊張気味だった。
子供たちも大きくなって自分の世界を持つ様になったので親子みんなで旅をするのはこれが初めてで多分最後だと思う。
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大歩危の吉野川に掛かる橋。
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橋のすぐ左が大歩危駅、私が若かった頃にあった橋は現在位置からもっと右寄りで線路を横切って橋を渡っていた。
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紅葉の小枝が山の緑に映えている。
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妹の嫁ぎ先に暫くやっかいになる、嫁ぎ先といっても昔から懇意にしている家だったので実家に帰ったような気分だ。
夕方庭でバーベキュウをしていたら何処からともなくガマ蛙が現れた、雨が降る前触れだと冗談を言っていたら・・・・。 -
本当に雨がふってきた、子供たちは突然のガマ蛙の出現と降りだした雨にびっくり、軒下から手を差しのべて雨の感触を実感していた。
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私の実家のあった村へ出かける。吉野川をはさんで向かい側にある山の斜面にある村だが橋を渡るために駅まで迂回しなければいけない。
国道32号線は歩いても面白くないが川を渡り村道に入ると自然が満ち満ちていてハイキング気分になる。 -
途中国道にある警察の派出所の指名手配をみて感じが似ているといって大笑い。
おい、エミール! -
駅の近くの食堂で。お父さん、もう一杯お代わり!
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実家の在った跡地からの眺め。
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今は取り壊して敷地だけが残っている、小さいとき庭で遊んだ記憶がよみがえる、記憶の中の庭はもっと広く走り回ってもじゅうぶんの広さがあったが・・・。
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近くの峠まで足をのばすと大歩危駅の辺りが見下ろせる。
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子供たちは歩き疲れて親戚の家で休んでいる、一人で記憶と照らし合わせながら村を歩く。 大宮神社、ここも記憶に比べこじんまりとしている、人の記憶は年とともに変わってゆく、現実も変わってゆく。
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私が小学生の頃にこの神社が建て替えられた、境内で彫り物をしていた若い宮大工の人に彫り物の難しさを尋ねた記憶がある。大工が曲線のゆらっとした感じをだすのが一番難しいと言ったのを覚えている。
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裏手にまわると大きな足長蜂の巣があった。
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草むらから音もなく蛇が出てきて私を見つめていた。
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安楽寺の筧、年代を感じさせる。
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昔は道路などは無く小道が家と家をつないでいた、今では道路が網の目のように民家をつないでいる。
村はずれに出ると山の斜面を削った道路が隣村へと続いている。 -
道路わきの杉や雑木がのびて駅を見下ろせる場所は数ヶ所しかない。
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はぐれカラスが枝にとまっている、私もこのカラスの様なはぐれた生活をしている。
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杉林に囲まれた八幡神社、うっそうとして寂れた感じがもの悲しい。
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時とともに無言に過ごす忘れられた彫像。
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以前は杉の大木の近くにあった半鐘、落雷で杉の大木は倒壊、半鐘は杉の枝に吊られて下界を見下ろしている。
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杉林のなかの林道を登って行く、村には猪や猿が餌を求めてよく現れると言う。私が小さい頃は影も形も見えなかったが、伐採や植林がすすみ山に食べ物が少なくなったらしい。
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尾根からの眺め、少しかすんで見える辺りから高知県になる。小さい頃から山の向こうに興味があった、それが私の旅の原点だろう。
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村の一部、駅からは一日二便村営バスが走っている。
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桃が実をつけているが食べ頃までにはまだ少し・・・。
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妹の嫁ぎ先の集落がみえる。
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急斜面なのでヘアピンカーブが村を貫いている。
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村から見下ろした吉野川と国道32号線。
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村からはなれた山の中に人家がみえる。
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今日はお世話になった親戚の家を後に妹の所へ歩いてかえる、途中で見つけたナナフシ。
近くに熊に注意の看板があり子供たちはビックリしていた。 -
朝霧が山肌を覆っている、霧の流れが速い、霧に負けじと吉野川が息吹く様に山間を流れている。
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今日は琴平宮へ参拝に、参拝と言うより見物にきた。
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途中にあるこんぴら狗、狗の銅像を見て喜ぶ辺りは子供らしい。
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タオルの漢字に興味を持つエミール。
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幾ら登っても尽きない石段、本殿までは785段、奥社までをあわせると1368段もある。
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途中いくつかの社がある。
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本殿の境内からの眺め。
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ここまで登ってくると汗と疲れでぐったり、よるトシナミには・・・・。
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奉納されているドラの様な・・・。
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回廊のある建物。
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御神籤がいっぱい結び付けられている、兇から大吉までこれも運しだい。
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この社務所でいろんな物が買えます、神の御加護も金しだい。
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ここにはたくさんの絵馬や額が奉納されている、金比羅様は海運交通の守り神。
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竜神の彫り物がある石柱。
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奉納されている酒樽、中身は?
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本殿までで本日の参拝は完了、階段を下りていく。
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土産物に興味深々の三人。
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帰りの電車内で持参の本を読むエミール。
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疲れたのか無口なレベッカ、 アッ! マチヤスが居ない!
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夕方家に帰って来る、ツバメが出迎えてくれた。
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???。
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明日は大坂へ、最後の日の晩餐。
お婆ちゃんどうもお世話になりました。
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この旅行記へのコメント (20)
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- さみーさん 2010/03/06 23:42:19
- 吾川村のひょうたん桜
- ginさんはじめましてこんばんは。さみーと申します。
この旅行記にいつか書き込もうと思っていました。
以前は32号線沿いの山肌に家のある四国の景色を見て、哀愁を感じながら高知へ行ったりもしましたが、最近は高速を大豊ICで降りて、
439号線で吾川町(高知県)のひょうたん桜を見に行くのが、ここ数年の春先の慣例となっています。439号線は酷道などと揶揄されますが、大豊辺りから吾川までは、逆に道が整備され最近はハイスピードで走行できるようになっています。
いきなりとりとめもないことを書きましたが、世界を旅するginさんのふるさとが大歩危小歩危の辺りの山中ということで、勝手に親近感を感じて書き込みました。
今日はラオスの旅行記、行ったこともないのになんだか懐かしく拝見させていただきました。次の旅行記も楽しみにしております。
四国の道を愛する
さみー
- ginさん からの返信 2010/03/07 11:35:45
- RE: 吾川村のひょうたん桜
- 今日は、さみーさん。
我が田舎の旅行記を見て頂きありがとうございます。
そろそろ四国へも帰ってみなければと思いつつここ数年が過ぎ去っていますが帰るたびに田舎の村や町が様変わりしていて戸惑ったりします。
記憶の中の田舎と現実の田舎が年を重ねるごとに違ってくるのはどうしようも
ないですね。
今はNHKTVの竜馬伝で高知が盛り上がっているんでしょうね。
東南アジアばかりでなくたまには日本へも帰ってみたくなりました(笑)。
今後とも宜しくお願いします。
今後も四国道を愛車でドライブする様子をUPしてくだい。
Gin。
PS;私は今日の夜行ばすでバンコックへ行き明日の飛行機でネパールへ行きます、暫く留守になりますが宜しく。
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- ちょびれさん 2009/10/21 18:34:55
- 初めまして!
- ginさん
初めまして、ちょびれと申します。ご訪問ありがとうございました♪
デンマークからのお子さん里帰り編にお邪魔しました。
日本の山里への初めての旅、きっと物凄く心に残る旅だったでしょうね。
見るものも食べるものも、目を丸くして!
数十年前預かった留学生が今年の春我が家に家族を連れて里帰りして
きました。子供たちはまだ小さいせいか、とても順応性が高く
あらゆるものを吸収して帰って行きました。
デンマーク語しか解らない子供たちとの数日は貴重な楽しい時間でした。
長男さんは25歳、もうすっかり独立されているんでしょうね。
お嬢さんと末っ子くんはまた一緒に旅行する機会もあるやも!?
ですね。
ginさんはタイにお住まいなのですか?
沢山の旅行記!またゆっくりと拝見しにまいりまーす。
ちょびれ
- ginさん からの返信 2009/10/21 22:18:21
- RE: 初めまして!
- 今晩は、ちょびれさん。
デンマークの国名を聞くと遠くて近い様な感触をうけます。
昨年長男には娘ができて私もお爺さんの仲間入りですが離れて生活しているせいかいまだにピンときません。
下の二人ももう親よりも友達との交流が主体の生活です、親は無くても子は育つとはよく言ったものです(笑)。
ちょびれさんのデンマークとのかかわりがヤコブ一家を通して今後いっそうの発展をされる事と思います。
現代社会では世界がよりいっそう身近なものになり外国とのつきあいも身近になりましたね。
ちょびれさんの地球に乾杯です(笑)。
デンマークというお互いの共通国がありますね、これを機会に今後とも宜しくお願いします。
Gin。
- ちょびれさん からの返信 2009/10/21 22:27:34
- RE: REこちらこそ!
- これからよろしくお願いたします。
タイはサムイとプーケットには行きましたが本土にはまだ行けてません。
とりあえずバンコクに行ってみたいのですが・・・
つい最近まで主人がマレーシア駐在でしたので、近隣はうろうろして
いましたが、帰任してきたので東南アジアもちょいと遠くなってしまいました(T_T)
また旅行記読ませて頂いて、タイに行けたらいいなーと思っています。
ちょびれ
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- Rockyさん 2009/06/07 18:42:00
- 旅の原点
- ginさん、こんにちは
>それが私の旅の原点だろう。
こんなところに、旅の原点!
どうして、チエンマイ滞在....が疑問....?
ginさんタッチの日本は新鮮...こんな見かたも有るんですね♪〜
今後のお子様達の成長が楽しみかな....。
- ginさん からの返信 2009/06/07 20:04:10
- RE: 旅の原点
- 今日は、Rockyさん。
そうなんです、片田舎の小さな村に居たからこそ外の世界が見たくて、小さい頃から山の向こうに夢をみていたんです、旅は夢から始まったんです。
何故、チェンマイ住まいって、ここに生活の基盤を置くと何とか仕事をしなくても旅が続けられるんです、経済的に。そして私の旅が終わる頃、最後の旅に出た後子供たちにも・・・。
時間は待ってくれません、人生を楽しむのは今の内ですよ(笑)。
Gin
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- ジュリままさん 2009/06/05 15:31:28
- お宝!
- ginさんたらいつの間に帰国って思ったら
2年前の旅行記だったんですね・・・(w
息子さんも、お嬢さんもきれいな顔立ちしてますねぇ〜
彼らにとっては不思議の国ニッポンだったんでしょーね。
金比羅さんの狛犬がかわいかっただす♪
ジュリまま
- ginさん からの返信 2009/06/06 15:41:16
- RE: お宝!
- 今日はジュリまま様。
日本の田舎も都会も子供たちにとっては物珍しくかなり興奮気味でした(笑)。
子供たちはみんな母親似だとよく言われます ハイ! (爆)。
Gin
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- バートンさん 2009/06/04 22:22:10
- 里帰り
- ginさん、こんにちは。
素敵な田舎ですね。
凛とした景色に心が洗われるような気分です。
外国では日本のサブカルチャーばかりが持てはやされているけど
お子さん達もginさんの故郷でいい経験をなさったのではないでしょうか。
それにしてもお子さん、とても美男・美女ですね♪
ばーとん
- ginさん からの返信 2009/06/06 15:35:36
- RE: 里帰り
- バートンさんご無沙汰しています。
田舎って遠くに居て始めて良さが判るような気がします。
山の景色なんかはあまり変わりませんが村の風景とか人々は開発とか過疎化で記憶とは随分違っていました。
小さい頃は村に活気みたいなものがあった様な気がします、今では何だかひっそりとしていて絵か写真を見ている様な感じです。
活気の源は子供たち! で、その子供たちの数が激減して絶滅寸前なんです(笑)。
学校も閉鎖されて隣村と合併してました、交通が便利になって距離感が昔とは違い隣村は近所みたいな感じです。
土地の距離だけでなく人の心も近所になって欲しいですね。
Gin
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- ralphinさん 2009/06/03 17:54:21
- 秘蔵写真
- ginさん。
そう言えば、お子さん達も日本に来ていたと聞いた気がしていたんですよ〜。
ついに登場ですね!
日本の田舎を見てビックリしたでしょうね。
デンマークでは蛙が出てくると雨が降るという定説はないんですか?
でも良い体験して、満足で帰られたんでしょうね!
それにしても、お子さん達美男美女だわ・・。
ralphin
- ginさん からの返信 2009/06/06 14:34:02
- RE: 秘蔵写真
- こんにちは ralphinさん、
子供たちが来たのはパパスさんにお世話になったオフ会のすぐ後です、またパパスさんにお願いして・・・(笑)。
日本の田舎と都会は子供たちにとって一生の思い出になったと思います。
エミールは二年前からデンマークで日本語の勉強をしています、今年の春は単独で友達のつてを頼って東京で遊んできたそうです。
子供たちもそれぞれ自分の人生の道を歩んでいます。
親は無くても子は育つ、(いい加減な親父です)。
Gin
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- kumさん 2009/06/03 15:24:51
- お里帰り
- Ginさん、こんにちは。
きれいな田舎ですねぇ。
朝靄とか、ひっそりと立つ鳥居とか、杉の枝につるされた鐘とか
ものすごく私の好みですわ。
子供の頃をこういう田舎で過ごしたら毎日が楽しいんだろうなぁと思いながら拝見しました。
ガマガエルは初めてみました。
こんなに大きいんですね。かなり怖いかも。。。
しかし、お子さん、美男美女ですね。
エミールさんがタオルを見ている写真がかっこよすぎです。
kum
- ginさん からの返信 2009/06/06 14:16:03
- RE: お里帰り
- 今日は kumさん。
この歳になって田舎の素晴しさと言うか良さが実感として理解できるようになりました。
しかし開発や過疎化で記憶にあった田舎とは随分かけ離れていました、これも時代の流れですね。
いい物ほど早く無くなる気がします(笑)。
Gin
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- auntofasiaさん 2009/06/02 23:54:25
- こんばんは
- ご無沙汰でーす
先日はフルーツをありがとさんでーす
見ながらお煎餅食べました(笑)
忙し過ぎてボーっとした時お邪魔したので
とっても感動の「里帰り編」でした
下のおぼっちゃまはgin様そっくりでびっくり!
みーんな良い子に育ってますね
うらやましいです
ほんじゃまた〜♪
- ginさん からの返信 2009/06/06 14:01:01
- RE: こんばんは
- こちらこそ筆不精ならずキイボード不精でご無沙汰です(笑)。
もう二年も前の旅ですがやっと作った子供たちへの贈り物です。
>下のおぼっちゃまはgin様そっくりでびっくり!
:どちらかと言うと母親似です、私はもっときりっと引き締まっています(笑)。
Gin
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- shima77さん 2009/06/02 22:30:33
- 感動・・・
- 里帰り・・・いいですね・・・ 田舎だったのが又良いですね・・・
蛙さんも・・・雨が降って大喜び・・・ 子供さんたちも皆 ginさんの髪のフサフサノ時にソックリ・・・可愛いですね・・・
之が最後でなしの10年に1度くらいは・・・
次回は京丹波町にも来て下さい・・・。
- ginさん からの返信 2009/06/06 13:12:59
- RE: 感動・・・
- 今日は嶋さん、
里帰りはあまり田舎を知らない子供たちには目新しくまた自然に触れるいい機会でもありました。
デンマークでは子供たちがある程度大きくなったら家を出て自分のアパートに住み自己の世界を創りはじめます、日本の子供に比べ早い時期に独立します、とくに外国に住んで居るともう他人みたいなものですよ(笑)。
機会があれば丹波にも連れて行きたいです。
ところで、例のTVのダウンロードして見られるサイトを教えてください。
ボーちゃんも楽しみにしています。
Gin
- shima77さん からの返信 2009/06/06 14:13:24
- RE: 感動・・・
- > 里帰り・・・いいですね・・・ 田舎だったのが又良いですね・・・
> 蛙さんも・・・雨が降って大喜び・・・ 子供さんたちも皆 ginさんの髪のフサフサノ時にソックリ・・・可愛いですね・・・
>
> 之が最後でなしの10年に1度くらいは・・・
>
> 次回は京丹波町にも来て下さい・・・。
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