赤穂旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2月のよく晴れた日曜日。1日時間が空いたので自宅から2時間以内で行けるところ…ということで赤穂に行きました。<br />赤穂にはこれまでも何回か行ったことはあるのですが、今回は赤穂の東にある「坂越(さこし)」を中心に訪れました。<br />坂越は、瀬戸内海に面した小さな港町で、忠臣蔵で有名な赤穂藩の名産品である塩の搬出港ともなったところです。当時の面影を残す古いまちなみが残っていることから、関西圏を中心に訪問する人が最近増えているそうです。

兵庫県・播州赤穂★坂越のまちなみ~赤穂城

14いいね!

2009/02/15 - 2009/02/15

145位(同エリア336件中)

2

18

ころっつ

ころっつさん

2月のよく晴れた日曜日。1日時間が空いたので自宅から2時間以内で行けるところ…ということで赤穂に行きました。
赤穂にはこれまでも何回か行ったことはあるのですが、今回は赤穂の東にある「坂越(さこし)」を中心に訪れました。
坂越は、瀬戸内海に面した小さな港町で、忠臣蔵で有名な赤穂藩の名産品である塩の搬出港ともなったところです。当時の面影を残す古いまちなみが残っていることから、関西圏を中心に訪問する人が最近増えているそうです。

一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

PR

  • 坂越のまちなみは、「大道」と呼ばれる緩やかな坂道沿いに広がっています。路面には石畳が敷かれた一本道です。<br />車で来る場合(大阪方面から)は、国道250号線の赤穂市街地に入る前の坂越橋の手前を南下するとすぐで、無料駐車場・トイレも観光スポット「旧坂越浦会所」の前に整備されています。JRの場合は、赤穂線坂越駅下車となりますが、そこから坂越橋を渡って2kmくらいです。

    坂越のまちなみは、「大道」と呼ばれる緩やかな坂道沿いに広がっています。路面には石畳が敷かれた一本道です。
    車で来る場合(大阪方面から)は、国道250号線の赤穂市街地に入る前の坂越橋の手前を南下するとすぐで、無料駐車場・トイレも観光スポット「旧坂越浦会所」の前に整備されています。JRの場合は、赤穂線坂越駅下車となりますが、そこから坂越橋を渡って2kmくらいです。

  • 駐車場から「大道」沿いに歩くと、「坂越まちなみ資料館」があります。大正時代に建てられた旧奥藤銀行坂越支店を改修しており、観光案内所ともなっています。銀行だったので建物内に今は使われていない大きな扉の付いた金庫もあります。<br /><br />○入場 無料<br />○開館 10時〜16時(火曜日休館)

    駐車場から「大道」沿いに歩くと、「坂越まちなみ資料館」があります。大正時代に建てられた旧奥藤銀行坂越支店を改修しており、観光案内所ともなっています。銀行だったので建物内に今は使われていない大きな扉の付いた金庫もあります。

    ○入場 無料
    ○開館 10時〜16時(火曜日休館)

  • 「まちなみ資料館」の少し南には、「奥藤酒造」があります。旬のお酒が試飲でき、ここでお酒を買うこともできます。(濁り酒をお土産に買いました。)

    「まちなみ資料館」の少し南には、「奥藤酒造」があります。旬のお酒が試飲でき、ここでお酒を買うこともできます。(濁り酒をお土産に買いました。)

  • 「奥藤酒造」では敷地内にある資料館も無料で見学できます。資料館の入り口には、造り酒屋の証しであ杉玉が3つもぶら下がっていました。

    「奥藤酒造」では敷地内にある資料館も無料で見学できます。資料館の入り口には、造り酒屋の証しであ杉玉が3つもぶら下がっていました。

  • 「奥藤酒造」の資料館の内部の電灯。電球の光る部分が歯車のかたちになっています。

    「奥藤酒造」の資料館の内部の電灯。電球の光る部分が歯車のかたちになっています。

  • 「大道」沿いの民家には古い建物が多い。「まちなみ資料館」から「旧坂越浦会所」までは、ゆっくり歩いていけば15分ほどです。

    「大道」沿いの民家には古い建物が多い。「まちなみ資料館」から「旧坂越浦会所」までは、ゆっくり歩いていけば15分ほどです。

  • 坂越のまちなみのメインとなる「旧坂越浦会所」。まちなみが広がる「大道」を南下した突当り(県道32号線)の三叉路の近くに位置しています。天保年間に行政や商業の村会所として建てられたそうです。建物内部が公開されており、自由に見学できます。<br /><br />○入場 無料<br />○開館 10時〜16時(火曜日休館)

    坂越のまちなみのメインとなる「旧坂越浦会所」。まちなみが広がる「大道」を南下した突当り(県道32号線)の三叉路の近くに位置しています。天保年間に行政や商業の村会所として建てられたそうです。建物内部が公開されており、自由に見学できます。

    ○入場 無料
    ○開館 10時〜16時(火曜日休館)

  • 「旧坂越浦会所」の2階からの眺め。南の部屋からは瀬戸内海も眺められます。

    「旧坂越浦会所」の2階からの眺め。南の部屋からは瀬戸内海も眺められます。

  • 「旧坂越浦会所」の2階の広間。この隣には、茶室風の狭い入口から赤穂藩主専用の部屋「観海楼」があり、赤穂藩の茶屋としての役割も果たしていたそうです。部屋からは海の眺めもよく、こんな所で昼寝すると気持ちいいだろうな〜と思いました。

    「旧坂越浦会所」の2階の広間。この隣には、茶室風の狭い入口から赤穂藩主専用の部屋「観海楼」があり、赤穂藩の茶屋としての役割も果たしていたそうです。部屋からは海の眺めもよく、こんな所で昼寝すると気持ちいいだろうな〜と思いました。

  • 「旧坂越浦会所」の1階には、ネコの忠臣蔵がいました。地元出身の絵本作家が書いたネコによる忠臣蔵の絵本も置いてあります。購入したくて、事務所の人に取扱いの場所を聞いてもらいましたが、日曜日で休みとのことでした…。

    「旧坂越浦会所」の1階には、ネコの忠臣蔵がいました。地元出身の絵本作家が書いたネコによる忠臣蔵の絵本も置いてあります。購入したくて、事務所の人に取扱いの場所を聞いてもらいましたが、日曜日で休みとのことでした…。

  • 坂越には古くからの港町らしい狭い路地も多くあります。「大道」沿いのまちなみとはまた異なり、人々の生活の雰囲気が色濃く感じ取れます。

    坂越には古くからの港町らしい狭い路地も多くあります。「大道」沿いのまちなみとはまた異なり、人々の生活の雰囲気が色濃く感じ取れます。

  • 「旧坂越浦会所」から東に少し歩くと「大避(おおさけ)神社」があります。坂越の海を望める高台に鎮座しており、港町らしく拝殿両脇には多くの船絵馬が掲げてあります。(必見です!)<br />神社の歴史は古く、7世紀中ごろの創建とではないかといわれています。

    「旧坂越浦会所」から東に少し歩くと「大避(おおさけ)神社」があります。坂越の海を望める高台に鎮座しており、港町らしく拝殿両脇には多くの船絵馬が掲げてあります。(必見です!)
    神社の歴史は古く、7世紀中ごろの創建とではないかといわれています。

  • 「大避神社」から眺めた坂越の海。正面には神社の神域でもある「生島」があり、生島樹林という原始の森が保たれており、天然記念物にも指定されています。

    「大避神社」から眺めた坂越の海。正面には神社の神域でもある「生島」があり、生島樹林という原始の森が保たれており、天然記念物にも指定されています。

  • 坂越から赤穂城に向かいました。赤穂城は忠臣蔵で有名な浅野氏5万石の居城で、兵法の大家山鹿素行により縄張された名城です。写真は城北側の大手門と大手隅櫓で、この付近には赤穂名物「塩味饅頭」の茶屋などもあります。大手門を入ると大石内蔵助邸や大石神社などがあります。

    坂越から赤穂城に向かいました。赤穂城は忠臣蔵で有名な浅野氏5万石の居城で、兵法の大家山鹿素行により縄張された名城です。写真は城北側の大手門と大手隅櫓で、この付近には赤穂名物「塩味饅頭」の茶屋などもあります。大手門を入ると大石内蔵助邸や大石神社などがあります。

  • 大手門から南下し、大石神社の横を通り、左に曲がると平成に入り復元された本丸門にたどり着きます。

    大手門から南下し、大石神社の横を通り、左に曲がると平成に入り復元された本丸門にたどり着きます。

  • 本丸に入ると御殿跡を通り過ぎると天守台があります。平成の整備の際に石垣が組みなおされており、階段で上に登ることもできます。

    本丸に入ると御殿跡を通り過ぎると天守台があります。平成の整備の際に石垣が組みなおされており、階段で上に登ることもできます。

  • 天守台からみた本丸門と本丸御殿跡。もともと本丸にはもともと高校があったらしく、移転後に庭園とともに全面発掘調査が実施されたとのこと。

    天守台からみた本丸門と本丸御殿跡。もともと本丸にはもともと高校があったらしく、移転後に庭園とともに全面発掘調査が実施されたとのこと。

  • 天守台から見る本丸庭園跡。庭園「跡」といっても整備された池もあり、上から眺めるとなかなか立派です。<br />大手門西側の二の丸一帯も公園化され、武家屋敷跡が保存されており、屋敷跡には家主名とともに刃傷事件の跡、家臣がどのように行動したかなどが示されています。

    天守台から見る本丸庭園跡。庭園「跡」といっても整備された池もあり、上から眺めるとなかなか立派です。
    大手門西側の二の丸一帯も公園化され、武家屋敷跡が保存されており、屋敷跡には家主名とともに刃傷事件の跡、家臣がどのように行動したかなどが示されています。

この旅行記のタグ

14いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • naniwa ladyさん 2010/09/08 08:59:18
    おはようございます。8(*^o^*)8naniwa
    赤穂、見せていただきました。
    先日赤穂城跡へ行ってきたところです。
    あの天守台に上ったら、本丸跡が綺麗に見えたんですね。おしかった〜この写真を見て上りたかったーーと思いました。

    ころっつ

    ころっつさん からの返信 2010/09/09 20:04:29
    RE: おはようございます。8(*^o^*)8naniwa
    naniwa ladyさん、こんばんは〜。
    書き込みありがとうございます!

    この時期は暑かったでしょ?
    私が行ったのは冬でしたので…。
    そうですね、天守台からの景色はかなり良かったですよ〜。

    いつの間にか、赤穂城跡は整備が進んで、天守台からは庭園なんかが見渡せますよ。また最近は「赤穂塩ラーメン」なんかでも売り出しています。

    またぜひ、再訪の際はどうぞ〜。


    ころっつ

ころっつさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP