与平衛沼の山野草

2009/03/30 - 2009/04/13

前回から　「春」が進んだ、与平衛沼

山野草もあります。
違う角度から撮影してきました。

エリア 宮城野・若林・名取(宮城)

• 交通手段: 徒歩

まだ寒気の抜けきらない仙台
それでも空は春の雲が出てきました。

高松地区から雑木林に入ります。

日差しがうれしい！

この沼の南半分側に山野草が生えています。
ほとんど、ショウジョウバカマ。

この遊歩道では、綱いらずなので
うれしそうな、うちの犬、でん。

数少ない、カタクリ。
盗掘されすぎて減少しました。

ようやく開いているのを見つけました！

こちらが沼の東側。
枡江小学校は向かいです。
道路は、左が南光台、鶴ヶ谷、安養寺方面
仙台三高もこちら
右が幸町、仙台方面
駐車場はだいたい２０台ぐらい停められます。

こんなところで釣りしてます。
危険だなぁ。

沼は真ん中にすり鉢状になっているそうで
おぼれた人もいるそうですので
危険なことはしないようにしてください。

釣り場はそこここにあります。
ただ落ちないように気をつけてくださいね。

犬散歩ですと、だいたい一周、１時間ちょっと。
１人で歩くと、もっと速いです。
この日も山野草を見ながらとか、散歩とか、
たくさんの人たちが歩いていました。
けっこうな運動です。
ある年配の方は、一日もやめられないと言って
雪の量があるとき以外は歩いているそうです。

山野草は盗まないようにお願いいたします。
獲ってしまうと、だんだん株がダメになって
すたれてしまうんですよ。
ひとつだけだから．．．が、野や山をダメにしていくのです。

安養寺線の開発

安養寺　与平衛沼公園

文字はなんと書いてあるか、わかりません。

４月２日現在
つぼみが出てきました。

斜面全部ではありませんが、
ちらりほらり咲いています。

４月１３日現在

カメの甲羅干し

カタクリも咲きました

せっかく咲いたカタクリの株を根こそぎ持っていった人がありました。
実はこの沼一帯にはカタクリが群生していたそうです。
しかし、
「ひとつだけ」「ちよっとだけ」が絶滅にひんするようになりました。
この沼の町内の人たちが、カタクリの種を採取して
７年かけて株を大きくして戻したという経緯があります。
カタクリは、７年たたないと花が咲きません！
そんな苦労や努力も知らず、
このように根こそぎ持っていく、いわゆる、どろぼう行為は絶対におやめください！
こういうふうに盗んでおいて、ご自分の子どもや孫には
「どろぼうしちゃいけないよ」なんて言えませんよね。
この沼は、「営林署」扱いのれっきとした保護区です。

沼でただ一本の山桜

カメさんも悠々と泳いでいます

カモのそばに魚影

松の下にも魚影

現在、鯉の産卵期。
時々、鯉が飛び跳ねます。

一匹のメスにたくさんオスが群がります

水が増えてきましたので、沼の手前の小川に
ウグイが泳いできました。
産卵期には赤くなります。

基督教のシオンの園にも桜並木

田芹も芽が出てきました。
東北地方では、カッコウが鳴いたら
田芹は終わりと言われています。
硬くなって苦味が出てくるからです。
ヨモギも田芹も若葉の頃です。