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琵琶湖岸から京都東山の麓まで、疏水(第一疏水)に沿ってサイクリングをしました。<br />疎水の水はトンネルを抜けて流れますが、人間は山越え谷越えです。私も最近は少々体を鍛えているので、今回は主人のペースについていくことが出来ました。<br /><br />琵琶湖疏水とは・・・<br /><br />琵琶湖から京都市に通じる運河です。<br />明治時代に舟運・発電・上水道・灌漑の目的で開削されました。現在は蹴上浄水場への供給が主な目的です。<br />「第一疏水」に次いで掘られた「第二疏水」は、第一疏水の水路にほぼ沿っており、こちらは全線暗渠です。

琵琶湖疏水  

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2009/03/21 - 2009/04/07

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ホーミン

ホーミンさん

琵琶湖岸から京都東山の麓まで、疏水(第一疏水)に沿ってサイクリングをしました。
疎水の水はトンネルを抜けて流れますが、人間は山越え谷越えです。私も最近は少々体を鍛えているので、今回は主人のペースについていくことが出来ました。

琵琶湖疏水とは・・・

琵琶湖から京都市に通じる運河です。
明治時代に舟運・発電・上水道・灌漑の目的で開削されました。現在は蹴上浄水場への供給が主な目的です。
「第一疏水」に次いで掘られた「第二疏水」は、第一疏水の水路にほぼ沿っており、こちらは全線暗渠です。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
自転車

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  • 大津市の琵琶湖疎水です。<br />200mほど奥がびわ湖です。

    大津市の琵琶湖疎水です。
    200mほど奥がびわ湖です。

  • ここもまだ大津市です。<br /><br />両岸の桜は「つぼみ膨らむ」といったところです。<br /><br />奥に見える第一トンネルを通って、水は山科に流れ込みます。

    ここもまだ大津市です。

    両岸の桜は「つぼみ膨らむ」といったところです。

    奥に見える第一トンネルを通って、水は山科に流れ込みます。

  • 水はこの山の下を流れています。<br /><br />私達は自転車でこの山を越えます。<br />通称「小関越え」。

    水はこの山の下を流れています。

    私達は自転車でこの山を越えます。
    通称「小関越え」。

  • 小関越えです。<br />車もあまり通りません。<br />ジョギングをする男性二人とすれ違いました。<br />上り坂は、自転車を押して歩きました。

    小関越えです。
    車もあまり通りません。
    ジョギングをする男性二人とすれ違いました。
    上り坂は、自転車を押して歩きました。

  • 峠越えの距離はご覧の通りです。<br />もう1.35kmの距離を、自転車を押して歩いたことになります。<br />家からだと、さらに長い距離です。<br /><br />苔が生して表示も見えにくくなっています。<br /><br />この日は天気がよかったので明るかったですが、天候によっては鬱蒼として、一人だったら心細いと思います。

    峠越えの距離はご覧の通りです。
    もう1.35kmの距離を、自転車を押して歩いたことになります。
    家からだと、さらに長い距離です。

    苔が生して表示も見えにくくなっています。

    この日は天気がよかったので明るかったですが、天候によっては鬱蒼として、一人だったら心細いと思います。

  • 小関越えの終点です。<br /><br />眼下に西大津バイパスが見えます。<br />こちらは北の方角です。

    小関越えの終点です。

    眼下に西大津バイパスが見えます。
    こちらは北の方角です。

  • 南の方角です。<br />この先に名神高速の京都東インターがあります。<br /><br />

    南の方角です。
    この先に名神高速の京都東インターがあります。

  • 小関の山中を流れてきた水は、ここに出てきます。<br />峠は越えましたが、ここはまだ大津市です。

    小関の山中を流れてきた水は、ここに出てきます。
    峠は越えましたが、ここはまだ大津市です。

  • 京都市内に向かって、滔滔と流れます。

    京都市内に向かって、滔滔と流れます。

  • 街に近付くにつれ、だんだんと賑やかになってきました。<br /><br />疎水沿いはずっと桜並木です。<br />咲いてないので残念ですが、その分太陽の光が存分に降り注いで、すがすがしいです。

    街に近付くにつれ、だんだんと賑やかになってきました。

    疎水沿いはずっと桜並木です。
    咲いてないので残念ですが、その分太陽の光が存分に降り注いで、すがすがしいです。

  • 第三土曜日に開かれる「三産市」です。<br /><br />

    第三土曜日に開かれる「三産市」です。

  • 一燈園。<br /><br />私の尊敬するコルベ神父が、戦前の長崎赴任時代にここを訪れたことがあるそうです。<br />神父から贈られたマリア像もここにあるとか。

    一燈園。

    私の尊敬するコルベ神父が、戦前の長崎赴任時代にここを訪れたことがあるそうです。
    神父から贈られたマリア像もここにあるとか。

  • 一燈園のあたりで、再びトンネルの中に流れ込みます。<br />諸羽トンネル東口。

    一燈園のあたりで、再びトンネルの中に流れ込みます。
    諸羽トンネル東口。

  • 出口が見えるくらい短いトンネルです。<br />これくらいなら泳いで行けそう。<br />(遊泳禁止です)

    出口が見えるくらい短いトンネルです。
    これくらいなら泳いで行けそう。
    (遊泳禁止です)

  • 気持ちよさそう。<br /><br />後ろから来た犬と、怖がらずに挨拶をした猫たちです。

    気持ちよさそう。

    後ろから来た犬と、怖がらずに挨拶をした猫たちです。

  • 山科の街が見えます。<br /><br />手前はJR線、向こうが京阪です。

    山科の街が見えます。

    手前はJR線、向こうが京阪です。

  • 暖かい春の日差しに包まれます。

    暖かい春の日差しに包まれます。

  • 山科駅を出た電車が大津方面に向かって走ります。<br />駅の放送もここまで聞こえてきます。

    山科駅を出た電車が大津方面に向かって走ります。
    駅の放送もここまで聞こえてきます。

  • 出口です。<br />諸羽トンネル西口。

    出口です。
    諸羽トンネル西口。

  • 入り口が見えます。

    入り口が見えます。

  • 来週には咲きそうな桜です。

    来週には咲きそうな桜です。

  • 桜の花弁で川面が埋め尽くされるのでしょうね。<br />見てみたいです。

    桜の花弁で川面が埋め尽くされるのでしょうね。
    見てみたいです。

  • 咲いてます!

    咲いてます!

  • 咲いてます!

    咲いてます!

  • 何百本あるのかと思わせる桜の木々。<br />ずっと桜並木です。

    何百本あるのかと思わせる桜の木々。
    ずっと桜並木です。

  • 疎水沿いにはベンチもたくさんあります。<br /><br />自転車を止めて休憩します。<br />手前は私の舞茸号。ペーパードライバーの強い見方です。<br />オレンジのは主人が乗ってきた、壊れかけの自転車です。主人はねぎが好きで、三産市で買いました。百円。

    疎水沿いにはベンチもたくさんあります。

    自転車を止めて休憩します。
    手前は私の舞茸号。ペーパードライバーの強い見方です。
    オレンジのは主人が乗ってきた、壊れかけの自転車です。主人はねぎが好きで、三産市で買いました。百円。

  • 三産市で買ったパンをいただきます。<br />運動した後に快晴の屋外でいただくと、美味しさ倍増です♪♪

    三産市で買ったパンをいただきます。
    運動した後に快晴の屋外でいただくと、美味しさ倍増です♪♪

  • さらに西に向かいます。<br />東山が見えてきました。

    さらに西に向かいます。
    東山が見えてきました。

  • 第二トンネル東口です。<br /><br />見えにくいですが<br />「仁以山悦智為水歓」<br />と書いてあります。<br />井上馨筆。<br /><br />ー 仁者は知識を尊び、知者は水の流れを見て心の糧とする −

    第二トンネル東口です。

    見えにくいですが
    「仁以山悦智為水歓」
    と書いてあります。
    井上馨筆。

    ー 仁者は知識を尊び、知者は水の流れを見て心の糧とする −

  • 桃色!

    桃色!

  • 第二トンネル西口です。<br /><br />全然見えませんが<br />「随山到水源」と書かれてあるそうです。<br />西郷従道筆。<br /><br />ー 山に沿っていくと水源に辿り着く ー

    第二トンネル西口です。

    全然見えませんが
    「随山到水源」と書かれてあるそうです。
    西郷従道筆。

    ー 山に沿っていくと水源に辿り着く ー

  • チラホラ・・・

    チラホラ・・・

  • これが明治36年に建造された、日本最初の鉄筋コンクリートの橋だそうです。<br />

    これが明治36年に建造された、日本最初の鉄筋コンクリートの橋だそうです。

  • 第3トンネル東口です。<br />

    第3トンネル東口です。

  • 「過雨看松色」<br />と書かれてあります。<br />松方正義筆。<br /><br />ー 時雨が過ぎると、いちだんと鮮やかな松の緑を見ることが出来る ー<br /><br />ここに流れ込んだ水は東山の山中を抜けて、やがて京都東山の蹴上に出ます。

    「過雨看松色」
    と書かれてあります。
    松方正義筆。

    ー 時雨が過ぎると、いちだんと鮮やかな松の緑を見ることが出来る ー

    ここに流れ込んだ水は東山の山中を抜けて、やがて京都東山の蹴上に出ます。

  • 4月7日。<br />近くに住む友達が撮ってくれました。

    4月7日。
    近くに住む友達が撮ってくれました。

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この旅行記へのコメント (9)

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  • かりんさん 2009/05/23 22:17:59
    疎水
    こんばんは。
    チャリダーのホーミンさま。
    石山寺と疎水の旅行記拝見しました。

    小学生まで京都で過ごしていたので、
    社会の時間に疎水のことはバッチリ習ったはずなんですよ。
    祖母曰く「昔の記憶は鮮明に思い出せる」はずなのに、
    果林の頭の中には浮かんでこない…

    でも、ルートは分かりましたよっ(*^^)v
    父が美味しい湧水(だったはず)があるからと、
    一時期、奥町のランプを降りて帰ることが多かったんです。
    果林がもうちょっと可愛かった頃(!?)の話ですが^_^;

    電車は一人で乗るのが苦手なので…
    でも自転車なら運動にもなるし、節約にもなるし。
    なんて話していたら「どうせ飾りになる」と一言(T_T)
    悔しいけど、その通りかも…
    とかいいつつホーミンさん見習って、
    ジ○ス○かア○ハ○ィオ覗きに行こうかなぁ〜なんて♪

    果林

    ホーミン

    ホーミンさん からの返信 2009/05/24 12:02:05
    RE: 疎水
    果林さま

    こんにちは!

    > 石山寺と疎水の旅行記拝見しました。

    ありがとうございます。
    疏水に行った時に主人が乗っていたオレンジの自転車はジ○ス○で買ったTVの商品です。
    たしか一万円しなかったと思います。
    値段だけのことはあって、重くて乗り心地は悪いです。

    > 父が美味しい湧水(だったはず)があるからと・・・

    藤尾奥町に湧き水があるのですか?
    友だちがそこに住んでいるので、場所を聞いてみます。
    自転車で汲みに行くのはちょっと大変なので、車で行くことにしましょう。
    今でもおいしい湧き水だといいなぁ。

    > 果林がもうちょっと可愛かった頃(!?)の話ですが^_^;

    過燐酸 ← 「かりんさん」を一気に変換すると、いつもこれが出ます(;^_^A 
    果林さんは今も十分かわいいと思います!
    お顔は残念ながら存じ上げませんが、性格がとってもカワイイです!


  • マイラーさん 2009/03/28 23:30:55
    こんばんは〜〜〜
    ホーミンさん 毎度!!

    へ〜〜〜〜!!!

    滋賀県側から山科あたりの疎水ってこんな風になってるんですね〜

    いや〜、東山から出てくる疎水の「元」ってどうなってるんだろう?って、

       気になって夜も寝れなかった。。。(ウソついてました。反省)

    でも、疎水見るたびに気にはなってたんですけどね、えへへ。。。

    それにしても、トンネルの「添え書き」が

       すご〜〜〜〜い

    みんな明治の元勲ばかりですね〜〜〜。

    勉強になりました〜〜!!

    miler1k

    ホーミン

    ホーミンさん からの返信 2009/03/29 19:58:39
    RE: こんばんは〜〜〜
    miler1kさま

    こんばんは!
    琵琶湖疏水を読んで下さってありがとうございます!
    さらに書き込みもありがとうございます!

    私も大津に住む前(独身の頃)は、疏水というと蹴上ぐらいしか思い浮かびませんでした。
    ここに住んで初めて取水口を見て、それから何処をどう流れているのだろうと興味をもった次第です。

    ここを歩くのはまだ二度目です。
    歩いていると、ユーミンの
    ♪ 上水沿いの小径を時折選んだ〜 ♪
    の歌がふいに口をついて出ました。
    歌の題名は忘れてしまいましたが・・・。
    古い歌。年代がばれる・・・(汗)

    それにしても、トンネルの「添え書き」に興味を持たれるとは!
    かえうたの才能といい、miler1kさんは国語がお好きなのですね?

    そうそう、井上陽水の「さがしものは何ですか〜」のかえうた、あれには大笑いさせていただきました。
    うまく作られたものだと、ひたすら感心しておりました。

      ホーミン


  • たらよろさん 2009/03/22 18:18:54
    懐かしい・・・
    こんばんわ〜〜

    私事ですが、この辺りの高校にいっていたせいで、
    冬の体育の授業でこの疎水をよく走ってました。
    そして年に一度のマラソン大会では
    まさしくこのようなコースを10km走りました。
    しんどかったことを今克明に思い出しました(笑)

    もうそろそろ桜も咲く頃ですね。
    綺麗なんだなぁ・・・疎水の桜♪

      たらよろ

    ホーミン

    ホーミンさん からの返信 2009/03/22 19:01:07
    RE: 懐かしい・・・
    たらよろさま

    こんばんは。書き込みをありがとうございます。
    書き込みがあると、とっても嬉しくなります。
    書き込む方もまた大好きです。

    > 私事ですが、この辺りの高校にいっていた・・・

    いい環境でお勉強をなさってたんですね。
    疎水のまん前に高校がありましたが、もしかして・・・?
    あのコースなら10KMでも楽しいかも・・・と思いましたが、そうでもなさそうですね。

    桜は勿論のこと、菜の花も咲きかけていて、両方咲いたら素晴しい景色なんだろうなぁと想像していました。

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    ところで京都府南部の魅力コミュに入られたのですね。
    私も今月の10日に入ったところなんですよ〜。
    たらよろさんと京都府南部の情報が交換できて嬉しいです。
    今度の日曜日のオフ会にはこられますか?
    私は行きます。会えたら嬉しいです!

      ホーミン


    たらよろ

    たらよろさん からの返信 2009/03/23 21:38:55
    RE: 懐かしい・・・
    こんばんわ〜
    今度の日曜日は野暮用がありまして。。。
    お会いしたかったのですが、また次回によろしくお願いいたします。
    楽しんできてくださいね。
    またレポート待ってます〜

      たらよろ
  • スーポンドイツさん 2009/03/22 16:33:54
    疎水
    ホーミンさん、鍛えていますねぇ〜(^_^)v 
    ホーミンさんがドライブ・ツーリング!?と思ったら、サイクリング(*_*) さすが!木立を縫って自然と一体になった旅ですね。

    疎水といえば、南禅寺。蹴上から「ちらっと見」しかしていませんが、思えばあの水はこうしてはるか大津から運ばれてきたのですねぇ。私も水になって旅ができました。
    ご主人と一緒に谷越え、山越え、なんてお幸せなんでしょう。
    例年より桜の開花も早いとか、もうすぐは〜るですね♪
    すーぽん

    ホーミン

    ホーミンさん からの返信 2009/03/22 17:16:31
    RE: 疎水
    すーぽんさま

    こんにちは。
    旅行記を読んでくださってありがとうございます!

    > ホーミンさん、鍛えていますねぇ〜(^_^)v 

    おっほっほ・・・、将来は元気な老人となるため、日夜頑張っております(大袈裟)。

    > ホーミンさんがドライブ・ツーリング!?と思ったら、サイクリング(*_*)

    エンジン付きの乗り物は、多分もう運転しないと思われます。
    ツーリングをヤフー辞書で調べたら「自転車やオートバイに乗って遠出をすること」って書いてありました。
    今までバイクにしか当てはまらないと勘違いしていましたよ (^o^;)
    世間様に読んでいただくものだから、出来る限り調べて書かないとと心がけると、いろいろ勉強になります。 

    > 私も水になって旅ができました。

    嬉しいお言葉!ありがとうございます m(._.)m
    出来たら船で下ってみたいものです。
    ビート版につかまって、プヨプヨ浮きながら下れるなら、さらにステキ。

    > ご主人と一緒に谷越え、山越え、なんてお幸せなんでしょう。

    幸せなもんですか (`ε´ )  ←主人に怒っている。
    自分のペースで先に行って、振り向いたら
    「はよ来いよ〜」「のろいな〜」
    が口癖です。
    妻に対する愛情が足らない男です! 

    そうそう、この間の返信が何故かダブルで載ってしまいました。以前にも一度同じことがあったんです。
    何をしたんだろう、私?
    ダブルでまだよかったけれど、10回くらい載ったら( ̄□ ̄;)!!です。


       ホーミン





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